「分かりました。私は先輩の家に泊まるので…………」
しずくちゃんは電話を切った。何となく話してる内容で分かった。
「駄目そう?」
「はい、あちらは大雪で電車も動いてないそうです」
「まさか大雪なんて……」
「しずくちゃん、大丈夫?」
「はい、その先輩……本当に申し訳ないですが……」
「ううん、気にしないで、家なら大丈夫だから」
まさかしずくちゃんの住んでる場所が大雪だなんて…………天気予報ではあんなに降るなんて聞いてない…………
「先輩、私たちも泊まっていいですか?」
「かすみちゃんも?」
「しず子と先輩二人きりにすると何が起こるか分かりませんからね~」
「かすみさん、何かとは?」
「しず子、先輩に告白されたとき色々とやらかしそうだったって聞いたよ~」
「あ、あれは……気持ちが昂って……」
しずくちゃんとかすみちゃんが楽しそうに話していると、璃奈ちゃんが私の袖を引っ張り…………
「私もお泊まりいい?『チラチラ』」
「うん、いいよ」
折角だから皆でお泊まりもいいかも…………
「そういえば先輩のご両親は?」
「二人とも明日まで帰ってこないから…………三人のパジャマになりそうなもの探してくるね」
「そ、そこまでなさらなくても……」
「いいから、いいから」
部屋の中を探してパジャマになりそうなものを探した。あったのは…………うん大丈夫かな?
パジャマの準備を終わらせると、かすみちゃんが部屋に訪ねてきた。
「先輩~夕飯どうします~」
「う~ん、いつもは母さんか歩夢が用意してくれてたけど…………」
冷蔵庫に作りおきも何もない…………どうしよ……
「折角ですからかすみんたちがごちそう作りますよ~」
「いいの?」
「はい、待っててくださいね」
かすみちゃんはウキウキしながら台所に向かうのであった。どんな御馳走かな~
しばらくしてリビングに行くと、美味しそうな料理が並んでいた。
「どうですか?美味しそうでしょ~」
「私たちも手伝いました」
「召し上がれ『にっこり』」
それから四人で夕飯を食べた。かすみちゃんの料理は……本当に美味しい。いくらでも食べられそう…………
夕飯を済ませて、皆で後片づけをし…………
「お風呂沸いたけど……皆で入る」
「いいんですか!?」
「先輩とお風呂……」
「恥ずかしい『テレテレ』」
何か反応が微妙だ……嫌なのかな?
「もし嫌なら…………」
「「「入ります‼」」」
ほ、本当にどうしたんだろう?
「りな子~ボード持ってこなくていいの~?」
「濡れちゃうから…………」
「璃奈さんの素顔、素敵です」
「せんぱ~い、かすみんが背中流してあげますね~」
「いいの?」
「はい」
「それじゃ私はかすみさんのを」
「私はしずくちゃんの流す」
家のバスルーム、そんなに広くないけど……でも何とか背中の流しっこをするのであった。
お風呂から上がり、用意していたパジャマ(代わり)を渡した
「あの……これ……」
「シャツ?」
「恋人同士みたいな感じ『ドキドキ』」
「えっと探したけど……これぐらいしかなくって……ごめんね」
「いえ、こう言うのも悪くないですよ」
「先輩が用意したのですから文句はありません」
「充分」
みんな……ありがとうね
それから皆でトランプをして遊ぶことにしたのだけど…………
「むぅ~」
「さぁかすみさん。どちらを引きます?」
「かすみちゃん、弱い」
「まぁまぁ」
「しず子もりな子も先輩もポーカーフェイス出来るのずるい~」
「かすみちゃんが分かりやすいだけ」
「はいはい、それでどちらを引きますか?」
「えぇいこっち!?ってババ!?」
「それじゃこっちで……私の上がりです」
「これで侑さんの隣で寝るのは私としずくちゃんだね」
いつからそんな話に!?
「むぅ~今度こそは……」
「では先輩、おとなり失礼しますね」
「襲わないでね『ドキドキ』」
襲わないからね!?
かすみちゃんと璃奈ちゃんの二人が寝静まった頃……しずくちゃんが私の手を握ってきた
「先輩、ありがとうございます」
「そんなお礼なんて……困ったときはお互い様でしょ」
「そうですけど……後でかすみさんにもお礼を言わないと」
「かすみちゃんに?」
「はい、かすみさんがあんなことを言って泊まったのは、少しでも私が寂しくならないようにって……」
「照れ隠し?」
「そんなところです。こうして大好きな先輩と大好きな友達とお泊まりもいいですね」
「しずくちゃん……」
「…………すー」
寝ちゃったか…………私も寝よう
次回二年生編
その後……キス編にするかユニット別編にするかある二人と付き合いたいにするか……一応アンケートとります