「えっと、どのように見るんですか?」
樹君が王様にそう聞いてきた。
「なんだお前ら、この世界に来て真っ先に気づかなかったのか?」
練君がなんか呆れながらそう言ってるけど……
「なんだお前らこの世界に来て真っ先に気づかなかったのか?」
「視界の端にアイコンはないか?」
練君の言った通りに端を見てみると確かにアイコンらしき物があった。
そしてぼくはそのアイコンを意識してみると…
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異乃葉忍
職業:道化の勇者Lv1
装備: ペルソナクラウン
異世界のカバン(携帯食、未来ノート)
異世界の服
スキル:変幻自在
真偽の魔眼
星の本棚
AtoZ
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投擲
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なんだこれ??(^ω^)
まず異世界のカバンってこのショルダーバックのことだろうか?
それに白ウォズの未来ノートも入ってるし…
多分勇者の武器ってのはペルソナクラウンのことだろう。でもどこにあるんだ?
というか星の本棚と投擲はわかるけどAtoZはなんだろ…
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AtoZ
ガイアメモリのA〜Zまでの力を自由に使うことができる
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チートや!!まぁいいけど…
「Lv1ですか…これは不安ですね」
「そうだな、これじゃあ戦えるかどうかわからねぇな」
「というよりもなんだこれは??」
「勇者様の世界には存在しないので?これはステータス魔法と言う物ですぞ」
「なるほど」
なんか神様もそんなこと言ってた気がする。
「それで俺たちはなにをすればいいんだ?この値では不安すぎるぞ」
「勇者様方にはこれから冒険の旅に出て、自らを磨き、伝説の武器を
強化してもらいます」
「強化?この持ってる武器は最初から強いんじゃないのか??」
「いえ!!伝承によりますと召喚された勇者様が自らの所持する伝説の武器を育て、
強くしていくそうです」
「伝承ですか…その武器が武器として役に立つまで別の武器で戦えばいいんじゃないんですか?」
「というか、勇者5人でパーティーを組めばいいのか?」
まぁ、そうなるよね…
「いえ、そういうわけではございません」
「どういうことですか?」
尚文さんがそう質問してきた。
(というか尚文さん今まで全然喋ってなかったような…)
「勇者様方には別々に仲間を募り冒険に出てもらいます」
「それはどうしてですか?」
「はい、実は伝承によると伝説の武器同士が一緒にいるとそれぞれ反発する性質を
持っており、勇者様たちだけで行動すると成長を阻害すると記載されてます」
そうなんだよなぁ…まぁ一人の方が楽そうけど…
「本当かどうか知らないが、俺たちが一緒に居ると成長しないのか?」
そんな説明を受けて皆んなメニューのヘルプを見つけた。
『注意、伝説の武器を装備した四聖勇者同士が共闘する場合、反作用が起きます。』
やっぱりそうなのか…
ん?『伝説の武器を装備した四聖勇者』ってことは…
「ぼくはその対象に含まれないね」
「「「なんだって!?」」」
「ほらぼく四聖勇者じゃないし」
「たしかにそうだよな」
「まぁ、ぼくだけだけど」
「となると仲間を募集した方がいいのか?」
元康の呟きに王様は、
「ワシが仲間を用意しておくとしよう。なにぶん今日は日が傾いておる。
勇者殿、今日はゆっくり休み、明日旅立つのが良いだろう。
明日までに仲間になりそうな逸材を集めておく。
別々に旅立つとは言え波では肩を並べて戦うのじゃ。各々交流しておくと良いぞ」
「ありがとうございます」
その日は皆んな王様が用意した来賓室で休むのだった。
これからも投稿頻度が落ちないようにしていきます。