遊戯王プレイヤーが召喚魔法を身につけて異世界で無双する話 作:大将軍汗明
土下座でも何でもします。
くそっ、なんでこんな事になったんだぁぁぁぁぁ!!
俺は果てしなく広い砂漠のど真ん中で、喉の乾きを気にしながら叫んだ。なんでこんな事になったんだ…
出発前日→
俺は明日に備えて出来るだけカードを媒体にして、すぐに使えるようにしておいていた。
{あんた何してんの?}
明日の準備だよ。
同じ宿屋に止まっているエルミーがお風呂から出てきたようだ。正直に言う、ドキドキが止まらない。
{この1枚だけ分けてあるカードは何?}
ふっふっふ、よくぞ聞いてくれました!それは砂漠を渡る為の秘密兵器です!当日までお楽しみにな!
{どんな感じなの?}
もう下手したら竜車なんていらないかもなぁ!
ビリッ
えっ?
{そんな夢のないこと許すわけないじゃない!}
見ると俺の秘密兵器コケが破られていた。
おぉぉぉっほほほぉぉお!?!?!?
{どうしたのよそんなに気持ち悪い声出して。}
お前なにやってんの!?マジ!?あぁもう!1枚しかないのに!
{あら、そうなんだ。悪かったわね。}
くそぉぉぉぉ…折角楽ちん出来るとおもったのにぃぃぃ…。
と、まさかのカード破りが起きてエルミーが、無慈悲な海○社長に見えたのは置いといて、これのせいで早いとはいえゆっくりな旅をする事になってしまった。
出発当日→
俺は少し余分に食糧と水を積んで竜車に乗り込んだ。
旅は至って快適で、外敵が出てくる感じは無く予定より早く進んで夜を迎えた。
なんか拍子抜けだな。
{えぇそうね、少し不気味だけど。}
そんなことを話していると、うっかり薪を切らして火が消えてしまった。
あれ?火、消えたか?
{そうね、薪を取ってくるから火の準備をしておいて。}
はいはい。
そう言って火炎地獄を取り出していると、
{ちょっと来て!!}
と、声がした。何かあったのか心配しながら行くと、
なんだよこれ…
そこに居るはずの竜が姿を消し、そこには血痕のみが残されていたのだ。
喰われた、って事か?
{分からないけど、血は乾いてないわ。}
時間は経ってないって事か。
{荷物も無事だったわ。}
周りを探ってみるか。
{そうしましょ。}
俺は短剣の柄に手を触れながら簡易的な松明を作り、それで周りを照らして、探索してみた。すると血痕が途中でパタリと無くなっていたのだ。
怪しいな。
そう思い俺はシルバーフォングを取りだし、周りを探索させてみた。するとシルバーフォングがエルミーの方を向いて吠え出した、悪寒が背筋を走り、気付けば走り出していた。
シルバーフォング!エルミーを守れ!
{何どうしたの!?}
今すぐそこから離れろ!!
{えっ?}
その言葉に反応したエルミーは、サッと身を翻しその場所から離れた。するとエルミーがいた場所の砂の下から砂を泳ぐワニのような化け物のが現れた。俺らが警戒していると目の前の化け物は大きく息を吸い込み、吐き出した。すると、まるで台風のような暴風が俺たちを襲い、そして、吹き飛ばされてしまった。その時に頭でも打ったのだろうが、気を失っていたようだ。
そして、状況は戻り、夜は明け、日が照りつける中、竜車の荷物を取りに行くため、警戒しながら砂漠を歩いていた。距離は対して遠くなさそうだ。小一時間歩くと、竜車に着いた、今日はあいつの攻略の為に、昼から準備をして、夜に備えて寝る事にした。
そして訪れた夜、囮としてゴーストビーフを呼び出し、
あいつが来るのを待った。
数十分すると突然あいつが、ゴーストビーフの元に現れた。決着つけてやる!勝負だ!
いよいよ本格的な戦闘に入ります。