遊戯王プレイヤーが召喚魔法を身につけて異世界で無双する話   作:大将軍汗明

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これからは週一ぐらいで投稿していきます。
学生なんでね。仕方ないね。


第7章

グワアアアアアアアアア!!

 

目の前の化け物は、自分が嵌められたことに気づいたのか、体を動かして大いに暴れている。良く見てみると顔はワニのようだが、体はライオンのようで、前足は土竜のようになっていた。それはまるでキマイラのようだった。だが、作戦はこのまま実行する。まだ何とか出来そうだ。

 

おーい!こっち来やがれ!

 

グワアアアアアアアアア!!

上手く誘い込めたようだ。この先には奈落の落とし穴がセットしてある。このまま行けば確実にあいつは落とし穴に嵌る!

 

{はあぁぁぁぁぁ!!}

 

ゴン!!

 

グワアアアアアアアアア!!

 

エルミー、お前なにやってんのぉぉぉ!?

 

{あんたが引き寄せてくれたから1発かましてやったのよ!}

エルミーは手に持っている可愛らしい見た目に似合わないハンマーを掲げて誇らしそうにしている。

そのおかげでキマイラがエルミーの方に行ったのだが…

 

くっそぉぉぉ!余計なことしやがって!

 

{余計!?失礼な!}

エルミーがなんか言いながら逃げ回ってるが、放っておこう。さて、どうしたものか…

 

{カードぉ、助けてよぉ!下が砂だから走りづらいのよぉ!}

下が砂か…そうか!穴が無ければ作ればいい!相手は地下で暮らしている生き物だから、目は良くないはず!

 

ナイスだエルミー!そのまま耐えててくれ!

 

{えぇぇ!?}

よし来い!N・グランモール!5m四方の穴を掘ってくれ!

 

エルミー!この穴にキマイラを落としてくれ!

 

{無茶言うわね!私じゃなかったら出来なかったわよ!}

そう言うとエルミーは、穴の横に立ち、キマイラがエルミーに近づくのに合わせてフルスイングで自分の体格より大きいハンマーを振り抜いた。

 

{えぇぇぇいぃ!!}

 

ドカァァァン!!

 

ナイスエルミー!!

 

{当然でしょ!}

さて、最後の仕上げをするとしますか。

このキマイラはそれぞれのパーツがそれぞれの意志を持っているようだった。俺の推測に過ぎないが、恐らく、人工的に作られた怪物だろう。それを俺は解放してやろう。

 

マジックカード発動!!融合解除!!

 

ピカァァン

するとキマイラがいた場所には、ワニ、ライオン、モグラ、そしてボロ衣を纏った女の人が横たわっていた。

 

 

ライオン達は懐いてしまったのでライオンには竜車を引いてもらい、モグラには偵察、ワニには迎撃をしてもらい、俺とエルミーは女の人の治療に当たっていた。

と言っても俺が例のやつ(ディアンケト)を使うだけだったが…おっと、目を覚ましたようだ。

 

えーっと、大丈夫か?その服はこいつ、エルミーの服の替えだから、あぁ!俺は見てないからな!?

 

「ありがとう。私はトリシア、魔王軍の元魔獣開発署取締役だ。」

 

魔王軍!?取締役!?そんな人がどうして!?

 

「信頼していた部下に裏切られたのだ。今は幹部になったらしいな。」

 

そうだったんですか…でも、貴方は人間では?

 

「連れ去ってきたり、屈伏したりと、魔王軍に人間は、ある程度いる。」

 

そうなんですか…ところで貴方はこれからどうするんですか?

 

「私を魔獣と合成しやがった糞部下をぶっ殺しに行くんだよ。」

 

口悪いっすね…その部下って誰なんですか?

 

「魔王軍の逆スパイに騙されて単身のこのこと現れて、魔王と戦ったが、敗れ、知識人であったことから様々な研究に手を出していた男だよ。」

 

魔王と戦った…?まさかその部下の名前って…!

 

「前国営騎士団団長アルテマ・ヴァルガンだよ。」

 

 




トリシア出てきましたね、エルミーのライバル的な立ち位置だと思って下さい。サブヒロイン的な?
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