艦娘(男)になったんでハーレム計画立ててみた (プロット紛失済)   作:n番煎じの戦闘員

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その1

 目が覚めた。

 

 それと同時に強烈な違和感が湧いた。何故かと考える前に、見覚えのない天井に気づく。アパートの安っぽい天井じゃない。遠い綺麗な模様つき天井。

 

 知らない天井だ。…………え? ……はぁ? ……いや何これ。ここどこ? 

 

 困惑したまま起き上がると、案の定見たことのない壁。そしてアパートの薄い布団とは違う明らかに高そうな羽毛布団。

 

 不法侵入……? 誘拐……? 

 

 ただただ混乱していると、近くから声をかけられた。呼ばれるがまま振り向くと、

 

 

 

 そこにはIKEMENが居た。IKEMENが居た。(大事なことなので2回言った)

 

 

 

 もうモテそうなIKEMENだ。青年エリートの風格を持ち、厨二病みたいな白いコスプレをしていた(だが腹立しいことに似合っている)。非リアの殺気が漏れてしまったが、俺は悪くない。

 

 流石に無視するのは可哀想なので話しかけてやると、何故かビビりつつ話し始めた。

 

 

 

 ……もしかして コミュ障 ? 

 

 

 

 少しだけ同情心が湧き、温かい目を同志に向ける。

 俺が好感度を-100から-99に上げているうちに、そいつは俺がここにきた経緯を話してくれた。いろいろあったぽいが、纏めると何でも路上に倒れていたらしい。こあい。

 

 倒れる前は何してたっけな俺…………ううむ、何故か思い出せない。

 

 助けようと近づくと、俺を守るように小人のようなものが行手を阻んだらしい。

 

 急に出てきたファンシーな単語に何言ってんだコイツと言う顔を向けるが、あろうことか、そいつは真面目な顔(無駄にカッコいい、○ね)をしており、俺の枕元を指で示した。

 

 あまりにも真剣だったので、半信半疑で指している方向に顔を向けると…………いたわ。

 

 あぁいや……正確に言うと「小人」ではなかった。というか俺の知ってる奴だった。

 

 

 

 

 艦これの羅針盤妖精やないか(なぜに関西弁なん?)(せやかて工藤)

 

 

 

 

 思わずまな板口調が出てしまった。一緒にバーローのライバルも出てきた。そんくらい驚いた。てか現在進行系で驚き中なんだけど。

 え? 何故? これって…………うん。

 

 

 結論は一つしか出なかった。

 

 

 

 

 

 

 俺、艦これワールドに来たっぽい!?!? 

 

 

 

 

 

 

 ☆☆☆

 

 

 

 

 

 ……と思っていた時期が俺にもありましたよ。はぁ。

 

 

 青年に質問した限り、この世界に艦娘は存在していないらしい。艦娘がどんなもんか説明はしてみたが、少しも理解はされなかった。で、どうやら青年は海軍所属らしく、少し調べてみるとのこと。チッ、エリート野郎が。何か偉い奴らが集まる軍の会議とかにも参加しているらしく、その内容を自慢気(俺主観)に語ってきやがった。めっちゃ分かり易くご丁寧にどうも。けど無視してやったぜ。ざまぁ。

 

 

 というか海上自衛隊ではなく海軍が存在している(青年は自衛隊が何か知らなかった)ことから推測するに、俺は転生自体はしているっぽい?

 

 日本語通じる時点で日本なんだろうけど。念のため、点性あるあるである異世界語の移動翻訳も考え、部屋にあったテレビ(地デジ)をつけてみたが、明らかな日本人が日本語でニュースしてた。つまり、これはいわゆるあのパラレルなんちゃらとか言うやつではなかろうか?

 

 

 ふむ……という事は、何だ?

 

 

 この世界は俺が居た日本とは若干違う世界で、羅針盤妖精自体は存在していることから艦これワールドなのは間違いない。

 

 なるほど?まだ艦娘は現れてないだけか? つまるところ……俺が提督的な立場だったり? ゲームでいうプレイヤー的な……。

 

 

 これは艦娘ハーレムフラグっ!? 俺にもついに春が……ハラショー……こうしちゃいられねぇ艦娘を集めないとっ……建造……ドロップ……おい妖精っ!! 

 

 

 俺の呼びかけに応じてくれたのか、俺の周りに飛んでいた妖精が俺の目の前で整列して止まり、ビシッと敬礼をして見せる。すると俺の体が発光しだし…………って、え? おれ? 

 

 

 

 ……ようやく収まったか。何だ今の光……あれ? 体が重……。

 

 

 

 

 ガシャン。

 

 

 

 

 急に肩が重くなって無意識の内に体を捻ろうとすると、壁に何かが当たって止まってしまった。

 

 

 

 

 何だよ一体…………ナニコレ

 

 

 

(カンコレ)

 

 

 

 何か幻聴が……いや今はいい。俺の背中には、見覚えのある機械……というか艦これゲーム内でよく見た艦娘の艤装に似た何かが取り付けてあった。

 

 

 

 おい妖精、お前か。

 

 

 

(オウ)

 

 

 

 俺の疑惑の視線に、ビシっとサムズアップで応える妖精……って違うっ!! 俺じゃない!! 俺は艦娘を集めてハーレム作りたいだけで、自分が艦娘になりたいんじゃねぇっっ!!!! 

 

 

 

 

 

 

 

 …………いや、待てよ…………俺が艦娘になれば、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~~童貞妄想中~~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[妄想

 艦娘「きゃあ」

 俺「危ない! ……大丈夫か、君は俺が守る!」

 艦娘「かっこいい……ぽっ//」

 とか

 艦娘「いやん、中破しちゃった」

 俺「大丈夫か」

 艦娘「君にならみられてもいいよ……//」

 妄想乙]

 

 

 

 

 

 

 

 とかあるんじゃないかっ!!!!!!艦娘ハーレムありじゃないか!? 

 

 

 

 これはいいっ! 早く実行しなければ……妖精どもっ!! 海に逝くぞ!!! 

 

 

 

 

(イエッサー)

 

 

 

 

 またもビシっと敬礼を決めた妖精たちに満足して、俺は艦娘(男)になることを決意した。

 そして、なぜか呆然とした表情を浮かべている青年に海までの行き方を訊ねると、ご都合主義なことにこの建物の庭は海に面しているとのこと。

 

 

 

 

……まってろよ俺の艦娘たち!!!!抜錨だ!!

 

 

 

 

青年の制止する声を早速部屋を出てその庭に向かう。チッ、無駄に広いなこの家……。

 

 

 

 ようやく庭を見つけた。さぁ逝くぞっ、まだ見ぬ艦娘ハーレムを求めて……!!! 

 

 

 

 

 

 …………そういや深海棲艦とかはいたりするのか? くそっ。あの青年に聞いときゃよかった。




陰キャは()を多用しがち(超偏見)
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