イビルアイ尻尾√   作:冠尾かざり

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01 5巻の準備

 

この小説はRTA物ではない。


 

 

 

 あらすじ。

 

 特に理由の無いTS異世界転生に襲われた俺氏。中世×孤児×女というハードモード感に絶望を覚えるが、魔法というファンタジー要素に奮起し特に苦労も無く成長する。

 大人(現地基準)に成った俺氏、冒険者になる。幼少から修行をしていた成果を遺憾なく発揮し、瞬く間に上位冒険者に上り詰める。

 最高位冒険者に成るためにソロ活動では限界を感じていたところ、アダマンタイト級冒険者チーム『蒼の薔薇』に誘われる。

 

 冒険者チーム『蒼の薔薇』に誘われる。(ここ重要)

 

 

 『蒼の薔薇』のメンバーはとにかくキャラが濃い。

 こいつは物語の中心的な存在に違いない、と即チーム入りを決定した程だ。

 

 特にガガーランとか絶対死なないギャグキャラでしょ(笑い)」

 

 

「おい、声に出てるぞコラ」

 

「ぐぇぇえ」

 

 

 筋肉もりもりマッチョマンの変態が腕を伸ばし、俺の頭を捉えた。人間の腕とは思えないごつごつした筋肉が、俺の頭蓋を締め上げていく。なるほど、ヘッドロックじゃな?

 

 このマッチョな兄貴はガガーラン。性別は女。…女だよな?

 見た目と童貞喰いの趣味以外は面倒見のいい姉御って感じで、実際に年下の俺を気に掛けて面倒を見てくれてる。

 戦闘では前衛で敵の攻撃を引き付けてくれるし、本当に頼りになる。

 『蒼の薔薇』に誘ってくれたのもガガーランだし、頭が上がらんわ。あ、今は物理的に上がらなかったわ。

 

 しかしながら締め付けられた頭が痛い。

 ガガーランのヘッドロックは本気でシャレにならんわ。誰か助けて(切実)。

 

 ペシペシとタップしていると不意に拘束が緩んだ。

 この食堂に誰か入ってきたらしい。

 ここは上級冒険者ご用達の高級宿屋なので、大体の奴らは気配に敏感なのだ。だから誰かが入ってくる時は一瞬静かになる。

 視線を向けるとチームメンバーがこちらの席に向かって歩いていた。

 

 先頭に立つのは『蒼の薔薇』リーダーのラキュース。なんと、貴族生まれである。たしかに、快活とした雰囲気の中に何処か気品がある気がする。

 貴族なのに冒険者とか、何処かで見たような設定の持ち主である。

 

 

「戻ったわよ」

 

 

 ラキュースが着ているこの鎧、処女しか装備できないとか。なんだそのエロ設定!?

 復活魔法が使える希少な神官である。っていうのもエロゲのキャラ設定にしか見えなくなってくる。

 割と鬼畜な性格をしているので、メンバーみんな復讐の機会をうかがっている(偏見)。

 そんなお転婆貴族の鬼畜処女だが、ここぞと言うときはしっかり決めてくれる。

 

 今回も良いタイミングだ、さすが処女鬼リーダー」

 

 

「…ガガーラン、お仕置きが欲しいみたいよ」

 

「おうよ。反省が足りねぇみたいだな、おらぁ!」

 

「ぐ、あ、頭が割れる…」

 

 

 ヘッドロックはもう勘弁してくれ。

 あと、リーダーの小突き方が地味に痛い。捻りを加えて抉ってくるの止めて。

 

 

折檻(せっかん)なら参加せざるを得まい」

 

 

 ラキュースの背後から、ぬるりと新手が現る。

 メンポ、身のこなし、スケベくノ一衣装、明らかに忍者である。

 

 忍者が手をワキワキさせながら迫ってくる。こっち来るな!リアリティショック起こすやろが!

 

 

「ちょ、ティアは洒落にならんでしょうが!」

 

「安心して、分からせっクスは得意」

 

「全然安心できない!」

 

 

 このレズ忍者はティア。隙あらば身体を狙ってくる俺の天敵である。

 2Pカラーはショタコン忍者。こっちは趣味を理解できるし、普通に仲良し。

 ちなみに3Pカラーまで存在するらしい。

 

 初めの頃はこいつとレズカップルになるのも悪くないと思ったが、そこで俺は自らの性癖を知ることになった。

 

 俺は視姦スキーだったのだ。(絶望感のする音)

 

 前世で引きこもり童貞だった俺は、静かで落ち着ける場所でしか性的興奮を得ることができないのだ。だから独りじゃ無いと落ち着かないし、体を触られると嫌悪感が湧くし、裸を見られるのは恥ずかしい。さらにオカズ厳選主義でもあった俺は、エロに一切妥協ができない。

 まさかこんな所で前世のカルマと向き合う事になろうとは…。

 

 

「よいではないか!よいではないか!」

 

「どこ触ってんだ変態!」

 

 

 馬鹿野郎俺は勝つぞ!流行らせコラ!

 

 

「お前らいい加減に話を進めろ!」

 

 

 女が三人集まって(かしま)しい状態に終止符の声が掛かる。(正直助かった)

 拘束が緩んだ隙に脱出して、声の主の後ろに隠れる。

 

 この真面目系ちびっ子仮面はイビルアイ。さらに、ツンデレロリババア吸血鬼という追加属性を持つ。あと割とポンコツ。

 こいつは冗談が通じないし手加減が下手くそなので内心の声は漏らさないぜ。

 

 

「助かったぜ、心の友よ」

 

「ふん」

 

 

 こんな素っ気ない反応だけど内心は満更でもない気分だぜこいつ。ほっこりするわ。

 

 イビルアイは魔法詠唱者としてかなり優秀で、時々行っている魔法談義はとても楽しい。

 そして後衛職なのに筋肉達磨のガガーランより力が強い、吸血鬼ってスゲー。

 

 

 以上が、アダマンタイト級冒険者チーム『蒼の薔薇』のメンバーである。

 

 …ん?誰か忘れているな?

 

 

「そういえば2Pカラーは?」

 

「ティナには情報収集を頼んだのよ。だから今回は彼女は抜きで会議を始めるわよ」

 

「チームの相談には、あの娘か私の片方が居れば問題ない」

 

 

 2Pカラーで通じるのか(困惑)。

 確かに、二人の違いって性嗜好ぐらいだ。常時、影分身している様なもんやな。

 

 

「そういう事。イビルアイ、お願い」

 

 

 それに応えるように、イビルアイはローブの下で何かを行った。するとマジックアイテムが起動し、内側の音を漏らさない不可視の膜がテーブルの周囲を覆った。

 

 盗聴対策をして秘密会議に入るあたり、厄介な話になりそうである。

 気が重いけど、原因と思わしき話を振ってみるか。気が重いけど。

 

 

「…それで、お茶会とやらは楽しかった?」

 

「ええ、興味深い話が聞けたわ。

 なんでも最近は麻薬の流通量が増えているみたいでね。帝国からは「王国の裏産業にでもしているのか」って苦情が来たらしいわ」

 

「ははぁ、それは大変だね。是非、お上には頑張っ―――」

 

「そ、れ、で、ね。

 犯罪組織『八本指』の麻薬拠点の破壊と情報収集。ラナーに直接の依頼をお願いされたのよ」

 

 

 犯罪組織『八本指』、この国の裏社会を牛耳(ぎゅうじ)る闇の組織である。相手にするには規模が大きすぎる。

 そして直接の依頼って事は、冒険者組合を通さないって事だ。色々マズい。色々の内容はよく知らないが、信用とか規約とか、とにかくマズい。

 これは厄依頼ですね。間違いない。

 

 俺と同じように思ったらしいティアが反対意見を言うみたいだ。いいぞ、ドンドン言ってやれ!

 

 

「『八本指』は用心深い、情報の入手は困難。

 それに、手を伸ばしている裏事業が広大過ぎて、襲撃するにしても候補が多すぎる」

 

「麻薬の栽培拠点の大まかな場所の予測はもう出来ているの。ラナーが候補を絞ってくれたわ。

 だから後は、情報の精査と襲撃計画を練るだけね」

 

 

 ティアの意見はあっさりと潰された。使えん奴め(辛辣)。

 しかしラキュースの友人である王女様は本当に有能だな。冒険者の救済法も作ってくれたし。

 

 

「あの胸糞悪い奴らをヤるんだろ?俺は構わねぇぜ」

 

「私はどちらでも構わん。まぁ、報酬次第だな」

 

 

 アカン。多数決で負けそうや。

 まぁ多数決で勝っても、ラキュースがやると決めたら意味が無いんだけどね。やるっつったら、やるんだよ!

 

 

「前金で金貨200枚、成功報酬が金貨400枚」

 

 

 ラキュースが手の中で白金貨を転がしている。それが前金なのだろう。

 どう考えても、既に依頼を受託してるんだよなぁ(困惑)。

 もう(依頼が)始まってる!

 

 

「最初から選択肢が無いやん!」

 

 

 ティアは不服そうな雰囲気だったが、もう意識を切り替えている。

 ガガーランは乗り気だろうな、麻薬とか許せないだろうから。

 ちびっ子仮面は興味が無さそう。

 

 麻薬組織との対決とか、こんな面白イベントを消化したら、連鎖的に発生する厄介ごとに巻き込まれるのは絶対的だ。もう、物語の黄金パターンやんけ。

 

 

「じゃあ、決まりね」

 

 

 ラキュースは強引なところが有るけど、私欲じゃなくて世のため人のために、っていうのがあるから強くは否定できないんだよなあ。

 

 だが、私はその流れに逆らうぞ!

 勢いよく席を立つ。

 

 

「この依頼が終わっても、後々に厄介ごとに巻き込まれるのは、確定的に明らか。

 こんなところに居られるかっ!私は抜けさせてもらう!」

 

「…」

 

「…」

 

「…」

 

「…だれか引き留めてくれても良いんじゃないですかねぇ?」

 

 

 ネタが滑るってぇのは悲しいなぁ。

 しょんぼりしながら席に戻る。

 

 

「でも手伝ってくれるんでしょ、ターリア」

 

 

 微笑みながらそう言い放つラキュース。

 世のため人のためだから、ま、多少はね?

 

 

「お前は投げ出すような性格じゃねぇよなぁ、ターリアよぉ」

 

 

 ガガーランがニヤニヤしながら挑発してくる。

 そうだよ。仲間がやるって言ってんだから俺もやるに決まってるよなぁ。

 

 

「ターリア。お前が真面目にやれば、そう苦労もしないだろう?駄々を捏ねるな」

 

 

 追い打ちをかけるイビルアイ。

 なんだなんだ、みんな俺を持ち上げて。心が温かくなるな。

 

 

「ターリアの身体を自由にさせてくれたら―――」

 

 

 お前で台無しだよ!」

 

 

 

 私、ターリア。日々を楽しく過ごしております。

 

 

 

 

 

 

――――――

 

 

 

 

 

 

 麻薬拠点の情報収集と襲撃計画の詳細を詰める日々を過ごす、今日この頃。

 

 イビルアイと魔法談義で盛り上がっていると、ガガーランが少年を連れ立って帰ってきた。

 ガガーランの連れって事は…また哀れな犠牲者か。当人たちは望んで童貞を喰われてるらしいが。

 

 

「昼間っからお盛んだな」

 

「おうよ。って事で、どうだ?」

 

「いえ、遠慮しておきます」

 

 

 ガガーランの野獣のような眼光が少年に向けられる。が、少年はこれを華麗にかわす。

 どうやら童貞狩りの被害者ではなく、普通の客らしい。

 

 

「なんだ普通の客か。どうも『蒼の薔薇』のターリアです」

 

 

 挨拶は大事。古事記にもそう書かれている。

 こちらの挨拶に少年は深々と頭を下げ、挨拶を返した。若いのに礼儀正しい好青年じゃないか。

 

 

「お初にお目にかかります、クライムと申します」

 

「…」

 

「…こっちの無愛想な奴がイビルアイです」

 

 

 イビルアイはそっぽを向いている。

 

 おい、ガキんちょ!思春期か!

 さてはテメー古事記を読んで無ぇな!

 まぁ、この万年思春期に社交性なんて期待して無い。

 

 

「それで、今日はどういったご用件で?」

 

 

 気を取り直して話を続ける。

 ガガーランが連れてきたって事は、悪人では無いんだろうけど。

 ちらりとガガーランに視線を向ける。

 

 

「こいつはあの王女さま直属の兵士でよ、ちょっと面倒を見てやってんだよ。

 そんで魔法を習得したいって言うからよ、今回お前たちに会わせたって訳だ」

 

 

 成程、この少年が王女様のお気に入りって奴か。

 

 なんでも、幼いころに行き倒れていた少年を王女様が拾ったとか。そんで、恩を返すために貴族社会に揉まれながらも頑張っているとか。

 明らかに釣り合って無い身分差に苦労しながら、王国の至宝と言われる『黄金』のラナー王女に仕える。物語の主人公か何か? 

 

 

「ターリア様、イビルアイ様。私に魔法の修業を付けて頂けないでしょうか?」

 

「魔法の修業ねぇ…、どう思う?」

 

 

 隣に話を振ってみる。

 イビルアイはクライムを観察する。

 

 

「…フン」

 

 

 しかし、少し見ただけで鼻を鳴らし、それっきり興味を失くし顔をそらした。

 

 だよなぁ…、その反応をするのも分かる。全然、魔法使いって感じでは無い。

 目に気合を入れて見てみたけど、魔法の才能が殆ど感じられないもんなぁ。それどころか、魂の器的なモノが小さい。完全に一般人だ。兵士らしいが、戦士としての才能も無さそう。

 

 つーか、イビルアイは何か言えや!

 

 

「あ~、向いて無さそうなんでお勧めは出来ないっすね」

 

「それでも、お願いできないでしょうか?」

 

「…厳しい修行をしても魔法を習得できるかどうかって所で。仮に習得できても、石つぶてを投げた方がマシな威力しか出ないんじゃないかな。まぁ、はっきりと言うと魔法の才能は無い。

 それよりは、兵士としての訓練を頑張った方が良いと思うなぁ」

 

「まぁ、こいつに才能が無いのは分かっていたけどよ。

 でもよ、弱くても実用的な魔法とかあるだろ?」

 

「それなら、安い魔道具でも代用できるからなぁ…」

 

 

 はっきりと才能が無いと告げられても、クライム少年は諦めて無さそうな瞳をしている。

 

 才能が無いのを分かっていて努力するとか、主人公ポイント高いな。

 もしかして、覚醒とかして無茶苦茶に強くなったりするのか?

 王女様に近い立ち位置だし、今のうちに媚を売っておくべきやな。

 

 

「よし。じゃあ。魔法は教えないが、魔力の使い方は教えてあげよう」

 

「おい、甘やかすのはそいつの為にはならんぞ」

 

 

 イビルアイが反対の声を上げる。

 お、やっと喋ったな。

 

 

「ちょっと魔力を()てて自覚させるだけだから、へーきへーき」

 

「この馬鹿者が…っ!

 …小僧、お前に才は無い。分を弁えろ。でないと身を滅ぼすぞ」

 

「理解しております」

 

「しかし弁える気はないという事か。愚かという言葉を通り越した男だ。早死にするタイプだな。

 ……お前が死んだら泣く人間がいるのだろう?」

 

「なんでぇ、イビルアイ。クライムが心配だから苛めてたのかよ」

 

「脳筋。少し黙れ!」

 

「でもそういうことだろう?」

 

 

 ガガーランの指摘にイビルアイは言葉が詰まる。図星のようだ。

 やっぱり、ツンデレじゃないか(呆れ)

 この感じなら、イビルアイも反対はしないだろう。

 

 

「まぁまぁ。どうせ諦めないんだから、指導者が正しく導いた方が安全だろ?

 それに、努力や意志の力で才能の壁を超える事が出来るのか、知りたいじゃないか」

 

「おう、そうなったら面白れぇじゃねえか。クライム、がんばれよ」

 

「はい!よろしくお願いします!」

 

「はぁ…。私は協力しないからな。精々足掻くがいい」

 

 

 ぱぁっと顔を輝かせて勢いよく頭を下げるクライム。

 草臥(くたび)れたように椅子に身を沈めるイビルアイ。う~ん、この対比よ。

 

 イビルアイは協力しないなんて言っているけど、なんだかんだ影ながら助けてくれるんでしょ?このツンデレめ!

 

 

「まずは魔法の知識を学ぶべきだな。そうすれば魔法を行使する敵に対して、より的確な行動がとれるだろう」

 

 

 もう助言してる(驚愕)

 ツンデレの鑑や、お前。

 

 俺も負けてられんな!

 こちらもさっさと行動を起こそう。

 

 

「よし。では、これから修行に入る。裏庭に出るぞ。

 それと、私の事は師匠と呼べ」

 

「はい!師匠!」

 

 

 弟子としてこき使ってやるからな~、覚悟しておけよ~。

 そして、覚醒して強者に成ったら恩を返すのだ。

 

 

「百聞は一見に如かず。と言う事で実戦訓練だ」

 

「おお!」

 

 

 クライム君がわくわくしてる。年頃の少年は皆そういう時期があるもんな。わかりみ。

 

 しかし改めて見ると、本当に才能が無さげだな。

 これは、生半可な修行じゃ芽が出ないな。

 と言うことで、覚悟せよクライム少年。

 

 

「私が魔法を撃つから耐えろ」

 

「え」

 

「聞こえなかったか?もう一度言ってやる。

 私が魔法を撃つから耐えろ。

 避けられるなら避けても構わんよ。

 魔力を感じるのと、魔法耐性を付けるのと、魔法の対処を身体で覚えるのと、一石三鳥の修業だな!」

 

 

 俺も普段は自分にやってるんだからさ(同調圧力)

 と、いうことで。イクゾー!

 

 

 ショックウェイ!

 

 グワーッ!

 

 

 この日からクライムの地獄の特訓が始まった。

 

 

 そんなこんなの日々を過ごしている内に、麻薬栽培拠点襲撃計画の日程が決まった。

 

 

 闇の組織との決戦も近い。

 

 

 

 

 


 

 

-ターリア・エルシャ

TS転生者。両親は不明。孤児院育ち。

転生を経験したために割と命の扱いが軽い。

オバロ世界にもユグドラシル世界にも囚われない成長ができる。

ソロ活動でオリハルコン級冒険者に至るほどの実力を持つ魔法詠唱者。

武器は槍。(刃付ロングスタッフでも可)

外見はfateシリーズのクーフーリンを前髪ぱっつんにしたJC。

 

誤字報告に感謝

 

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