雄英高校1年A組銀八先生   作:icy tail

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第25話

爆豪救出作戦が決行された。

 

「いいですか?発信機の示した座標は神奈川県横浜市神野区」

 

「ぜんっぜん場所が分かんねェ」

 

そりゃ江戸には県とか無いもんな。

 

「まぁ発信機を辿りますので。2時間ほどで着くので10時頃の到着です」

 

「りょーかい。着いたら起こしてくれー」

 

そう言って銀時は本当に寝てしまった。

全く緊張感がない。

 

「すげ。マジで寝てる」

 

「よく寝れるな」

 

轟たちは若干呆れ気味だ。

2時間後、到着。

 

「ついた!神野区!」

 

「人多いな」

 

「ふぁ~。あー、眠っ。帰ろォかな…」

 

意志がどうこう言ってた奴が一番無気力なんだよな…。

そして、八百万の提案で変装することになり、某激安の何でも売っている所に入った。

 

「ぷっ…くくっ!オメェら笑わせんなよっ…ぷっ!」

 

『あんたにだけは言われたくないっ!』

 

皆それぞれちゃんと変装しているが銀時は…

 

「なに言ってんだ!これが俺の真の姿なんだぜっ!」

 

さらさらストレートヘアーのカツラをかぶってはしゃいでいた。

 

「ちゃんと変装してくださいよぉ!有名人なんすから!」

 

そう言って切島が銀時の頭に手を伸ばす。

 

「ちょっ!やめろやこらァ!俺からこの髪を奪うんじゃねェ!鬼!悪魔!それでもヒーローかァ!」

 

控えめに言ってちょーめんどくさい。

 

(もう、ほっとこう)

 

皆の意思は一致した。

その時…

 

「お?雄英じゃん!!」

 

どこかから声が聞こえた。

バレたかと思い振り返ろうとしたが

 

『では先程行われた雄英高校謝罪会見の一部をご覧下さい』

 

ビルについている大きなモニターに会見の様子が映し出された。

進んでいくに連れてモニターを見上げている人たちから野次が飛ぶ。

仕方がないことだが結果が全て。

守れなかったのは事実だ。

 

(消太たちに嫌なこと押し付けちまった。俺もやることなんねェと顔向けできねェな…)

 

「…オメェら行くぞ」

 

銀時は最後まで見ることなく出発を促す。

 

「せ、先生!」

 

「ちょっ!おい!行くぞ!」

 

銀時の顔は普段のおちゃらけた顔ではなく真剣な顔に変わっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして発信機が示す場所に到着した。

人通りが多い道を避け建物の間の細い道を通り窓から倉庫の中を覗くと脳無と思われるモノが液体に使って複数体あった。

 

「あ、あれは…!」

 

「脳無…!?」

 

その時…隣の建物が急に破壊された。

 

「ど…どうなってるんだ!?」

 

「いっててて…」

 

「っぶねェ。って…あん?他のヒーローも来てんのかよ」

 

「Mt.レディにギャングオルカ…ベストジーニストまで…!」

 

「虎さんもいますわ…!」

 

どうやら自分達が動く前にプロヒーローが突入したようである。

そして、細い道を戻っている時。

 

「とりあえず戻るっ!?伏せろォ!!!」

 

銀時は叫んだ。

次の瞬間…今まであったものが跡形もなく吹き飛んだ。

 

「せっかく弔が自身で考え、自身で導き始めたんだ。出来れば邪魔はよしてほしかったな」

 

そして一人の男が佇んでいた。

 

「さて…やるか」

 

この男こそオール・フォー・ワン。

周囲は絶望に満ちていた。

 

「アイツはやべェ…。オメェら無事か?」

 

『…っ』

 

轟たちは恐怖や何やらでまともに声すら出せないようだった。

 

(仕方がねェか…。コイツらには荷が重すぎらァ)

 

「八百万。刀を創造してくれ」

 

「っ!?」

 

八百万は銀時がしようとしていることを理解して涙目で首を横に振った。

 

「時間がねェ。早くしてくれ」

 

「い…っ!」

 

八百万は絶対に首を縦に振らないつもりであった。

だが…

 

「悪ィな八百万。オールマイトがいねェ今…奴の相手は俺しかできねェ。心配すんな、俺ァ死なねェよ」

 

銀時は静かに燃えていた。

これまでとは段違いの意志の強さ。

護るための剣を振るう侍となる。

 

「…。わ、分かり…ました」

 

銀時の尋常ならざる雰囲気に束縛のような状態から解放された轟たち。

八百万は刀を創造してくれ銀時に渡した。

 

「サンキューな。オメェらはここから動くな…って言いてェとこだが…チャンスがあったら取りに行け。条件は失敗しねェことだ」

 

『は、はいっ!』

 

「んじゃあ俺ァ行く。…死ぬんじゃねェぞ」

 

そう言って銀時は飛び出していった。

白夜叉が動く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方でオール・フォー・ワンはゆっくりとベストジーニストに歩み寄っていた。

 

「さすがNo.4!!ベストジーニスト!!僕は全員消し飛ばしたつもりだったんだ!!」

 

「…っ!」

 

そして止めを刺そうとしたその時。

 

「やらせねェよ。化けモンが」

 

「む?君は…白夜叉か」

 

銀時が間に入った。

 

「よォ。ヒーローの登場だ。覚悟しやがれ」

 

「個性を持たない君には興味はあまり無いんだ」

 

「そォかよ」

 

銀時がにらみ合うなか、何もない空間から爆豪が現れた。

 

「ゲッホ!!くっせぇぇ…んっじゃこりゃあ!!」

 

「爆豪ッ!」

 

「あ!!?なんでテメェが…!」

 

「ここに呼んだのは間違いだったかな」

 

その後、敵連合の連中も姿を現した。

オール・フォー・ワンは死柄木に名にかを告げたあとこちらに向き直る。

 

「さぁ白夜叉。始めようか。君は僕に何を見せてくれるのかな」

 

「テメェに見せるモンなんてありゃあしねェよ。…俺がテメェを斬る。それで終ェだ」

 

銀時とオール・フォー・ワンの戦いが始まる。

 

 

 

 

 




オールマイトは原作よりも遅れています!

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