雄英高校1年A組銀八先生   作:icy tail

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第8話

USJ事件が終わり、1日臨時休校を挟んで登校日。

 

「うーぃ。おはよー」

 

『おはようございます!』

 

「やっぱり相澤先生は休みなんですか?」

 

「ああ、俺が休ませた」

 

クラスの雰囲気が少しどんよりしている。

 

「まぁとりあえずホームルーム始めるぞー」

 

『はーい』

 

「今日のホームルームは…えーっと、なんだったっけ?」

 

『…』

 

「…忘れたんで明日話しまーす」

 

銀時が適当に終わらせようとしたところで教室の扉が開いた。

 

「おい。アホかお前は」

 

『相澤先生!!?』

 

「何してんだよ。休んどけって言ったろ」

 

「アホ抜かせ。起きたらベッドに縛られてて起きれなかったんだよ」

 

「え、まじで?おかしなこともあるもんだなあ」

 

「…はあ。まあいい。とにかくお前ら、戦いはまだ終わってねぇ」

 

「戦い?」

 

「まさか…」

 

「雄英体育祭が迫ってる!」

 

「あー。体育祭だったな。そういえば」

 

『クソ学校っぽいの来たあああ!!』

 

後はイレイザーが引き継ぎ説明を終えた。

 

「まぁ頑張れよー。お前らー」

 

 

 

 

・

 

 

 

 

雄英体育祭当日。

銀時はイレイザーとマイクと一緒に実況席にいた。

 

「なになに?こんなすげェの?ウチの体育祭って」

 

「はぁ!?知らなかったのかよ!?」

 

「雄英体育祭は超有名だぞ」

 

「そ、そういえばそうだったな!」

 

(危ねェ!タイムスリップのことはさすがに言えないよな)

 

「おっと!仕事だ!」

 

『雄英体育祭!!ヒーローの卵たちがーーー』

 

マイクの声を合図に生徒たちが入場してくる。

入場が終わり選手宣誓。

今年の1年の主審はミッドナイトだ。

 

「選手宣誓!!」

 

「18禁なのに高校にいてもいいのか」

 

『おいコラァ!誰だ今言ったやつは!気になっても言うんじゃねェよ!ミッドナイトさん引っ込んじまうだろォが!』

 

『おいっ!ちょっ、ギン!』

 

『アホが…』

 

会場中に声が届いているのを忘れて欲望を曝け出すダメな大人がここにいる。

その後、爆豪が選手宣誓でやらかしたが第一種目の障害物競争が始まる。

 

『スターーーーーート!!』

 

一斉に走り出す生徒たち。

 

『さーて実況してくぜ!解説はプレゼントマイクと!』

 

『イレイザーヘッドだ』

 

『はい、どォも。銀さんでーす』

 

早くも第一関門がやってくる。

 

『さぁ!いきなり障害物だ!!まずは手始め…第一関門!ロボ・インフェルノ!!』

 

『実技入試の時の仮想敵だな』

 

『金かけてんなー雄英』

 

目の前に現れた巨大ロボを轟が個性で凍らせて一番に抜けた。

後続への妨害も忘れていない。

 

『1-A轟!攻略と妨害を一度に!!こいつぁシヴィー!!』

 

『ありゃあ、アレだな。なんかずりィな』

 

その後続々とA組の生徒が第一関門を突破していく。

 

『1-A爆豪!下がダメなら頭上かよー!!クレバー!』

 

『個性使って空も飛べんのかよ…。…個性ほしいぜチクショー!』

 

『おい銀時。それは解説じゃなくて感想だ』

 

他の生徒も奮闘しているようだ。

 

『すげェな。八百万の個性って大砲も造れんの?』

 

『八百万の知識量あってこそだ』

 

『ん?…もしかしてジャンプも造れんのか!?』

 

『なに考えてんだよ!ギン!』

 

『無理だろ』

 

『いや、俺のジャンプ愛があれば…!』

 

もうこの会話が誰に聞こえていてもいいようだ。

続々と第一関門を突破していき、第二関門。

 

『落ちればアウト!!それが嫌なら這いずりな!!ザ・フォーーーーール!!!』

 

『まあようは綱渡りだな』

 

『それは言っちゃいけねぇよ!』

 

有利な個性以外の生徒は皆が立ち止まってしまう。

 

『実に種々な方がチャンスを掴もうと励んでますねイレイザーヘッド、マイク』

 

『何足止めてんだあのバカ共…』

 

『あのサポート科のやつのって自分で作ったのか!?銀さん欲しくなっちゃうよ!』

 

『お前はいくつだ、おっさん』

 

『あぁん!?いくつになっても心は少年なんだよコノヤロー!』

 

足を止めていた生徒たちもなんとか乗り越えていく。

そして最終関門。

 

『早くも最終関門!!かくしてその実態は…一面地雷原!!怒りのアフガンだ!!』

 

『発想がアホだな』

 

『威力は抑えてあるぞ』

 

『そう!だが音と見た目は派手だから失禁必至だぜ!』

 

『人によるだろ』

 

『おっ、先頭が入れ替わるぞ』

 

爆豪が轟に並び追い抜こうとしている。

 

『おっと!ここで先頭がかわったーー!!喜べマスメディア!!おまえら好みの展開だああ!!後続もーーー』

 

プレゼントマイクが興奮しながら解説しているなか、一人のアホが言った。

 

『この障害物競争って空飛べたら障害無くね?』

 

『…』

 

『…』

 

"………"

 

会場中が静まりかえった。

そんな時、大きな爆発が起こった。

 

『こ、後方で大爆発!!?何だあの威力!?』

 

『え、なに?無視?』

 

『緑谷がなんかしたな』

 

『おい、無視?』

 

『なんと!緑谷が地雷の爆発を利用して猛追!…っつーーか抜いたあ!!!』

 

『…』

 

結局そのまま銀時は喋らず緑谷がもう一度爆発を起こし後続を退け一位でゴールした。

 

 

 

 

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