空島では楽しい旅行に麦わら一味は行ったんだなと思っといて下さい!
適当ですいません笑
ザプーン…ザプーン!
クァークァークァー
波の音…鳥の鳴き声…
そうか…どうやら、転生とやらが成功した様だな
「ふわぁ〜!…うむ、大まかにだがあの神が言った通り、この世界の知識というのが入ってきたな。だが、だからこそ疑問ができた」
今、我の前には悪魔の実が二つ置いてある。一つは『サンサンの実』と言って太陽の力が宿っているらしい。
そして二つ目が『ゴロゴロの実』で、雷の力が宿る実
それはわかったが、どうやらこの世界では悪魔の実の力は一つしか宿せないという情報があった
「あの神まさかしくじったな?我はすでに妖狐の力を実の力として宿していると言ったではないか…
あの神は我に何をさせたいんだ…ん?」
なぜ本が光った?あーあの神の願いだったか。今はそれどころではないと言うのに、中々に生意気な神だな。
『お前さんはその二つの実は食べても大丈夫じゃよ。お前さんがもつ九つの能力のうち、サンサンの実は狐火の上書きで、ゴロゴロの実は自滅の能力が消えた空き分じゃよ。だからその2つは食べて良い。じゃがその他の悪魔の実を食べようもんなら問答無用で死ぬぞ。気をつけてな! 神より』
こう言うことにも使えるのかこの本は。まぁいいこれで疑問は解けた。
「なら頂くとするか」
ルーリィエは豪快に一口で口の中に入れると一回咀嚼した。
「…ぐっ!」
なんだこの味は!?食い物とは思えんほどに不味い!
妖の国でもこれほど不味いものはない!
もぐもぐもぐもぐ…ゴクン!
「はぁ…はぁ…これで力が宿ってなかったら自ら命を経ってあの神を殺してろうか」
実はあと一つ…こうなったら丸呑みするしかあるまい!
我は王だ!この様な果実に臆する我ではない!
ゴクン!
…ふむ、丸呑みなら全然問題ないな。そして、これもあの神の仕業か知らんが、この力の使い方が一気に頭に流れ込んできたな。
「さて、力は得た。あの神が言ったことが本当なら、ここには知識を蓄えれるものがあるらしいが、人間を探さねば始まるまい…まずは村を探すとするか」
あのでかい木の方に人間の気配が密集しているな。とりあえずあの木を目印に進むか
ルーリィエは、しばらくの間この島の真ん中に生えるでかい木へ向かっているとちらほらと人の家らしきものがちらほら見えてきた。
「あれが村か。なら近くに人間がいるはずだが」
「見ろ!あそこに妖怪がいたぞー!」
ん?今あの人間の餓鬼、妖怪と言ったか?この世界には妖はいないのではなかったのか?
「妖怪発見!攻撃開始だ〜!」
「やっちまえ!」
「うわー!ようかーい!」
ルーリィエの目線の先には数人の男児が『妖怪』と言いながら、木に座る少女に石を投げている光景だった。
ふむ、あれのどこが妖だ?我には同じ人間にしか見えないが…
まぁ確認すれば良いか
「おい人が来たぞ!」
「やべ!怒られちまう!逃げるぞ!」
「急げ急げ!」
ルーリィエが少女に近づくと、その存在に気づいた男児たちは走って逃げていった。
「おい貴様、いくつか聞かせろ。拒否権はない」
「な、なんですか」
ルーリィエに話しかけられたことに驚いたのか、少女はビクッと体を跳ね、俯いたまま返事をした
「まず一つ、なぜ貴様は妖怪と言われている?人間の皮を被っているのか?」
「わ、私は妖怪なんかじゃない!私はただ…」
少女はゆっくりと左手を上げると、そこから花の様に一本、二本と腕が咲いた。
「悪魔の実を食べて、こんなになっちゃったから…」
「ほう?悪魔の実か。それであの人間の餓鬼共に妖怪だと言われていたわけか」
コクッ
少女は小さく頷くと、先ほど石を投げられて傷付いたのか頭からは血が流れていた。
それに気付いたルーリィエは少女の頭に手を乗せた。
突然のことに驚いた少女は怖くてギュッと目を瞑った
(また痛いことされる!)
そう少女は思い、いつ来るかわからない痛みに恐怖していた。
だがいつまで経っても襲ってこない事に違和感を抱いた。
そして今気付いたが頭の
少女は何が起こっているのか分からなくなり、今まで俯いていた顔をバッとあげ自分に声をかけた男を見ると、少女はその男の姿に目を奪われた。
「本当の妖を知らぬ餓鬼が。やはり人間というのは愚かだな」
少女の目には、妖艶な雰囲気を纏う九尾の妖狐の姿だった。
「…きれい」
「フッ当たり前の事をぬかすな人間。これが本当の妖の姿だ、貴様のそれはただの能力にすぎん。貴様は身体に花を咲かせるだけの、ただの人間だ」
その言葉を聞いた少女の目から、ポロポロと涙が流れた。
「おい貴様、なぜ泣く?泣くぐらいなら笑え。例え人間といえど貴様はガキだ。ガキは泣くよりも笑う方が良い、それは人間と妖も同じだ。だから笑え」
「ぐす…うっ…うん!…ふふっあはははは!」
少女は笑った。特に笑える事があったかと言われれば、そんな場面はここにはない。だが、少女の笑顔は作ったりもなく、本当の笑顔だった。
「ほう…貴様笑うと中々に愛い顔をするではないか。もっと笑え!貴様にはその顔がよく似合う」
ルーリィエの言葉に、少女は顔をぼっと赤く染めた。
初めてだったのだろう、自分の容姿を褒められた事が。
「さて、ここからが本題だがその前に…貴様、名は?」
「ロビン」
「ロビンか。我はルーリィエ。よしロビン、我を知識が蓄えれる所に案内しろ。我は…記憶がない故、この世界を知れる場所がいる」
ルーリィエはそれっぽい嘘を付き、ロビンに説明するとロビンは微塵も疑わず了承した。
「わかった!こっちだよ!」
ロビンはルーリィエの服を引っ張って笑顔で道案内を開始した。
これでルーリィエがどこにいるのかわかりましたかね?
時系列的にはバスターコール5日前?ぐらいですね!
それではこれからもよろしくお願いします!