通力便利すぎます!笑なんでもかんでも通力って言えば都合がいいでしょって私が思っちゃってます笑
近々通力でできることを紹介しようと思います!
あとオリジナル悪魔の実でます!
ロビン達の元へ戻ったルーリィエは、朝になりロビンが起きるまでの間、ずっと頭を撫でていた。
しばらくして、サウロとロビンが起きてからはあっという間だった。
朝食を取り3人でサウロのイカダ作りをした。
予定よりもすぐにイカダは完成し、ルーリィエはサウロに持たせる用の食料を集めに行っていた。
イカダ完成から数十分後にルーリィエが戻ると、そこにいたのは顔色を悪くしたサウロだった。
「どうした巨人、何をそんなに慌てている?それにロビンはどうした?」
「ルーリィエ!?おめぇもここから逃げるんだで!この島は…「バスターコールにより滅びる、か?」…!な、なんでそのことを知ってんだ!?」
ルーリィエの発言にサウロは驚きを隠せなかった。バスターコールの存在を知っているのもそうだが、なによりこの島がそのバスターコールのターゲットにされているのに平然と島にいることに。
「我は悪魔の実の能力者だ。そしてその能力はもう決まってしまった未来が見れるというものだ。よってこの島に何があるのか、誰が生き残るのかも知っている。」
それからもルーリィエは少し嘘をついてだが、自分がこの島の運命を知っていることをサウロに告げた。ルーリィエの情報に、サウロは最初は戸惑ったものの、最終的には納得した。
「つまりはもう決まっちまった運命ってことなんだな!?ワシがそばにいればロビンだけはこの島から出れるんだな!?」
「その通りだ。そしてもう1人ロビンとは一緒にいられないが、この島から助けられる奴がいる。そして我はその者とともに行動することになっている」
ルーリィエがさらに説明していると全知の樹の方で爆発の音が鳴った。
どうやら事はすでに始まっているようだった。
「とりあえずルーリィエも助かるんだな!?それだけでいいど!んじゃおめぇ将来絶対にロビンを迎えに行かなきゃダメだで!!絶対に絶対にだで!」
「ああ…貴様とも約束してやる。必ずロビンは我が迎えにいくと。だから貴様は安心して、貴様の思うように動け。我もあとでそっちに向かう」
「わかった!約束だで!ワシはロビンの方へ行く!ルーリィエもあとで来るんでよ!」
サウロは大慌てでロビンのいるだろう全知の樹の方へと向かって行った。
ルーリィエは走るサウロの背中を見送ると、今朝にロビンのところへ戻る道中に見かけた、帆にカモメのマークがある船の元へ移動行くと、通力でゆっくりと船を移動させ島の岩陰に隠した。
それからさらに海岸に沿って移動すると、オールのついた小舟を発見した。
ルーリィエはその小舟を見た瞬間、何故かその小舟をロビンが使うと感じ、元々サウロのために集めた食料だったが、それらを小舟に乗せ、通力で一時的に食料の姿を消した。
おそらくロビンがこの小舟を使っている時には通力の能力が解除されているだろう。
ルーリィエが一通りの準備を終えると、本格的にバスターコールが始まったのか沢山の砲撃がオハラを襲っていた。
「ふむ。予想していたよりも砲撃の数が多いか。人間は何をそんなに恐れているのか」
ルーリィエは、つまらないと思いながら自身を雷に変えてロビン達の元へ向かった
その頃ロビン達は…
「お母さん‼︎やっと会えたのに‼︎…私もここにいるっ!」
ロビンはなんとか母親であるオルビアと再会することができていた。
ロビンはやっと会えた母という存在を失いたくないためか、オリビアにしがみつき離れないようにしていた。
だが、オルビアはオハラに残ると決断していた。
そのため、ロビンを説得していた。
「私たちの研究は、ここで終わりになるけど…たとえこの“オハラ”が滅びても…あなた達の生きる未来を‼︎私達が諦めるわけにはいかないっ‼︎」
「わからない‼︎」
ロビンはずっと泣いていた。オルビアはそんなロビンを悟すように言った。
「いつかわか「わかれロビン」…!あなたは…?」
「ルーリィエ!」
「ルーリィエっ‼︎」
オルビアの言葉に被せたのはルーリィエだった。ルーリィエの登場にサウロは安堵し、ロビンは今度はルーリィエに飛びついた。
「ルーリィエっ!ルーリィエ‼︎」
「フッ、落ち着けロビン。我はここにいる、我の心音を聞くことに集中しろ、すぐに落ち着く」
ルーリィエはロビンが落ち着くまで優しく撫で続けた
「ゔっ…ひっ…グスッ」
「ふむ、落ち着いたな。…それで貴様がロビンの母オルビアだな?」
「…ええ。あなたがルーリィエね?さっきロビンが言ってたわ」
「そうだ。貴様には話したいことがあるが、今は時間がない。
おいロビン落ち着いて聞け」
ルーリィエはオリビアを確認だけすると、すぐに自分の胸で泣くロビンの肩を掴み顔を見た。
「いいかロビン。今日でこのオハラは滅びる「なんでそんなこと」黙って聞け!」
ルーリィエは初めてロビンに怒った。そのことにロビンも驚き、黙った。
ルーリィエはロビンの頭を撫でると優しく微笑んだ。
「オハラは滅ぶ。それはもう変わらない結末だ。だがロビン、お前が生きる限りオハラの意思は滅びん」
「…!い…し…」
「そうだ。お前がここでクローバー達とともに学んだ知識も、思い出も、お前が生きれば滅びん。オハラはお前の中で生き続ける。これから生き続けると、お前を恐れる者や利用する者が現れるだろう。お前はまだ幼い、何故自分ばかりが辛い思いをしなければいけないんだと、死にたいと思うこともあるかもしれん。もしかしたら考古学者になったことを後悔する時があるかもしれん。
だがなロビン…」
するとルーリィエの身体が淡い光に包まれ、ルーリィエは妖狐の姿になった。
「どんなことが起きようと、どんなことを言われようと、お前は自分を、ロビンという人間を誇れ。たとえ世界中の人間がお前を悪とみなすなら、我も共に悪になろう。お前は我のものになるのだろう?それならお前の背負うものは全て、我のものだ」
ロビンは再び泣いていた。枯れてもなお流れる涙はもう止め方が分からなくなっていた。
ロビンをギュッと抱きしめると、ルーリィエは今まで付けていた黒い指輪をロビンに渡した。
その指輪は、妖の世界にいた時から着けていた指輪だった。
「お前にこれを預けよう。必ずお前を迎えに行く、それまで肌身離さず持っておけ。いいなロビン?その指輪を見るたび思い出せ、我は常にお前と共にあると。生き続けよロビン」
ルーリィエはロビンをサウロの手に乗せた。
「行けサウロ!傷一つなく、ロビンをこの島から出せ!」
「!わ、わかったで!必ずロビンはワシが守る!」
サウロはロビンを落とさないようにしながら、そっと立ち上がり海岸の方へと走っていく。
「生きて‼︎ロビン‼︎」
オリビアは涙を流した。大粒の涙をボロボロと。
それを横目でルーリィエは見ると、小さく微笑んだ。
「お母さーん!ルーリィエ!」
どんどん距離が離れていくもロビンの声ははっきりと聞こえていた。
(生きろロビン。必ずお前を迎えに行く。それまで辛い思いをさせてしまうだろう…すまないなロビン)
ルーリィエはサウロが見えなくなるまで、瞬きもせずずっと見ていた。
そしてサウロの巨体が森で消えると、ルーリィエはオルビアと、今まで黙っていたクローバーの方を向いた。
「クローバー、随分とやられたな」
「わしは別に良い。それにしてもお前さんはどうする気じゃ?もう助かる手段も…」
「そのことに関してはどうでもいい。我は生き残るからな。そこでだ、お前らに話すことがある」
「…なんじゃ」
「何かしら」
「オルビア。貴様は我と共に生きてもらう」
ルーリィエの発言に2人が驚く。クローバーはどこか嬉しそうな感情も混ざっていたが。
「どういうこと?私はここでオハラと共に死にたいの」
「だろうな、貴様はオハラを誇りに思っている。それは伝わってくる。だが貴様は生きて我と共に来てもらうぞ、ロビンの母 オルビアよ」
「なぜ私じゃないといけないのかしら?私には…」
「なにもなかろう?ここで死ぬだけなら我と共に生きろ。そして我の隣でこの世界を教えろ。貴様らの大事な本を使ってな」
「本を!?本はあそこでもうすでに燃えている。まだ燃えてない無事な本は、湖に落とすが、それでも残らんだろう。それをどうやって…」
「これをお前に食ってもらうぞオルビア」
クローバーがルーリィエの発言に疑問を持つと、ルーリィエは通力の力で一つの実を出現させた。
「そ、それは…!」
「悪魔の実!?一体それをどこで手に入れたの!?」
「細かいことはいい。この実をお前が食い、本を救え。この悪魔の実はそれに適した能力を持っている」
ルーリィエは確かにその実の能力を知っている。前の世界でも色々と便利だった通力は、この世界でもやはり便利で、どうやら悪魔の実に通力を使えば、その実の能力がわかるようだった。
「でもそれをなんで私が!クローバーさんでも、ほかのみんなだって!」
「この戯けが!貴様はあやつの親だろう!親らしいことをせぬまま、家族としての幸せをあやつを残して、死ねると思うな!我はまたロビンと再開する、その時あやつを最初に抱くのは我でない!親である貴様の役目であろう!ならばここから生き、2人でオハラの意思を繋げ!よいな!」
ルーリィエはオルビアに激怒した。ルーリィエもまた、家族としての愛を知らぬまま生きてきた。小さい頃から家族はなく、王になるためだけに生きてきた。だからルーリィエは幼い時、親の愛を、家族の暖かさを知りたかったのだ。
ルーリィエはオルビアに悪魔の実を渡した。だが、まだオルビアは悩んでいた。はたしてバスターコールから、本当に生き残れるのか。それが今だに信じられなかった。
そんなオルビアの不安を感じ取ったのかルーリィエは、自身の腕を上にあげると腕がビリビリと電気を浴びた。
そして一瞬腕から雷が空へ向かって出ると、次の瞬間
ピカッ!ドォォォォン!
砲撃が飛んできてる方向に、大きな雷が落ちた。
クローバーとオルビアは、ルーリィエが使った雷の力にただ驚いていた。
「まさか…雷を操る…いや、もしやお前自身が雷とでも言うのか!?」
クローバーの顔からはだらだらと冷や汗が流れた
「その様なものだ。だがわかっただろ、我は貴様を救える力を持っている。我と共に来い、必ずお前をロビンと合わしてやる」
ルーリィエは真っ直ぐオルビアを見た。そしてオルビアはとうとう決断し悪魔の実を「…あ、一気に食った方がよ…遅かったか」食った。
オルビアが食う前に、教えといてやろうと思ったルーリィエだったが、すでに手遅れで、オルビアは吐きそうになりながらもなんとか実を全て食べた。
「はぁ…はぁ…。酷い味ね…でもこれで」
「…よし。それでは貴様らは先に行き、大体の事情を話し本を湖に落とせ。我は砲撃を防ぎながら向かう」
2人は指示を聞くとすぐに全知の樹へ向かった。
ルーリィエは雷で大砲を防いでいった。
全知の樹へ到着した2人は学者みんなに事を説明した。
みんなオルビアと本がが助かると知り、大喜びになりながら本をせっせと湖に放り投げていた。そして出せるだけの本を湖に落とすと、オルビアは外に出て湖の前に行くと先にルーリィエが来ていた。
「ここでお前の悪魔の実の力を使え。あとは我が持って行こう」
「わかったわ。……お願い…
オルビアが湖に手をかざすと、湖の底に落ちていく本たちが
これがオルビアが食べた悪魔の実の能力。
その実の名は『トメトメの実』。対象の時を止めることができる能力。
生き物は最大で1時間止めることができ、それ以外のものは能力者自身が解除しない限りは、半永久的に止めることができる。
だがその強力な能力ゆえに副作用のようなものがある。
「上出来だ。あとは我がやろう。貴様は別れを済ませてこい。」
オルビアは素直に頷き、上で見守る学者たちを見た。
「みんな…」
オルビアは泣いた。今までみんなで力を合わせて、世界の歴史の研究をしていた仲間、そして自分の娘であるロビンを支えてくれた家族でもある学者たち。
なんと言えば良いのか分からず涙だけが流れた。
すると学者たちは
「オルビアさーん!笑ってくれー!」
「俺たちの分まで、研究を頼んだぜー!」
「ロビンと幸せになってくれー!」
「ロビンちゃんによろしくね〜!」
ワイワイしながら手を振っていた。そしてクローバー博士も。
「オルビア!自分に責任を感じるんじゃないぞ!わしらは充分幸せだった!次はオルビア!自分の番じゃ!しっかり生きて、ロビンと仲良くな!」
「はぃ…はいっ!…みなざん!ありがどゔございまじだ!」
オルビアはばっ!と頭を下げた。どんどん溢れる涙は止まる事を知らず、自分の顔を濡らしていった。
「…行くぞ」
ルーリィエはそれだけ言うと、オルビアでも追いつける速度で走り始め、オルビアも涙を拭いながらも走った。
ルーリィエたちが森の中に入るとき、2人は知恵の樹を振り返ると、なんと島で一番大きい知恵の樹が倒れた。
オリビアはそれを見て泣き崩れると、ルーリィエは仕方ないと思ったのかオルビアを担いで、隠していた船へと向かった。
ルーリィエは道中、ロビンは無事に逃げ切れたのか、サウロの最後を見届けたかったなどが頭にちらついたが、あの神のことだから全てうまく進んだんだろうと、深く考えるのをやめた。
そして船を隠していた場所へ着くと、オリビアを乗せすぐに出航した。妖狐の力の一つ、突風を起こす扇を出すとそれを一振り、二振りとすることで船の速度を上げ、オハラを離れていった。
「世話になった。偉大な学者たちの故郷“オハラ”、その名、その姿しかと目に焼き付け二度と忘れんと誓おう!…安らかに眠れ」
オルビアは頭を下げ、ルーリィエは今も砲撃を受け、燃えるオハラをただ黙って見続けた。
オリジナル悪魔の実
トメトメの実
対象の時を止める
生き物は最大1時間。
それ以外は能力者が解除しない限りは半永久的に止まっている。
副作用→能力が強力ゆえに、食べた時から成長が止まる。
これにて『オハラ編』終了です!