恋愛小説集   作:小春春斗

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最終回

 あれから無事に高校を卒業し、大学に入学しました。玲音さんに聞いたところ、ボクが卒業した後誰も部員が入らなかったらしくて廃部になったみたい。玲音さんは部活の顧問になることはなかったみたい。それを聞いた時、首を傾げちゃったけど、玲音が、

 

『週末とかに部活の顧問として学校に行かなくても良くなったので、すぐに会えますしいいじゃないですか』

 

と言うから嬉しくなって気にしないことにしたのです。あ、そうだ。大学生になってしばらくして玲音が住んでるマンションで一緒に暮らすようになりました。いわゆる同棲ってやつです。平日はお互い学校で会えないし、休日も高校生の頃に比べて予定が合うことも減ってしまって残念だーって思ってたある日、玲音からどこかの鍵を渡されました。

 

『これ何の鍵ですか?』

『僕の家の鍵です。最近あまり会えなかったですし、よかったら一緒に住みませんか?』

『え、え?い、いいんですか?』

『いいから渡してるんですよ』

『え、えへへ///あ、ありがとうございます』

 

ということで一緒に住むことになりました。

 

 

 そんなこんなで数年後、

 

「鈴風玲音さん。あなたは鷹月香澄さんと結婚し、妻としようとしています。あなたはこの結婚を神の導きによるものだと受け取り、その教えに従って夫としての分を果たし、常に妻を愛し、敬い、慰め、助けて、変わることなく、健やかなるときも病める時も富める時も、貧しき時も、死が二人を別つまで命の灯火の続く限り、あなたの妻に対して、堅く節操を守ることを約束しますか?」

「はい、誓います」

「鷹月香澄さん。あなたは鈴風玲音さんと結婚し、夫としようとしています。あなたはこの結婚を神の導きによるものだと受け取り、その教えに従って妻としての分を果たし、常に夫を愛し、敬い、慰め、助けて、変わることなく、健やかなるときも病める時も富める時も、貧しき時も、死が二人を別つまで命の灯火の続く限り、あなたの夫に対して、堅く節操を守ることを約束しますか?」

「はい、誓います」

 

互いに誓いの言葉を述べると、指輪の交換へと移ります。

 

「それでは、指輪の交換をしてください」

 

まずは玲音さんがボクの左手の薬指の指輪をはめ、次にボクが玲音さんの左手の薬指に指をはめました。そして、

 

「それでは誓いのキスを」

 

玲音さんがボクのベールをそっと上げると、ゆっくりとキスをしてくれました。

 

 

「つ、疲れたー」

「そうですね、流石に疲れました」

 

 結婚式が終わって、家で二人でゆっくりしています。

「ふぅー。あ、そうだ、玲音さん」

「なんですか?」

 

玲音さんの方を向いて座り直すと、

 

「これからも末長くお願いします」

 

とにっこり笑いながら言うと、玲音も

 

「こちらこそ、末長くお願いします」

 

と笑って言ってくれました。




と言うわけで、「Secret Connect Love」が完結です!式の時の神父のセリフはいろいろなものを参考にしたものなので、実際に言ってるとかではないですよ?もちろん、自分が経験したとかそういうことでもないです。

近いうちに新しい取り組みの作品をあげようと思っていますので、お楽しみに!

では、また!
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