恋愛小説集   作:小春春斗

31 / 38
会話分の終わりがめちゃくちゃだったの修正しました!


7

 翌日、俺とティナとフィアは俺の家に集まっていた。

 

「ねぇ、ねぇ、これからどうしよっか」

「そうじゃな……当分はこちらに攻めてくる国もないじゃろうから、もう少しこちらの軍を強化しておきたいところじゃが……」

「ん?なんか問題でもあるのか?」

「その、あれじゃ、資金が…の。税は変えたくないしの……」

「この国って、ほかよりも税が軽いって噂なんだよ」

「へぇ、そうだったんだな。…他の国の大会かなんかに出て賞金を貰うってのが手っ取り早いか」

「そうじゃが……この国の者でそんな大会に招待されるようなのがいないんじゃよ」

「そうだったんだね」

「どうしたも『剣さーん、お手紙でーす!』ったく、なんだよ」

 

と、毒づきながら手紙を受け取りにいった。戻ってきて毒づきながら、

 

「たく、なんだよ。すまん、ちょっと先に開けさせて貰うな」

「「いいよ(ぞ)」」

「おぅ。どれどれ…こりゃ、タイミング良すぎだろ。まぁ、これでなんとかなるかもな」

「どうしたの、剣君。その手紙になんて書いてたの?」

「ほら、見てみろよ」

 

と言ってとりあえずフィアに渡して、見るように言った。

 

「どれどれ…土の精霊使いから…って、なんでなんじゃ?!」

「あの人たちじゃないかな?」

「そうだろうな。ノーランドで開催される豊穣祭への招待状と、その豊穣祭の余興でする精霊使いだけのバトルトーナメントへの参加状だと。恐らく、全員集まるだろうから、今誰が一番強い精霊使いかがわかるな。しかも、賞金もそこそこに出るらしいから一石二鳥だな」

「そうじゃが、優斗はいいのか?」

「あぁ、ちょうど腕試しもしたかったしな」

「そうだったんだ、それじゃ、行こ?」

「やはり、ティナも付いてくるんじゃな」

「当たり前だよ!だってお祭りだよ?そんな楽しいこと行かないって選択肢なんてないよ!」

「ワシはゲストで呼ばれとるし、3人で行くかの」

 

と、いうことで3人で豊穣祭に行くことになったのだ。

 

 

 1週間後、俺たちはノーランドの中心街に着いた。

 

「へぇ~、ここがノーランドの中心街か。ちゃんとした街なんだな。来るまでの道中はほとんどが森だったり、畑だったりしたから街も自然が多い物かと思ったんだが、建物も結構あるんだな」

 

と呟くと、

 

「あたりまえじゃろ。確かに、ここ以外はほとんどが自然じゃよ。毎年豊穣祭をするんじゃ、街にちゃんとした宿泊施設とかがなかったら駄目じゃろ」

 

とフィアに言われた。そして、

 

「さてと、ここに留まってるのも通行の邪魔になるじゃろうから、もうそろそろ移動せんかの?」

「は~い」

「ん。案内してくんねぇか?後で俺だけ迷うとか嫌だから」

「そうじゃな。それじゃ、はぐれないようにちゃんとついてくるようにするんじゃぞ?」

「「は~い」」

 

俺たちは賑わっている街へ繰り出した。

 

 

 数時間後

 

「「疲れた!」」

 

俺とティナが声をそろえていった。

 

「ぬしら…早すぎるぞ。あと何日かはこっちにいとかんと駄目なんじゃぞ?」

「だって~、面白い物が多くて~…」

「それは最もじゃが、その調子じゃもたんぞ?」

「ティナ、フィアの言うとおりだぞ?」

 

俺がフィアに便状すると、

 

「「優斗(剣君)のセリフじゃないじゃろ(ないでしょ)!!」」

 

2人にそろって言われた。

 

「なんでだ?」

「だって、剣君はこっちに来てから初めてのお祭りでしょ?ちゃんと楽しもうよ!」

「ティなの言うとおりじゃな」

「そ、そんなものか?」

「「そうじゃよ(そうだよ)!!!」」

「お、おぅ」

 

フィアとティナの説得で俺も祭りを楽しむことになった。

 

 

 それからしばらく三人で歩いておると、優斗が、

 

「……なぁ、フィア、俺の集合場所ってどこなんだ?」

 

と訊いてきた。

 

「うむ…この付近じゃったはずじゃが。急にどうしたんじゃ?」

「いや、もうそろそろ集合時間だったはずだからさ。」

「そっか。終わったらすぐ宿に行ってね?」

「あぁ、わかった。多分疲れるだろうからな。俺は行くけど、ふたりは楽しんどけよー」

 

と言って、優斗は人混みに消えていった。すると、

 

「ねぇねぇ、フィア」

「何じゃ?」

「これからどうしよっか」

 

と、聞いてきた。恐らくティナも優斗がいないからつまらんのじゃろ。

 

「祭りは始まったばっかりじゃし、今日全部回る必要もないじゃろ」

「!それじゃあ」

「うむ。先に宿に戻って優斗の帰りでも待つとするかの」

「うん!」

 

ティナも賛成してくれたから、宿へ向かって優斗を待つことになった。




自分の集合場所を覚えてないって……優斗よ、ダメじゃないか!(作者がそうsグハッ)

と、とりあえず、次回今代の精霊使いとの顔合わせです。どんな人たちなんだろうかとお楽しみに!

では!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。