なんでこの作品だけ更新頻度高いかって?……自分で書いたにも関わらず恥ずかしくなったからだよ!
と言うわけで、本日もどんどん更新して行きます。
「多分ここなんだろうけど…普通の料亭じゃねぇか!」
フィアに言われた場所に来てみたものの…と考えていると、
「あんたが剣優斗であってるか?」
と声をかけられた。
「あ、あぁ、そうだが。お前は「ほら、早く行くよ!もうそろそろ顔合わせ始まるからね!」っておい、話を聞け!」
「ほらほら、行くよ~」
と見ず知らずの女の子にいきなり腕を引っ張られ、拒否する間もないまま料亭に入った。そのまま、ある部屋へ連れて行かれると、そこにはすでに四人いて、
「「「「遅い!」」」」
と口をそろえて言われた。女の子が、
「ごめん、ごめん。さてと、これで全員集まったし、始めよっか、“楽しい”会食を!」
と宣言した。
「……は?」
俺はあまりにも急だったから、そう言ってしまった。
「えっと、どういうことだ?」
と、俺を連れてきた女の子に問いかけると、
「あぁ、流石に急だったね。これからバトルトーナメントのルールを決めたり、交流を兼ねてお食事会ってことだよ」
「は、はぁ…」
俺はとりあえず相づちを打った。
「さてと、新入りもいることだし、とりあえず、自己紹介をしよっか。ボクはクラウス、地の精霊使いだよ」
と、女の子―クラウスが言うと、
「次は私が。私はディーナ、水の精霊使いですわ」
「…シェイド。影の精霊使い」
「ワシャ、ウルフ。岩の精霊使いじゃ」
「ぼ、僕はフォル。木の精霊使いです」
と他の精霊使いも簡単な自己紹介をした。
「最後になったが、俺は剣優斗。風のせいれ「違うでしょ、剣優斗。ヘルフレイズもいるでしょ?」な、なんでって、あいつらに探られてたんだっけ」
「そうだよ~。ほら、さっさと正直に言う!皆聞きたそうだから」
誤魔化そうと思っていたが、そううまくもいかないらしい。
「ったく、分かったよ。改めて、風と
と言って少し間を置いて、
「「「「…は?」」」」
と俺とクラウス以外の精霊使いの声がハモった。
「ほらほら、皆、闘う機会を楽しみにしとこうよ、ね?剣優斗♪」
とからかうような笑みでそう言った。
皆が落ち着いてきた頃に料理が来たので、それを食べながらバトルトーナメントのルール説明をしてその日は解散となった。簡単に説明すると、明後日と明明後日の二日間に開催され、明後日は総当たり、明明後日は勝ち星の多い2人で決勝をするようだ。動けなくなった方か降参したら負け
だそうだ。
楽しくなりそうだな~と思いながら宿へ戻っていった。宿に着くと、
「「あ、お帰り!」」
と、ティナとフィアが出迎えてくれた。
「ただいま、二人とも。まだ寝てなかったんだな」
「うん。剣君が戻ってくるの待ってたんだ。明日からの予定決めたいからさ。」
「そっか。遅くなってごめんな?」
「いや、いいのじゃ。それで、予定の方はどうなのじゃ?」
と訊いてきた。
「明後日と明明後日は無理だけど、それ以外の日は大丈夫だな」
「そっか。なら、まだ行ってないところ一緒に周ろ?」
「あぁ、いいぜ?」
「「やった!!」」
「俺は風呂入るから先寝といてもいいぞ?」
「「わかった。おやすみ、優斗(剣君)」」
「あぁ、おやすみ。」
そう言って俺は浴場へ、ティナとフィアは寝室へ向かった。
風呂から出て、寝室へ行き、ベッドに入った。しばらくこの先のこと、特に精霊王はどうやって決められるのか考えていた。だが、いくら考えても無駄だなと考えるのを止めた。それから少しボーッとしてから眠りについた。
翌日俺たちは昨日行けていなかったところへ行ったり、色んな物を見て回ったりしてお祭りを楽しんだ。
―そして、
「ただいまより、余興である精霊使いだけのバトルトーナメントを開催します!!」
「「「「「「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」」」」」」
バトルトーナメントが始まった。開催宣言が行われている頃控室では、
「さてと、最初の組み合わせだけど、まずはボクとフォル、ディーナとシェイド、ウルフと剣優斗って勝手に決めちゃったけど、良かったかな?…別に反対するわけじゃなさそうだからこのままいくよ。その後は全員がちゃんと当たるように自由に決めてね~」
「「「おぅ!」」」「はい!」「了解」
と言うと、
「もう間もなく第1回戦の開始となります。出場する人は集まってください」
と、アナウンスが流れた。
「さて、そろそろ始まるけど、皆特別席で見てね~」
と言ってクラウスとフォルが控室を出た。それから少ししてから残った人全員で控室を後にして特別席に向かった。
そして、その日の夜、
「はぁ~~~、疲れた。キツすぎるって…」
かろうじて決勝に進めた俺は宿の机に突っ伏していて、その横ではフィアとティナが嬉しそうにしながらも少し心配そうにしている。
「お疲れ様、剣君!決勝に進むなんてすごいね!」
「そうじゃ、他も中々手練れの様じゃったからの。決勝に進めただけでも誇っても良いと思うぞ?」
「まぁ、そうなんだろうが、相手がな…」
俺が懸念しているのは、対戦相手のクラウスだ。あいつとは今日闘った限りでは勝てない、などと考えていると、
「その通りじゃな。どう闘うつもりなのじゃ?相性最悪じゃろ?それに、あの精霊が作っている鎧はどうするのじゃ?」
「そこなんだよな…打つ手がないわけじゃねぇけど、実際にできるかどうかわかんねぇんだよな」
「そっか…明日、頑張ってね、剣君」
「頑張るのじゃぞ、優斗」
「あぁ、できるだけ抗ってみるよ。明日も忙しいだろうし、もう寝るわ。2人も早めに寝るんだぞ?」
「「うん!おやすみ、剣君(優斗)」」
「おやすみ、2人とも」
そう言って俺は寝室に行ってベットに潜ると、すぐ眠りについた。