恋愛小説集   作:小春春斗

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どうも、小春春斗です!

ついに、「後輩&先輩」の最終回を出せました!
楽しんでください!


後輩&先輩~4~

「送ってもらって、ありがとうございます、先輩」

「気にすんなよ。付き合ってるんだし」

「は、はい……」

 

 

 あの後、

 

『…あの、先輩』

『どうした?』

『こんな風に抱きしめてもらってるのは嬉しいですし、ものすっごいドキドキしますし、離れたくないって思ってるんですけど、あの、その……』

『…これ以上遅くなるのも悪いし、そろそろ帰るか?』

『っ!は、はい!』

 

 

 といった感じで今に至ります。しばらくして十字路に差し掛かって、

 

「そういや、こっちであってるよな?」

 

と私の家への道を指しました。

 

「はい!でも、ここまでで大丈夫ですよ?先輩あっちですよね?」

 

最後まで送ってくれようとしているのはすごい嬉しいけど、なんだか申し訳なくて断るのに、自分の家の方向に続く道と別の道を指さしました。

 

「ん、そうだが気にしなくていいぞ。それより、そっちは門限とか大丈夫なのか?もう7時とかだけど」

「あ、はい、先輩と出かけるって言ったら『楽しんでらっしゃい。帰り遅くても大丈夫だからね〜』って言われちゃいました」

「……」

 

先輩が呆れたように頭を横に振りました。そして、

 

「……おばさんに言っておじさん言いくるめる手伝いしてもらうか」

「なんか言いました?」

「家まで送るって言ったんだよ。ほら、行くぞ」

「は、はい!」

 

なんか誤魔化された気もしたけど、さっさと歩いて行ってしまうのでとりあえず追いかけました。

 

 

 それから少し歩くと、私の家につきました。

 

「着いちゃいましたね」

「そうだな。それじゃ、また明日……っと、忘れてたわ」

「?どうしたんですか?」

「明日朝、あそこの交差点で待ってるから、一緒に学校行こうぜ」

「は、はい!いいんですか!?」

「いいから言ってんだよ。寝坊したら置いてくからな」

「うぅ……。わかりました。それじゃ、先輩、おやすみなさい」

「あぁ、おやすみ」

 

そう言って先輩は来た道の方を向いて歩き出しました。その姿が見えなくなるまで見送って私も家に入りました。

「ただいまー」

「おかえり。意外と早かったのね。それで、先輩とはどうなったのかな?」

「え、えーっとそれはその……」

「うまくいったんでしょ?そうじゃなきゃ、こんな時間まで帰ってこないってことないだろうし」

「///もう部屋に戻るから!」

図星をつかれてしまって恥ずかしくなった私はお母さんを無視して部屋に戻りました。

 

 

 そして、翌日、

 

「あぁー!!寝坊した!先輩と一緒に行く予定なのに!もう行っちゃったかな?」

 

案の定、寝坊した私は慌てて家を飛び出して待ち合わせ場所まで走っています。待ち合わせ場所に着くと、先輩はまだいました。

 

「お、おはよう、ございます」

「やっぱり寝坊したか。残念だが、走らないとHRに間に合わないな。ほら、行くぞ」

「は、はいぃ」

 

そう言って先輩と並んで走り出しました。




はい、これにて「後輩&先輩」は完結です。……え?続きはどうなるのかって?そこは皆さんのご想像にお任せします!

では次こそは新作あげます!

では!
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