恋愛小説集   作:小春春斗

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 皆さんどうも!小春春斗です!

 今回から書きだめていたシリーズを出していこうと思います!プロローグ的な感じで極端に短いと思いますが、今日中に続きをあげようと思ってます!
 ちなみに、Pixivにもあげていたりしますが、それを再編・手直ししたものなので、続きを早く読みたいって方はそっちも見てください!

 では、どうぞ!


4色Factors
プロローグ


 中1のとき、親が再婚し私——望月咲愛(もちづきさえ)は相手方の連れ子の結(にぃ)——望月結叶(もつづきゆいと)の義妹になった。

 初めて会ったとき、結兄が気になって仕方なかった。お父さん以外の男の人としかも同い年(誕生日はあっちの方が先だけど)とあまり話さなかった私にとってはそれが好奇心からだったのか、はたまた別の何かだったのかはその当時の私に聞かないと分からないけど。とりあえず一緒に暮らしてきた。

 

 そして、高2の春——

 

「ねぇ、結兄、お願いがあるんだけど……」

 

この一言から物語は動き出した。

 

 

 高2の春、星条高校の掲示板の前、

 

「あ、結兄、結兄!また同じクラスだよ!」

「あぁ……、そうだな。にしても、高校入ってから連続とは……」

 

私の横でそう言ったのが義兄の結兄だ。そして、

 

「お、お前らまた同じクラスなのかよ(笑)普通、兄妹ってクラス分けられるもんじゃ無かったっけ(笑)」

「そこら辺は決まってないみたいですよ。私たち4人はまた同じクラスですし」

 

と話1年のときからの友達の鈴ちゃん——沢井鈴(さわいすず)と結兄の友達の滝沢くん——滝沢正輝(たきざわまさき)が話に混ざってきた。

 

「これから1年よろしくね、鈴ちゃん!!」

「はい、咲愛ちゃん!」

「よろしくな、正輝」

「おぅよ、親友!」

 

そうして私たちは教室へと向かった。

 

 

 その日は始業式をして自己紹介だけで学校が終わり、私と結兄は家に帰る前にスーパーに寄っていた。

 

「咲愛、今日の昼飯は弁当買って帰るとして、夕飯は何食べたい?」

「ん〜、唐揚げ……かな」

「咲愛はほんとに唐揚げ好きだよな〜」

 

と言いながら鶏ムネ肉と付け合せの野菜を買い物カゴに入れていく。

 

「だって結兄の作る唐揚げ美味しいんだもん!」

「はは、そりゃどうも。咲愛は料理以外(・・)の家事出来んのに、何でなんだろうな」

「う、うるさい!お弁当先見てくる!」

「あ、ついでに俺の分も頼むわ」

「はーい」

 

 そうして、買い物を終えて家に帰ってからお弁当を食べ、明日の休み明けテストの勉強をした。

 

 

 その夜、

 

「ふー、ごちそうさまでした。いつもご飯作ってくれてありがとう、結兄」

「いえいえ、こんぐらいどうってことないさ」

「私が料理出来たらいいんだけどな……。それに、他に料理出来る2人は夜遅くまでいないからね。あ、後片付け私しとくから置いといてね」

「それじゃ、お言葉に甘えて。勉強してくるわ」

 

そう言って結兄はそのまま部屋へ向かった。

 

 

 私は洗い物を済ませてお風呂のお湯を入れ始めてからリビングでテレビを見ながらくつろいだ。しばらくして、お風呂にお湯が貯まったので私が入り、お風呂から出ると少ししてから結兄が入る。またリビングでくつろいでいると結兄がリビングに入ってきた……上半身裸のままで。

 

「って、な、な、なんで上の服着てないの?!」

「あぁ、すまん、すまん」

 

と言い、キッチンの方へ行くと冷蔵庫を開け、牛乳を出し、コップに入れると一気に全部飲み干した。

 

「それ、ほんと好きだよね」

 

呆れ気味に言うと、

 

「別にいいだろ、咲愛になんか害がある訳でもないし」

 

と言って服を着ると私の隣に座ってテレビを見始めた。

 

「ねえ、結兄、お願いがあるんだけど……」

「お願い?別にいいけど、咲愛にしては珍しいな」

「むぅ……、別にいいでしょ!それで、内容なんだけど…」

「おぅ、なんだ?」

「私たちで相談室みたいなのしてみたいんだけど……ダメ、かな?」

「……は?」

 

私の言ったことが突然過ぎたみたいで目を丸くして聞き返してきた。

 

「だーかーらー、相談室だよ、相談室。恋愛とか、悩みとか聞いてアドバイスあげるあの相談室!」

「いや、それは分かってるんだが…なんでまたそんなこと……」

「いいじゃん、結兄って色んな人からよく相談されてるんだし、ね?」

「まぁ、それもそうだが……」

「お願い!」

「……はぁ、うちのクラスだけだぞ?」

 

と渋々という感じだけどOKしてくれた。

 

「ありがとう、結兄!後、テスト終わってから始めるつもりだから、結兄がLIMEで言っといてね?」

「なんで俺が……」

「それじゃ、そういう事で!おやすみ、結兄!」

「お、おやすみ」

 

私はそう言ってさっさと自分の部屋に入った。

 

◇ ◇ ◇ 

 

 咲愛がリビングから出た後、1人残された俺はまだ思考が追いついていなかった。

 

「なんでまたあんな事言い出したんだよ……全く。まぁ、咲愛のお願いだし、いいか。我ながら咲愛に甘いもんだな〜」

 

と1人呟きリビングを後にした。

 




 さぁ、今回は義兄妹が中心となって友達も巻き込んで物語が進んでいきます!続きをお楽しみに!

では!
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