【三次創作】NARUTOー名もなき忍道ー 隠し実績「無限月夜見」獲得プレイ 作:ウィナ
なんとか2回目イベントもこなせました。
然程難しいわけではないのですが、これ以降ちょくちょく3人で会う約束を取り付けることが出来ました。
これ以降、不定期にマダラと柱間と一緒に忍術や体術の特訓ができます。
この特訓イベントには3つの大きなメリットがあります。
一つはマダラと柱間、双方の接触度が上がること。ついでに友好度も上がりますが、のちのイベントである程度下がります。
もう一つは、この特訓そのものがかなりの効率を誇ります。その効率たるや影分身を用いた修行と同等です。
おかげでミミちゃんもかなりの能力を得ることが出来ます。
ちなみに、訓練のあとにはマダラ達と未来について話し合ったりするシーンもありますが、ここはちゃんと原作を逸脱しない程度に二人に同調しましょう。
最後に、任務と併用できることです。
マダラを監視する仕事ですが、マダラを一定範囲内で見ていればそれでクリアできます。干渉してはならないとは書いてないんですね。
特訓しつつ、接触度稼ぎつつ、忍の実績も稼げる一石三鳥のイベントなのです。
さて、美味しいイベントを確約したのはいいのですが、この後しばらくすると千手仏間とうちはタジマがお互いの息子が密会をしていることを知り、息子に対して互いを尾行、場合によっては頃す任務を与えます。
それまでに、前回説明したとある術の開発を終わらせておきたいです。
前提条件は沸遁の血継限界を持ち、かつ一定以上の医術知識を持つこと…そしてきっかけとして自分が何らかの負傷を負うことです。
最後が面倒で、タイミングや負傷の内容によっては怪我を理由に特訓を取りやめねばなりません。
また、負傷を受けても術を閃かないこともあるため、試行回数を稼ぐ必要があります。
…負傷受けすぎると親に心配されて外出規制とかあり得るので、あまり回数は稼ぎたくないですね。念の為セーブしておきましょう。
【忍具の手入れ中にクナイで指を切ってしまった。】
【指先から血が垂れてくる…】
【そういえば、血液の半分は水分であると書物で読んだ気がする…】
【脳裏にピンと豆電球が光って、術を思いついた!】
【沸遁・沸血の術の開発が出来るようになりました】
…なんとか3回目の閃きチャンスで閃けましたね。
殺害数0クリアのための主力忍術がこの「沸遁・沸血の術」です。
読んで字の如く血を沸騰させる術です。
説明文には自分の血を沸騰させ、返り血で相手を火傷させる術と書かれています。この文章だけだとさほど強くなさそうですね。実際攻略サイトなどでの評価はあまり高くない術です。
しかし、この術の本懐は沸騰させる血液が相手の血でもいいということなのです。
相手に一撃でいいので出血ダメージを与え、その血を沸騰させることで体を内外から灼くことが出来ます。
火力が上がれば勿論相手をそのまま焼き切ることも出来ますが、この術は他の沸遁術と違い火力の調整が容易です。
腕なり足なりに切り傷を与え、そこだけ血を沸騰させて足止め。よほどの相手じゃない限り熱とそれに伴う激痛で気絶までいけます、これが戦国時代~創成期の間のメインの戦い方です。
…なんにせよ、まだ術開発が可能になっただけです。この術の開発にはどうしても血が必要になります。
一定の研究までなら家畜の血でいいのですが、それ以上はどうしても自分の血が必要になります。
なので、研究初期は一族が飼育などしている家畜を締めるときに血を分けてもらい、研究後半のために常日頃から自分の血を保存しておくことにします。
医療忍術の練習とでも言っておけば言い訳は効きます。最悪新術の開発をしていると言っても大丈夫です。
結構日数が経過しました。
合間合間にマダラ柱間との特訓イベントもこなしていって、ミミちゃんはかなりの強さになりました。
普通に大人とも渡り合える程度の体術は得られましたし、二人の接触度・好感度もかなりいい感じです。
沸血の術の開発も終わりましたし、日数的にそろそろあのイベントが起きます。勿論介入…というか両親ともども強制参加です。
…ちょうどいいタイミングですね。前提イベントが起きました。
「美玲、いいところに来た。少し話がある」
【どうしたのお父さん】
「お前の任務であるうちはマダラの監視に関してだが…どうやらマダラ本人と接触しているな?」
【……】
「我々守水一族は中立の立場でなければならない…まあ、肩入れしているわけではないのでそれは問題ない。しかし、マダラ以外にもうひとり子供と接触しているだろう」
【…柱間】
「そうだ。調べたところ、千手一族の者であった。つまり、うちはと千手の者が守水を通して密会をしている、と周りから捉えられてもおかしくない」
【そんなつもりは…】
「無論、お前にそのつもりがないのは理解している。だが、これを利用しうちはと千手が行動を起こさないとも限らない…今後マダラと柱間に会う時には私も尾行を行う」
【…分かった】
これにより、次回以降の特訓にはパッパが付いてくることになります。
とは言っても、次回がマダラと柱間がそれぞれの尾行任務を命じられ、例の川で一悶着あるイベントです。
ちなみに、当日はあえて最初は二人の前には姿を表しません。
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挨拶代わりの水切り。飛んできた石に書かれていた「にげろ」の文字。
その意図を理解したワシらは互いに逃げるようにその場を後にしようとした…
「考えることは同じようですね…千手仏間」
「それと扉間だったか」
「…のようだなうちはタジマ」
「それからイズナだな」
物陰からマダラとワシの親兄弟がそれぞれ対峙するように飛び出してくる。
「そして…見ているのだろう?守水の者よ」
ワシの親…仏間が上流に向けて声をかける。
その隙を突こうと投げられたクナイは、もう一本飛んできたクナイで防がれた。
「感知に関してはやはり叶わぬか…」
出てきたのは美玲と、その父親と思われる男だった。
「守水、まさか大人しく帰れなど言わぬだろうな?」
「彼らは戦に不干渉。もっとも、そんな気概も無いでしょうが」
「我々としては、無駄に紙を使いたくないから大人しくして貰いたいのだがな」
「それは無理な相談だ」
「なにせ、相手の戦力を削る絶好の機会なのだから…な!」
そう言って戦いが始まった。始まってしまった。
千手仏間とうちはタジマはほぼ同格。一瞬のスキが生死を分ける戦いだ。
そして二人共分かっていた。目の前で我が子を殺されれば、ほんの僅かだが心の乱れが生じるであろうことを。どちらが先手を取るかで勝負が決まることを。
扉間に向けて放たれた死角からの一撃、それを「にげろ」と書かれた石ではたき落とした。
「俺達の言ってたバカみてーな絵空事にはしょせん…届かねーのかもな」
……
「次からは戦場で会うことになるだろうぜ。千手柱間」
「俺は…うちはマダラだ」
その時、写輪眼の開眼が何を意味するのか、俺には分かった気がした。
やつは友となった俺を完全に消すことにしたのだ。
美玲…守水美玲は、己では何も変えられぬ状況に爪が手のひらに食い込むほどに手を握りしめ、目を伏せていた。