SW2.5 ミラージ共和連邦キャンペーン 作:haratomo
〇前回のあらすじ
村おこしの依頼の裏面に書かれた助けを求める文章を目にし、バーメルという村に向かった一行。フィオーネのドルオタ堕ちやキャラの濃い(婉曲表現)盗賊団との対決もありつつ、メリアの隠れ里を救うことに成功します。
そこに現れたのは3000年以上を生きるナイトメアのアリア。彼女は一行の装備の限界を指摘していった後、『とりあえず、一回あなたたち全員面倒見てあげるわ』と言ったのでした。
〇トレーラー
〇成長報告&オープニング ―まさかあなたがいるなんて―
GM : そんなわけで、今回はパーティー分割セッションです。
フィオーネ :いえ~い
ブラン(弟子) : はい
GM : 皆さん以外の三人は、ポックルの故郷という名の遺跡に素材周回に行かされました。『必要素材、全部揃えるまで帰ってこれると思うなよ』と
フィオーネ :おそろしい
ブラン(弟子) : 頑張れ~
GM : それでは前回の依頼を終えてナジュニアに戻ってきた一行ですが、帰ってきたら休憩をする間もなく拉致をされるので日数経過はありません。宿代もなし。
ブラン(弟子) : やったぜ
GM : そんなわけで、まずはブラン→フィオーネの順で成長報告をお願いします。今回はブランって言うだけでいいのでなんか楽ですね
ブラン(弟子) : フェンサーが10に、スカウトが8になりました。 あとは回避用の敏捷ボーナスが6になったのでだいぶ避けるよ。というところでフィオーネからお金を借りてブレードスカートを装備したところです。 以上!
GM : ありがとうございます!それでは次フィオーネ!
フィオーネ :技能成長はフェアリーテイマーが10に。ファイアストーム解禁!そしてレベル11のレストアヘルスまでリーチ!!それと知力と精神がボーナス5に。 前回の成長で知力5、精神1が伸びました。以上!
それぞれの詳しい能力値に関しては以下の通りです。
・ブラン(弟子)
・フィオーネ
GM : ありがとうございます、それではみなさんが案山子亭でマスターに報告やらを済ませたところでぽんぽん、と気配もなく肩を叩かれました。
ブラン(弟子) : 「?」振り返る
フィオーネ :「ポックルのいたずら?」振り返る
アリア : 「はぁい、おまたせ」手をひらひらさせて
ブラン(弟子) : 「アリア!」
フィオーネ :「来るのめっちゃ早くない~?」
アリア : 「そんなのゲートでどうにでもなるわよ。さ、あなたたち2人は先に行くわよ。素材周回をさせる他の3人と違って準備もいらないでしょ?」
ブラン(弟子) : 「ばんたん!」
フィオーネ :「あ、ちょっと待って、消耗品だけ購入させて~?」前回セッション後の買い物済ませる感じで
GM : といった感じで最低限の準備だけして皆様はラボに拉致されました。
フィオーネ :拉致られた
アリア : 「はいいらっしゃい、ちょっと騒がしいかもしれないけど勘弁してね?」(ルームの背景がSFチックなラボめいたものに変わる)
フィオーネ :「おじゃましま~す」 めっちゃ近代的
ブラン(弟子) : 「おじゃまします」
と、2人がラボに入ってきたところで、奥の方から、ぱたぱたという足音と共に声がかかります。
ゼノ : 「おかえりなさ~い!おなかすいた~!!」
ブラン(弟子) : なんで!?
フィオーネ :wwwwww
魔導士マレウスに付き従っていた少年、ゼノは過去ブラン(弟子)に圧倒的な力の差を見せつけながら勝利したこともあり、弟子にとっては少なからぬ因縁の相手となります。(2話ラスト参照)そんなゼノがなぜアリアのラボにいるのでしょう?
ブラン(弟子) : 「!!!???」飛びのく
フィオーネ :「あら?」ブラン頑張ってね
ゼノ : 「・・・・・・おきゃくさん?」
ブラン(弟子) : 「グルルルルル」獣変貌して警戒心マックス
フィオーネ :「アリアさんに招待されてきたものだよ~。よろしくね。」
アリア : 「はい、落ち着きなさい。あとあなたは礼儀を覚えなさい」と言いながら、ブランとゼノの首筋にチョップ。
ブラン(弟子) : 「がう」(いたい)
ゼノ : 「いたい」
ブラン(弟子) : はもるな
フィオーネ :いたい言うタイミング同時なの、仲良しかよ
アリア : 「・・・・・・知り合い?」
フィオーネ :「ちょっと前に殺し合いしたばかりだね。」
ブラン(弟子) : 「がうがう」(殺されかけた)
アリア : 「そう?その程度なら問題ないわね」
フィオーネ :「……アリアさん問題おおありと思うのだけど~?」
ゼノ : 「わぁい、もふもふだー」ブランに飛びつく
ブラン(弟子) : 「がうっ!?」逃げようとしてる。『もふもふだ~』ではない
フィオーネ :「とりあえず今は敵意はなさそうでよかったけど。」
前回(2話)と同じく、特殊な歩法で追い詰められるブランをよそにアリアはフィオーネと会話をします。
アリア : 「ふふ、もし面倒そうなことするのならそれ相応の報いを受けてもらうから放っておきましょう。・・・・・・そうね、おやつ抜きとか」
アリアがそう言った瞬間、ゼノは(スン・・・・・・ッ)と真顔になって正座します。
ゼノ : 「それはこまる」
ブラン(弟子) : まだちょっと離れて警戒してる。柱の後ろとか
フィオーネ :「......一応報告しておきますけど、あの子、アリアさんが以前ぶっ飛ばしたいっておっしゃってたお弟子さんと一緒にいましたよ?」
アリア : 「あらそうなの?じゃあしばらくは一緒にいることにするわね。さて、それじゃあまずは何から始めようかしら」
といったところで、今回のセッションの説明です。ブラン側とフィオーネ側それぞれで強化に関して「イベント」→「ランダムイベントという名の夜会話」を繰り返し、このセットをそれぞれ3周行います。ダイスの結果、1日目はフィオーネ、ブラン(弟子)の順番でシーンを行うことになりました。
GM : このタイミングで、なにか質問とかありますか?PLとしてでもPCとしてでもいいです。
ブラン(弟子) : アリアとゼノはリカント語分かりますか?
GM : アリアはもちろんわかります、ゼノは「???」です。多分獣変貌している間は人族としてではなくもふもふとして扱われます。
ブラン(弟子) : もふもふ…
ブラン(弟子) : あと、ゼノの種族はなんですか?
ゼノ : 人間だよー
ブラン(弟子) : 人間かー。そしてもしや年下?
GM : ぱっと見でもだいぶ小さいですよ、ヴィヴィほどではないけど。ちなみにヴィヴィは12歳です。
フィオーネ :「ところで、でしちゃんはおそらくゼノくんと稽古する事になると思うのだけど、私は何を修行すればいいのかしら?」
アリア : 「そうね、特に考えていなかったわ」
ブラン(弟子) : 「がうっ!?」(えぇっ!?)
アリア : 「だから、ひとまずあなたの出来ることと・・・・・・現状やらざるを得ない事、それから何をやりたいかを聞かせてもらうことになるかしら。そうね、お話を聞くのに時間かかりそうだし・・・・・・ちょうどいいわね」と、ゼノを見て
アリア : 「ゼノ、ちょっとそこのもふもふのお姉さんと一緒に遊んでおいてもらえる?シミュレーターにデータは入れておくから」
ゼノ : 「おっけー、よくわからないけどあそこの筒の中にはいればいいんだよね!」
ブラン(弟子) : 「がう?」なにやるのかわかってない
ゼノ : 「こっちこっち、なんかしらないけど『しんたいそくてー』だって!」と引っ張っていこうとします。
ブラン(弟子) : 躱そうとします
フィオーネ :「......でしちゃんゼノ君と二人っきりみたいだけど頑張ってね、骨は拾ってあげるから。」
アリア : 「とりあえず、そこの機械の中に入りなさい。教えるにしてもあなたの現状の能力知らないと出来ないから。それと、これはこっちで預かっておくわね・・・・・・修理しないといけないから」と師匠がいつの間にか取られてます。今回ブランは基本的にゼノと行動を共にしてもらいますね。
ブラン(弟子) : 「がう!」機械には入ろうとする
ブラン(弟子) :「がるるる!がう!」(師匠をおねがい!)ゼノからはなんとか距離を取りたい
ゼノ : 「よぉし!ボクも負けないぞぉ―!!」と機械に入っていく。
ブラン(弟子) : どうして…
〇ミドルシーン① ―フィオーネのシリアスと弟子&ゼノの大運動会―
ということでまずはフィオーネ側のイベント「聞き込み」からです。前回(3話)ドルオタ成分でかなりはちゃけたフィオーネは、今回でシリアス成分を取り戻したいそうですが……?
アリア : フィオーネは中庭(何故か自然豊か)でお茶会となります。
ブラン(弟子) : フィオーネのシリアスだけど、弟子がフィオーネ見直すタイミングあるかな?今アリアと二人だけってことは見てないのでは?
フィオーネ :たしかに、やはり帰ってこないシリアス
GM : 視聴者が見てればそれだけでマシだから
ブラン(弟子) : ところで今フィオーネの格好は…
フィオーネ :あ、さすがに@アリスたんズッ推しすこすこすこ侍なりきりセットは着てないです
GM : クソダサTだけは確定。あれは戦装束だから
フィオーネ :ソウデスネ
ブラン(弟子) : それだけでまともに思えるのは何かが違う
アリア : 「えーっと、あなたが今できることはまぁだいたいわかるからいいとして・・・・・・最近起きたこと・・・・・・というか、巻き込まれてそうなことあるでしょう?教えなさい」
フィオーネ :「......まあ事情話さないと何も始まらなそうですね。これは今から二十年前の出来事の話、とはいってもアリアさんからしたらつい最近の出来事なのでしょうけど。」
フィオーネ :「ともかく私が今冒険者をやっている理由に直結する出来事です。」
GM : 色々思ったんですけど、もうこのメンツは逃げてもマレウスの方から追いかけてくるレベルで足を突っ込んでしまったなぁって
ブラン(弟子) : ばかな!マレウス関係してるのはブランとポックルとブランだけのはず!(過半数)
GM : 2話でポックルがマレウス殺害(1回目)をしたおかげで、パーティー単位で認識されてしまった。 あれが無かったら・・・・・・ あれが無かったらまだ羽虫扱いされる程度だったのが、駆除しなきゃいけない存在と認識されましたからね。
以下フィオーネの(珍しく)シリアスな身の上話です。そうです、ただのダメなおねーさんではないのです。
フィオーネ :「私はもともとフナジェニア領内北東部の森の湖沿岸にある小さなエルフ集落の出身でした。母はおらず家族は父一人でした。父は元の冒険者で、狭い集落が世界の全てだった私にとって父の壮大な冒険譚を子守歌代わりに聞くのが好きでした。」
フィオーネ :「自然と冒険者という職業に夢を抱いていました。今思えば世間知らずな女の子の浅はかな妄想でしたね。」
フィオーネ :「20年前、私が成人を迎えた時に、集落の掟で単独で狩りに行く事になりました。村近郊にある狩場でゴブリンを退治する程度の簡単な狩だったのですが、冒険譚に夢を膨らませていた私は愚かにも誰も立ち入らない森深くに一人で入ってい来ました。」
フィオーネ :「私はそこで、得体のしれない何かに襲われて気絶してしまいます。一瞬の出来事でした、セージもスカウトもない当時の私では当然の帰結です。」
フィオーネ :「結局私自身は、心配して探しに来てくれた父に救出されたのですが、その時に父はその何かに襲われたそうで翌日から謎の病気に感染し急激に悪化、7日後には危篤状態に陥ってしまいました。」
フィオーネ :「村中のあらゆる手段を用いて治療を試みましたが、病を治すに及ばず病状を遅らせるのに精一杯でした。」
フィオーネ :「……私の浅慮な行動で父は未だに病床に伏しています。そこで私は初めて自分のしでかしたことの重大さを知りました......以来私はお父様を治す術を探すために旅を続けています。」
フィオーネ :「もう一度お父様に会うために、ちゃんとお父様に謝罪するために。……これが私のなすべきこと、なさねばならない事です。」
アリア : 「ふむふむ」と興味深そうにフィオーネの話を聞くアリア。ここで普通の人なら慰めの言葉でもかけるんでしょうけど、一線を越えているアリアからそんなものは出そうにないですね。
アリア : 「・・・・・・あなたの父親が病床に伏したのは、その人が弱かっただけだとは思うけど」と、前置きを置いてから
フィオーネ :「それは断じて違います、お父様は何も悪くない!そもそも私が森の中に入らなければ、入らなければ!」
アリア : 「でも、その『家族愛?』とやら・・・・・・興味深くて嫌いじゃないわ」
アリア : 「うん、きっとあなたが思っていることは『正しくて、とてもきれい』なんでしょうね。久しぶりに、そんな気持ちにさせてもらったわ。ありがとう」と言ってから、お茶を勧めます。
フィオーネ :「……すみません、少し興奮してしまいました……。」お茶に手を付ける
アリア : 「それで、お父様を救うのがあなたのしなければいけない事ね」
フィオーネ :「……そうですね、そのために妖精魔法を必死に学びました、薬品学も。」
アリア : 「力さえ身に着けたのなら、すぐにでも集落に戻りたいでしょう?」
フィオーネ :「・・・・・・力をつけたのなら今すぐにでも。」
アリア : 「残念ね、今あなたが帰るのなら・・・・・・それを許さない相手がいるでしょうに。きっとあの子のことだわ、とても愉快そうに集落に災厄を投げ込むでしょう」と微笑みを浮かべながら確信をもって言います。
フィオーネ :「病の正体をご存じなのですか??」
アリア : 「それはまだ、でもあの子・・・・・・マレウスならきっと『自分が気になった人間の顔を歪ませる』為に、知り合いへ嫌がらせをするのは躊躇しないでしょうね」
フィオーネ :「……なるほど、つくづく我々はあのマレウスとかいう男に縁があるようですね。」
GM : 「諦めなさいな、そういう巡りもあるわ」
フィオーネ :「アリアさん、次弟子を取る際は性格面も考慮することをお勧めしますよ。」マレウス絶対ぶっ殺すメンバー追加のお知らせ
アリア : 「フフ、ご忠告ありがとう。でもそうしたほうが効率がいいっての教えたの私なの、ごめんなさいね」
アリア : 「戦乱の世で青春時代を過ごしてるから、どうもその癖が抜けなくて・・・・・・」ちょっと恥ずかしそう。古代魔法文明から魔動機文明への過渡期が青春時代だったので、思考が戦国時代なんですよ。
フィオーネ :「今アリアさんは私たちの面倒をみてくださっています、マリウスの師として追及するつもりはないです。」
アリア : 「それで・・・・・・あなたはこれからやらなくてはいけないことがいくつか出来そうよ。具体的には、マレウスの撃退でしょう」 撃退?というか・・・・・・迎撃かな?
フィオーネ :「お父様を治したのに村を襲われたら、たまったものじゃないですからね。」
アリア : 「あなたのそのぺネトレイターを、より活かせる方法があるんだけど」といったところで、フィオーネに対していくつか案を提示してくれます。
アリア : 「・・・・・・欲を言えば、操霊術師ならよかったけどあなたは妖精使いだから・・・・・・こんなのがあるわ」と、補助動作で相手に弱点を新しく付与する妖精魔法の存在を教えてくれます。
フィオーネ :「それは……たしかにその魔法が使えれば戦略の幅が大いに広がりそうですね。」
アリア : 「えぇ、あるわよ。代償として、使役している妖精の存在消滅が必要だけど」一応教えてはくれますけど、多様したらそもそも妖精魔法が使えなくなります。
フィオーネ :「妖精の存在消滅……ですか???」
アリア : 「えぇ、召喚使役した妖精の命を代償にその属性が弱点になるよう相手の魂に刻み込むの」と魔法を教えてくれます。
▶▶【フェアリーリゼントメント】
ランク1/基本 消費MP:3 対象:1体 射程/形状:2(30m)/起点指定
時間:30秒(3R) 抵抗:短縮(抵抗で10秒/1Rに)
効果:使用前に属性を「炎/水・氷/土/風」のいずれか選択、対象に「弱点:(選択した属性)+2」を与える。元々の弱点とは別個に計算し、また元々の弱点と同じ属性は与えられない。
※ただしこの魔法を使用した場合、周囲に存在する選択した属性の妖精1体が消滅する。
アリア : これに関してはただで教えてくれます、使用に関しては自己責任で。
フィオーネ :「これは……そうやすやすと使ってよい魔法ではないですね……。」別の方法おねがいしますw
アリア : 「そうね、使いすぎたらそれこそイフリートレベルが襲撃してくるわね。ま、それじゃあ他の方法を考えましょうか」と立ち上がる。
フィオーネ :「こんな魔法多用していては当然妖精の怒りを買うことになるでしょうね。」
アリア : 「まぁ、襲ってきたらそれはそれで力でねじ伏せて再契約させればいいんだけどね。まずは、あなたのお父さんの病状を詳しく調べてみましょう?そこから何か見えてくるかもしれないわ」と、次のイベントが「書庫での病状調査」となります。
フィオーネ :「何から何まで、本当にありがとうございます、アリアさん……。」
とフィオーネサイドはこういった感じで、次はシミュレーター内のブランへカメラを回します。 機械の中に入ったブランは意識を失い気が付けば広い広場にいました。そしてそんな彼女に対してゼノが声をかけてきます。
ゼノ : 「やぁやぁようこそ!このしみゅれーたー?ではきみのしんたいのうりょくをけいそく?して・・・・・・さい・・・‥てき、な?くん・・・・・・?ほうほう?を、・・・・・・きだすのにやくだて・・・・・・ます!」本を片手に
ブラン(弟子) : 「がう?」首をかしげる
ゼノ : 「ねぇねぇ、これなんて読むの?」本には『このシミュレーターでは君の身体能力を計測して、最適な訓練方法を導き出すのに役立てます』と交易共通語で書かれています。どうやら取扱説明書みたい。
ブラン(弟子) :…獣変貌から戻らないとダメか
ブラン(弟子) : 「ん。みせて」主動作で戻ります
ゼノ : 「・・・・・・ッ!?もふもふじゃ・・・・・・ない」
ゼノ : 「???」
ブラン(弟子) : 「このシミュレーターではきみのしんたいのうりょくをけいそくして、さいてきなくんれんほうほうをみちびきだすのにやくだてます、ってかいてある」
ゼノ : 「なるほど!・・・・・・で、なにをするのおねーちゃん?」
ブラン(弟子) : 「しらない」
ゼノ : しょんぼりしながら壁際に体育すわりします。
ブラン(弟子) : 「……」えっこれどうすればいいのと困惑しています
困惑している二人の方の前に、色々な道具が出てきます。そして鳴り響く音声、どうやらそこにある道具を使って身体能力を計測……砲丸投げとか短距離走とかそんな感じのものを行うようです。
具体的には、冒険者レベル+各能力値ボーナスを基準値に判定をブランとゼノで行います。装備などは使用不可で目標値は20で、判定は長時間かかるので練技は使えません。
ブラン(弟子) : そういえば指輪はどうですか
GM : よくよく考えたら、これ意識だけをデータ転送したものだから装備とか全部ないです。
ブラン(弟子) : たしかに
GM : なるほど、じゃあブランとゼノはデータとして用意された芋ジャージ姿にしましょう。いい案だ。
ブラン(弟子) : 「これをつかってはかるみたい」
ゼノ : 「なるほど!おねーちゃんすごい!」きらきらした目で見る
ブラン(弟子) : 「…」なんか調子狂うなって思ってます
ゼノ : 玩具を与えられた子供の様にキャッキャしてます。
GM : それでは、何から判定しましょうか?もうキャラシの上から順に器用度→精神の順でやります?ここでゼノの素の能力値を公開していくのだ。
ブラン(弟子) : 獣変貌はありですか?
GM : 種族特徴はOKです
ブラン(弟子) : じゃあ始める前に主動作で。 獣変貌
GM : まずは器用度、風の抵抗を受けやすい槍での槍投げとかでしょうか?
ゼノ :(コロコロ)基礎値15の出目8で23
ブラン(弟子) :(コロコロ)ピンゾロ…あの… これは判定ですか…?
GM : はい、ということでポックルは相互フォローの耳飾りで最初の判定の出目10でいいよ。(メモ)
ゼノ : 「・・・・・・うん、まぁ・・・・・・いいことさ、きっとあるよ」力ない言葉
ブラン(弟子) : 「……がぅ」めをそらす
GM : 気を取り直しまして次、敏捷なので短距離走や障害物競争ですかね。
ブラン(弟子) : 「がうがうがう!」(スピードなら負けない!)
ゼノ :(コロコロ)基礎値13の出目3で 16
ブラン(弟子) :(コロコロ)基礎値15の出目9で24
ゼノ : 「おーはやいはやい!」キャッキャ
ブラン(弟子) : 「ガオーン!」誇らしげ
ゼノ : 「今度背中に乗せてよもふねーちゃん」
ブラン(弟子) : 背中は人なのでは?
ゼノ : ブランの方が背が高そうなので
ブラン(弟子) : 「がう!」(いいよ!)
ゼノ : 「わぁい!」なんて言ってるのかはわかってない、雰囲気のみ。
ブラン(弟子) : 手でグッドサインを作ってるんでしょう
GM : 次は筋力ボーナスですね、個人戦の砲丸投げにするかアームレスリングで対決するかどうします?
ブラン(弟子) : さっき投げて失敗したし、腕相撲で
GM : それでは対決!
ブラン(弟子) :(コロコロ)基礎値15の出目7で22
ゼノ : (コロコロ)基礎値14の出目9で23
ブラン(弟子) : 「がるるるるるる」力をこめる
ゼノ : 「・・・・・・にくきゅーじゃ・・・・・・なぁい!」という悲痛な叫びと共に腕を倒す!
ブラン(弟子) : 「がうっ!?」負けてびっくりしてる。顔だけです…
ゼノ : 「うぅ・・・・・・」と悔しそうにしている、肉球をぷにぷにしたかったようだ。
ブラン(弟子) : そんなこと言われても…なぜかこっちもしょんぼりしてる
GM : しょんぼりしている中、次は生命力・・・・・・即ち持久走となります。倒れるまで走ろう
ラン(弟子) : 「ががう、がう」(はしるのすき)
ゼノ : 「おいかけっこ?やるやるー」瞬時に機嫌が直る
ゼノ : (コロコロ)基礎値12の出目6で 18
ブラン(弟子) : (コロコロ)基礎値13の出目8で21
ゼノ : 「( ˘ω˘ )スヤァ・・・・・・」途中で寝始めた。
ブラン(弟子) : 「がうがう!」楽しそうに走ってる
GM : 【対象者が寝だした為、システムは混乱している】
ブラン(弟子) : 「……がう!」自分が終わった後に起こす
GM : それでは続きまして、知力。反射神経でしょうか、光ったところをタッチするやつ。
ゼノ : (コロコロ)基礎値13の出目5で 18
ブラン(弟子) : (コロコロ)基礎値13の出目4で17
ブラン(弟子) : 「がぅ」
GM : 続きまして精神・・・・精神?何をするの!?
ブラン(弟子) : しらんがな
GM : というわけで『精神注入棒』と書かれたダイナスト(威力90斧SS)を持ったゴーレムが現われて『ザ=ゼンをせよ』と言います。
ブラン(弟子) : 「がうぅ?」いぶかしげな眼。大体フィオーネに向けてるやつ
フィオーネ :風評被害
GM : ゴーレム泣きそう
フィオーネ :ちょっと待ってゴーレムにも嫌がられるの?
ゼノ : (コロコロ)基礎値13の出目9で22
ブラン(弟子) : (コロコロ)基礎値12の出目11で23
GM : 二人とも達成値20以上なのでゴーレムがダイナストでセップクしました、コングラッチレーション!ちなみにこの6番勝負での目標値20以上はブランが4個にゼノが3個。ブランの勝利(なにが)です!
ブラン(弟子) : 「がう!」(かち!)主動作で戻ります
ブラン(弟子) : 「…つかれた」
ゼノ : 「たのしかったー!またやろうねー!」
ブラン(弟子) : 「はしるやつとうでずもうならいいよ」
ゼノ : 「わーい」
GM : あ、ここでブランはフェンサー技能+知力ボーナスで判定お願いします。目標値は18で。
ブラン(弟子) :(コロコロ) 6ゾロ。めっちゃ知ってる
GM : 確定ですね、同じ流派ではないですけどゼノの体捌きはブランが師匠から教わったモノに酷似している。おそらく源流が同じか派生流派かでしょう。
ブラン(弟子) : ほうほう
フィオーネ :やはりライバル枠
GM : といったところで、最初の日のイベント終了します。ここからはランダムイベント。お二人とも1d6を振ってください。
ブラン(弟子) :(コロコロ) 5
フィオーネ :(コロコロ)4
GM : お二人ともゼノとイベントですね、一緒でもいいですよ?
ブラン(弟子) : 流派とか聞きたいことあるけど一緒でもいいよ
フィオーネ :ああ、流派聞きたいはわかる、別々にしましょ
GM : 場所は決めていいですよ、ダイスで決めようかと思ったけど私はもうお風呂が怖い。
フィオーネ :またお風呂枠があるのですか????
GM : このラボには露天風呂もあるし岩盤浴も出来ますよ。
ブラン(弟子) : …シミュレーターとはいえ運動した後だから風呂には入るのでは?
GM : ゼノは見たまんまなので、体を洗う前に飛び込もうとして怒られる感じですね。他のキャラクターが居なかったら警備ゴーレムあたりに。
ブラン(弟子) : まあ、風呂にしようか。武器ない方が安心するし……持ってこないよね?
GM : あ、ゼノはそもそも今装備持ってません。最初にあった時も芋ジャージのみ
ブラン(弟子) : そうなの?なら風呂上がりでお願いします
GM : それでは風呂上りのブランとゼノですね。ゼノは腰に手を当ててフルーツ牛乳を飲んでます。 フルーツ牛乳、コーヒー牛乳、牛乳、乳酸菌飲料各種あります。
ブラン(弟子) : 「ぎゅうにゅうぎゅうにゅう~」普通の牛乳で。白いし。牛乳を片手に同じく腰に手を当てて飲んでいます
ゼノ : 「ぷはーっ、このいっぱいのためにいきてるぅー」
ブラン(弟子) : 「…それはいいすぎ。でもきもちはわかる」
ゼノ : 「ここはごはんものみものもおいしいねっ!ボクこんなのはじめてだよ!」
ブラン(弟子) : 「?ここにずっといるんじゃないの?」
ゼノ : 「ちがうよ?なんにちかまえから」どうやら、マレウスとはぐれてお腹を空かせて倒れていたところを偶然通りがかったアリアに拾われたようです。
ブラン(弟子) : ぐうぜん…
ゼノ : 偶然(ゼノの主観)
ブラン(弟子) : 「そう。いいひと…たぶんいいひと…うんいいひとにひろわれたね?」
ゼノ : 「うん!」この後のことを一切考えていないであろう返答。
ブラン(弟子) : ちょっと不安になった。マレウスのこともだけど、アリアが何かしそうな気もするし
ブラン(弟子) : 「ところでゼノにききたいことがある」
ゼノ : 「なぁに?」
ブラン(弟子) : 「ゼノはどうやってあのうごきをみにつけたの?」
ゼノ : 「・・・・・・うーん、どうしようかなぁ・・・・・・ほかにもないもふねーちゃんだから、教えてあげるんだよ?これひみつなんだかんね」と、ひそひそ話をするように
ブラン(弟子) : こくりとうなずく
ゼノ : 「これはね、じつは『ひでんしょ』にかかれていたものなんだ」
ブラン(弟子) : 「ひでんしょ?」
ゼノ : 「うん」と言いながら、ぼろぼろですが不思議と破損していない本を取り出します。
ゼノ : 「なんてかいてるかはわからないから、えをみておぼえたんだー」
ブラン(弟子) : 「…なか、みてもいい?」
ゼノ : 「いいよ、でもひみつだからね!」
ブラン(弟子) : ふたたびうなずく
GM : ちなみに、中身は魔動機文明語で書かれています。
ブラン(弟子) : お、読める。ありがとうアルケミスト
GM : 『古代魔法文明時代の武術の不思議に迫る!』というタイトルです。
ブラン(弟子) : 「こだいまほうぶんめい…」
GM : そして、ブランは気が付きます。本の中に書かれている文章、そして図解の数々
GM : 『あ、これ月〇ムーとかと同じ感じのやつだ』ちなみに、図解とゼノが言っているのはだいたいマンガです。
ブラン(弟子) : そういう気付き!?それでなんで身につくんだ…
ゼノ : 「?」純真な瞳
ブラン(弟子) : 「…ありがとう。さんこうになった」聞きたいことも聞いたし、湯冷めしそうなんでこの辺でおわってもいいですか
ゼノ : 「うん!」ひでんしょを大切そうにしまう。
次はフィオーネとゼノのイベントです。事前に用意されていたランダム表で場所を決定することになったのですが……
フィオーネ :(コロコロ) 5
GM : お風呂ではなかった
フィオーネ :ちきしょう
GM : 寝室ですね。
フィオーネ :おっと?????ある意味お風呂よりだめでは????
GM : ゼノがフィオーネの寝室に来るか、それともフィオーネがゼノの寝室に来るか
ブラン(弟子) : 何があるんだ…場合によってはゼノの味方をするぞ
フィオーネ :ダイスで決めますね。 (コロコロ)ゼノ君から来てくれるそうです
GM : それではフィオーネの寝室です。時間的には真夜中位を想定していますが、フィオーネはその時何をしていますか?
フィオーネ :たぶん病についての本を借りて読みふけってますね。
GM : それでは、急に扉のドアノブが音を立てます。ガチャガチャと音が鳴り
ゼノ : 「・・・・・・えいっ」バキッ 寝ぼけ眼のゼノが入ってきました。
フィオーネ :「......ノックしてくださればドア開けますよ?」
ゼノ : 「・・・・・・うぅ、さむぅぃ・・・・・・」ベッドへ向かう
フィオーネ :「ゼノ君寝ぼけてる~?」
ゼノ : 「んにぃ・・・‥ねぇ、ぼけてるぅ?」布団に潜り込む
ブラン(弟子) : 事案ですか?
フィオーネ :フィオーネからは何もしてないですよ??
ブラン(弟子) : 前科がね…
フィオーネ :どう……して……
ゼノ : 「おかまい、なくー?」布団で芋虫の様になりながら手を振ってる
フィオーネ :「……ちょっとゼノ君、ここ君の部屋じゃないよ~?」 ぺしぺしたたきますね。起きますか?起きませんよね
ゼノ : 叩かれたので起きます
フィオーネ :あ、起きるんだ
ゼノ : 「・・・・・・?」するっとゼノの手が蛇のように走り、フィオーネの首元に触れる瞬間に止まった。
ゼノ : 「あれ?ここどこぉ」
フィオーネ :その動きに殺気は感じられましたか?
ゼノ : 感じませんでしたけど、ゼノの意識が戻るのが一瞬でも遅かったら死んでいた可能性が高いですね。
フィオーネ :「ゼノ君、さっきも言ったけど、ここは君の部屋じゃないよ~。」怖いけど
ゼノ : 「わ、ごめんなさーい」わたわたと布団を直しだす。
ゼノ : 「・・・・・・よし!」満足げ、しかし布団は割とぐちゃぐちゃ。・・・・・・いや?そもそもフィオーネの部屋の布団だから既にぐちゃぐちゃでは?
フィオーネ :正解
ゼノ : 完璧な現状復帰
フィオーネ :「とりあえず起きてくれたようで何よりだよ~。まだ眠いなら君の部屋まで連れていったほうがいい?」
ゼノ : 「ん~、めがさめちゃったからからだうごかしてくる」と言い立ち上がりますが、何か聞くことありますか?
フィオーネ :「そっか。せっかくの機会だしちょっと質問してもいい?」
ゼノ : 「なぁに?」床にぺたん、と座る。
フィオーネ :「うわ、ペタンと座ったのかわいいかよ?」(マレウスとはどういう関係なの?)
フィオーネ :「あれ、ちょっと間違えたかも」
GM : 残念項目が増えた
フィオーネ :PLの魂が入った
GM : おかしいなぁ、自分は今回フィオーネをシリアス側に戻すためにシナリオを構築したのに
ゼノ : 「?」意味が分からないので笑顔のまま
フィオーネ :「純真無垢かよ、最高かよ」(ごめんごめん、気にしなくていいよ~。)
フィオーネ :「……冗談は置いといて、マレウスとはどういう関係なの?どこで知り合ったの?」
ゼノ : 「センセはセンセだよ。ボクを、たすけてくれたひと」
フィオーネ :「命の恩人ってことね。」(これ命の危機の元凶がそもそもマレウスだった可能性あり得るな、言わないけど)
フィオーネ :「せんせの事もっと教えて?どこに住んでるのとか。」
ゼノ : 「センセはね、さいきんずっといろんなところにいるんだ。もともとは『るざいあ?』ってところにいたらしいよ」
フィオーネ :るざいあってどこじゃい? 見識振れますか?
GM : フィオーネなら1ゾロ以外ですね。
フィオーネ :(コロコロ)出目3。あぶねえけど
GM : ルザイアはですね、土地の名前ですね。というか、ミラージ共和連邦の領のひとつです。 ナジュニアの北の方、別の領を挟んだところにあります。二軒隣りさんですね。
フィオーネ :「そうなんだ、ありがとね~。そろそろ夜も遅いし質問はここまでかな。ひきとめてごめんね、おやすみなさい~。」
ゼノ : 「それじゃーね、へんなふくのおねーちゃんもおやすみ」
フィオーネ :「へんなふくじゃねえし!!」
ゼノ : 「ねえし!」笑いながら走り去っていきます。
フィオーネ :「……寝ますか……。」そういってぐちゃぐちゃになった(元々ぐちゃぐちゃだった)ベッドの上に横になります。
といったところで、初日が終了しました。
〇ミドルシーン② ―調べものとお勉強と―
修行組、二日目です。シーンの順番をダイスで決めた結果、一日目と同じくフィオーネ、ブラン(弟子)の順番でシーンを行うことになりました。
GM : フィオーネですね、今回のイベントは書庫での調査です。
フィオーネ :おk、シリアス取り戻すぞ~
GM : 今回は、アリアがブランとゼノの方に行っているのでお手伝いゴーレムの淹れた紅茶と茶菓子片手に調べものしましょうか。文献調査の判定、病気知識の判定、そして魔物知識判定をお願いします。
判定は文献判定で23、病気知識判定で22、魔物知識で25という結果でした。
GM : それでは父親の病気なんですけど、それらしき病気が見つかりません、ファンガスに似ていると最初は思っていましたけど何か違う。
GM : そんなこんなしていると「魔神と他生命体との融合実験について」という文献を見つけました。蛮族のディアボロも蛮族と魔神の合成種族ですからね、そう言う研究があるのは自明。
GM : そこに書かれていた「毒を保持した魔神を別種の毒を保持した生命体と掛け合わせた場合どうなるか?」という実験結果があります。そして、魔神に関する辞典を紐解いた結果、おそらく、魔神とファンガスの毒を合成したものではないか?と思いました。
フィオーネ :「強力な毒を所持している生命体と毒を持つ魔神を合成することで、さらに洗練された毒物を生成する……、そんなことが可能なの?」
GM : さらに言えば、追加の記述がありますね。
『この時に毒と毒ではなく呪いと毒を合成することで、通常の解毒手段・・・・・・例えばキュアポイズンやレストアヘルスでは解毒できない毒を生成できるのではないか?』と。そこからは『それが出来た場合、どうやって呪いを毒と誤認させるか』と研究が進みます。
フィオーネ :「通常の毒なら治せる魔法でも、呪いと属性複合された毒を治すことは出来ない……。もしそれがお父様がかかった病なのだとしたら、なんて皮肉なのかしら……。」属性複合が得意な人が属性複合された毒に感染するの、あまりにも因果って感じ
GM : ちなみにその文献の著者、マレウスって言うんですけど。この研究結果を得た瞬間、マレウスノリノリだっただろうなぁ
フィオーネ :「ほんとしゃくに触る男ですね……。」ぶっころ案件だけど
GM : と、今回のイベントはこんなところですかね。今までわからなかったことの糸口がつかめた、やったぜ。
一方のブラン(弟子)はというと……
GM : それでは、ブランとゼノは教室に用意された勉強机付属の椅子に座らされています。そして、黒板前に立つメガネをかけて教鞭を持ったアリア。
ブラン(弟子) : 「なにここ」
アリア : 「教室、教師が生徒に物事を教えるための部屋よ」
ゼノ : 「つまりアリアがせんせーだ」
ブラン(弟子) : 「アリアせんせい」
アリア : 「よろしい、それでは授業を開始します」
ブラン(弟子) : 「おー」
アリア : 「今日の授業内容は、あなた達の使用している剣術についてよ」
ブラン(弟子) : 「剣術!」ワクワクしてる
アリア : 「それじゃあブラン、古代魔法文明って聞いたら何を思い浮かべる?」
ブラン(弟子) : 「…まんが?」
アリア : 「あなたを二次元の存在にしてあげてもいいのよ?」アリアの指の中で金属の玉がゆっくりゆっくり平らにされていくのが見えます。
ブラン(弟子) : びくっ!おびえています
アリア : 「それじゃあゼノ、古代魔法文明を聞いたら何を思い浮かべる?」
ゼノ : 「すごいまほー、つよい!」
アリア : 「・・・・・・まぁ、子供だとそんなものかしら。それじゃあブラン、そんな魔法が主力で至上主義な文明で武術は役に立つと思う?」
ブラン(弟子) : 「…ふいをつけば武術のほうがはやい」
アリア : 「それも正解。だって、そもそも私たちを作ったのは始まりの剣・・・・・・つまりは武器よ。どんな時代でも、極めた武術はあらゆるものを薙ぎ払ったわ」
アリア : 「今日はそのうちのひとつ。古代魔法文明末期に滅びたとある国・・・・・・国土の東西南北と中央を武力で支え、敵国を排除した5つの流派の一部についてお話しましょうか。この間話したかしら、ブランの持っている剣は『古代魔法文明末期の将軍が最期に所持していた武器だ』って」
ブラン(弟子) : 「きいた」
アリア : 「それがその5つの流派・・・・・・『五帝剣』『五帝流』など言い方はあるけど、そのうちの一つの長『白帝』よ」
ブラン(弟子) : 「はくてい…」
アリア : 「どうもその将軍ね、死ぬまで戦った挙句『まだ戦いたい、この武を後世に伝えたい』って武器に魂が宿っちゃったようで。操霊術師がアンデッドになるような感じで、インテリジェンスソードになったみたい・・・・・・バカって本当にバカなことするのね」
ブラン(弟子) : 「じゃあそのしょうぐんが師匠?」
アリア : 「それは本人に聞きなさい」と言って、剣を返します。
ブラン(弟子) : 「わかった」
アリア : 「まだ必要素材が届いてないから、仮打だけどしばらくはそれで大丈夫なはずよ」
師匠 : 「と、言うわけでこれがニューな俺の姿だ!」と声が辺りに響きます。
ブラン(弟子) : 「師匠!」抱きしめる
師匠 : 「心配させたな弟子、いやぁ俺としたことが無理をしすぎちまったようだハッハッハ」
ブラン(弟子) : 「ううん。ごめん、ごめんね師匠。たくさんむちゃして」
アリア : 「気にすることはないわよ、ほとんどこのバカのせいなんだから。よく見なさい」と師匠の柄頭にある宝石を指さします。
ブラン(弟子) : 「これは?」
師匠 : 「おう、このぶら下がってる宝石のおかげでこうしてお前と会話できるようになったぞ!」と師匠の声が響くと同時に、宝石がごくごくわずかに震えてます。
ここで師匠の不調の原因の説明が入ります。
元々発音機能などが無かった師匠ですが、幼いブランに対してコンタクトを取って導かなければまずい。そう感じた彼?は、無理やり自身の刀身を微振動させてテレパシーに転換していました。しかしそんなことを続けていては、刀身は歪み微細な傷が走ってしまいます。そんな無茶の結果師匠は折れかけていたのです。
アリア : 「まぁ結論として親バカが過ぎて死にかけたのよそこのバカ師匠は、バカみたいでしょ?だから、発音が出来るようにその宝石をつなげておいたわ」なので、今度からは師匠は他のPCとも会話できます。
ブラン(弟子) : 「ありがとうアリアせんせい!」
アリア : 「それじゃあ、素材班が持ってきたらそのバカ鋳ちなおすから」
ブラン(弟子) : 「師匠、アリアせんせいにすごくバカっていわれるね」久しぶりに師匠と話せてうれしがってます
師匠 : 「言い返せる要素が無いな!ハッハッハ!」
アリア : 「さ、それじゃああなたが修めるべき流派の業を鍛えに行くわよ」
ブラン(弟子) : 「おー」
アリア : 「今のあなた、流派としては歪んだ方向に進んでるから。」
ブラン(弟子) : 「えっ、そうなの?」
アリア : 「そうね。だって、あなたの攻撃手段は防御がおろそかになるもの。五帝が二、白帝の流派は決して相手に触れさせない体捌きが基本よ」具体的に言えば、必殺攻撃のリスクである回避マイナス修正が流派的にナンセンスであると。
ブラン(弟子) : 「へー…そういえば師匠はその、はくてい?なの?」
師匠 : 「昔はそんな呼ばれ方もしていたなぁ。でも俺はそんな大それたものじゃねぇよ、気に入った相手に自分の業を継がせたがるただの剣術バカで充分よ」
ブラン(弟子) : 「そっか…師匠は、これからもわたしといっしょにいてくれる?」
師匠 : 「お?俺の弟子はもう嫌だってか?」
ブラン(弟子) : 「そんなことない!ただ、わたしのせいで師匠がおれそうになったから…」
師匠 : 「いいんだよ、折れても。武器は、いつだって折れるかもしれないんだ」
師匠 : 「俺はな、自分がもし折れても残せるものがあるから、お前を『弟子』にしたんだよブラン」
ブラン(弟子) : 「師匠…」
ブラン(弟子) : 「ん。もういちどちかう。わたしは師匠がむねをはれるような剣士になる。だから師匠、これからもよろしくね!」
師匠 : 「こっちこそな。まぁ任せろや、きっと俺がお前を3000年ぶりの『白帝』にしてやるさ」
ブラン(弟子) : 「がう!」
アリア : 「それじゃあ、あなたには白帝の剣術をひとつ教えてあげるわね」と言いながら、師匠を手に取り
アリア : 「降霊術・・・・・・操霊魔法の一種みたいなものだけど失礼」と、師匠を構えてそこから流派の情報を引き出して剣術の稽古をしてくれます。アリアが師匠を持って殴り掛かってくるから、渡された木の枝で何とかしようって言うものかと。
ブラン(弟子) : 「ガオーン!!」やる気に満ちた声
特訓の結果、ブラン(弟子)は新たな流派特技、《双刈(そうが)》を習得しました。
《双刈》
前提:必殺攻撃Ⅱ 適用:1回の近接攻撃 リスク:命中力-1
効果:必殺攻撃Ⅱの効果に合わせ、威力ロールを2回行い任意の結果を採用することが出来る。また、リスクが回避力-1ではなく命中力-1に変更されている。
演出:焦らず逸らず、確実に深手を負わせる攻撃。獣は己の爪牙を用いてより的確に命を刈り取ると言う。
と、弟子が新たな技を習得する一方でゼノの方は退屈そうにちり紙で手裏剣を作って投げたりしていたのですが……
アリア : 「あと、ゼノ・・・・・・」
ゼノ : 「???」
アリア : 「どうやってそのマンガで流派特技の再現まで出来たのか理解不能なんだけど、面白そうだから私が覚えている限りの業を叩き込んであげるわ」と苦笑交じりに笑います。
ゼノ : 「・・・・・・このひでんしょは、わたさないかんね!」
と、弟子だけでなくゼノの方にも強化が入ったところで2日目の昼イベントは終了です。
続いて2日目の夜会話です。ダイスの結果、ブラン(弟子)がアリアと、フィオーネがゼノとで両方居間でのシーンとなりました。場所が同じということで4人でくつろぐシーンということに。
ブラン(弟子) : 「アリア…師匠よりきびしい」なんかめっちゃぐったりしてる
アリア : 「死ななきゃノーカンよ」
フィオーネ :「でしちゃんお疲れ様」
ブラン(弟子) : 「ん。でもおかげでちょっとわかってきた」
アリア : 「ま、言葉で言われるよりも実際に相手がいたほうがわかりやすいからね」
ゼノ : (お茶をひと啜りしてから顔をしかめ、砂糖をドバドバ入れてる)
フィオーネ :「練習相手になってもらってよかったわね~。修行疲れたでしょ、今夜はぐっすり眠るといいわ。」気持ちちょっときれいなフィオーネ
ブラン(弟子) : 「うん~」いつもよりぼんやりしてる
アリア : 「あぁ、そう言えばブランにゼノ」
ブラン(弟子) : 「なに~?」
ゼノ : 「はいな」
アリア : 「あなたたち、明日フル装備で模擬戦するからそのつもりで。死んでも直してあげるから、殺すつもりでやりなさい」3日目の弟子のイベントはゼノとの一騎打ちです。
ブラン(弟子) : 「…はつみみ」
フィオーネ :「……さらっと恐ろしいけど」
ブラン(弟子) : 「ん。リベンジマッチ。がお」
ゼノ : 「?つまりもふねーちゃんを殺せばいいの?」
ブラン(弟子) : 「ちがう。わたしがゼノを斬る」
ゼノ : 「よぉし、がんばるよ!」
ブラン(弟子) : 「がるるるる」
アリア : 「・・・・・・この子、今までろくな環境じゃなかったんでしょうね。読み書きもろくにできないし」
フィオーネ :「マレウス、そもそも教える気がなかったのでしょうね。」
アリア : 「とても興味深いわね、やはりアレに力を与えてよかったわ」腕組み
ブラン(弟子) : 「よくない」
フィオーネ :「子供に基礎教養を教えないのが興味深い事ですか?」
アリア : 「ちがうわね。どう考えても害悪にしかならない性格の人間に力を与えたら、世間にどの範囲で影響を与えるか・・・・・・よ」
ブラン(弟子) : 「かくしんはん…!」
アリア : 「長く生きているとね、暇になって刺激が欲しくなるのよ」
ブラン(弟子) : 「…そうなの?」師匠に聞く
師匠 : 「俺は剣を振れたらそれでいいバカだからなぁ。あわよくば、って思っていた後継者も見つかったし。まぁ、世間様がどうなろうと知ったことじゃないってのは同じ意見かな」
ブラン(弟子) : 後継者のあたりで胸を張ってどやってる
アリア : 「胸を張りたいのなら、真髄を早く会得することね」
ブラン(弟子) : 「…がんばる!」
アリア : 「それで、フィオーネ」
フィオーネ :「なにかしら?」
アリア : 「あなた、結局どれにするつもり?私が与えてあげられるのはひとつだけよ」
実はフィオーネには強化案としてアイテムか流派特技2つかの選択肢が事前に与えられていました。以下はそれぞれのデータです。
【魔神の書】
知名度:20 形状:この世の生物ではない存在の革で装丁された本
装備可能部位:右手・左手・盾 製作時期:古代魔法文明
概要:魔神についての詳細な知識が書かれた本
ランク:〈盾〉B 用法:1H 必要筋力:1 回避:+1 防護点:+1
《魔神知識》
装備者は「読文:魔神語」を取得し、魔神に分類される魔物知識判定の達成値を+2する。(注:魔神語には本来データ的には読文が存在していませんが、例外的に習得するものとします)
《魔を狩る者》
装備者が魔神の弱点を看破した時、MPを「その魔神の魔物レベルの半分(端数切り上げ)」点消費しても良い。消費した場合、その魔物に追加で「弱点:自軍からのダメージ+2」を与える。
続いて候補その2の流派特技2つです。
①《魔力凝固》宣言特技
前提:《魔法収束》《魔法制御》 適用:直後の魔法行使1回 リスク:なし
効果:対象が「〇エリア/〇体」となっている魔法を対象1体として使用する。その際魔力を「+術者の器用度ボーナス」して行使判定及び威力ロールを行う。この特技を使用した魔法に《魔法拡大/数》を使用することはできない。
②《ダブルアクション》宣言特技
前提:《マルチアクション》 適用:直後の主動作1回 リスク:生命・精神抵抗-2
効果:直後の主動作で、魔法の行使を2回行う。ただし、この時に使用する魔法は別々のものでなくてはならず、またこの魔法行使2回の射程は半減(端数切り上げ)となり、《魔法制御》及び《魔法収束》は使用できない。
提示されたのは、対魔神特化の装備と強力な魔法特技。
さて、フィオーネはどちらを選ぶのでしょうか?
フィオーネ :「ずいぶん悩んだけど、私は魔神の書を頂くことにするわ。」
アリア : 「そう、あなたの御父上の病に関しては現状では何とも言えないけど」
フィオーネ :「魔法ばんばん撃つのも面白そうだったけど、私の最終目標はお父様の完治で、その障害が魔神共なら、私は奴らを滅ぼすのみです。」
アリア : 「実際の症状を目にした時に、魔神の書と照らし合わせたら何かわかるかもしれないわね」
フィオーネ :「何から何までありがとうございます、アリアさん。貴方が居なければ、私は自分の妖精魔法で父を治せないことを知り、絶望の淵に立たされるところでした……。……未だに治す手立てが確立してないのも事実ですけど。」
アリア : 「論文に関しては読んだわ。真っ先に思い付く治癒の方法を試したら隠されていた症状が悪性化して急進行するとかなかなかに面白いわね」と言いながら微笑む、心底楽しんでいる。
フィオーネ :「……ええ、趣味の悪さがにじみ出てますね、マレウスの」アリアさんも心底嬉しそうなのやめていただきますか?
ブラン(弟子) : 「おとうさん、びょうきなの?」珍しいフィオーネのシリアスを回収しておこう
ゼノ : 「びょうき?いっぱいたべてよくねたらいいよ!」
フィオーネ :「ん、そういえばでしちゃんには言ってなかったわね。私が冒険者やってるのは、危篤の父を助けるためなのよ。」
ブラン(弟子) : 「えっ!?」心底びっくり
フィオーネ :「危篤っていうのは、そもそも食べる事すら出来ない寝たきりの状態でね、栄養が取れないから、元気に戻ることもできない状態なんだよゼノ君。」
ゼノ : 「へぇ、間引きとかしないんだ」
フィオーネ :「……うん、大切な家族だからね。」(ゼノ君から間引きという単語が出て何かを察した。)
ブラン(弟子) : 「ブランがユニコーンのつのもってたはず。それでもダメ?」
フィオーネ :「ダメだったよ、20年前あらゆるマジックアイテム試したけど全部逆効果だった。」
アリア : 「まぁ治す方法はいくつかあるでしょうけどね、実物を見ていないから推測だけど、ユニコーンの角、試しに行かなくてよかったわね」おそらく『一時的に体力が戻るから余計苦痛を感じる』になるかと
ゼノ : 「なんかたいへんだねぇ。でも、びょうきはボクもいやだなぁ。切れないもん」ぶんぶん両手を振り回す。
フィオーネ :「そうね、病気はいやなものだよ。……アリアさんご馳走様、私はもう少し書庫で調べものしてみるわ。まだ、件の魔神について判明することがあるかもしれない」
アリア : 「どうぞ気のすむまで、まぁ最悪の方向には進まなくなってよかったんじゃない?」
フィオーネ :「ええ、おかげさまで。この御恩は必ず後で返すわ。」食器を片付けてその場を去る。
ブラン(弟子) : 「…あんなフィオーネはじめてみた」
アリア : 「周りに気を使って、自分の中にため込むタイプなのかもしれないわよ」
ブラン(弟子) : 「………」過去を思い返す
アリア : 「・・・・・・まぁそのストレスが変な方に噴出してる・・・・・・のかしらねぇ?」これにはアリアも首をかしげる
ブラン(弟子) : 「ストレスたまってたのかな…あれも」ちょっと優しくしようと思った弟子
ゼノ : 「う~んむにゃむにゃ・・・・・・」ソファーで寝てる
ブラン(弟子) : 「…ゼノ、ちゃんとねて。ばんぜんでたたかおう」
ゼノ : 「ふぁ~い」自分の部屋に帰る
ブラン(弟子) : 「わたしももうねる。おやすみアリアせんせい」
アリア : 「えぇ、よい夢を」
ゼノ : 「おやすみなさ~い」
〇ミドルシーン③ ―試せ!新戦力!―
ということで3日目。この日が終わると平行して素材回収をしているポックル、スピール、ブラン(修羅)組との合流です。今日のメインイベントは2日目に手に入れた《双刈》及び【魔神の書】のテストを兼ねた戦闘です。
まずはフィオーネから。アリアが気を利かせた結果、フィオーネと同じレベル帯の魔神のコア部位のみとの戦闘を行うことになりました。ダイスの結果決まった相手はマハティガ。コア部位のみということで象の頭だけがぴちぴち跳ねているという若干シュールな光景が現れました。
魔神の書のボーナスもあり魔物知識判定は当然のごとく弱点まで看過&MPを消費しての弱点付与。が、フィオーネはスカウト技能を持っていないためエネミーの先攻から。いざ、戦闘開始です!
・1ラウンド目
まずはエネミーが接敵からの《魔力撃》パンチ。ファイター技能も何もないフィオーネは避けられるはずもなく……が、肝心のダメージの出目がピンゾロ。優しさの(?)26点がフィオーネに入ります。
続くフィオーネの反撃。弱点である断空属性を付与した《ファイアブレードストーム》から。魔導帯でHPを回復しながら出したダメージは1回転し、51点のダメージです。更に《ダブルキャスト》分の同じく断空属性を付与した《フレイムブレードアロー》。抵抗されますが弱点ダメージだけでそもそも追加15点という凄まじさで、早くも相手は虫の息です。
・2ラウンド目
エネミーは普通に殴り物理18点からの追い打ちの《ゴッドフィスト》。流石に純後衛のフィオーネにこのダメージは堪え、残りHP8点まで削られますが……
フィオーネは前ターンに引き続き《ファイアブレードストーム》。ほぼ死に体の相手に対し容赦のない1回転をきめ、象の頭は跡形もなく消し飛んだのでした。
GM : 勝者、フィオーネ!
フィオーネ :恨みを込めて燃やしながら切り刻みました
ブラン(弟子) : 「お~、フィオーネすごい」
アリア : 「装備の特性をうまいこと使えているわね、良いことよ」
フィオーネ :「魔神"死すべし"慈悲はない……。」
ブラン(弟子) : (ちょっとこわい)
フィオーネ :「魔神の書を使った初めての戦闘だったけど、いいかんじに馴染んでよかったわ。」
ゼノ : 「あのお鼻の部分美味しそうだったのに・・・・・・」と消し炭を見てる
フィオーネ :「そんなゲテモノ食べてないで、もっと美味しいものアリアさんに作ってもらいなさい。」
アリア : 「・・・・・・今夜は、ステーキにでもするわ」
ゼノ : 「にく!」
ブラン(弟子) : 「にく!」
フィオーネ :「......敵に殴られるとめちゃくちゃ痛いわね、いつも庇ってくれるブランちゃんに感謝しないと。」
フィオーネ :「私は少し休憩してくるね~。でしちゃんファイト!」
ブラン(弟子) : 「がう!」
ゼノ : 「ふぁいと!」
ブラン(弟子) : 「……ゼノ、わかってるのかな」
フィオーネ :「ふふ、ゼノ君もファイト」
ということでゼノVsブランです。戦いの前にフィオーネがゼノの魔物知識判定だけやっていい、という裁定が出ましたが弟子はこれを断ります。(ブラン(弟子) : 「いい。ひつようない」フィオーネもひとりで勝ったしね) またゼノの装備はグレートソード1本のみ。
ブラン(弟子) : 「がぅ?」(そうびは?)
ゼノ : 「?武器があれば充分だよ、素手でもいいけどちょっと痛いからね」あくまで自然体、そしてこの装備が当然のように振舞う(注:リカント語の同時通訳が入っています)
ブラン(弟子) : 「がるるるる」なめられていると感じました。威嚇してる
ゼノ : 「だって───装備が無くても、殺せなくちゃぁね」と顔から表情が消えます。
ブラン(弟子) : 「……」こちらも真剣になる
まずは先制判定から。判定値19を出したゼノの前に弟子は指輪を割って対抗。しかしゼノは更に《運命変転Ⅱ》を切って先攻をもぎ取ります。
・1ラウンド目
ゼノは様子見の通常攻撃。命中の出目が9と高かったですが弟子はこれをギリギリで回避。そのまま《虚白》を宣言し反撃の24点を叩き込みます。
ゼノ : 「・・・・・・うわっ」攻撃を避けられ切られる
ブラン(弟子) : 「GAO!」
ゼノ : 「・・・・・・へぇ?おもしろぉい」口の端が吊り上がる。
ゼノ : 「もふねーちゃん、やっぱり早いね……それなら、これはどうかな?」
とゼノは《ファストアクション》分の行動で以下の特技の使用を宣言します。2話の最後にブランを刺した技、相手の回避先へ剣筋を先に出す歩法です。
《無為式》命中判定値+3、対象は回避力ではなく危険感知で対決判定を行わなければいけない。ただし、この攻撃にはクリティカルは発生しない。
命中の出目が振るわず達成値は21でしたが、弟子の危険感知の基礎値もあり20で当たり、19点の被弾をしてしまいました。( ゼノ : 「───五帝剣、青ノ一『無為式』・・・・・・らしいよ?」。ブラン(弟子) : 「…GYAO」にやりと笑う)
一方の弟子は遠慮なくSカードを吐きながらの《パラライズ・ミスト》。《双刈》を宣言しながら命中24で殴ります。ここでゼノに動きがあり―
ゼノ : (わぁ、鋭い一撃だぁ……これは多分『アレ』を使っても厳しいからこのまま体で受け止める方が得策)
ゼノ : 「・・・・・・なんて、楽しくないよね!こっちも新しい技だぁ!」
と宣言特技《守斬(かみきり)》を宣言します。
《守斬》1ラウンドに1回、近接攻撃及び遠隔攻撃に対して命中を基準に回避が可能。ただし目標値を4以上上回らない限り、次の手番は宣言特技使用不可。
しかし達成値は1足りず。被弾の上次のラウンドは宣言特技の使用が不可能になってしまいます。《双刈》で2回振ったダメージは32点と28点。当然32点の方を採用し、ゼノのHPが19点となります。そしてここでイベントの発生です!
ゼノ : 「ひゅぅ、危ない危ない。もう一歩ふみだしてたら、しんじゃってたよ!」と首筋の傷痕を撫でる
ゼノ : 「でもこれで準備は出来たから・・・・・・ここからが本気だよ?」
ブラン(弟子) : 「GAO」(のぞむところ)
ゼノ : と、ゼノの体表面に走っている入れ墨のようなモノがゼノ自身の血液を吸って発光します。以降、ゼノの能力値ボーナスが倍になったとして基準値を計算しなおします。あとあらゆるダメージを10点軽減も追加されてます。
ブラン(弟子) : …なんて?
ゼノ : 能力値ボーナスが倍、器用度ボーナスだと+10
ブラン(弟子) : …はい…聞きたくなかった
・2ラウンド目
そんな超強化されたゼノの攻撃から。《守斬》の効果でこのラウンドは宣言特技使えないので通常攻撃です。ゼノの命中は27。対するブランの回避は29。ブランはここから指輪を割って達成値を更に2伸ばし、ブレードスカートの効果を発動させます。スカートのダメージは22点。ここに更に《虚白》を宣言し、追加で25点。この怒涛のラッシュを前には流石のゼノとはいえど耐えることができず、倒れたのでした。戦闘終了です!
ブラン(弟子) : 「がう」
ブラン(弟子) : 「…つかれた」
アリア : 「はいそこまで、ふたりともお疲れ様」
ゼノ : 「うーん」気絶してたゼノも起き上り
ゼノ : 「すごいやもふねーちゃん!何回もビュンビュンやってくるんだもん!」おめめキラキラしいたけ状態。
ブラン(弟子) : 「ん。しゅぎょうのせいか」りべんじたっせい、と言いかけてたけどやめる
ゼノ : 「・・・・・・?」
ブラン(弟子) : 「ゼノにまけてから、ゼノにかつためにしゅぎょうした。これでいまひきわけ。もういちど、おたがいもっとつよくなってからまたたたかおう」
ゼノ : 「・・・・・・うん、そうだね!」腕組みをして考えていたけど考えるのを諦めた顔
ブラン(弟子) : 伝わってるのかな…不安だけどまあ伝わってるだろう。握手を求めるよ
ゼノ : にぎにぎ
ブラン(弟子) : 「ん」
ゼノ : 「・・・・・・やっぱりにくきゅうじゃない」
ブラン(弟子) : 「……それはあきらめて」
ゼノ : 「よぉし、ボクはもっと強くなるぞぉ!」
ブラン(弟子) : 「わたしのほうがつよくなる!」
アリア : 「若いっていいわねぇ」と。そんな二人を見つつフィオーネに語り掛けるアリア
フィオーネ :「ええ、そうね」
アリア : 「私もまたどこかでいい人見つけて、また子供でも設けようかしら」
フィオーネ :「……え、アリアさん出産経験あるのですか???」
アリア : 「あら?これでも昔は引く手あまただったのよ?高給取りだったし」
フィオーネ :「てっきりそういうものには興味ないかと」
アリア : 「まぁ、一時期は『自分より強くなきゃダメ』って血みどろの時期を過ごしたけど・・・・・・今となっては、ねぇ」
フィオーネ :「……昔、ですか……。もうご家族は……。」
アリア : 「3000年も前の人間の家系を探すとか、だいぶ無茶でしょう?」
フィオーネ :「それもそうですね。」
アリア : 「あーあ、こんなことなら家系を探しやすいようにどこかの魔法王でも捕まえておくんだったわ・・・・・・ま、今は手のかかるあそこの子供たちの治療でもしましょうか」と、ブランとゼノの方に向かう。
フィオーネ :「……アリアさんは世間離れして通常の常識が通用しないサイコパスなところがありますけど、少なくとも子供は本当に好きなのですね。」と小声でつぶやいた後アリアさんについてく~
その後、アリアは鼻歌交じりでゼノとブランを治療(治るけど痛い方法で)するのでした。
ブラン(弟子) : 「いたい!」
ゼノ : 「ギニャーーッ!」
というわけで3日目のメインイベントであった戦闘は終わり、残すのは夜会話という名のロールプレイタイムのみです。ダイスの結果2人とも娯楽室でのシーン。アリアのラボの娯楽室とだけあって、ラクシアにも(きっと)存在するビリヤードやダーツといった遊びの他、シアタールームにカードゲームボードゲームすらあるというオーバーテクノロジーな充実っぷりです。
GM : ボウリング場もあるし、ボーリング場もありますよ。何に使うか知りませんけど。
ブラン(弟子) : ボーリング場とは
GM : 地質とか地層を検査する場所でしょう。多分アリアに聞いたら「ボウリング場の横にボーリング場があったら面白いって酔った勢いで作った」って言われます。
フィオーネ :「軽い気分転換に、と思って娯楽室に来てみたけれど……。使用用途がいまいちわからないものが多いわね。」
アリア : 「遊ぶのは構わないけど、持ち出したら比喩表現でなく死ぬから気を付けてね」と後ろから声をかけます。
フィオーネ :「いちいち恐ろしいのですよぉ……。」
アリア : 「ただの防犯装置じゃない、大げさね」
フィオーネ :「大丈夫ですよ、遊んだ玩具の片づけが出来ないほどお子様ではありませんから。」
アリア : 「そう、部屋の片づけは苦手なようだけど」
フィオーネ :「......黙秘権を行使します。そんなことより遊びましょアリアさん、あの棒状の物が10本立っているあれはどうやって遊ぶのですか?魔法で薙ぎ払えばいいのですか?」
アリア : 「あぁ、あれはそこにある球をレーンに投げてピンを倒すゲームよ。レーンに細工がされていて勝手に曲がるのを読みながら投げるの」
フィオーネ :「まっすぐ投げればいいってもんじゃないのね、奥が深いわ。」
アリア : 「もともとは、戦争に負けた部族を縛り上げた柱を落石が起こる地点に放置して数日間放置してどれだけ生き残るかの賭けから始まったゲームらしいわよ」
フィオーネ :「アリアさん、思想が戦闘民族。」
アリア : 「あいにく元軍人なんでね。なんならやって・・・・・・あなたの筋力で持てるボールあったかしら?」
フィオーネ :「自慢じゃないけど、私魔神の書持つのもぎりぎりなぐらい非力よ。」筋力3
アリア : 諦めた顔で、魔法で筋力を一時的に+12してくれました。
フィオーネ :「わーい、力持ち~」
GM : せっかくなんで判定してみましょう。投擲に使用出来る技能+(知力と器用度ボーナスの平均)を基準値に+2d6で
フィオーネ :球をシュートアローできませんか?
アリア : 殴られてもいいのなら
フィオーネ : だめですよね、はい。しません。投擲に使用出来る技能がないので、2d+4で。(コロコロ)12。
GM : 8本倒れました
ブラン(弟子) : 「フィオーネどこだろう。しょこにはいなかったし…ん。なんかきこえた」と外を歩いていますが、ピンを倒したら音に気付いて入るー
ブラン(弟子) : ガチャ「フィオーネ?」
GM : 魔法によってムキムキ気分になったフィオーネが玉遊びしてます。
フィオーネ :「ひゅ~、この遊び爽快感あるわね~!」
ブラン(弟子) : 「……」バタン。 わたしはストレスためないようにしようと思う弟子だった
アリア : 「ピンの頭部分にマレウスの画像でも貼り付ける?」
フィオーネ :「なに、今の私マレウス8人薙ぎ払ったことになるのかしら!?」
アリア : 「さて、残機はあといくつでしょうね」
フィオーネ :「奴、100回殺してもしぶとく生きてそうよね~。まだまだ球投げるわよ~。是非ともピンに写真付けてもらえるかしら~!」さよならシリアス
ブラン(弟子) : …とりこみちゅうみたいだからまたあとでこよう
そして、画像貼り付け(フィオーネの脳内にアクセスして投影する装置)を意図的にバグらせてボールが当たる瞬間ピンの画像がアリスになるという事故を挟みつつ
フィオーネ :じゃあ、フィオーネは「ひゃっは~!今のはいい球、マレウスの顔面に直撃するわね!」と言ったとたん事故は起こったと
その結果研究所内に響き渡るフィオーネのえげつない悲鳴
フィオーネ :「ヴぁああああああああああああああああああああああああああああ、アリスちゃんんんんんんんんんn」
そしてその悲鳴の後、ツヤツヤした顔で娯楽室を出てくるアリア
ブラン(弟子) : 「あ、アリアせんせい」
アリア : 「あら、どうかしたの?」
ブラン(弟子) : 「フィオーネをさがしてた。まだとりこみちゅう?」
アリア : 「フィオーネなら娯楽室で気絶してるわよ」
ブラン(弟子) : 「そんなにストレスたまってたんだ…」シミュレーターとはいえ魔神と一人で戦ってたもんね
アリア : 「まぁ、頑張っていた人生が否定されかけたのは確かだから・・・・・・色々なことが、あるでしょうね」と顔を背けて言います、多分笑いをこらえてる。
ブラン(弟子) : 「ん。フィオーネはへんなところがあるけど、師匠のこともみてくれたしいいエルフ」
ブラン(弟子) : 「わたしもなにかてつだえることないかな」
アリア : 「なら、そのうち彼女は帰郷するはずだから付いていってあげなさいな。どうせマレウスが絡んだ異変だろうし」
ブラン(弟子) : 「ん。そうする…フィオーネのへやってどこだっけ」運ぼうとしてる
アリア : 「案内させるわ、ついていきなさい」とその場でゴーレム作成してぴこぴこさせておきます。実質ルンバ。
ブラン(弟子) : 「ありがとうアリアせんせい。おやすみなさい」
アリア : 「おやすみなさい、多分明日には他の子たちも戻ってくるから剣を打ち直してあげる」
ブラン(弟子) : 「!ほんと!?」喜んだ勢いでフィオーネを落とす
フィオーネ :着地時に首がダメな方向に曲がりました
ブラン(弟子) : 「…ごめんフィオーネ」
落ちたフィオーネをルンバ(ゴーレム)が轢き、ギャグ時空特有の物理法則を無視する挙動で吸引口へ吸い込まれていくフィオーネ。
ブラン(弟子) : 「フィオーネ!?」
フィオーネ :右手のサムズアップを覗かせながら、吸い込まれていく
ブラン(弟子) : 見ていることしかできない弟子
その後ルンバ内で洗浄された結果、フィオーネは(外見だけは)きれいなフィオーネとして排出されました。
ブラン(弟子) : 「でてきた…」
アリア : 「あなたたち、本当に見てて飽きないわね」
フィオーネ :「なんか気絶していた間に散々な目にあってた気がするんだけど……。」
ブラン(弟子) : 「ごめんなさい」ぺこり
フィオーネ :「いや、でしちゃんはたぶん何も悪くないよ。なんか絶望的に運のめぐりあわせが悪かっただけだよ。」弟子に落とされたことを知らないので
アリア : 「確かにあなた、人生には支障ないけど自分の嗜好としては大事なところで運が悪いわよね……うん、ついでだしこれあなたに預けておくわ」と懐から取り出したものをフィオーネに渡します。
フィオーネ :「アリアさん、これは?」
アリア : 「あなたたちの醜態を自動的に記録してデータを私に転送してくれるマジックアイテムよ」
フィオーネ :「待って、なんでそれを私に渡すのかしらアリアさん????」フィオーネ珍獣扱いだけど
アリア : 「一応私が許可だしたら通話も出来るわ」動物園に仕掛ける定点カメラの気分
フィオーネ :「……あ、ようするに通話のピアスですね、最初からそう言ってくれれば~。」好意的解釈
アリア : 「そっちからは連絡できないけどね。でも画像記録と転送以外の余剰魔力はそっちで使っていいわよ」具体的には10点ぶんのマナチャージクリスタルと同じ効果(でもマナチャージクリスタルじゃないから同時持ち出来る)です。
フィオーネ :「え、それめちゃくちゃうれしいです。アリアさん、ありがとうございます~!」フィオーネの人権を犠牲にして強いけど
アリア : 「こっちの暇つぶしにも出来るから気にしないで」
という感じで夜は更けていくのですが、ブランの部屋に何者かが侵入してきます。
ゼノ : 「おい~っす、もふねーちゃん起きてる~?」扉バターン
ブラン(弟子) : 「…ねてる」
ゼノ : 「え~おきてよ~、お~き~て~」ゆっさゆっさ
ブラン(弟子) : 「…なに?」眠い目をこすりながら
ゼノ : 「ボク、もどるね」となんか金属の棒と鞄を背負った旅姿で
ブラン(弟子) : 「…マレウスのところ?」
ゼノ : 「たぶん」
ブラン(弟子) : 「アリアじゃ、ダメなの?」
ゼノ : 「うーん。アリアのおねーさんはね、一緒にいちゃいけないひとだとおもうんだよ」
ブラン(弟子) : 「…それはひていしない」
ゼノ : 「あのひとは、たぶんボクたちとはいる場所がちがうから。おたがい、ふこうになっちゃう」
ブラン(弟子) : 「マレウスもおなじだとおもうけど」
ゼノ : 「かもね。でも、ボクはセンセにたすけてもらった・・・・・・そう、おもってるから」
ブラン(弟子) : 「…そう」自分にとっての師匠みたいな存在なんだなと思ってます
ゼノ : 「これ、もふねーちゃんにわたしておくね」と、ぼろぼろになってすりきれ表紙に手書きで『ひでんしょ(日本語ならひらがなな印象)』を書かれた本を出します。ゼノが流派特技を覚えたやつですね。
ブラン(弟子) : 「いいの?だいじなものなんじゃ…」
ゼノ : 「うん、だからなくさないでね。また、それかえしてもらいにくるから」
ブラン(弟子) : 「…!わかった。あずかってる」
ゼノ : 「それじゃあ、えーっと」と少し考え、ぎゅーっ、とブランに抱き着く。
ブラン(弟子) : 「!!?」
ゼノ : 「それじゃあ、またね!」と、離れてから笑顔で去っていきました。
ラン(弟子) : 「ん。また」と去っていった方に向かって手を振ります
以上で修行組の3日間は終了です!次回はポックル、スピール、ブラン(修羅)の素材回収組です。お楽しみに!