ドゴーン!ドゴーン!
現在第五各分艦隊はそれぞれ1つ目の基地攻略を行っていた。当初予定していたような作戦ではなく第1~第4艦隊、第5~第8艦隊で4つのグループに分け交互に攻撃をしている。なぜなら想定していた以上に常に補給が行えなかったからだ。燃料や備蓄、弾薬は毎日、本部⇒前哨基地⇒前線へと送り届けられている。足りないのは時間だ。これだけライフラインが整ってても基地を破壊したら次の基地へを繰り返しているためきちんと補給をしている暇がない。そんなこともあり今はグループ分けされた半分の艦隊が攻撃をして、残りの半分はその間に補給をするということになった。ちなみに秘匿艦隊はそのどちらのグループには属さず総司令部から送られてきた援軍と合流。規模は一時的に1個分艦隊に匹敵する程度になり、主力と行動を開始。こちらも他の分艦隊と同様な作戦を取る事になった。ちなみに第9分艦隊は今回は味方艦隊の補給をメインにしている。元々はそちらが本業なので手際は保証できる。
敵基地の攻略は各グループ一斉に行うことから現在、秘匿艦隊は後方で待機。第1次攻撃は主力艦隊が行う。
そしてとうとう攻撃開始の合図が出された。ここは敵の前哨基地なだけあってかなりもろく、呆気なく陥落した。どうやら他のグループも同様のようだ。
「司令、敵基地指揮系統を完全無力化しました」
「結構呆気なかったな...まぁ、いい、ご苦労」
「ハッ!よし!補給に戻るぞ……いよいよ秘匿艦隊の大規模交戦の初陣ですね」
「そうだな」
「ご心配ですか?」
「いや、全く。むしろ敵のプライドが心配だ」
「ハハ!確かにそうですね。秘匿艦隊にしておくのがもったいないぐらいですからね」
「そうだな」
秘匿艦隊の艦艇全艦が補給を完了した。ちなみに秘匿艦隊にはこれといって定位置の司令官はいない。ので今回は佐伯狡獪中将が指揮を執ることとなった。
副「いよいよ我が艦隊の初陣ですね」
佐「そうだな、緊張してるか?」
副「全くといえば嘘になりますがそこまで緊張はしてません」
佐「そうか」
オ「全艦出撃準備よろし」
佐「全艦出撃!秘匿艦隊の力を見せつけるぞ!」
秘匿艦隊が星系連合地球侵攻の要の要所である太陽系外縁部にある大規模基地にワープを行い向かう。
カーン!
オ「全艦集結!」
副「攻撃機及びMS全機発艦!ミサイル艦は敵を牽制しつつ攻撃機の援護だ」
佐「作戦行動開始!」
秘匿艦隊に積まれてる今回の主な装備は航宙空母インディペンデンスが運用していた哨戒機(RSA-3R/F)は機体が大型化され偵察だけでなく武装を換装することで攻撃機にもなるという強い点を持つ。また今回の作戦から新たに艦船が追加された。今回追加されたのは、
紀伊型宇宙戦艦一番艦「紀伊」。二番艦「尾張」。三番艦「駿河」。四番艦「近江」。
ウォーリア級航宙装甲戦列艦一番艦「ウォーリア」。二番艦「ヴェンジャンス」。三番艦「グローリー」。四番艦「トライアンフ」。
レイド級大型戦艦一番艦「レイド」。二番艦「デヴァステトス」。三番艦「ウィリンドーレ」。四番艦「ゲレルキューレ」。
改D級「ウラジオストク」、「ユジノサハリンスク」
護衛重巡洋艦型一番艦「ニューオーリンズ」。二番艦「アストレア」。
護衛軽巡洋艦一番艦「ヘレナ」。二番艦「ブレマートン」。三番艦「フォール・リバー」。
護衛軽巡洋艦一番艦「アトランタ」。二番艦「ジュノー」。三番艦「サンディエゴ」。四番艦「サンフアン」。五番艦「オークランド」。六番艦「リノ」。七番艦「フリント」。
護衛大型巡洋艦一番艦「アラスカ」。二番艦「グアム」。
航宙空母一番艦「インディペンデンス」。二番艦「ラングレー」。三番艦「バターン」。
護衛ミサイル駆逐艦一番艦「フレッチャー」。二番艦「ハドソン」。三番艦「ハッチンス」。四番艦「プリングル」。五番艦「スタンリー」。六番艦「スティーヴンス」。七番艦「ハルフォード」。
強襲揚陸艦デストロイヤー。観測艦バルディエゴ。輸送艦デンバー。
この艦艇が新たに追加された。
秘匿艦隊の攻撃は佐伯中将の合図によって火蓋が降ろされた。今回秘匿艦隊に課された任務は参謀本部内で秘匿艦隊のことをよく思わないものたちが無理難題を押し付けてきた。その内容は・・・
(~参謀本部合同作戦会議中~)
『 敵大規模基地を無傷で奪取せよ』だ。流石にその作戦内容には防衛司令本部が反論したが参謀本部が「第五艦隊の裏の艦隊でしょ?余裕でしょ?」と言った時にタビ元帥はその作戦を了承した。
(合同作戦会議後)
「司令。よろしいのですか?あんな馬鹿げた作戦を受け入れて?」
「私も不本意だが良い機会だろう。この作戦で実力を見せつけ何も言わせなくすればいい」
「そうですが...」
「フフッ、不満そうだな」
「い、いえ。そんな訳では」
「奴らが提示してきた作戦を其の儘やる気はない。これは基地の奪取ができたとしてもとてつもなく損害が出る作戦だ」
「どうするのですか?」
「作戦の用紙は其の儘で新たに別で作る。どうせ奴らが欲しいのは結果と報告書だ」
「なるほど。その考え読めました!」
「早速準備に取り掛かろう」
「はい!」
「そうだ。中将。君は別行動で諜報が得意な者を数人を連れてやってもらいたいことがある」
「はい、なんでしょう?」
「それはだな・・・・・・」
~作戦中域~
紀伊型一番艦紀伊、尾張、駿河、近江が6連発波動砲の発射準備に入った。目標は敵が我々に察知し迎撃に向かってきた艦隊に向けてだ。艦隊の規模は凡そ1万。大規模基地なのだから当然といえば当然だ。
波動砲の発射準備が整った。射程を調節し敵艦隊の最後尾付近に当たるように仕向けた。紀伊型4隻が24もの波動砲を発射。見事命中はしたものの殲滅には至らなかった。こんなこともあろうかと用意しておいた2つの別働隊が行動を開始した。
(~作戦開始前~)
副「中将。参謀部のローナン大佐より意見具申があるそうです」
佐「なんだ?」
ロ「ハッ!もしその作戦(波動砲)で殲滅できなかった場合は2つの足の早い艦船で別働隊を編成し敵を奥深く誘い込み挟撃し殲滅するというのはどうでしょう?」
佐「なるほど。それで?編成はどうする?」
ロ「はい。1つの部隊を千隻余りで構成しようと思っています。それぞれの部隊をα(アルファ)、β(ベータ)と呼称します。チームαはザンバイザー准将のウラジオストク、チームβはグローサー准将のユジノサハリンスクが適任だと思われます。」
佐「わかった。2人にそう伝えておく」
ロ「了解です。では!私はこれで、失礼します」
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佐「チームαとチームβ出撃!」
オ「チームα、チームβ出撃せよ!繰り返す、チームα、チームβ出撃せよ!」
ザ「了解!全艦突撃!」
グ「了解しました!全艦突撃します!」
この合図とともにザンバイザー准将のウラジオストク旗下の艦隊、グローサー准将のユジノサハリンスク旗下の艦隊が攻撃を開始。
この奇襲攻撃に敵はさらに動揺し瞬く間に陣形が乱れ始めた。
オ「敵艦隊陣形がさらに乱れます」
ザ「まだ応射してきている艦がある。集中砲火だ!」
グ「各艦!全ミサイル発射!敵を無力化せよ!」
敵1「敵が3方向から一斉に攻撃を開始しました!!」
敵2「なんだと?!」
敵1「陣形が乱れます!」
敵2「隊列から乱れた艦が集中砲火を受けてます」
敵3「クッ...、ここまでか...」
敵4「諦めるな!!このまま応戦しろ!!」
敵1「シールド消失!!これ以上は・・・」
オ「敵艦隊の無力化に成功したとの事です」
佐「ご苦労。続いて基地攻略だ。防衛艦隊が消えたとは言え油断せずに行え!抵抗してくるはずだ」
全員「ハッ!」
ピーッ!ピッ!ピッ!
オ「敵の増援艦隊が基地後方100㌔の位置に出現しました!」
佐「レイドとウォーリアに繋いでくれないか?」
オ「はい」
レイド級一番艦レイド艦長はハンス・テンプル准将と、
ウォーリア級一番艦ウォーリア艦長はエンハンス・サビウム准将だ。
ハ「司令。お呼びでしょうか?」
エ「お呼びでしょうか?」
佐「あぁ、レイド級とウォーリア級にやってもらいたいことがあるんだ」
ハ「なんなりと」
エ「なんでしょう」
佐「敵の増援がきたのは知ってるな?」
2人「「はい」」
佐「その殲滅に向かってほしい。あらゆる手段を使ってでも食い止めろ」
2人「わかりました」
佐「それと1つ課題を与えよう」
2人「「?」」
佐「俺たちが基地を制圧するまでに敵を殲滅せ〆よ」
2人「「ハッ!」」
増敵1「敵の小規模艦隊が急速接近してきます!」
増敵2「お、応戦だ!!」
ハ「砲身が焼き付いても構わんうち続けろ!!」
ロ「航空隊全機発進!」
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敵3「て、撤退だ!全艦撤退!」
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ロ「あまり深追いするな」
ハ「艦隊に合流するぞ」
無事司令からの課題にクリアした2人だった。
そのすぐあと敵の大規模基地を制圧していた。他の分艦隊のグループも基地を制圧していた。
約30分後、後方で補給を受けていた艦隊が移動を開始。新たな基地の制圧に向かった。
今回の遠征は4回だけで終わった。理由は壊滅した第一~第四艦隊の新型艦と新兵の教育に駆り出されることになったからだ。
再遠征は1ヶ月半後に決まった。
投稿が遅れてすみません。
テストや課題などがあり、遅くなると予想します。
楽しみに待っていてくれる方、申し訳ないですが気長にお待ちください。
秘匿艦隊の登場メンバー
・佐伯狡獪(コウカイ)中将
・副長(准将)
・ローナン大佐(参謀部)
・ザンバイザー准将(チームα)
・グローサー准将(チームβ)
・ハンス・テンプル准将(レイド級一番艦艦長)
・エンハンス・ザビウム准将(ウォーリア級一番艦艦長)
RSA-3R/Fは特に詳しくは考えてませんがF/A-18みたいに対地も対空もできるというようにこの航空機も哨戒もできるし対空もできるということです。
好きか、嫌いか
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好き
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嫌い