なかなか小説書くのに慣れてなくて
3回ほど文が消えて、ようやく完成
疲れた、
2話 彼女との出会い
声がした方向へ振り向くと、そこには女の子がいた
綺麗な亜麻色の髪で、肩ぐらいまでの長さ
清楚で、笑顔が似合いそうな同い年ぐらい
の女の子だった
修斗「はい どうしました?」
女の子「あの、このチケットの席ってどこに
あるんですか?」
彼女は俺にチケットを見せながら言った
どうやら席が分からなくて困っている様だ
修斗「これは自由席のものなのでこことここの
エリアの空いている席ならどこでも
座っていいっていうチケットなんです」
女の子「そうなんですね! すいません、
私初めてこういう所に来たのであまり
分からなくて」
修斗「そうなんですか 最初は俺も分からなくて
迷ったりしてましたからね」
女の子「そうなんですね! 私だけじゃなくて
よかったです!」
修斗「今日は誰かと一緒に来たんですか?」
女の子「いえ、1人なんです 周りに興味を持って
いる人があまりいなくて… 」
「あなたは誰かと一緒に来たんですか?」
修斗「その予定だったんですけど、友達が熱で
来れなくなってしまって… 」
女の子「そうなんですね…」
少しの間沈黙が生まれる
女の子「…あの、あなたのチケットも自由席
なんですか?」
修斗「えぇ、そうですよ」
女の子「あの、もしよかったら一緒に試合を
ませんか?」
修斗「……はい?」
女の子「あの、その私色々と初めてで分からない
ことがあるから、色んなことを教えて
貰えたらなーって思って…」
俺はこの時どう思っていたのか分からない
普段通りなら断っているはずだ
だが、何故か俺は「いいですよ」と答えていた
女の子「ほんとですか! よかった!
1人はやっぱり少し寂しかったんです」
彼女は照れくさそうにそう言った
女の子「私、春咲 佳奈って言います
よろしくね!」
修斗「俺の名前は大宮 修斗 よろしくな」
佳奈「うん!」
そう言って笑った彼女の笑顔はよく似合っていた
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ーその頃ー
心「……これどうゆうことだ…?
修斗が女子から話しかけられるのは
よくある事だから分かるが…なぁ晴人」
晴人「あぁ… その後なんで一緒に行動を
してるのかって事だろ?」
心「そうなんだよ いつもならすぐ断って
おしまいのはずなんだか…知り合いか?」
晴人「分からん… 」
心「面白そうだし、このままバレずに
観察しててみようぜ」
晴人「えぇ…でもなぁ、まぁ俺も気になる
からいいぞ」
彼らはバレないようにこっそりとついて
いくのであった
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俺たちは観戦席を目指して歩いている時
会話はあまり硬くならないようにすること
を決めた お互い気を使うと疲れるからだ
春咲から席はお任せしますと言われたので
俺が行こうとしていた3階の中央の席を
目指し、向かって歩いていると
佳奈「うわぁ! 凄い‼︎」
隣の春咲が思わず、声をもらした
観客席に出たのだ
俺も毎回この出た瞬間に見えるグラウンド
には興奮してしまう
多くの人、サポーターの応援、選手たちのアップ
このお祭りの様な雰囲気がとても心を躍らされる
これを初めて見るのだ 声が出てしまうのも分かる
佳奈「ねぇねぇ大宮くん 凄いね!」
修斗「そうだね 取り敢えず席を探そうか」
佳奈「うん!」
試合開始まで残り35分それまでには探さないと
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少し時間がかかったが中央らへんの席に座ること
が出来た
佳奈「少し時間かかっちゃったね」
修斗「そうだね 後10分ぐらいで始まるよ」
佳奈「そうなんだ 楽しみだね!」
彼女は嬉しそうに笑う
佳奈「ねぇねぇ、大宮くん」
修斗「なに?」
佳奈「大宮くんってよく試合観に行くの?」
修斗「んー、観るよりやってる時間の方が
多いかな」
佳奈「へぇー サッカーやってるんだ!
どこでやってるの?」
修斗「普段は学校でやってるよ
赤盟高校のサッカー部に入ってる」
佳奈「赤盟高校なの? 私その近くの
美星女子学園に通ってるよ!高校2年生」
美星女子学園といえば、うちの高校の近くにある
有名な女子高である 可愛い子が多いとクラスの
男子が前に話していた
修斗「そうなの? 俺も高校2年生だよ
同い年なんだな」
佳奈「そうなんだ! 今度見に行ってもいい?」
修斗「えぇ、やだよ」
佳奈「お願い!」
修斗「…それより春咲はどうして試合観に行こう
って思ったんだ?」
佳奈「私?私は最近サッカーの試合をテレビで観て
興味持ったから生で見たいって思ったの…
それよ「お、そろそろ始まるぞ」ほんと!」
はぁ 何とか話を逸らすことに成功した
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試合はホームチームであるパスサッカーが軸の
名古屋エスペランザは序盤から有利に進めていた
だが相手チームは守備に定評のある京都イージス
なかなか点が入らず、だんだんと流れは傾いていた
時間はすでに後半25分を過ぎていた
佳奈「なかなか点入らないねー、ほとんど
名古屋が攻めてるのに…」
修斗「そうだね…」
(何が俺に足りてないのだろう…
何が俺に必要なんだ…)
俺は試合を観ながら考えていた
本当はプロの試合を観れば何か自分に足りない
ものが見つかるのでは、そう思い観に行きたい
と思ったのだ
でも、なかなか見つからない
佳奈「… ねぇ、大宮くんはどっちが勝つと思う?」
修斗「ん?そうだな…京都じゃないかな 流れが
傾きはじめているし…」
佳奈「そっかー じゃあ私は名古屋かな!」
修斗「なんでそう思うの?」
佳奈「大宮くんに勝ちたいから逆のチームを
選んだの」
修斗「勝つって… なんだそれ」
佳奈「いいの! 負けた方は後で奢りね!」
結果は1ー0 名古屋がもう一度流れを取り戻し
1点を決めて勝った
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試合が終わり俺たちはスタジアムの外に出ていた
周りには帰ろうとする人たちで混み合っている
そんな中俺たちはベンチに座って話していた
佳奈「だから言ったでしょ 名古屋が勝つ
って」
修斗「まさか負けるとは思わなかった」 ボト
俺は賭けに負けたため彼女に飲み物を奢った
修斗「ほら これ」
佳奈「ありがと!」
彼女は貰った飲み物のキャップを開けて飲む
佳奈「ねぇ、大宮くん」
修斗「何?」
佳奈「何か悩んでる事、あるんでしょ?
私で良ければ話聞くよ?」
修斗「…何でそう思ったんだ?」
佳奈「試合を観てる時の顔が怖かったから…
だから何か悩んでるのかなって…」
どうやら顔に出ていたらしい
修斗「そうか… でも春咲には関係のない
事だから」
佳奈「そんな事ないよ! 話したら楽になる
事だってあるから… 話聞く事ぐらい
はできるよ」
修斗「……」
俺は彼女に悩みを話しだした
修斗「この前、サッカーの試合でミスして
負けちゃったんだよ だからもっと上手く
ならないとって、プロの試合を観れば何か
分かるかもって思ったけど… 何も分から
なかったんだ」
彼女は静かに、そっと聞いていた
俺のそばで寄り添ってくれているように
佳奈「あのね、サッカーをやってない人から
言われるのは鬱陶しいかもしれないけど
私ね、もっと楽しんですればいいかなって」
修斗「楽しんで…?」
彼女は首を縦にコクンと振り、ゆっくりと話し出す
佳奈「人は何かをする時 私は楽しくやってる時が
1番だと思うんだ さっきの試合もね、
名古屋の人たちは相手より楽しんでしてた
気がしたの だから勝てたんじゃないのかな
って思うの」
俺はなんでこんな大事なことを忘れていたのだろう
小さい頃はサッカーを心から楽しんでいた、でも
大きくなるにつれ代表などに選ばれ、勝つことだけに
こだわってしまう様になり、サッカーを楽しもうと
していなかった
佳奈「ごめん、私な「春咲の言う通りだ」え?」
修斗「俺は勝つことに必死になり過ぎて楽しもう
とすることを忘れていたんだ 俺、大事な
事思い出せたよ! ありがとう!」
佳奈「えぇ! 別に私たいした事言ってないよ?」
修斗「俺からしたら大切な事だったんだよ」
佳奈「そっか、役に立てて良かったよ
今日一日付き合ってくれたお礼かな」
恥ずかしそうに彼女は笑う
佳奈「あっ! 私そろそろ帰らないと!
お父さんが迎えが来てるんだった」
彼女は慌てて立ち上がる
佳奈「今日は本当にありがとね! おかげで凄く
楽しかったよ!」
修斗「こちらの方こそ 俺も楽しかった」
俺もベンチから立ち上がる
佳奈「あのさ、その、最後にLINE交換しない?
ここで会ったのも何かの縁だし!」
修斗「え? うん そうだね」
スマホを取り出して、彼女のQRコードを読み込む
佳奈「ありがと! また試合観に行こ!」
修斗「そうだね」
佳奈「じゃあ またね!」
修斗「またな」
俺は彼女に手を振った
何故だろう? 普段は断るはずなのに彼女には
断ることができなかった でも嫌な気持ちは
しないのだ
トントン
肩を叩かれる 俺は後ろを振り向いた
心「やぁ 随分と仲がいい様じゃないですか」
そこには心と晴人がいた
修斗「え! 何でお前らいるんだよ! 熱じゃ
なかったのかよ?」
晴人「即治して来た」
修斗「いやいや、おかしいだろ」
心「それよりも大宮くん? 俺たちはあの
女の子について詳しく聞きたいんだけど?」
修斗「いや、別に何もないって!」
心「ほんとかな〜 晴人、帰るまでに聞き出すぞ」
晴人「分かった」
修斗「おい! ちょ離してって 頼むから
ほんと何もないんだってばー!」
その後家に着くまで長時間の拷問を受けました
読んでいただきありがとうございます
また今度それぞれの設定をまとめたものを
出そうと思います
ではまた次の機会で