君にもう一度会えるなら   作:ミケ猫

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ミケ猫です!
まじで遅くなりすぎましたすいません…

よければ最後まで読んでいってください
ではどうぞ!



6話 デート

 6話 デート

 

 

 

修斗「…やっぱ早く来すぎた、」

駅前で春咲と待ち合わせをしていた

集合時間は10時となっていたが…

 

修斗「流石に30分前は早すぎるよな…」

手元の時計は9時27分

本当はもう少し遅くに家を出る予定だったが

何故か由麻に急かされて家を出されてしまい

そのため予定よりも早く着いてしまったのだ

 

修斗「どう時間潰そう…」

そう考えていると

 

   タッタッタッ

 

後ろから足音が聞こえる

「ごめん! 待たせちゃった!」

聞こえてきたのは佳奈の声だった

修斗「いや、俺もちょうど来たところだから

   大丈夫だよ」

佳奈「そっか、良かった待たせてなくて」

彼女は走ってきたせいか少し息をきらしていた

息を落ち着かせた後顔を下に向けたまま話し始めた

佳奈「…あのさ、服似合ってる…?」

彼女に言われ服装を見る

上は少し肩が出ている白のオープンショルダー

下は膝丈ぐらいのグレンチェックのスカート

靴は黒のスニーカーを履いていた

うん、凄い似合ってる 1人心の中で呟く

修斗「うん 似合ってるよ」

佳奈「ほんと! よかった!

   …後で由麻ちゃんにお礼言わないと」

修斗「ん?ごめん最後聞こえなかったけど

   何て言った?」

佳奈「ううん ただの独り言だよ」

少し顔を赤くし、両手を振りながら言った

佳奈「じゃあ、少し早いけど行こっか!」

修斗「そうだな」

俺たちは目的地を向かって歩き始めた

 

 

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

季節も春も終わりに近づき初夏へと入ろうか

という時期 最近は少し暑くなってきている

 

 

私たちが向かっている場所は水族館

私が昨日の帰り道で彼に行きたいとお願い

して行くことになった

駅から水族館までは歩いていける距離にあり

私たちは話しながら水族館まで歩いていく

佳奈(…ほんとかっこいいな、修斗…)

話しているときも彼に見惚れてしまう

身長も高く、顔も整っていて性格も優しい

しかもサッカーも代表に選ばれるレベルだ

客観的に見てもモテる要素しかない

現に彼は多くの女性から好意を抱かれており

昨日の試合でも何人か彼の事を応援している

人たちがいた

佳奈(はぁ… 好きな人いるのかな…)

少しネガティブになってしまう

修斗「お、だんだん見えてきた」

佳奈「え?あ、ほんとだ!」

四角い大きな建物が見えるのと同時に

長い人の列も見える

修斗「だいぶ混んでるな… ほら、早く行こ?」

佳奈(考えてても変わらないもんね… よし!)

佳奈「うん!」

自分に気合を入れ彼の後について行った

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

チケットを買い、私たちは中に入っていった

中には子供連れの家族やカップルなど多くの

人で賑わっていた

 

昔来た時と変わらない光景

思い出したくないものが少しづつ蘇ってくる

修斗(やっぱりここに来ない方が良かったかも…)

 

佳奈「わぁ! 見てみて! イルカだよ!」

 

彼女は入るとすぐに前の水槽に寄っていく

入り口のすぐ前に大きなイルカの水槽があった

彼女はそれをみて笑顔になる

ほんといつ見てもいい笑顔だ 

無邪気な子供のするような明るくて見ている人を

自然と笑顔にする そんなような笑顔

彼女といると自然と心が軽くなる

そこが彼女のいいところなのだろう

今も彼女の笑顔に俺の心は救われている

 

佳奈「修斗! ほら、早く行こ!」

修斗「分かったから落ち着いて」

 

俺は呼ばれた元へと少しづつ歩いていった

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

佳奈「ペンギン可愛かったねー」

修斗「そうだね 一匹凄いでかいのもいたね」

 

私たちは一通り館内を回り終えた

ペンギンを見たり、イワシのトルネードショーや

ヒトデなどを触ったりもした

今は2時間ほど歩いたので一旦休憩を取りながら

水族館内の事を思い出し、話していた

 

修斗「イルカショー見るために早めに行って席

取りに行こ」

佳奈「いいけどでもまだ40分あるよ?」

修斗「イルカショー人気ですぐ席が埋まるんだよ

   だから近くに店もあるから何か買って

   食べながら待つ方がいいかなって思って」

佳奈「そっか 修斗よく知ってるね」

その時一瞬彼の表情が曇る

修斗「前に一回来たことがあるからね」

佳奈「もしかして由麻ちゃんと?」

修斗「いや、違う人だよ」

佳奈「そっか」

なんだろう 彼の表情は笑っているけど硬い

その表情はいつもの笑った顔とは何処が違うとは

はっきりとは言えないがその裏には何か悲しみが

あるかのように見えた

修斗「ほら、早く行こ」

佳奈「…うん」

私は彼の過去に何があったのか気になりつつも

私は彼の後について行った

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

イルカショーを見た後私たちは水族館を出て

2人並んで話しながら駅まで歩いていた

話している時もどこか彼の表情は少し暗かった

 

佳奈「ねぇ、修斗」

私は思い切って彼に聞いてみる事にした

修斗「ん、どうした?」

佳奈「何かここで嫌なことあったりした?」

修斗「え、何で?」

佳奈「何か顔が暗かったから」

彼はびっくりしたような表情をしていた

修斗「そっか… 嫌な気持ちにさせてたらごめん」

彼はほんとにごめんと言いながら頭を下げた

佳奈「全然いいよ 何かあったの?」

修斗「いや、ここで何かあった訳じゃないけど

   あんまり思い出したくないもの思い出し

   ちゃって…」 

佳奈「何を?」

 

彼は少し悩んだ後重い口を開いた

修斗「…昔付き合ってた人のこと」

私は彼に付き合ってた人がいたことに少し驚いたが

今はぐっと堪えた

佳奈「…その人のことまだ好きなの?」

修斗「いや、もう好きじゃないよ ただその人との

   事を思い出したくなかったから」

佳奈「その人と何かあったの…?」

今まで見た彼の中で1番悲しい顔をしていた

歩いていると近くに小さな公園があるのが見えた

修斗「…そこのベンチに座って話さない?」

佳奈「うん…」

私たちは人のいない寂しい公園に入って行く

 

 

私は何で彼が昔付き合ってた人のことを思い出し

たくなかったのか

何で彼は女性と関わろうとしてこなかったのか

 

 

私は彼の心の傷を知ることになるのだった

 

 




最後まで読んで頂きありがとうございます
デートと言いながら甘い展開ほぼ皆無…
次回は修斗の過去についてです
実際に体験したことをそのまま書くつもりです
これがきっかけで中3で女性不信になりました
まぁ女子全員がそうとは限らないんですがね…
2年かかって最近少人数は信じられるように
なりました 

ではまた次回!
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