22/7 白きリンゴの甘い毒   作:ハマの珍人

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ひっくくりかえせばええねんで

「たららったたたた~ん、たららったたたた~ん♪」

 

 名前と反して調理に時間がかかる某番組のテーマソングを口ずさみながら廊下を歩く。

あれって放送当初は本当に放送枠が3分だったらしいけど、なんやかんやで現在は10分も枠がある。

 

(今ですら、『予め~』とか『~しておいた』が出てくるのだから当時なんてどれくらいだったんだろう……)

 

 そんなどうでも良いことを考えてるとーー

 

「およ?」

 

 目の前を歩いているのはみうちゃんだ。

 

「みうちゃーー」

 

 声をかけようとしたらーー

 

ゴーン!

 

「うわっ!?」

 

 いきなりの揺れと騒音。()()()()地震だと思うところだけれどーー

 

「最近大人しかったんだけどなぁ」ハァ

 

 ため息をついて、前を行くみうちゃんといつの間にかいたみゃーこの後を追いかけた。

 

 

 

 いつものところに行くと、(元凶)が案の定輝いていた。

どうでもいいけど、壁が指令を出す度に建物自体が揺れるのはなんとかならないものかな。

ここを建てるときに免震工事とか出来なかったのかな?

 

(あれ?)

 

 そういえば『壁』っていつ出来たんだろう?

プロダクションが出来る前? それだと『壁』という存在を囲うようにしてプロダクションが出来たことになる。じゃあ『壁』ってなんなの?

 

 逆に後から『壁』という存在が出来たとしたら、一体誰が何のために?

 

「!?」ブルッ

 

 なんともいえない感覚に背筋に冷たいものを感じた。

周りを見渡しても、みんな『壁』の方に夢中だし。

 

(気のせい?)

 

「出た?」

 

「いや、まだ。てか日に日に音でかくなってない?」

 

 ただ単にうるさいとしか思っていなかったから気にもしなかったけど、確かに言われてみれば大きくなっているような……

 

「怖いよ~……」

 

 この音を苦手としていたジュンはニコるんの隣で怖がってーー

 

「……慣れてきたかも!」

 

「嘘やん……」

 

 思わず突っ込んだ私を誰が責められようか……いや、ジュンの順応性が高いのかもしれないけれども……若さか? 若さなのか!?(17歳)

 

「なかなか出てこないわね」

 

「難産のようですね」

 

 いつも以上に時間が掛かっているようだけど、そこまでハードな指令なのか……

 

カラン

 

 ようやく指令の書かれたプレートが排出された。はてさて、今回はどんな無理難題がーー

 

 

『ITFに参加せよ』

 

「ITF?」

 

 おぉ~、桜のネイティブな発音。

というか、今回はさすがに無理じゃないかな……

 

「アイドル東京……フェスティバル」

 

 

 

 

「ということで手配します」

 

 合田さんのプレートの持ち方、かわいいなぁ(笑)

彼にとっては指令って神託のようなものなんだろうけど……サイズ感が……ね

 

「合田っちがアンドロイドに見えてきたの……私だけ?」

 

「従順っぷりがエグいなぁ」

 

 確かに。仕事とはいえ、嫌な顔ひとつせずに即手配だもの。

その様は使用人のようだけど……

 

「なんでも言うこと聞いて面白~い」

 

「ゴリラ型ロボットですか」

 

「んぐっ!」プフッ

 

 いまだに『ゴリラ症候群』の発作が起こるようで、なんとか笑いを堪える。本当にしばらくは『ゴリラ』を禁句にしたいレベルた。

 というか暢気にお菓子を食べてるけど、ジュンもなかなかにエグいことを言う。

 

「ITFって毎年やってるアイドルイベントでしょ?」

 

「本番は1週間後、日程は2デイズ。何十組ものアイドルが集まるアイドルの登竜門とも言うべきイベントよ。ファンを増やすにはうってつけの機会ね」

 

「ニコルちゃん詳しいね」

 

「常識よ」

 

 合田さんが行ってからのつかの間のお菓子タイム。

その最中でニコるんがアイドル東京フェスティバルの説明をしている。

 

 たしかに私たちの様な新人アイドルにとってファンを増やすにはうってつけのイベントだ。

他のアイドルを見に来た人や、特定のアイドルでなくとも『アイドルが好き』とか『まだ知名度が低いけど自分のお気に入りのアイドルを発掘したい!』といった人たちを引き込むことが出来るかもしれない。

 

 

「1週間後……さすがに今回は『壁』の力があっても参加できないんじゃ……」

 

「まぁ、そこなんだよねぇ~」パクッ

 

 ポッ○ーを口に咥えつつ、麗華の呟きに同意する。

ついでに横で口を開けているジュンにも1本差し出す。私はエサをやる親鳥か!

 

 1週間前ともなればさすがにポスターだったり専用サイトにも出演アイドル情報が出ているだろうし、今更捩じ込むなんてどんな力業を以てしても無理だろう。

そんなこと出来るとしたらそれこそ大手プロダクションくらいだし。

 

「それこそ金の力か神の力でもなければ無理だよね~」

 

 

 

 

「って思っていた時期が私にもありました」

 

「凛子、誰に言ってるの?」

 

「ううん、ただの独り言」

 

 麗華が『大丈夫?』と言いたげな視線を向ける。うん、大丈夫じゃないです。

 

「ほえ~! これがITFかぁ~」

 

「お客さん、超超多いじゃん!」

 

 みゃーことジュンが会場を見て純粋にはしゃいでいる。

あぁ、私も2人みたいに無邪気にはしゃげたらどんなに楽か……

 

「まさか本当に出られるなんてね」

 

「本当にね……」

 

 麗華の言葉に頷く。

『手配する』と言った合田さん。その答えはその日のうちに出た。

こちらの予想をいい意味で裏切る形で。

 

「漫画ならネットで叩かれるな。ご都合って」

 

「神がかった力が働いているとしか思えません」

 

 メイクをしながら談笑する絢香とあかね。

 

(実際は神じゃなくて『壁』の力が働いているんだけどね)

 

「まぁ実際、私でも観客の側だったらいろいろ勘ぐってるだろうしね」

 

 恐らくエゴサすれば『ご都合乙』だの『枕営業』だの心ない言葉が並んでいることだろう。

 

「壁ちゃんすごいね~」

 

「う、うん」

 

 そんな酷評も桜とみうちゃん(この二人)を見ているとどうでもよくなっちゃうんだけどね。

 

「お、あのアイドルさんの衣装、めっちゃかわいいな!」

 

 控え室代わりとなるテント。私たち以外の出演アイドルもいるわけで、みゃーこの視線の先には3人グループのアイドルさんがいた。

 

 ブラウスにベスト、それぞれの髪の色に合わせたかのようなカラーリングのスカートは同色のレースに覆われている。

 

 そんな3人はお互いの手を重ねてーー

 

「メモリーズ……レッツゴー!」

 

 円陣を組んでいた。

 

(ああいうのって、いかにもらしくていいなぁ……)

 

 運動部だったり、体育祭で3年生がやっていたりするのを見ていたけど自分とは縁がなかった。

 

「なぁ! うちらも円陣のひとつくらいやった方がええんちゃうかな!」

 

 みゃーこも同じことを考えていたのか分からないけど、その提案に私は乗った。

 

だけどーー

 

「「「……」」」

 

 他のメンバーはそうでもなかったようで、乗り気ではなかった。

何人かは見向きもしない。

 

「よし、やろか!」

 

「うん」

 

 お互いの手を重ねあって、

 

「ファイトー!」

 

「「おー!!」」

 

「「「……」」」

 

 うん、2人でやっても虚しいだけだわコレ。

 

 

 

 

 ステージはそのメモリーズさんと一緒になったのだがーー

 

「そしたらノノちゃんが超寝相悪くて」

 

「ちょっとやめてよ~!」

 

 合間のトークでも仲良しエピソードが飛び出す。

 

「へぇ~。みんな色々出てくるね~。どう? 麗華ちゃん」

 

「え!?」

 

 急に振られた麗華は戸惑う。

 

「ナナニジメンバー間のそういう面白い話、ある?」

 

「あ……あ……いや……」

 

 突然振られたことに加え、こういった自分たち以外の出演者のいるイベントに慣れていないこともあって、ガチガチに固まってしまった。

 

「み、みんなとっても仲良しです。ほんと、いつも一緒にいたいくらい!」

 

(ナイスッ!)

 

 ニコるんがぎこちないながらもフォローを入れたことで、沈黙という最悪の展開は避けられーー

 

「そう! じゃあ楽屋での仲良しエピソードとか教えてくれる?」

 

「え?」

 

 なかった。

MCさんとしてはエピソードから話を広げていこうとしているんだけど、その一言にニコるんが固まった。

 

(楽屋……楽屋エピソード……何かある??)

 

「あ! はい!」

 

「お! 白雪さん。何かある?」

 

 MCさんが私に振ってくる。

 

「実は、うちの立川絢香ちゃん。絵が上手いんですよ!」

 

「うんうん」

 

 視界の端で絢香がビクッとしたけど、許してほしい。

 

「で、メンバーの戸田ジュンちゃんを描いてたんですよ!」

 

「うえっ!?」

 

 これまた急に名前が出たことで、ジュンがすっとんきょうな声をあげる。

 

(いやいや、キミ当事者だからね!)

 

「それでそれで?」

 

「で、たまたま後ろから私がその絵を覗いた時に、あまりにも上手だったもので……ついお国言葉が出ちゃったんですよ」

 

「あれ? 白雪さんって……」

 

「あ、山形県出身です! ご存知ですか? 日本のモアイ像」

 

「いや、人の顔の形ってだけだからね? それで、なんて言ったの?」

 

 よしよし、MCさんのツッコミで爆笑とはいかないまでも笑い声があがる。

 

「思わず『じょんだなぁ』って……あ、上手って意味ですよ!」

 

「なるほど!」

 

「で、その時隣に藤間桜ちゃんがいたわけなんですけどね。私の言葉にきょとんとした顔で、『ジュンちゃんだよ?』って……」

 

「え!? あれってそういう意味だったの!?」

 

 桜が驚きの声を上げる。その顔は恥ずかしさからか赤く染まっている。顔も火照ってきたのか、両手でパタパタと扇ぎ出す。

 

 あの時は指摘せずに『あ、そうだよね。ジュンだね』と流したからね。

 

「なるほどなるほど。そんなほほえましいやりとりが楽屋で行われたと」

 

「あ……」

 

 咄嗟に漏らしてしまった声に、MCさんと観客の視線が集まる。

 

「どうしたの?」

 

「あ~……なんでもありませんよ~」

 

 なんとかお茶を濁す。

 

(これ、楽屋でのやりとりじゃないじゃん……)

 

「じゃあ、他には?」

 

「……」

 

 今度こそ黙るしかなかった。会場に気まずい空気が流れつつあった。

 

「って! ないんかーい!」

 

 そんな沈黙を破るようにみゃーこが声をあげる。

 

「あかんやん。ほんま仲良いんですよ。ファンの皆さん、勘違いせんといて~」

 

(みゃーこ、ナイス!)

 

 そう言いながらニコるんの肩に腕をまわす。

いつもなら払いのけるニコるんも笑顔でごまかす。

 

 

 

 

「まさか麗華様があそこまでポンコツとはな」

 

「初めてで緊張しただけよ! あなただってエピソード出せなかったでしょ」

 

「あの流れじゃ無理でしょ。……誰かさんのせいで」

 

「なんですって!?」

 

 ステージが終わり、会場の敷地内の木陰。そのベンチで反省会をしている。

 

(と言えば聞こえはいいけどーー)

 

「戸田さん、いきなり無茶振りするの止めていただけますか?」

 

「え~、いいじゃ~ん。みんな笑ってたし~」

 

「進行の妨げになってました」

 

「べー!」

 

 あっちのベンチではあかねの言葉にジュンが拗ねてるし、こっちでは麗華と絢香が一触即発状態だし……もっとも絢香が麗華を煽って、麗華がヒートアップしていってるんだけど。

ニコるんはニコるんで難しい顔して考え込んでいるし……

 

 そもそも、このツーペアーーペアと呼んでいいのかはおいておくとしてーー水と油とまではいかなくても対極にある。

 

 何事にも全力! だけどとっさのことには弱い麗華と、やることは適度にやって、柔軟に物事を考える絢香。

張りつめた糸と少し弛んだ糸をイメージすると分かりやすいだろうか。

 

 それに理論派のあかねと感覚派のジュンは言うまでもない。

その結果、MCでも考え方の違いからグダグダになってしまった。

 

 パフォーマンスに影響がでなかったのは唯一の救いか。

それでも御披露目ライブ、そして先日させていただいたCD発売記念ライブと身内のみでやっていたから気づかなかったが、ここにきて『トーク』という弱点が露呈する形になった。

 

 

「はいはい、どうどう」

 

 そろそろ冗談じゃ済まなくなりそうなので、絢香と麗華の間に割って入る。

 

「私は馬じゃないわ!」

 

「暴れ馬と変わらんだろ」

 

「なんですって!?」

 

「ステイステイ。絢香も煽りなさんなって……」

 

 さすが体育会系。力が強い。これ以上麗華が怒り狂うと、真正面から止めるなら無傷じゃ済まないんだけど……

 

(かといって後ろから羽交い締めってのもキツいものが……)

 

「ふん!」

 

 と、今まで黙っていたみゃーこが何か意を決したように立ち上がった。

 

 

「お好み焼きパーティーするで!!」

 

 

(……はい?)

 

 みゃーこの提案に呆気に取られたのか、あかねとジュンは言い争いを辞め、怒り心頭だった麗華も毒気を抜かれたかのように大人しくなり、ニコるんもポカーンとしている。

 

「え~……お好み焼きパーティー?」

 

「そや! 22/7は結束力が足りん! このままやったら、明日のアイドルフェスは乗りきれへんで!!」

 

「別に仲悪いわけじゃないよ」

 

「確かに悪くはない。でも良くもないねん」

 

「エピソードトークとか1個も答えられへんやん。これはアイドルグループとして致命的やで」

 

 みゃーこの言うことはもっともだ。確かに仲は悪くはないけど良くもない。至って普通。

そんでもってエピソードのひとつもない。

……いや、ないわけではない。なんならお花見はしたし、お誕生日会だってやった。こないだは合宿もした。

それでも聞く側からしたらなんの面白味もないごくごく普通のエピソードだ。

 

『普通の何が悪いの?』

 

 と言われそうだけど、一般的には普通でも構わない。

でも、私たちはアイドル。普通とはかけはなれた存在。まぁ、普通と違ってなんぼ。

 

(そんな私たちがろくなエピソードがないのは……ねぇ?)

 

 いっそのこと不仲営業の方がワンチャン、話題になるんじゃないかな? やるかやらないかは別としてだけど。

 

 

「というわけでこれから懇親会をします!」

 

 まぁ、古今東西仲良くなるには一緒にご飯を食べるのが手っ取り早いと思うし、問題はないでしょう。

 

「お好み焼き、そんなに好きじゃないんだよね~」

 

「そもそも論でくんな!」

 

 乗り気じゃない絢香を引っ張り込みーー

 

「私は河野さんのことがあまり得意ではありません」

 

「嘘や~、大好きなの知ってるって~」

 

「ベビースター入れる~」

 

「ええで~」

 

 どストレートに拒絶したあかねを丸め込みーー

 

「ニコるんも」

 

「はぁ?」

 

 ニコるんもあっさりと巻き込む手腕。というか、その三角帽はいったいどこから取り出したの?

 

「わぁ~お……」

 

 先ほどまで殺伐としていた空気がいつのまにかに緩んでいた。

 

「なんだか楽しそうだね、懇親会」

 

「う……うん」

 

 んでもって、変わらないこの2人は癒しだねぇ(ホッコリ)

 

「場所はどこでやるの?」

 

「マイスイートホーム」

 

 

 といえば聞こえは良いが、早い話が女子寮である。

 

「立派なとこ……」

 

 女子寮を見上げてポツリと呟くみうちゃん。

 

「そっか。みうちゃんは寮に来るの初めてだもんね」

 

「私と斎藤さんも初めてです」

 

 3人とも実家組だもんね。私と絢香は途中からこっちに移ったけど。

 

「ほほ~う。そうかそうか。ようこそ乙女の花園へ」

 

 不敵に笑うみゃーこ。

 

「とは言っても、特段変わったものがあるわけでもないんだけどね」

 

 リュックを背負い直しながら苦笑する。

 

「ところで、凛子ちゃん。その荷物は何?」

 

「そういえば先ほどまでどこかに行かれていたようですが……」

 

 桜とあかねが尋ねてきた。

 

「ん~……それは部屋に行ってからのお楽しみってことで」

 

 まぁ、隠しだてするようなことでもないんだけどさ。

ここで出してもしまう手間が出来ちゃうし……

 

「ささっ、レッツらゴー」

 

 立ち止まってるみうちゃんの背中を押しつつ女子寮に入る。

 

 

 というわけで、女子寮のみゃーこの部屋に集まる面々。

 

「薄力粉、豚肉、キャベツ、卵、長芋、天かす、紅ショウガ」

 

 ポンポンとテーブルの上に材料を並べていくみゃーこ。

 

「そしてこれが……河野家三種の神器や!」

 

 そう言ってホットプレートを取り出し、ヘラを構える。

 

(あとの2つはなんだろう……)

 

 大阪だからたこ焼き器とか?

 

「う~ん。勇者みた~い!」

 

 その様子を見てテンションが上がるジュン。

 

「え……こんな勇者ヤダ……」

 

 剣の代わりにヘラを装備して、プレートは盾代わりかな?

少なくとも世界が滅亡しそうになってもこんな勇者に世界の存続を賭けようとは思えない。

 

「普通の道具じゃない」

 

「実家から持ってきてん」

 

 そう言えば、あの日みゃーこは背中に何か背負ってたっけ。

ドラマとかではよくある(のか?)光景だから特に気にもとめなかったけれど……あれホットプレートだったんか……

 

「ホットプレートを?」

 

「そや」

 

「実家で焼くときはどうするの?」

 

「また持って帰えんねん」

 

 メンバーの質問になんて事はない、と言うように答えるみゃーこ。

 

 いや、もう1つ買えばいいじゃんと口から出かかった。

 

 

「不合理では?」

 

 やっぱりあかねから指摘が飛ぶも

 

「これやないとあかんねんな~」

 

 これまたさらりと受け流す。

使いなれたものがいいのだろうか。まぁ気持ちは分からなくないけど……ホットプレートかぁ……鍋とかフライパンとかならまだ分かる気もするけど。

 

「あ、みゃーこ。一応買ってきたけど、こんなんでいい??」

 

 ここで背負っていたリュックを下ろして、中身を取り出す。

 

「とりあえず……ベビースター、チーズ、もち、長ネギ、明太子、焼きそば、シーフードミックス……あとはオタフクソース」

 

「おおきにおおきに」

 

 さっき別行動をとっていたのはこれを買いに行ってたから。

さすがにベビースターの買い置きは無かったし、バリエーションがあった方がいいと思って他の食材も購入してきた。

みんなどれくらい食べるかは分からないけど、とりあえず足りるんじゃないかな? まあ、足りなかったらその時は私の部屋から食材持ってくればいいし。

 

「ほな、始めようか」

 

 

 

 

 

 

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