脳無とかいう化け物の攻撃はやばかった。早いし重すぎる。
天翼(マルアク)で6割程度の速度でギリギリ対応出来る速さはきつい。
これじゃあ30分と持たない。
オールマイトを殺すというのは本気なのかもしれない。
「脳無!さっさとその白髪女をさっさと殺せ!」
ほんとキツすぎる。日輪や天翼の飽和攻撃じゃすぐに回復してしまう。
あまり使いたくはないんだけど。
「光剣(カドゥール)!」
分離させた絶滅天使を動かし各先端部分から超高威力の光線を発射する。
脳無と言われた敵は四肢が無くなり再起不能になったかに思われたが一瞬で四肢が再生した。
「超回復持ち…。」
「すごいだろ!?脳無は対オールマイト用に作られた先生の最高傑作だ。増強系個性にショック吸収と超再生能力、その程度のパンチじゃどうにもなんねぇよ!」
黒霧とかいうワープ個性の奴は爆豪と轟が何とかしてくれているけど正直やばい、さっきの攻撃避けきれなくてかすった…。
ほんとに許さない。
爆豪と轟がいれば何とかなるかもしれないけどキツいキツすぎる。
そう思っていたら黒霧が手まみれのやつのところに戻ってきて爆豪と轟がこっちに来た。
「2人とも何とかして手足をもいで、もしくは鼓膜破って、そうすればなんとかなる。もげないならこれ私がもいだ後にあいつの体に付けて、」
「ア゙ア゙ッ!?ガチで言ってんだろーな!?あともげるわ!」
「わかった。」
「ガチ。来るよ。」
しばらく攻防が続いて無理そうだったので光剣を使い、少しだけ接続部分を残してもぐ、すかさず渡しておいた撒菱を轟と爆豪が四肢に付け離脱する。
「おい!黒霧!何で脳無の再生が遅い!」
「体になにか異物を入れられたようですね…。」
脳無の獅子の接触部分に異物を入れることでそこだけ治りが遅くなるようにした。それでも一時的なものだったので怯んでくれたのはありがたかった。
私もそろそろ限界だし…。
「チッ!ほんとにゲームオーバーじゃないか…。帰るぞ黒霧!」
おわる?そう思った時、死柄木は笑っていた。
「ーーーーーーいやーーーコンテニューだーーーーー」
「私が!来た!」
オールマイトが来たことに気付いて安心したのかもしれない。
私はそこで意識が途切れた。
起きたら保健室にいて士道が心配そうに私を見ていた。
「士道、おはよう。」
「心配したんだからな!無事でよかった…。」
士道が私に抱きついてくれた。ハァハァハァヤバい興奮する。
そんな事を頭半分で思いつつ士道に謝った。
「心配かけてごめん。頑張った。ご褒美が欲しい。」
「はぁ…。お疲れ様。それは考えとく。みんなが心配してるだろうから教室行ってきな?」
「わかった。」
教室へ戻ると何人かが残っていてみんな口々に心配してたとか凄くかっこよかったとか言ってくれた。
気になったので、倒れてからどうなったか教えてくれた。
オールマイトが脳無を圧倒するも黒霧と死柄木には逃げられたらしい。
私は担架で運ばれてリカバリーガールではなく、士道に傷を治療して貰った。回復個性は人数が少ないため、保健委員になる事を進められるそうで士道も保健委員として働いてる事もあるから、士道に治してもらった。
みんなもそれぞれ多少の怪我はあるが無事だったようでリカバリーガールと士道に治してもらったみたい。13号先生と相澤先生が重症で病院に運ばれたみたい。
天翼(マルアク)
分離させた絶滅天使を背中の部分に翼状に結合させ、自身の移動能力を飛躍的に向上させる技。
また、ただ自身の移動能力を向上させるだけではなく、翼の先端からは従来通り光線による攻撃が可能であるため、移動と同時に砲撃による飽和攻撃を行い、敵を攻撃することが出来る移動と攻撃の両面性を併せ持った技でもある。
光剣(カドゥール)
分離させた絶滅天使を遠隔操作で縦横無尽に動かし、各先端部分よりダイヤモンドすら軽く貫くことが出来る光線を発射し敵を葬り去る。
威力の調節可能。