「うん。いい感じ。」
みんなと訓練を何回かしている内に、何人かに近接を教えるようになった。
「やっぱり百は色んな武器を使えるからいい。」
「でもまだまだですわ。」
「創意工夫が大事。」
「頑張りますわ!」
「梅雨ちゃんと響香とお茶子と透は火力が必要だね。三奈は近接になった時の対処。」
「「「「はーい!頑張ります!」」」」
それぞれの個性をどう活かすのかを明確にして、活用出来るようにすることをメインに進めている。
「緑谷は制御まだ難しい?」
「うん。」
「がんばれ。」
緑谷は個性が扱えてないからコントロール出来るようになるまで戦闘なんてさせられない。増強系だし。
「みんなお疲れ様。ちょっとしたお菓子持ってきたぞ。」
「「「「「あざーす!」」」」」
「士道ありがと。」
「まぁwin-winだよ。みんなの個性体験出来たしね。はいクッキー。」
「あーん。」
「ほれ。」
士道にも場所を伝えているので士道が終わると私は士道と一緒に先に帰ることが多いけどみんなが気が済むまで手伝ったりすることもある。
そして体育祭まで残り3日という所で廊下が騒がしかった。
「意味ねぇから退け、モブ共」
「知らない人の事を取り敢えずモブって言うのやめなよ!!」
「どんなもんかと見に来たが随分偉そうだな。ヒーロー科に在籍する奴にはこんなのがいるのかい?」
「ああ!?」
「ヒーロー科にも良い奴がいるのは知っているけど、こういうの見ちゃうと、ちょっと幻滅するなぁ。普通科とか他の科ってヒーロー科を落ちたから入ったって奴、結構いるんだ。知ってた?」
心操とかいう人が言った通り普通科はヒーロー科と併願が可能なのでヒーロー科を落ちた人が普通科に入ってヒーロー科に編入しようとする人もいる。
「敵情視察?少なくとも普通科おれは調子に乗ってっと足元ゴッソリ掬っちゃうぞっていう宣戦布告しに来たつもり。」
「どうでもいいけど邪魔。」
「ア゛ア゛!?」
今日は久しぶりに士道と一緒に早く帰れるので自主練を休んで士道と放課後デートをする予定なのだから邪魔しないで欲しい。
「敵情視察でも宣戦布告でもどっちでもいいしするなら勝手にしてもらって構わないけど、貴方達自分が通行の邪魔になってるの分からない?そんな回り諄い事する時間があるなら体育祭でちょっとでも成績あげられるよう頑張りなよ。爆豪もいちいち吠えるな。それじゃあ。」
「てめぇ!ぶち殺すぞ!」
士道とのデートを93秒邪魔されたのでイラッとして10秒ほど使ってしまった。勿体ない…。
「おぉ、鳶一すげーな。てか爆豪ガン無視されてるし。」
「だって折紙今日久しぶりに士道くんと放課後デート出来るっていってたしな。あのゾッコンぶりからしてめっちゃキレてただろーし。」
「くぅー!五河羨まし!」
「まぁ上鳴には一生無理だよ。」
「うるせぇ!」