戦姫絶唱シンフォギアガイアメモリ   作:桐野 ユウ

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二人の企み

ネフィリムの心臓をとられてしまった彼女達、残されているのはソロモンの杖のみである。

 

「おいどうするんだよ!!」

 

「ちぃ、ソロモンの杖があるからノイズを大量に呼びだして奴らをおびき寄せて戦うだけよ!!そして立花 響を殺す!!」

 

二人は準備を整えて街へと行きノイズを呼びだして人々に襲わされる。その中には子どもも含まれていて次々にノイズによって消滅されて行く。訃堂はすぐに全員に出動命令を下して全員が出動をする。

 

荘吉はリボルギャリーに乗りロストドライバーを装着をして暴れている輩を見ながら手を握りしめている。

 

「許せないな・・・・・・俺達をおびき寄せるために無関係な人たちを襲うとはな・・・・・・絶対に許すわけにはいかない」

 

「私もです!!」

 

現場に到着をしてそれぞれがギアや仮面ライダーに変身をして攻撃を開始する。荘吉はスカルに変身をしてノイズに対してスカルマグナムを発砲をしてノイズを次々に撃破していく。ナイトと翼はアームドギアとダークバイザーを使い攻撃をしてゼロワンはフライングファルコンに姿を変えて奏を支えて上空からアームドギアの槍を投げつけて分裂をしてノイズを次々に撃破していく。

 

「これでもくらってください!!」

 

クリスはアームドギアをボウガンに変えてビームの矢をノイズに発砲をして撃破していき仮面ライダーサイクロンがメモリを抜いてマキシマムスロットにセットをする。

 

【サイクロン!マキシマムドライブ!】

 

「サイクロンスラッシュ!!」

 

風を纏った手刀をお見舞いさせてノイズを撃破する。ファイズとドライブ、エグゼイド、アギト、調、切歌、マリア、セレナと共にノイズを撃破していく。響も未来が変身をしたイドゥン、バロン、信一が変身をしたアギト共にノイズと戦っているとドラグブラッカーが響に体当たりをして吹き飛ばす。

 

「がは!!」

 

「響!!」

 

「しねえええええええええええええええ!!」

 

ファムはブランバイザーを使い響に攻撃をしようとしたが信一が前に入りガードをする。

 

「信一!!」

 

「させるか・・・・・・響を俺の大事な人をこれ以上傷つけてたまるか!!」

 

「邪魔をするなあああああああああああああ!!」

 

一方でリュウガはその様子を上から見ている。

 

「あーあ、これは失敗だね。まぁいいわあいつが死のうとも関係ないわね。さーて私は撤退をしようかな?」

 

リュウガはファムが一人で飛びだしていきあの数一人で戦えるわけないじゃないと判断をして逃げようとしたがビームがリュウガのボディに当たる。

 

「が!!」

 

「やっと追いついたよ。随分と暴れてくれたね・・・・・・全くオーブの世界が落ち着いたと思ったら今度は別の神の世界がやらしてくれたことを処理をすることになるなんてねーーーー」

 

「何だ貴様は!!」

 

リュウガは戦兎に攻撃をしようとしたがその前にレーザーブレードがドラグセイバーを受け止めて蹴りを入れる。リュウガは一体誰がと見ているとスピルバンが現れて彼の前に立つ。

 

「さーて始めるかな?」

 

【ジオウビルド!グランドジオウ!】

 

ジクウドライバーインフィニティーに二つのライドウォッチがセットされて彼は360℃回転させる。

 

「変身!!」

 

【ライダータイム!仮面ライダージオウビルド!グランドタイム!グ・ラ・ン・ドジオーウ!】

 

ジオウビルドグランドジオウ形態へと姿を変えて結界を張りリュウガを逃がさないようにする。リュウガはストライクベントカードをブラックドラグバイザーにセットをして構える。

 

「くらえ!!」

 

ドラグクローファイアーを放つがジオウビルドは冷静に龍騎の押す。

 

【龍騎】

 

ドラグシールドが現れてドラグクローファイアーをガードをする。そこにスピルバンがレーザースナイパーを放ちリュウガのボディに命中させてジオウビルドはダブルのボタンを押す。

 

【ダブル】

 

2010年の扉が開いてジョーカーエクストリームを放つダブルが現れてリュウガに当たる。一方で地上ではファムがアドベントカードを装填させてブランウイング以外にもベノスネーカー、エビルダイバー、メタルゲラスが現れて全員に襲い掛かる。

 

「さぁこいつらを纏めて殺してやるわ!!」

 

【ユナイトベント】

 

ベノスネーカー達が合体をして超獣帝ディストサンダーが完成をして背中の翼を開いて羽型を発射させてライダーたちやシンフォギア装者たちにダメージを与えてファムはファイナルカードを装填させる。

 

【ファイナルベント】

 

ディストサンダーの腹部が開いてブラックホールが発生をしてファムは響をつかんだ。

 

「あははははあんたさえ死んでしまえば終わりなのよ!!」

 

「響!!」

 

ジオウビルドの方もそれに気づいてリュウガはスピルバンに任せて降りたつ。ファムは響を投げ飛ばすがその射線上にジオウビルドグランドジオウ形態が立ち響をキャッチをする。

 

「な!!」

 

「あれは・・・・・・ジオウ?」

 

全員が驚いているとグランドジオウビルドは後ろを振り返りディストサンダーに近づいて頭を撫でる。

 

「可愛そうに、お前らも奴に利用をされているのだな?だが安心をしろこれで終わらせるからよ」

 

「なんだお前は!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

グランドジオウビルドはファムの方を見てソロモンの杖を持っているのを確認をしてノイズ達がほかのメンバーたちを攻撃をしている。だが彼は響を降ろすとスカルに新たなメモリを託す。

 

「これは?」

 

「それを君に託すよ荘吉君。」

 

「神エボルト・・・・・・なのか?」

 

「あぁそうだよ。これは俺の新しい姿ジオウビルドさ・・・・・・」

 

一方でスピルバンはレーザーブレードを構えて彼女の前世のことを知っているため怒りが頂点に立つ。

 

「許さん!!」

 

その時不思議なことが起こった、スピルバンことカズマはリュウガの前世のことを聞いているため彼女が今までしてきたことに対して怒りがマックスに頂点となる。

 

「ツインブレード!!」

 

リュウガはカードを装填をして構える。

 

【ファイナルベント!】

 

「しねえええええええええええええええ!!」

 

リュウガはドラゴンライダーキックを放つがスピルバンはそのまま上空へとびリュウガの胴体に突き刺す。

 

「が!!」

 

そのままレーザーブレードを抜いてから一気に決める。

 

「アークインパルス!!」

 

空中で放ったアークインパルスがリュウガに命中をして着地をする。

 

「そんなああああああああああ!!あたしはああああああああああああ!!」

 

「お前は地獄行きだ。二度と日が拝めないほどの罰が地獄で待っている・・・・・・爆!!」

 

リュウガは爆発をしてファムはリュウガが爆発をしたのを見て動揺をする。

 

「な!!」

 

すると光弾が飛んできてファムに命中をして吹き飛ばされる。

 

「さぁファム、お前の罪を数えろ・・・・・・」

 

「何を言っていやがる!!」

 

ほかの戦士たちも構えているとグランドジオウビルドはライダーのボタンを押して武器が発生をする。数々の武器が発生をして全員がキャッチをする。

 

「プレゼントだ、えっとこういうときの台詞って確か・・・・・・神のありがたみを受け取れだっけ?」

 

「「「「「「いや絶対に違うそれ!!」」」」」」

 

知っているメンバーはエボルトにツッコミを入れる中ファムはブランバイザーで攻撃をしようとしたが信一アギトが変身をしたトリニティフォームとロビンが変身をしたシャイニングフォームの二人が前に入りシャイニングカリバーとフレイムセイバーとストームハルバードでファムのボディを攻撃をする。そこにストームハルバードを持った奏がファムのボディを切りつけて翼とナイトが走りファムのボディを切りつける。

 

「ちぃ!!役立たずのモンスターどもが!!こうなったらノイズどもよ!!私に集まれええええええええええええええええええええええええ!!」

 

ノイズはファムの体に次々に合体をしていき巨大な化け物へと変貌をする。グランドジオウビルドはその様子を見て驚いている。

 

「月は破壊されず・・・・・・ソロモンの杖はどうなるのかと思っていたけど・・・・・・ネフィリムの心臓は彼女達が持っていったからね・・・・・・まさか一期のフィーネのようになるとはね・・・・・・」

 

『死ネ死ねシネシネシネ死ね!!死ねええええええええええええええええええええええ!!この世界をも壊してくれる!!そして私が世界の神として立つ!!】

 

「あんたが神?冗談でもいってくれちゃうわね!!」

 

「あぁそのとおりだ。神はそこにいるけど・・・・・・この世界は俺達が守って見せる!!」

 

「えぇその通りよ!!」

 

「超強力プレイでみーんなでクリアしてやるぜ!!」

 

「桜花とクリス、変身だ!!」

 

「クリス姉さん!!」

 

「あぁ!!」

 

「さーて俺も本気で行くぞ!!」

 

「なら俺もだな。」

 

全員が最強形態へと変身をする。ブラスターフォーム。タイプトライドロン、ハイパームテキ、ワイルドカリス、ロードバロン、ナイトサバイブ、ゼロツー、シャイニングフォーム、トリニティフォーム、サイクロンジョーカーエクストリームへと姿を変えてシンフォギア装者たちも構えようとしたがエボルトは何かを思いだしたのかビルドのボタンを押して大きな盾を構えている。響に対して・・・・・・

 

「え?」

 

「ファイナルエミシオン!!」

 

放たれた光線が響に命中をしてギアが解除される。

 

「響いいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」

 

「どうして!?」

 

グランドジオウビルドは近づいて欠片を握りしめるとそれがギアのペンダントへと変えて左手に電撃を響に浴びさせる。

 

「あばばばばばばばばばばばば!?」

 

電撃を浴びされた響は目を開けて辺りを見てキョロキョロする。

 

「あ、あれ!?私は・・・・・・」

 

「君の中にあったガングニールの破片、それを取り除かせてもらったよ。本当はシェンショウジンをそっちに渡したんだけど忘れている感じだねーーーー」

 

「「「「「「あ・・・・・・・・・」」」」」」」

 

全員がシェンショウジンのことをすっかり忘れており苦笑いをしている中化け物になったファムは剛腕をふるいシンフォギア装者や仮面ライダーたちを吹き飛ばす。グランドジオウビルドは響を抱えて回避をして響は再びギアを纏い全員も立ちあがり構える。

 

「さーて神のプレゼントを受け取ってね!!」

 

グランドジオウビルドは右手を上空に上げるとそれがシンフォギア装者たちに当たり全員が一体何事かと見ているとシンフォギアの出力などが上がっていきエクスドライブモードに変身をする。

 

だがグランドジオウビルドは変身が解除をされてマントを装備をしている姿になる。

 

「あーやっぱり70億人分の絶唱を使うために神の力使う過ぎたかな?」

 

「エボルトさま!!」

 

スピルバンが降りてきて彼の護衛に入る。

 

『おのれええええええええええええ!!』

 

「私は止めて見せる!!皆で!!行きましょう皆!!」

 

「「「「「「おう!!」」」」」」

 

『来い!!シンフォギアあああああああああああああああああああ!!』

 




次回「ファムオルタとの最終決戦」

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