鬼滅の東刃〜Another of Slayer〜   作:トーニオン

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今回でレミリア戦、決着です。


円環の先と命の終わり

深く呼吸をする。

 

今だ!

 

ヒノカミ神楽。円舞

 

「当たらないわね。それでも日の呼吸の使い手かしら?」

 

 

血鬼術 スカーレットディスティニー

 

 

全方位に攻撃が飛ぶ。

 

「うわぁぁ!危ない!」

「厄介な技を放ちますね」

「なりふり構ってられない感じに見えますね」

 

ヒノカミ神楽。幻日虹

 

レミリアに隙ができる。

 

ヒノカミ神楽。 斜陽転進

 

僅かに髪を斬る。

 

その瞬間、レミリアが目を見開く。

それもそうだ。今レミリアの髪の色は青から白へと変わっているからだ。

 

 

 

「どういうことよ!無惨!早く説明しなさい!」

「ククク……レミリアよ、そのカリスマの頭でわからないというのであれば、既にお前は負けている」

「そう、あなたは無惨を吸収した。そう、薬を投与された無惨をね!」

「な……」

 

 

私は髪の毛が白くなっている。

それは人間でいう老化である。

無惨は既に老化していた。その薬は10秒で50年という凄まじい速さ、

私は運命の一つからそれを話すものを見た。

 

つまり、無惨を吸収してから既に一時間。

1万8000年!

老いすぎている。

だからこそ速さが落ちていたのか。

分裂は出来ない。老化は凄まじい速さで襲ってくる。

 

どうにかしなければ。

私はカリスマよ。世界を乗っ取るまであと少しなんだから!

 

 

ヒノカミ神楽。輝輝恩光

 

血鬼術 ミゼラブルフェイト

 

近すぎる!

俺は急いで距離を取ろうとする。

しかし、その術は俺を追い続ける。

 

「さぁさぁ、運命に抗うものよ!その運命からは逃れられない!」

 

全力で避けようとする。

しかし、避けきれず、左腕が斬り落ちる。

「ぐぁぁぁぁ!」

 

痛い!

だがここまで繋いだ。呼吸を止めるな!

あと少しなんだ!

俺は右腕だけで刀を握り、振る。

 

ヒノカミ神楽。 碧羅の天

 

レミリアの右脚にあたり、右脚が落ちる。

何としても繋げるんだ!

 

ヒノカミ神楽。日暈の龍・頭舞い

 

右翼がごっそり斬り落とされる。

 

もしかして!来るのか!

 

やはり動揺してるな!

 

ヒノカミ神楽。飛輪陽炎

 

レミリアの左目が潰れる。

 

ヒノカミ神楽。烈日紅鏡

 

レミリアの体から生える触手が全て斬れる。

 

「私は!世界の鬼の王なのだーーー!」

 

血鬼術。デーモンロード

 

ものすごい光線と光球が放たれ、避けるのがやっとになる。

呼吸を止めるな!今ここで使うしかない!

 

ヒノカミ神楽。灼骨炎陽

 

くっ、左脚が痛い。

負けたくない。

勝ちたい。

私は初めて勝ちを渇望していた。

 

だがもうすぐ終わる!

レミリアよ!お前の戦いは既に負けだ!

 

レミリアの体に傷が浮び上がる。

その瞬間この傷に気がつく。

無惨、まさかお前までレミリアに抵抗していたなんて!

 

呼吸を整え、更に打ち込む!

 

ヒノカミ神楽。炎舞

 

レミリアの下半身が落ちる。

なぞるんだ。傷の部分に更に叩き込め!

 

ヒノカミ神楽。火車。

 

みえる!心臓が!そこを潰す!

 

ヒノカミ神楽。陽華突

 

「ぐはぁぁぁ!」

 

心臓を潰された。

私は血を吐く。

繋がってしまった。

十二の型が!私は逃げることしか考えられなかった。

見えないのだ。もう、勝てる運命が!

 

「レミリア!お前の"運命''もこれまでだ!」

 

 

ヒノカミ神楽。十三の型 命運・日輪断ち

 

レミリアの体は限界を迎え、更に斬り刻まれる。

 

俺の体は熱い、このまま内臓全てを焼き尽くすのか!

これこそが十三の型、縁壱さんが死を迎える結果となった型。

 

刀からは炎が上がり、そしてレミリアと自分自身を焼き尽くす感覚に襲われる。

 

でもこれこそが、レミリアを倒す、最後の手段だから。

その瞬間、周りの世界が消える。

 

 

炎が止んだ瞬間、俺たちは炭治郎の元へ駆けつける。

 

目の前にはレミリアの残骸、そして…

 

「炭治郎!死ぬな!禰豆子ちゃんが待ってるんだ!」

「子分より先に死ぬなんて不孝だぜ!」

「起きて!どうして……どうしてこんな…」

 

微かに聞こえる。

でも、俺の命もここまでか。

 

 

俺はなぜこの場所にいるのかわからない。

俺は死んでいるはずだ。

内臓を焼ききり、もはや生きることなど不可能。

そう思った時、声がする。

 

「よくやった、炭治郎」




炭治郎死亡か?
そしてなぜ炭治郎は周りが真っ暗なんでしょう。
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