鬼滅の東刃〜Another of Slayer〜   作:トーニオン

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今回は原作をなぞる感じかも


全集中・常中と日輪刀

萃香戦の2日後、伊之助はあれを見て、俺と妖夢と3人で訓練をするようになった。

「ぜってぇ、負けるもんか!俺は、落ちこぼれるような奴じゃねぇ!」

伊之助は、教えるのが得意な妖夢の指導により、飛躍的に成長した。

俺が教えるよりも伊之助は妖夢が合っているようだ。

 

そして善逸はというと、

 

「炭治郎〜、俺はどうすればいいの〜」

一人だけ訓練に参加していないせいでずっと病室で膝を抱えていた。

 

「善逸、そろそろ訓練に参加しないと強くなれないぞ!」

「努力は嫌いなんだよ〜、俺は努力なんてする強さもないし、もうダメなんだよ〜」

完全にいじけていた。ここまで拗れていたとは、

「あ、いた、善逸くん」

八意さんが善逸がいじけてるのを感じて病室まで来てくれた。

「善逸くん、炭治郎くんたちがやってる訓練が何かがわかればいいんですね」

「そうだけどさぁ、炭治郎の説明が下手でわかんないんだよ〜」

「じゃあ私が教えますね。炭治郎くんたちが会得しようとしているのは全集中・常中という技です。全集中の呼吸を四六時中やり続けることにより基礎体力がぐ〜〜んと上がります。」

「へぇ、そんなこと、俺なんてできないよ。」

「君ならできますよ。この前の萃香戦、あなた全集中・常中の基礎、しっかりできてますよ。あとはそれを伸ばすだけですよ」

「え、俺、出来てたの?そんな、まさか。」

「善逸くん、一番期待してますよ!あなたなら本当に全集中・常中!」

そういうと八意さんは善逸を抱きしめる。

善逸は喜び、大奮起。

 

それからというもの伊之助や俺や妖夢でも十日以上もかかった全集中・常中を、善逸は驚きの6日で会得してしまった。

これを見た妖夢や伊之助も流石に危機を感じたのか、3人で全力の訓練を行う。

そして。

 

「ふうっ、フーーーーーー」

バキッ パーーーン

 

「やった!割れたぞ!一番大きな瓢箪が!」

「俺も割れたぞ!俺も強いんだ」

「私もここまで呼吸ができるようになるなんて、強くなったなぁ」.

3人は5尺半の瓢箪を割れた。善逸に1日遅れで。

 

今日は、いける!

見えるぞ。カナヲの動きが!

カナヲが翻ろうとした瞬間、俺は手をつかむ。

ガチッ

「そこまで!炭治郎さんの勝ち」

隙を掴むことができた。

 

次に反射訓練、カナヲが一番得意なことだ。

カナヲに負けたくない。全集中の呼吸を切らすな!

湯呑みを掴もうとするカナヲの手を押さえ、そして、

湯呑みを掴む!

取れた!

掛けようと思う。しかし理性が働く。

(この薬湯、本当臭いんだよなぁ、納豆とかにんにくとかすり潰されているし)

掛けちゃいけない。ならばこうするしかない。

トンッ

 

カナヲの頭の上に湯呑みを乗せた。

するとカナヲは何が起こったのかわからずキョトンとする。

「やりましたね!ついにカナヲ様に勝ちましたね!」

喜びのあまり俺は3人の看護師とともに舞をした。

 

それからというもの、カナヲを倒す同期が続々と増える。

2番目に妖夢、3番目に善逸、そして伊之助は最後に勝った。

 

そんな日だった。

鴉から伝言が来る。

「炭治郎、伊之助、妖夢、3人の刀が完成し、ただいま向かっている。

すぐに待ち合わせよ」

それを聞きつけた俺は伊之助や妖夢にも伝える。

そして3人で入り口まで行く。

鋼鐵塚さんの臭いがする。

俺は入り口を飛び出したら3人の刀鍛冶が見える。

「おーいおーい!鋼鐵塚さーん!ご無沙汰してます!お元気でしたか…」

突然襲いかかってきた。しかも包丁を構えながら。

俺はすかさず避ける。

「はっ…鋼鐵塚さ…」

「よくも折ったな!よくもよくもぉぉぉぉ!」

「すみません!でも本当にあの…俺も本当に死にそうだったし…相手も十二鬼月ですごく強くって…」

「違うな!関係あるもんかお前が悪い!全部お前のせい!お前が貧弱だから刀が折れたんだ!そうじゃなきゃ俺の刀が折れるもんか!」

そう言いながら俺のことを指で突き刺しながら散々文句を垂れていた。

そして泣きながら殺してやると叫びながら30分間、鋼鐵塚さんが八意さんに転ばされるまで追い回された。

 

「まぁ鋼鐵塚さんは情熱的な人ですからね。人一倍刀を愛していらっしゃるお方です。あ、私は鉄穴森ともうします。そしてこちらは」

「私は鉄河城にとりです。よろしくお願いします。」

「彼女は鬼殺隊の隊士なんですが、私の刀に魅入られてしまい、弟子入りしてきたんです。そして、今では刀鍛冶の里では4番目に刀を作っている立派な刀鍛冶です。そして彼女は妖夢殿の、そして私は伊之助殿の刀を打たせて頂きました。戦いのお役に立てれば幸いです」

伊之助と妖夢は刀を持つと色が変わる。

「ああ綺麗ですね。妖夢さんの刀は何も色のつかない真っ白、素晴らしい心を持ってますね。そして伊之助さんは藍鼠色が鈍く光る。渋い色だ。刀らしい良い色だ。」

「よかったな、伊之助の刀は刃こぼれが酷かったから…」

「握り心地はどうでしょうか、実は私二刀流の方に刀を作るのが初めてでして…」

伊之助はふと立ち上がり、庭の池のところに行く。

そして、

カン!カン!カン!

突然刀を岩に打ち付け出した!これには鉄穴森さんや鉄河城さんも悲鳴を上げる。

「ぶっ殺してやる!この糞餓鬼が!何しとるんじゃオラ!」

「師匠の刀を刃こぼれさすとか地獄でも見てぇのかゴミが!」

二人の刀鍛冶を妖夢と俺で抑えるしか無かった。

そんな伊之助はギザギザな刀になったことに満足していた。

 

3人が帰るとき、俺と妖夢はずっと謝り続けるしかなかった。




前半は炭治郎たちの訓練そして刀鍛冶のはなしもでてきましたね。
さらにすかさず新キャラも混じってます。

さてこのあとどうなることやら

大正コソコソプロフィール
八意永琳
1892年8月5日生まれ
身長は173cm
体重64kg
スリーサイズは94-62-90

月柱であり月の呼吸の使い手の隊士
柱になった時期は7年前であり悲鳴嶼さんが柱になった時と宇髄さんが柱になった時の間で産屋敷様が眼鏡をかけていた頃である。
女の柱では最も強く、筋力の悲鳴嶼、技の八意、持久力の宇髄と呼ばれるほどの柱でも三強に数えられている。

ちなみに蝶屋敷と永遠屋敷が隣同士なのはしのぶさんの師匠が八意永琳さんでカナエさんはまた別の柱のところに弟子入りしていた。
そのためしのぶさんの薬学、毒の研究などは八意さん譲りなんだとか。
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