鬼滅の東刃〜Another of Slayer〜   作:トーニオン

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今回は蝶屋敷完結編ということになります。
さて、ここまで書くのが辛かった。
オリジナル要素入れやすかったし。


新たなる任務と4人の旅立ち

「はい、あーーーん」

「あーー」

「はい、顎は問題なさそうですね。はい、口を閉じてください」

俺は口を閉じる。

「診察は以上です。体の方ははもう大丈夫です。安心して任務に邁進してください」

「はい、ありがとうございます。あ、そうだしのぶさん。最後に一つ聞きたいことがあって」

「なんでしょう」

「ヒノカミ神楽って聞いたことありますか?」

「ありません」

「じゃあ火の呼吸とかは」

「ありません」

ないようだったので自分の過去の話をいろいろとしのぶさんに話した。

 

 

「なるほど、何故竈門君のお父さんは火の呼吸を使っていた。私でわかることであれば"炎の呼吸"はありますが、”火の呼吸"ではないということ」

「同じではないんですか?」

「炎柱の煉獄さん曰く、炎の呼吸は火の呼吸とは呼んではならない。そう言われました。ですが、煉獄さんは生憎任務に出ていますし」

煉獄さんは任務に出てるのか、ならば次の機会にでも聞いてみるか。

「なるほど、ありがとうございます。では失礼します」

診察室を出ると廊下の曲がり角からものすごい大きい人が来た。

避けようとするもののぶつかってこられる。

しかし、その人はどこかで見たことのあるような人だった。

 

最終選別の時の…不死川玄弥!

短期間ですごく体格に恵まれていると羨む。彼は最終選別の時、俺より少し背が低かったのに。そして何故ここに?

でもなんだろう…匂いが、なんか違うんだよなぁ…」

そう違和感を思いながら病室に戻る。

 

「無限列車の被害拡大!乗客50人以上が行方不明!竈門炭治郎、我妻善逸、嘴平伊之助、魂魄妖夢の4名は、現地の煉獄杏寿郎と合流せよ!場所は、西の東京駅!東京駅に向かえ!」

鎹烏が任務を送ってきた。次は東京駅。しかもさっき話に出た煉獄さんがいる。話が聞ける機会がこっちから来た。

それに俺はウズウズした。

 

「そうですか、もう行かれる。短い間でしたが同じ刻を共有できて良かったです。頑張ってください。お気をつけて!」

「忙しい中、俺たちの面倒を見てくれて本当にありがとうおかげでまた戦いに行けるよ」

「お礼など結構です。選別で運良く生き残っただけ、その後は鬼や同期の成長に恐ろしくて戦いに行けなくなった腰抜けなので」

アオイさんはそう思うと布団を下ろしながら項垂れた。

「そんなの関係ないよ。俺を手助けしてくれたアオイさんはもう俺の一部だから、アオイさんの想いは俺が戦いの場に持っていくし、また怪我したら頼むねーー」

そう言って俺は次の人にも挨拶しに行った。

 

縁側でたたずんでいる少女がいた。

「あ、いたいた!カナヲ!俺たち出発するよ!いろいろありがとう。」

そういうと彼女はお金みたいなものを取り出し、上へと弾いた。

そして手の甲に乗せる。

「師範の指示に従っただけなのでお礼に言われる筋合いは無いからさようなら」

喋ってくれた!久々に聞いたよカナヲの声。

「今投げたのは何?」

「さようなら」

「それ何?お金?」

「さよなら」

「表と裏って書いてあるね。なんで投げたの?あんなに回るんだね」

そういうと彼女は話す。

「指示されてないことはこれを投げて決める。今あなたと話すか話さないか決めた。話さないが表、話すが裏だった。裏が出たからあなたと話した。さよなら」

「なんで自分で決めないの?カナヲはどうしたかった?」

「どうでもいいの。全部どうでもいいから、自分で決められないの」

「この世にどうでもいいことなんてないと思うよ。きっとカナヲは心の声が小さいんだろうな。指示に従うのも大切なことだけど」

思いついた。カナヲはこれならわかってくれる。

「それ、貸してくれる?」

カナヲは戸惑いながら貸してくれた。

「ありがとう!よし、投げて決めよう!」

「何を?」

「カナヲはこれから、自分の心の声をよく聞くこと」

俺はお金を弾いた。高すぎて見えなくなりそうなくらい。

「表!表にしよう!表が出たら!カナヲは心のままに生きる」

高すぎる上に風が吹いて見失う。

でもすぐ見つけた。

ギリギリで掴む。

取れたことの方に喜ぶ。だが、表が裏かを俺も見えてなかった。

そしてカナヲの前にいき伏せていた手の甲を開ける。

「表…」

「表だー!」

思い切り喜びカナヲの手を掴む。

「頑張れ!人は心が原動力だから、心はどこまでも強くなれる!じゃ、またいつか!」

俺は立ち去ろうとする。そこにカナヲがこれをかける。

「なんで表を出せたの?」

「偶然だよ。それに裏が出ても表が出るまで何度でも投げ続けようと思ってたから」

カナヲはそのことに何か留まったかのような顔をした。

俺はお元気でと言い、その場から立ち去り、荷造りに戻った。

そして準備ができ、屋敷を立つ時、みんなが出迎えてくれた。

冨岡さんや古明地さんも。

「今から出陣か」

「はい」

「全集中・常中、できるようになったみたいね!やるわ」

そう言って古明地さんは俺たちの腹を拳で打ってきたが全員止めなかった。

「続けるといい」

「冨岡さん、古明地さん、禰豆子のこと、ありがとうございました。命を懸けてくれてたなんて、俺知らなくて、どう感謝を伝えればいいか」

「礼なら仕事で返せばいい。俺たち鬼殺隊は鬼を討つ。それだけだ」

「あなた達には賭けてるんだからね!あなた達こそがあの鬼舞辻無惨を倒す、そしてこの永い永い戦いを終わらせるその素晴らしい逸材なんだからね。あと、お館様からの報告で、炭治郎、妖夢、善逸の3名は戊に昇格、伊之助は己に昇格、以上です。これからも精進するように!」

 

そう言って二人は一瞬で立ち去った。

俺達もこれから東京駅という場所へと向かう。

待っててよ!煉獄さん!




次回ちょっと挟みますが色々と話すことが多いので
形式的な感じになります。
次回は鬼サイドの話を1回入れる感じです。

大正コソコソプロフィール
因幡鈴仙
1894年7月2日生まれ
身長は164cm
体重は56kg
スリーサイズは86-57-81

元々は鬼殺隊の隊士だったが錆兎の凄まじい姿をみて私は鬼殺隊にいる資格ないと思いつつも何体か鬼を狩っていた。
それを見抜いた月柱の八意さんに私のところで手伝いをしなさいと命令されて永遠屋敷や蝶屋敷の看護師ポジションに落ち着く。
同じ同期がやばすぎた仲間の神崎アオイとは話がものすごく会うらしく休みの日でも結構2人で過ごすことが多い。
ちなみに彼女の作る料理は結構スタミナ系が多く、時々その味を求めて恋柱にまで食事を作ることもあるとか。
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