鬼滅の東刃〜Another of Slayer〜   作:トーニオン

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今回はおそらく苦悩しつつ進む感じです。


大きな屋敷と黒一点

「炭治郎!芦ノ湖へ迎え!芦ノ湖で多数の隊士が行方不明!急げ急げ!」

 

俺は急いで芦ノ湖へと向かう。

そんな時だった。

「あ、炭治郎!久しぶり!元気だったか!」

「智溜乃さん!お久しぶりです!」

姉弟子とばったり会う。

「今日はどうしたんですか?」

「あたいたち、実は芦ノ湖に任務があってさぁ、もしかして、炭治郎も芦ノ湖?」

「そうです。俺も芦ノ湖に向かうところなんですよ」

「ほう、彼が炭治郎くんか、なかなか澄んだ目をしてる」

「いきなりなんですか!」

姉弟子と話していたら黒髪の短髪少女が俺の事を覗いてきた。

 

「あ、ごめんごめん、あたしは射命丸文。風柱継子だ。それに、恋柱継子のアリス、霞柱継子のこいし、そして、栗花落カナヲちゃんだよ!」

 

俺はいきなり色々紹介されて動揺する。

「あの、智溜乃さん、この方たちはどういう…」

「あぁ、あたいらは継子会の仲間。さっき芦ノ湖に全員で任務に向かえ!って言い渡されたから向かうってこと」

みんな柱の継子だったのか。それに、カナヲはなんか一段と可愛い。

「そうでしたか、ではみんなで鬼を倒しに行きましょう」

 

 

芦ノ湖の湖畔に着くとあってはならないものがあった。

「え、なに?この大きい建物は」

大きすぎる。巨大な屋敷がたっていた。

「かなり広そうですね。で、入口ってどこにあるんですか?」

みんなは戸惑う。巨大な屋敷であれば普通なら入口はあるはずだ。

しかしこの建物には何故か入口が見当たらない。

「炭治郎、そういえば鼻がきくんだったな。臭いで入口は分かるか?」

 

射命丸さんが俺のことを何故か知ってる。よく分からないが俺は鼻を壁に近づけながら壁伝いに回る。

 

「あった、ここだ!ここから微かだけど血の臭いがする」

「あら、炭治郎さん、さすが同期の出世頭ですね」

アリスさんは俺のことを褒めてくれた。でも出世頭ってどういうことだろう。

臭いの出る場所を押すとくるりと扉が回転し、屋敷の中に転ぶ。

「ほう、この屋敷はからくりを使ってるのかぁ面白そう!」

「鬼の臭いが強い、もしかすると、十二鬼月ってのがいるかも」

十二鬼月かぁ、この前も下弦の参を倒した後にまた倒さなければならないのか。

屋敷を進んでいくと鬼がわんさか現れた。しかし、幸いなことにこの部屋は広い。

「おっしゃ、いっちょやりますか!」

風の呼吸。壱の型 塵旋風・払い

 

恋の呼吸。壱の型 初恋のわななき

 

花の呼吸。陸の型 渦桃

 

霞の呼吸。弐の型 八重霞

 

水の呼吸。 参の型 流流舞い

 

氷の呼吸。伍の型 岩垂氷

 

6人の攻撃が大きく効いたのか鬼はすぐさま塵となる。

 

「よし、いっちょ上がり!」

「そうやって油断していつも文は危なくなるんだよ?」

「うるさいなぁ、こいしの言葉はいつもトゲがあるなぁ」

「それだけ心配してるんだよ、私も心配される人がいたらなぁ」

「アリスは師範にいつも言われてるよなぁ。女の子らしさも必要だって」

「何よ!文だって師範の弟を避けるためだけに継子になれって言われた分際で!」

 

「あの〜、俺ってこの話題に入っていいのでしょうか?」

「「「あなたはカナヲを守るために務めなさい!」」」

 

俺は6人の中でたった1人の男隊士、完全に浮いてる。

 

 

屋敷を進むと落とし穴に謎解き、からくりの噛み合わせや天井落ちなど色々な仕掛けがあった。

 

「こいしが謎解きが得意だとは思わなかった。それに、あの扉を開けるのに必要なものが壁際にあった壺の中にあるとは」

「壱玖壱伍、これって今年の西暦だっけ?まぁ、思いついた数字に鍵を合わせただけだし」

「それに引き換え文ったらよく落とし穴に落ちかけてたよね。これだから風柱って焦りやすいのよ」

「あたしの師範にそんなこと言うな!それに、師範は真面目だ!強がってるだけでものすごく優しい人だ!」

「あと炭治郎くんはほんとこういう時に役に立つよね。天井を頭で受け止めるって、あなたどんだけ硬いの?」

「これは母親譲りで、俺の母さんは熊の頭を頭突きで粉砕したり、俺が山で遊んでた時の落石なんか頭でかち割ってたし」

 

俺がそう話すとカナヲとチルノ以外はすごい目で見ていた。

 

「結構奥まで来たね。この屋敷どんだけ広いんだよ。柱の屋敷全部合わせた位の広さはあると思わない?」

「そうね、それに今地下何階にいるのか分からない」

「今は地下8階だと思う」

俺は今日初めてカナヲが発した声にびっくりした。

「8階かぁ、結構深いねぇ、もしかして今、芦ノ湖の下にいるのかも」

俺以外は何故かびっくりせずに話を続けている。

もしかすると彼女たちは相当長い間話していたのかもしれない。

ただ、文さんは喋りすぎな気がする。

 

「道が3つに別れている。ここからは手分けして探索しましょう。」

「じゃあここは、じゃんけんで合った人同士でやろうか!」

智溜乃さんが提案した。

 

その結果、

 

「あたいとこいしは左、アリスと文は右、そして炭治郎とカナヲは真ん中の道を行く。これで決まり!」

 

こうして、俺はカナヲと一緒に真ん中の道を進むことになった。

「カナヲ、この先はおそろしい鬼の臭いがする。」

「キャッ」

「どうした!何かあったか!」

 

カナヲの手には白い液体がついていた。




白い液体、一体なんなんだ。(意味深)

大正コソコソプロフィール
藤原妹紅
1897年10月5日生まれ
身長160cm
体重55kg
スリーサイズは84-59-88

煉獄杏寿郎の従妹であり、炎の呼吸の使い手の隊士
位は甲
同期は氷川智溜乃のみであり彼女のことは唯一の親友だと思ってる。
父親は煉獄梢寿郎であり、煉獄槇寿郎の弟である。
隊士になってからは2番目に速く90人もの鬼を狩り、歴代でもかなり速い昇格をしている。
今のところ柱の候補にまで上がることも多いが、まだ機は熟していないということでそれ待ちである。
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