鬼滅の東刃〜Another of Slayer〜   作:トーニオン

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今回は宇髄さん視点での戦いです。
いい感じに進んできましたね。


兄妹鬼と決戦

「妬ましい妬ましい、お前は本当に、いい男じゃねぇかよ、人間庇ってなぁ、格好つけていいなぁ。そいつらにとってお前は命の恩人だよなあ、さぞや好かれて感謝されることだろうなぁ」

兄鬼は俺に対し妬んでいた。

「まぁな、俺は派手な色男だし、女房も3人、それに、継子もいるが2人とも女だ」

 

「お前は本当にイライラするぅぅ、ふざけるなよなぁ!許せねぇなぁぁ!」

 

血鬼術。 飛び血鎌

 

この斬撃は庇いきれねぇ、ならば、

ドォォン

宇髄さんは足元を爆発させ、建物の1階へと降りる。

「逃げろ!身を隠せ!ここは危ない!早く!」

「はい!」

庇っていた人を逃がす。

「逃がさねぇからなぁ、俺が八つ裂きにしてやるよ」

途端に飛び血鎌がうねり、斬撃がぐねぐねと動く。

 

斬撃自体を操れるのか。敵にあたって弾けるまで動く血の斬撃、

あの兄妹は特殊な技を使う。ならば、

俺は火薬玉を投げ、斬って爆発をさせた。

 

 

爆発が起き、建物は大半が吹き飛ぶ。

だがそこには帯の玉が現れた。

「まぁ、一筋縄にはいかねぇわな」

 

帯玉が解かれたところから兄妹鬼が現れる。

「俺たちは二人で一つだからなぁ、それに、俺たちは強いんだよぉ」

「私たちは上弦なんだからね」

 

「何を言ってるんだ?お前らは違うだろ」

どう見てもおかしいことは分かる。目に刻まれた字が違うから。

 

「嘘言ってんじゃねぇよぉ、それに、お前の目は節穴かぁ?」

「いや、お前の方が節穴だよ」

 

「やっぱお前は違うなぁ、才能を持ってるんだろ?お前は早く死んでもらいてぇなぁ」

「俺に才能なんてもんがあるように見えるか?俺程度で見えるならてめぇはおめでたいやつだよ。何百年生きてようがこの吉原にひきこもってりゃあ世間知らずのままでも仕方ねぇか。この国は広いんだぜ、凄ぇ奴らがウヨウヨしてる。得体の知れねぇ奴もいる。女なのにいくつもの技を持つ奴もいる。心を読めるやつも、刀握って二月で柱になるやつもいるんだぜ。俺が選ばれてる?ふざけんじゃねぇ、俺の掌から今までどれだけ沢山の命が零れ落ちたと思ってんだ!」

俺は論破した。

「だったらどう説明する?お前がまだ死んでない理由はなんだ?俺の血鎌は猛毒があるのにいつまでたってもお前は死なねぇじゃねえか」

「俺は忍の家系。耐性つけてるから毒はほとんど効かねぇ」

「忍なんて幕府の頃に耐えたはずじゃ、どういうこと」

俺の一族は川越の最後の忍の一族だ。だが、徳川の一族に生き延びろと言われた腰抜けの一族だ。それに、明治時代には日清戦争や日露戦争にまでこき使われしまいには俺の弟も死んだ。そんな時、俺を救ってくださったお館様は素晴らしいお方だ。広い心を持ち、どんな事でも受け入れてくれる。お館様に出来る数少ない感謝と報告、引っさげてやりますよ。

俺は少し視界がボヤけ、ふらつきそうになる。

 

「ひひひひっやっぱり毒効いてるじゃねぇか、効かねぇなんて去勢張ってみっともねぇなぁ」

「いいや全然効いてないね。全力で舞い踊ってやろうか、舞いながらでも天丼十杯食えるわ、派手にな!」

俺は全力で双刀を振り回す。2体の鬼を相手に、

 

妹の方を蹴り飛ばし、そのまま相手が怯んだところを、

「俺の妹を蹴るんじゃねぇ!」

「この糞野郎!」

火薬玉を飛ばして、お互いの武器に触れさせる。

 

ドドドドドドドン

 

帯も鎌も摩擦で爆ぜる。その隙に、斬る!

 

兄の方の首が飛ぶ。だが、

妹の方は首を帯にして何とか耐えたか。

 

「ちっ、こっちは仕留め損なったか」

 

「俺の頸を斬るとはなぁ、やるじゃねぇか、2年近くぶりだよ。首が飛ぶのは」

頸が飛んだのに何故か話せる。もしや、

「言ったろ?俺と妹は二人で一つだからなぁ」

両方の頸を飛ばさなければ確実に倒せない。これが奴らの本当の強さか。

「ふふ、その様子だとじわじわと死に近づいているのに気づかない?」

「俺はまだいけるぜ。派手な戦いがよ!」

「俺たちはもうすぐお前に勝てるんだよ。お前の死によって」

 

「それはどうでしょうか!」

「俺たちを忘れちゃいけねぇぜ!伊之助様とその手下がいるんだぜ!」

4人も来てくれた。これは助かる。

「なんだこいつら!隊士が何人来ようが俺たちには勝てねぇ!」

そして、2階から飛び降りる人影、そいつは。

「俺たち鬼殺隊がお前たちお荷をこの場で斬る!」

 

炭治郎が現れる。5人が来た。これは勝てるかもしれない。

 

炭治郎は怯えていた。なにか重々しい雰囲気を感じ取り。そこで俺は言う。

「勝つぜ!俺たち鬼殺隊はお前らなんかに」

「勝てるわけないわ!頼みの柱は猛毒にやられてちゃあね」

俺は確かに猛毒に冒されている。だがここで返さなければは格好がつかねぇ。

「余裕で勝つわボケ雑魚がぁ!毒回ってるくらいの錘があってトントンなんだよ!人間様を舐めんじゃねぇ!それに、こいつらは全員俺の優秀な継子だ!逃げねぇ根性がある!手足が千切れても喰らいつくぜ!そしてテメェらの倒し方は既に看破してる!同時に頸を斬ればいい。二人同時に斬ればな、そうだろ!そうじゃなけりゃ能力分けて弱っちい兄を取り込まねぇ理由がねぇ!ちょろいぜお前ら!ハーーーッハッハッ!」

強がりだ!俺も限界がかなり近い。思っていた以上に毒が強い。

「簡単だな!俺たちでもできることだ!ここにいる手下ここからも合わせればな!」

伊之助は鼻息を荒らげる。

 

「その簡単なことが出来ねぇで鬼狩り達が死んでったからなぁ。柱もなぁ。俺が十五で妹が十三食ってるからなぁ、それに、俺の頸を飛ばしたのは、そうだなぁ、幽々子っていう鬼狩りだったかなぁ、俺の毒が回りきって、そのまま死んだがな」

兄鬼の言葉に妖夢が反応する。

 

「お前がぁ!お前が幽々子さんを!よくもやってくれたなぁ。私の刀で頸を刎ねてやる!」

 

妖夢が怒り出す。そして兄鬼に対し、刀を振るう。

「よっしゃ!蟷螂は俺と楊子とサンガツに任す。お前らはミミズ女を倒せ!わかったな!」

こうして二手に別れての戦いが始まった。




二分して戦うことになります。
あれ?原作と逆じゃね?
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