鬼滅の東刃〜Another of Slayer〜   作:トーニオン

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そろそろ鬼側も動くところです。


鬼の計画と鍛えすぎた鋼鐵塚さん

時は少し遡り、炭治郎たちが修業を開始した頃、別の場所では、

「無惨様!刀鍛冶の里が見つかりました!」

「ほう、それはよかった」

「つきましては、私が、刀鍛冶の里を滅ぼしに向かいましょう」

「いや待て、玉壺よ、お前だけでは力不足になるかも知れん、だから、上弦を一人つけることにする。それに、刀鍛冶の里をなぜ見つけられた?」

「実はですね、私の運営している陶磁器の会社がございまして、そこの工房の近くを桃色の髪の剣士が通りまして、そこの道を社員に遡らせたらすぐに見つかりました」

「なるほど、さすが私の認めた十二鬼月だ。人を操るのは鬼にとっては造作もない。だが、その桃色の髪の剣士は仕留めたのか?」

「いえ、私の会社の社員が仕留めようとすると、特異な剣で切り刻まれまして、それで今はどこにいるのか」

「玉壺。お前はそんなだから下弦に落ちるのだ。それに、元上弦としての誇りさえないのならお前を殺すことだってできるのだぞ、だがなぜお前を殺さないかわかっているのか?」

「私が、稼ぎ頭だからです」

「そうだ、お前の運営している会社が、この日本帝国でも十本の指に数えられるほど大きいからだ。海外にまで販路を広げるほどの陶磁器の会社など、お前以外には出来ない。だからお前はそのためだけに生かされているのだ。お前では力不足だ。だからお前には、半天狗をつけることにする。それでも刀鍛冶の里を滅ぼせなかったら次はないからな」

「はい、わかりました」

そして玉壺と半天狗は玉壺のいる工房へと転送された。

 

 

 

「うわぁぁぁぁなんかでた!何これ!」

「いやいやわかりません!でもこれはなんなんでしょう!少なくとも五百年近くは前の刀ですよね」

「そうだよね…これやばいね…どうする!?」

俺たち五人は興奮が収まらず過呼吸になる。

「みなさんで貰ってください!是非!」

「駄目でしょ!今までの蓄積があってたまたま俺たちの時に壊れただけだろうし」

「とりあえず二本とも抜いちゃいますか!」

「そうだね!見たいよね」

 

一本目の刀を抜く。

その刀は錆びていた。

「でも、もう一本あります。そっちの方はもしかすると…」

「抜けない!ふん!ふん!ふん!」

俺たちは力いっぱい踏ん張って引き抜いた。

その刀はさっきよりもより錆びていた。

俺たちは崩れ落ちる。

「いや、当然ですよね。五百年近くとか誰も手入れしていない知らなかったし…すみませんぬか喜びさせて…」

「大丈夫!気にしてないよ」

俺たち三人は涙が止まらなかった。

すると、

遠くからものすごくムキムキな人がやってくる。

「うわぁぁぁぁぁぁ!」

「誰!?」

「鋼鐵塚さんだよ!その特徴的なお面は!」

あまりにも変わりすぎた姿に俺たちはびっくりした。

 

「話は聞かせてもらった…あとは任せろ…」

「ちょっと、その刀をどうするんですか?」

 

「そういえば、今でも通じると思う」

にとりさんは突然、鋼鉄塚さんに飛びかかる。

「あぁ、何だぁぁあひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!」

「少年少女たちよ、鋼鐵塚さんの急所は脇です」

「そしてもう一つの急所は乳輪です。ここをなぞると鋼鐵塚さんは笑いが止まらなくなるんです」

鉄穴森さんとにとりさんが二人揃って鋼鐵塚さんのことを擽るのは流石にちょっと酷いと思った。

「鉄穴森さん、ご無沙汰してます」

「お久しぶりです。炭治郎くん。鋼鐵塚さんはくすぐられると数分間ぐったりしますので私から説明しましょう。鋼鐵塚さんを許してやってくださいね、

山籠もりで修業していたんですよ」

「え、修業?」

「そう、炭治郎くんや咲夜ちゃん、文ちゃんを死なせないようもっと強い刀を作るために、素直に言わないけれどね」

「俺のために…嬉しい」

「私のことを思ってくれたんだ…」

「申し訳ないと思うよ。私みたいに一年で八本も折っちゃう不器用なやつだから」

「「え?」」

 

 

「そういえば鋼鐵塚さんの担当している剣士は今は七人しかいないんです。そんな中で若い隊士が3人も頑張っているから嬉しかったんだと思いますよ。この人、気難しすぎて剣士さんに嫌われて担当外れることが多かったから」

「そうなんですか?で、他には誰が担当なんですか?」

「この人の担当はあなたたち3人の他だと柱なら心柱のさとりさん、炎柱の煉獄妹紅さん、音柱の継子の双子だけですね」

「人付き合い下手すぎなんですよねこの方。だから未だに嫁の来手もないんですよね」

「あぁ、俺に嫁が来ないって、うるせぇよ!」

「あ、復活しましたね」

鋼鐵塚さんは起き上がる。

「この錆びた刀たちは俺が預かる。鋼鐵塚家に伝わる日輪刀研磨術で見事磨きあげてしんぜよう」

鋼鐵塚さんは決める。

「じゃあ始めからそういえばいいじゃないですか一言、信頼関係もないのに任せろって馬鹿の一つ覚えみたいに…」

「お前は黙っとれーー!」

「脇と乳輪です!」

 

いろいろ騒がしくもなんとかなった。

 

俺は訓練を終えて一日中寝た。

もはや疲れとか通り越して眠れないと思った。

でも呼吸を整えるとすぐに寝れた。

 

朝起きると玄弥が帰っていた。

今日はご飯を食べる日だったので美味しそうに玄弥はご飯を食べてた。

「玄弥お久しぶり、最近見なかったけどどうしてたの?」

「あ?俺は銃の狙撃訓練だよ。文句あるのか?」

「いや…ごめん」

 

俺は何もいえなかった。




玉壺が企業運営とかどういうことなんでしょうか。
芸術家気取りのはずが敏腕社長。
かなり連携取れてますね。

そして鋼鐵塚さんを怒らせた原因、文さんが一番大きいのかもしれませんね。

炭治郎は三本、咲夜さんは二本刀を駄目にしてます。
これを考えても八本はいかに多いかわかりますね。
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