鬼滅の東刃〜Another of Slayer〜   作:トーニオン

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今回は玄弥、咲夜の視点からの半天狗戦です。
場面転換が多く申し訳ございません。


入り乱れる戦いと絶体絶命

「哀しいのう、お前は突き刺されて、死ぬしかない。弱いということは哀しいことだ」

妹の方は扇を持つ鬼と戦っている。

「カカカッ頑張れ小娘、もう少しじゃ、ほらどうした?そんな力じゃ俺を倒せないぞ?」

「さっさと手足を捥いでしまえ、儂はさらに苛々してきた」

「手を出すな!この小娘は儂のものだ!お前と哀絶は他所へいけ!」

 

その時、斬撃が飛んでくる。

「なに、何が起こった」

怒りの鬼の方の足が削がれていた。

 

花の呼吸。 伍の型 徒の芍薬

「お待たせしました。先程まで化け物を斬ってて遅れました」

その声は咲夜か、ならこっちもやるしかねぇ。

俺は腹の力を込めて槍が抜けないようにする。

「増えても哀しい、儂が止めを…」

「てめぇの相手は俺だろうが」

俺は銃の引き金を引く。

すると鬼の頭が吹き飛ぶ。

 

「何をくらっているのだ哀絶、腹立たしい」

「そんなこと言ってる暇があったら私の相手をしなさい」

「くっ、小賢しいガキが何人も」

その時、槍を持つ鬼が槍を捻る。

くそっ、抜ける。

そのまま槍は縦に斬り抜かれる。

「ガハッ」

俺は吐血する。だが落ち着け、こんな時師範は経を唱えろといった。

 

「即死できぬというのは哀しいのう。早く死ねるよう急所を狙ったが、槍を刺したままにしておいたので死ねなかったかだがもうこれで死ねる…ん?」

俺は阿弥陀教を唱え、落ち着かせる。

「何とまぁ信心深いものじゃのう、阿弥陀経を唱えておる」

「まだ生きているだろうが、頭をかち割れ!哀絶!」

「わかっているからいちいち怒鳴るな、哀しくなる」

俺は髪で風を感じる。

今だ!

俺はすかさず避け、背後へと回る。

「死ぬまで何度でも頸を斬ってやるぜ!虫ケラ共!」

俺は斬ろうとする。

その瞬間、雷が走る。

くそっこの雷は避けようがねぇ

あの錫杖野郎、俺が撃って止める。

咲夜も電撃を喰らい、必死に怒りの鬼の足を掴む。

「足元が疎かですよ」

怒りの鬼は転ばされる。

その時、哀しみの鬼に槍で横っ腹を打たれる。

 

そのまま俺は隣の間に叩き込まれる。

 

 

 

「なんだなんだ、アイツの方が楽しそうだな、お前はもういいぞ、小娘」

そう言って妹の方は蹴りを入れられ、腹を貫かれる。

「積怒!哀絶の心配はいい!この鬼の娘は手足を捥いだ後お前の錫杖で刺して雷を落とし続ければ動けまいな!」

「儂は始めからそのつもりじゃ、だが、この銀髪の娘もうるさくて腹が立つ」

禰豆子ちゃんは逆に蹴りを叩き込み、そして鬼の頸を千切る。

そしてすかさず、鬼を燃やす。

「ぐぁ、何だこの炎は」

その隙に禰豆子ちゃんは扇を奪い取り、すかさずその楽の鬼を扇ぐ。

その瞬間、ものすごい勢いで吹き飛ばされる。

 

「あなた一人になりましたね。だが、こちらは2人、さてどうしますか?」

「どうするも何も、こうするしかないだろう」

怒りの鬼は錫杖の2本目を現し、扇ごうとしていた禰豆子に突き刺す。

さらにもう1本を床に突き刺し、雷を放つ。

「ぐぁぁぁぁぁ」

激しい雷に体が痺れ、動けなくなる。

 

もはや絶体絶命か。

 

 

 

「貴様、まだその傷で生きているのか?なんだ?お前は一体何なのだ?」

哀しみの鬼はそう問う。

「フハハハ、知りたいか?俺の名前は不死川玄弥、しっかり覚えろよ哀しみの鬼、テメェを殺す男の名前だァ!」

「ほう、その名は哀しい、ならばお前を殺してしまおう」

槍は扱いずらい、それに、攻撃が単調になる。なら、場所を移すまで。

俺は、建物から飛び降り、森に入る。

「お前は逃げるのか、自分の弱さに哀しくて逃げるのか、なら、儂が殺してやろう」

追ってきた。あいつはまんまと策にハマったな。

森の中へと入り、そして木を背に前を向く。

「さぁ、お前のその槍が通じるかな」

鬼はまんまと槍を振るう。

だが、その木に当たり、槍の力が止まる。

「何!?」

「は!この木はなぁ、俺がいつも銃で試し打ちする木だ!硬いだろ?お前の脳みそくらいなぁ」

俺はすかさず腕を斬る。

そして、その腕を喰らう。

「貴様、一体何を?」

「俺はなぁ、少しだけ特殊なんだよ。こうやって鬼の肉を食えば、体が回復するんだよ」

「なんだと、鬼を喰らうものがいるとは」

「これでお前は、俺に斬られることを恐れるようになる。ざまぁ見ろ」

 

 

 

私はどうすればいい?体が痺れて動けない。それに、あの錫杖をどうにかしないと、

その時、壁が崩れる。

「禰豆子!玄弥!大丈夫か!」

「炭治郎、錫杖を…」

「咲夜、ありがとう」

炭治郎は怒りの鬼に斬りかかる。

鬼は対抗して三本目の錫杖を現し、炭治郎目掛けて突き刺そうとする。

だが、炭治郎は何者かの足を取り出し、錫杖を止める。

その瞬間、鬼は怯む。

その隙に、炭治郎は鬼の舌を飛ばす。

そして、禰豆子の錫杖を引き抜く。

 

私も鬼を斬りかかる。

すかさず錫杖の一本が半分になる。

「やりやがったなあ!」

そして禰豆子ちゃんの血鬼術で鬼は燃え上がる。

「小賢しい術を…」

やはり禰豆子ちゃんの血鬼術は効いている。

今こそ斬るべき、

その瞬間炭治郎が明後日の方向を見る。

 

「楽しそうだのう!わしも仲間に入れてくれ!」

楽の鬼!なぜ、飛ばされたのに、ここにいる!?

その鬼は扇で扇ぎ、炭治郎と禰豆子ちゃんに叩きこむ。

2人はものすごい重圧で押し込まれ、床に穴が開き、下の階で気絶する。

「炭治郎!禰豆子ちゃん!」

 

「人の心配をするなと言ったのはお前だったな」

「これで3対1、お前に勝ち目はない」

「さぁ、ここでお前も死ぬ番だ」

 

万事休すか…。

 




やばいですね。ここまで4人を追い詰める半天狗、
強すぎますね。これが初の上弦の鬼の強さですか…
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