ヤンデレが怖いので炎帝ノ国に入って弓兵やってます。   作:装甲大義相州吾郎入道正宗

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「わりぃ…(最後の添削でコピペミスって全文消えたのは)やっぱ、つれぇわ…」

メモ書きを悪魔合体させたので変な所があったら、
作者を楓の木の下に埋めて貰っても構わないよ!(本望)


固有装備とヤンデレのマッチポンプ(2)

「洋館のダンジョンでしたら先程までレベリングで滞在していましたよ。ご案内しましょうか?」

 

偶然の衝突から知り合った女性、ミザリーから思いもよらぬ情報提供に驚きを隠せないアーチャー。

その顔がおかしいのか、微笑みながらも西の方向へ向けて指を指した。

 

「…その方面も随分と探し回ったのだがね」

 

「残念ながらあの洋館は固定マップに存在する場所ではなく、特定条件を満たして始めて出現するタイプなんです。一つは死霊系モンスターを一定数討伐する事。もう一つはINTのステータスが高いプレイヤーが近くにいる場合ですね」

 

「…あぁなるほど。それでは見つからないはずだ」

 

あの日以来、北の森に篭って狩りを続けていたアーチャーだったが、その効率は決して良いものとはいえず、討伐した数そのものは大して多くない。ましてINTに関しては完全に0である。

 

そういったギミックもあるのかと目から鱗の気分でいると、ミザリーは先を急かすように先導する。

 

「参りましょうか。これから用事がありますので、攻略には同行出来ませんが、せめて現地でダンジョン出現の条件を満たしてさしあげますわ」

 

「そこまでしてもらう訳には…」

 

「いえいえ、これはただのお節介とでも思って頂ければ。それにわたくし、幻の2位『弓兵』さんのファンですもの」

 

「…まぁたしかにそういう意味の名前だが…」

 

突然の呼び名に疑問符を浮かべるアーチャーだったが、ミザリー側は意外とばかりに少し驚いたようで、思わず聞き返してしまう。

 

「あら、ご存知ないのですか? 今ネットであのメイプルと同格だと話題になっている貴方の二つ名ですのに」

 

「私が…?」

 

第1回公式イベント終了以降。

 

メイプルには、そのとんでもなさから『要塞』『ラスボス』『無敵要塞ザイガス』など複数の二つ名候補が乱立し、未だ決め兼ねている状況だが、アーチャーに関しては、そのシンプルな名前と不遇扱いされていた弓使いから生まれた唯一の上位者として『弓兵』の名が広く知られるようになった。

 

特に公式から宣伝配信された動画内において、後半部分はほぼメイプルとアーチャーの独壇場であり、『ΝewWorld Online』には2人揃ったヤバいプレイヤーがいるとネット界隈で有名になっている。

 

「私が…メイプルと同格扱い…だと…」

 

「あ、そっちが気になります?」

 

人の噂に戸は立てられないというが、普段から手の掛かる妹と認識している彼女と同じ括りにされるなど夢にも思わなかったと嘆くアーチャーの姿に、クスクスと笑みを浮かるミザリー。

 

しかし頃合いを図ると、まるでこっちの方が本題とばかりに弾んだ声で質問を投げかける。

 

「と、こ、ろ、で。ランキング4位は誰か、当然ご存知ですよね」

 

「ん? いやランキング表は見ていないな…その口ぶりだと私の知り合いかね」

 

「…えぇそうですよ。最強の炎使いにして、広範囲攻撃で並居る相手を焼き払い続けた『炎帝』のミィ。お知り合いですよね」

 

「なに…。彼女からは一言も聞いていなかったが、そこまで優秀な成績を残していたのか」

 

ミィの内心では、ランキング除外処置を受けたアーチャーに遠慮した上での未報告だったのだが、彼の中では単純に褒めてあげたい気持ちで一杯なので、完全に気持ちがすれ違っていたりする。

 

「それで、なんですが…。彼女についてどう思います?」

 

「どう、とは?」

 

「実はわたくしサービス開始直後辺りからお2人をよくお見かけしていたので、てっきりコンビか、とても仲の良い間柄と思っていたのですが…」

 

そう言われると…。記憶を振り返るアーチャー。

確かに、第1回イベントが起こる大分前、最初期の頃から、ほぼ付かず離れずで長い時間を共有したプレイヤーはミィであり、このゲームで最も関わり合いが深い相手といえば間違いなく彼女になるだろう。

 

「そうだな。確かに(このゲームの中では)一番親しい間柄だな」

 

「まぁ! それはつまり特別な感情を抱いていると解釈しても?」

 

「(他人と比べれば)そうなるな」

 

「なるほどなるほど…。ではもし、あの子…ではなく彼女がパーティないしグループに誘う事態になったら了承しますか?」

 

「…やけに具体的な疑問だが、まぁ断る理由は無いな。私個人としては幾らでも力になりたいと思っているよ」

 

「! そうですよね。貴方もそう思いますよね」

 

「ミザリー嬢?」

 

やけにウキウキとした様子に不信感を覚えるアーチャーだが、ダンジョンへの道案内を買って出てくれた相手の機嫌をわざわざ損ねるのも気が引けるな、と遠慮してしまう。

 

そんな彼女に手を引かれるような速度で歩を進めていくと、程なくして森の一角に辿り着き、木々が避けるように空けた広場が見えた。

すると、間も無くして来訪者を歓迎するように空間そのものが滲み出し、蜃気楼で揺らめく虚像のように、何もなかった場所に真っ黒な洋館が現れる。

 

「ーーーここがダンジョン『アトラス院』です」

 

「アトラス…院?」

 

その名前に、記憶の中で引っ掛かりを覚えるアーチャーだったが、ミザリーからアイテムを手渡されて思考を中断する。

 

「これは『濃炎の指輪』といいまして、STRが上昇するアクセサリーです。わたくしには不要ですので是非、餞別代わりに受け取って下さい」

 

「いやいや、ここまでだけで十分有難いところに、そのような品までは」

 

「いえいえ、ほんの気持ちですから、ね。さぁ!」

 

急に強引になったミザリーから半ば強引に押し付けられたアイテムを受け取ると、今度は急に足早になって別れを切り出してきた。

 

「それでは名残惜しいですが、ダンジョン攻略頑張って下さいね。ーーーそれではまた、お会いしましょう」

 

「? あ、あぁ今度正式に礼をするよ」

 

最後の一言だけが、妙に尾を引くアーチャーは、エフェクトに包まれて消える彼女を見送り、首を傾げながらもようやく見つけた洋館を前に気持ちを切り替える。

 

「さて、時間はだいぶ掛かったがようやく攻略開始だ。気合いでも入れるかね」

 

貰った指輪を早速、装備し愛用の双剣を構える。

扉を明け放つ前から漏れ出る怖気を感じながらも、冒険への期待の入り混じった感情でダンジョンに挑む。

 

 

 

 

それが、彼女によるマッチポンプと知らずに。

 

 

 

 

 

 

 

フレンド会話にて。

 

「ミィ、先程アーチャーさんにお会いしましたよ」

 

「本当か!!」

 

「えぇ計画通り、あの指輪を渡しておきました。そちらでも確認出来るのでは?」

 

「少し待ってくれ…。これをこうして…わぁ!」

 

「ミィ?」

 

「ゴホンッ! すまない、少し咳き込んだようだな。何はともあれご苦労だった。これで作戦は成功と言えるだろう」

 

「良かったわ。出会ったのはアトラス院の近くだったからビックリしちゃった。ついでだったから予定通り入り口まで案内しておきましたよ」

 

「そこまでやってくれたか! 感謝する。ーーーそして、ようやく捕捉できた…!」

 

実はミィと繋がっていたミザリーが渡した指輪はただのアクセサリーでは無い。

STRが上昇する効果は間違いないが、もう一つ。特殊な機能が備わっていた。

 

それは同アイテムを装備すると、プレイヤーのステータスや現在のHPMP、現在地までもがリアルタイムで把握出来る情報伝達の効果である。

これは将来のアップデートで大規模戦闘が行われた場合、状況把握をしやすいよう先行実装された機能なのだが、ミィはその試験運用だと理由を付けて自分と有力な団員にあらかじめ複数配布しており、もしアーチャーと出会う事があれば『将来の団員の証』として手渡すよう指示を飛ばしていた。

 

因みに本来の予定では、喫茶店での会話中にさりげなく渡すつもりだったが、緊張と謎の双子の騒動で逃亡されてしまい、失敗してしまったからこその次善策だったりする。

 

だが、捨てる神あれば拾う神あり。

結果的にミザリーのお陰で、ミィの手元にはアーチャーの詳細なステータスや現在地であるアトラス院を示す座標がリアルタイムで更新され続ける結果となった。

 

「あぁ…やっと、やっと いつでも貴方の事が分かるんだ」

 

ウットリと誰にも聞こえないよう呟くと、万感の思いでここまでの軌跡を思い出す。

 

指輪による所在の把握とは別に、そもそもこの北の森を勧めたのには訳がある。

 

双剣による近接戦と、弓を用いた中遠距離戦といった間合いを選ばない戦いを得意とする彼だが、魔法属性に関する習熟はほぼ皆無という唯一の弱点をミィは知っていた。

 

故に生息する多くのモンスターが、高い物理耐性を持つ死霊系で溢れる北の森に誘導。そこへ魔法攻撃が得意である彼女が偶然を装い、合流。

役立つ所をアピールして自分に対する評価を上げようという作戦を立てていたのだ。

 

元々の性格が大人しく引っ込み思案な所がある彼女は、真正面から誘って断られるという可能性を考えただけで、目眩を覚えるレベルである為、この計画の迂遠さはその臆病さの現れとも言える。

 

しかしその偶然を装う、というのがかなりの難題で全く彼と遭遇出来ないという事態に見舞われてしまう。

ミィを慕う赤装束の信者…のようなプレイヤーと、縁あって彼らと同様に指示に従ってくれるミザリーを含めて探索を依頼していたが、一向に成果は上がらない。

 

無論、これには理由はある。

 

ミィとしては、早々に狩り場を死霊系がいないエリアに移すと考えて、別の場所に網を張っていた。

 

しかし蓋を開けてみれば物理攻撃をほぼ無効にする相手に手数でゴリ押すという、頭メイプルな戦いを延々と繰り広げているなど誰が思おうか。

 

更にミィがエサとして撒いた【超加速】のスキルクエスト発生場所へ巡回しても、そこへ辿り着きやすいよう雑魚狩りで【炎帝】を使用したのが不味かった。

 

威力が強すぎてフィールドを長時間火の海にしてしまい、アーチャーには危険地帯と認識されて足を踏み入れる事を躊躇させてしまったのだ。

 

だが、そういった予想外の展開はここまでだとミィは安心する。

 

アーチャーには申し訳ないが、アトラス院に叩き込めば彼は必ずや魔法攻撃の重要さに気が付いてくれるはずなのだ。

 

だって、あのボスは絶対に倒せないのだから。

 

「貴方に必要なのは防御じゃなくて、魔法だもん…。あんなぶりっ子した相手なんかに負けたりしないんだから!」

 

第1回イベントでの動画は広く拡散され、ゲームをプレイしているものならば必ず一度は目にするレベルで知れ渡っている。

そんな中でミィの目を引いたのは遠距離狙撃でも、ドレッドとの戦いでもなく、メイプルと共闘しているシーン…でもなく。

 

その合間、合間に気心が知れた相手のように振る舞う仕草が、ハッキリと目に焼き付いてしまう。

動画では前半部分がカットされている為、メイプルとアーチャーの間に一方的な永続麻痺ループがあったのを彼女は知らない。

 

故に馴れ馴れしくあの人へ話しかけるメイプルだけが彼女の中でクローズアップされ、自分とあの女を徹底的に比較した。

 

防御特化のメイプルと魔法特化のミィ。

 

どちらが彼に相応しいか。その答えが自ずと出ればきっと私だけを見てくれるはず。その感情が彼女を突き動かす原動力となって燃え盛っている。

 

「アーチャー…さん…」

 

呼び捨てにするのはまだ恥ずかしい。

けれどこれから、そういった親しい仲になれば良いのだと未来への展望を頭に描く。

 

2人で名を呼び合い、2人で食事をして、マイルームが解放されたら2人静かに暮らす。

お腹が空けば口元まで運んであげる。眠くなればベッドで寝かしつけてあげます。お金が欲しければ幾らでも用意して、欲しい物があればどんな手を使っても手に入れるから。

ずっとずっと、私の前に居て欲しい。視界から離れないで欲しい。目の届かない所へ行っては絶対に駄目。

 

アーチャーのステータスが表示されるウィンドウを愛おしげに撫でながらミィの頬は紅潮していく。

 

「私が見つけた、本当の私を見てくれる人。優しい貴方を決して拘束なんてしないけど、見守ってお世話するのは問題ないよね」

 

誰よりも貴方に尽くすから、貴方は私しか目に映らない。

 

そのためには、もっともっと近く居なければ。

 

もっともっともっと、彼の事を知らなければ。

 

 

 

 

はやく あなたの 住所 が 知りたい な

 

 

 

 

住所、氏名、生年月日、電話番号、メールアドレス、SNSアカウント、血液型、平均血圧、体脂肪率、BMI指数、家族構成、親族関係、交友範囲、ご両親の年収ーーー。

 

 

ーーーあぁそうだ。引っ越しも考えないといけない。

 

彼が望むならアパートぐらいになってしまうけれど、2人の愛の巣を用意しておかないと、メイプルという害虫が集るかも知れないから。

 

煮え立つ嫉妬の炎と、淡い恋心と称する情炎の滾りが揺らめく中で彼女はどこまでも夢見心地だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方その頃、絶対に倒せないと断言されたボスと相対したアーチャーは。

 

 

「カット…カット、カット、カットカットカットカットカトカットォォォォ!!!」

 

「チィッ、相変わらずワンパターンな事だ」

 

なんと善戦していた。

 

このボス。正式には物理耐性99%、魔法耐性50%と鬼のような防御率に加え、最大HP自体も途方もなく高いという運営の悪意が滲み出たモンスターである。

物理は殆ど無効。唯一打点の高い魔法はMPを消費してしまう為、倒し切る前にプレイヤー側のMPが息切れしてしまう。

つまりプレイングだけではまともに攻略出来ない悪夢のような仕様だった。

 

しかも、一定回数の魔法ダメージを負うと眷属として真っ黒なモンスターを生み出すので、そちらの処理で更にMPを消費させられたりと、正に踏んだり蹴ったり。

これでは例え勝っても報酬が割に合わないと、攻略が後回しにされてきた経緯を持つのが、ここアトラス院だ。

 

普通なら物理攻撃特化のアーチャーは早々に諦めるか、撤退してもおかしくない。むしろそうなるようにミィはけしかけたのだ。

 

だがしかし本人も忘れているが、ここ最近は死霊系モンスターを相手にしすぎて――

 

「3時間戦ってHPバーの4分の1程度か………アップデート前のメンテナンスまで後10時間…いけるな!」

 

 

――完全に時間感覚が麻痺していた。

 

 

幸い攻撃パターンは単調であり、2時間が経過した辺りで『擬似模倣』を利用した行動予測が完了し、それ以降のダメージは一切負っていない。

 

ならば後は詰めるだけと、彼はひたすら一撃が0.01%未満のダメージしかあたえられない剣を振るい続けた。

 

それでも問題はある。

武器には耐久度が設定されており、それを越えれば破損してロストしてしまう為、並みのプレイヤーではやはりクリアすら覚束無いだろう。

 

しかしアーチャーの手持ちにはイベント時にドレッドへ投下した鋼鉄剣が回収されており、その後は剣弾そのものを自重して使ってこなかった分、タップリと保管されている。

そして、弓矢に関しても残弾は大量に残っている上、【矢作成・Ⅲ】のスキルで手持ち素材から補充も可能と、継戦能力が恐ろしく高められているのが幸いした。

 

双剣が折れたならば矢を番え、矢が尽きたならば長剣を振るい、アーチャーは半日近い時間を戦い抜く。

 

その結果。

 

 

 

【スキル:長剣の心得・Ⅳ を取得しました】

【スキル:弓の心得・Ⅶ を取得しました】

【スキル:短剣の心得・Ⅵを獲得しました】

【スキル:体術・Ⅳを獲得しました】

【スキル:体捌き を取得しました】

【スキル:切り払い を取得しました】

【スキル:真祖殺し を取得しました】

【スキル:強化 を取得しました】

【スキル:投影 を取得しました】

【スキル:鉄心 を取得しました】

【スキル:器用貧乏 を取得しました】

 

【スキル:守護者・正義の味方・鉄心を統合します】

【スキル:アラヤ を取得しました】

 

 

 

「ぜぇ…ぜぇ…勝った、のか?」

 

もはや前後不覚になるほど疲労困憊となったアーチャーは、フラフラになりながらもサーバーダウンまでの残り時間を確認し、最後のドロップ品を回収すべく体に鞭を打つ。

進む先には、エフェクトになって消え去ったボスの亡骸を弔うような棺桶が鎮座し、独りでに蓋が開いてアーチャーを待ち受けている。

 

「これは…」

 

【ユニークシリーズ】

単独かつ、ボスを初回戦闘で撃破しダンジョンを攻略した者に贈られる唯一無二の装備。

各ダンジョンに一しか存在しない。

取得した者はこの装備を譲渡出来ない。

 

【赤原礼装】

DEX+10 最大MP +100

【空欄】

 

【偽・螺旋剣(カラドボルグ)】

STR +30

【破壊成長】

【侵略者】

 

【虚・千山斬り拓く翠の地平(イガリマ)】

STR +10

【破壊不可】

【巨山化】

 

【赤のペンダント】

AGI +10

【空欄】

 

 

 

 

基本的にユニークシリーズとは、ダンジョン毎の特性に加え、攻略者の戦闘スタイルに応じて武器種や防具の方向性が決定される。

 

アーチャーが唸ったのは、このボス戦で長剣、短剣、弓を忙しなく使っていたせいで、まるで性能が一致しない所にあった。

一を極める事が出来ず、多くを修める事しか出来ない。そんな彼が目標としたヒーローと同じ縁を思わず感じ取る。

 

このまま戦利品をじっくり確認したい所…というか版権とか大丈夫なのかと考えながら、もはや陽が昇って久しく、登校時間まで間が無い。

 

もし定時のバスに乗り遅れなどすれば、友人はいつまでもバス停で待ち続ける…いやたぶん家に直接押し掛けてくるので急いで家を出なければならない。

 

普段なら家族に朝食を用意するのが日課だが、一日くらいは買い置きの菓子パンを並べるだけで良いだろうと判断する。

 

手早く獲得だけ済ませるとアーチャーは急いでログアウトするのだった。




R-15版では、個人情報を手に入れていたミィがこの日からストーキングを開始する記念日でしたね。

大丈夫。日本国民には知る権利があるので、ヤンデレではないです。


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