新テニスの王子様最速RTA U-17日本代表中学主将ルート   作:どぐう

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ㅤ意外にもお笑いコンビ「光KENYA」を組んでいる財前で走るRTA、はーじまーるよー!

 

 

ㅤオッハー! U-17合宿所での目覚めは非常に爽やかですね。いえ、今までが最悪過ぎたのですが。

ㅤ今日の朝食イベントも飛ばしません。もちろん、不二と会話をする為です。ついでに乾汁も回収して帰りましょう。そろそろ数が少なくなってきてますし。

 

ㅤ不二は幸村・白石と食事していますね。椅子が一つ空いてるんで、勝手に座ります。3人はどういう集まりなんだっけ? アメフト部です(大嘘)

ㅤ実際は、同室メンバーの集まりで、部屋番号は「201号室」。でも、基本は「植物組」と括られます。なんか全員植物育ててるんで。

 

「これは特別に作ってもらった唐辛子たっぷりのスープなんだ」

 

ㅤぐつぐつと煮立った唐辛子スープを不二は見せてきます。うへぇ……将来、彼は絶対身体悪くすると思いますね。心配です。

 

「このレストラン……大体の料理は揃ってるけれど、流石にボクの好きな激辛料理はなかったからね。相談したら、作ってくれることになったんだ!――ところで、キミの好きな食べ物は?」

 

1.白玉善哉

2.おでんのすじ肉

3.チーズリゾット

 

ㅤ正解は1番。ギャグなんか?

ㅤテニプリにおいて、キャラの好物は「適当に決めただろ」ってのが割と多いです。例えば、ユウジなんか「オクラ」ですからね。投げやりにも程があります。

ㅤあと2番は謙也の、3番は白石の好物です。この辺はマトモですね。

 

「へぇ、そうなんだ。甘いものが好きなら、裕太とも気が合いそうだね」

 

ㅤおっ、アビリティが貰えましたね。

ㅤ不二周助のアビリティ「ボクに勝つのはまだ早いよ」は、「一度負けた相手と再戦するとき、ステータスに1.3倍の上昇補正が掛かる」効果を持ちます。彼は原作でも同じ相手に2度負けないですから。

 

ㅤさぁ、もう用はありません。アビリティを付けたら、乾汁を回収して帰りましょう。

ㅤ乾を練習時に誘うことは変わりません。ただ、カリスマを上げる練習に走り込みでは無く、「ベンチプレス」をこの先は行います。何故これがカリスマを生むのかは分かりません。筋肉は裏切らないからかもしれませんね。

 

 

 

ㅤ練習後は、自由時間になります。合宿所の外へと出かけましょう。

ㅤ向かうのは、近くの「スポーツショップ」。そこで、ある少年がシューズを見ているので声をかけましょう。

 

「わっ、ダダダダーン! えっと貴方、四天宝寺の……人?」

 

ㅤ壇太一きゅんです。亜久津と会う為に、合宿所近くまで来てたんですね。がわ゛い゛い゛な゛ぁ゛だい゛ぢぐん゛(野獣の眼光)

ㅤ太一きゅんが見ているシューズは「DUNLOP PRS-479」。これは亜久津が履いている靴ですね。

 

「亜久津先輩とお揃いにしたくって。だから、一生懸命お小遣いを貯めてるところなんです!」

 

ㅤ目がキラキラしてて……やっぱりかわいいですねぇ。おじさん何でも買っちゃうよぉ。……おじさんだと!ふざけんじゃねえよお前!お兄さんだろぉ!?(情緒不安定)

ㅤという訳で、なんかプレゼントしましょう。グリップテープなんか良いですね。

 

「いいんですか!? 大事に使うです!」

 

ㅤとても喜んでもらえました。ああ^~たまらねぇぜ

ㅤ自分の後輩がゴンタクレなので、素直な太一きゅんは新鮮です。亜久津、後輩交換してくんねぇかな。そんな感じのことを言うと、照れたような顔をします

 

「……でも、遠山くんは僕と同じ年なのに強くって凄いです。越前くんもそうですけど……僕なんかじゃ追いつけないんじゃないかって、時々思っちゃいます」

 

ㅤあんなもん例外中の例外です。まま、そう焦んないでよ。テニス歴2年の堀尾とか、全然芽が出てませんし。それに比べれば、壇きゅんは頑張ってる方だと思います。人気投票72位ですからね、堀尾は134位ですし。

 

「そうですね! 頑張ります! もっともっと強くなるです! ――あっ、そうだ! 良かったら……これ」

 

ㅤ壇きゅんが御守りを渡してくれます。まぁ、最初からこれ狙いで話し掛けたので。このイベントは、合流1日目しか起こりません。

ㅤこの御守り、「オリジナル技を全てクリティカルにする」というトンデモ効果が付いています。一体どんな神社行ったんだ。

 

「亜久津先輩に渡そうと思ったんですけど……『二個もいらねぇ』と言われちゃったんです」

 

ㅤありがとナス! これで「ナパーム」活用に光明が見えてきました。これに加えて、もう一工夫したらほぼ安定します。

ㅤ本当のところは、試合の操作がメチャメチャ下手な人の為に用意された救済措置なんですけれどね。でも原作技縛りプレイで便利!みたいな立ち位置になってます。みんな原作技使いたいからね、仕方ないね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ㅤ戻ってきたら、建物ではなく一軍専用のセンターコートへと向かいます。そこには、徳川カズヤがいるからです。見つけたら、試合を挑みましょう。想定チャートではもう少し先で挑む予定にしていたのですが、「10球打ち」を手にしているので今で構いません。

 

ㅤ上位レベルの高校生に勝つと、U-17代表入りは確定します。ただ、その線引きというのは中々に複雑です。

ㅤまず、鬼十次郎。そして、徳川カズヤに入江奏多、種ヶ島修二です。あとは一軍のGenius10。一軍は、11番以降の下位メンバーを倒しても意味ないので注意しましょう。

 

ㅤ徳川カズヤは行動パターンがかなり固まっているので、こういう風に野良試合を挑みやすいんです。鬼や入江、種ヶ島だとコーチがランダムで組むマッチしか狙えず、運ゲーになってしまいますからね。

 

「……無様に負けて、帰りたいのか?」

 

ㅤこの時点で、粘れば勝てないことはありません。しかし、これはRTAです。そんな呑気なことしてられません。なので、まずは一度本当に無様な感じで負けます――つまり、皆さんお待ちかねのKOタイムです!

 

 

 

ㅤこちらが先攻でのスタートですが、まぁ良いでしょう。今回もデュースを維持し、攻撃技に当たりに行くというパターンです。ただ、たまに10球打ちしてくるので、タイミングを合わせてカウンターして下さい。

ㅤ向こうの技ゲージが貯まれば、「光る打球(デストラクション)」を打ってきます。これの面白いところは、彼固有の技では全然無いところです。

 

ㅤどうやら、この「光る打球」。原作でリョーマがリョーガに「あの光る打球の打ち方、教えてくんない?」と問うくらい、プロセスが定まっている技のようです。光るのに。スーパースイートスポットを見極めれば、普通に打てるようになるらしいです(超理論)

 

ㅤさぁ、もうラケットなんかいらねぇな! 体一つでお前の球を受け止めてみせるぜ!

 

 

 

 

 

KO!

 

 

 

 

 

ㅤあー飛ばされた! 酷い……やっぱとんでもないですね。光る打球は壁も破壊しますから。人に当たったら、まず無事では済まないです。

ㅤ観客なんかいなかった筈なのに、財前が担架で運ばれていきます。どこから湧いてきた。医務室では、「明日は激しい運動をしないように」と言われてしまいました。こうなると乾汁を飲もうが、状態は「不可」で固定です。まぁ、仕方ありません。

 

ㅤ205号室へと戻りましょう。げっ、3人全員いますね。こうなると、会話イベントが確実に回避出来ないんですよねぇ。絶対誰かが話しかけてきますから。基本は赤也が多いです。一番明るい性格のでね。

 

「お前、あの徳川サンと戦ってボコボコに負けたんだってな!」

 

ㅤ赤也がデリカシーないこと言ってきますが、負けたのは事実なので……。言い返せないのが悔しいところですね。

 

「多分さぁ、お前に足りねーのはジゼンチョーサなんだよ。だからさ……俺らで柳センパイんとこ行って、あの人のデータ教えて貰おうぜ!」

 

ㅤこれは誘われる形ですが、強制イベントです。なので、今から4人で柳のいる部屋……202号室へと向かいましょう。

ㅤめちゃくちゃロスです……まだゲームに誘われるイベントとかだったらマシだったのに。ミニゲームを適当にやって、ゲームオーバーになるという手が取れたのですが。

 

「――やぁ、お前たち。ちょうど良かった。今、貞治と栄養ドリンクを開発中でな。その名も『シンジャエール』。どうだ、飲んでみるか?」

 

ㅤあっ、おい待てい(江戸っ子)

ㅤもしかして、このイベントは!? 非常にラッキーじゃないですか!

 

ㅤ乾と柳の共同開発で生み出された新たなる汁――それこそが「シンジャエール」。今作では、乾汁の上位互換に位置付けられております。要は、この汁を飲めば「明日の状態は『可』まで持ってこれる」訳です。ついでに気絶するので、イベントは短縮できます。

 

ㅤ柳の手から、シンジャエールを引ったくります。いいから早く、それを飲ませてくれ。

ㅤ喉渇いた……喉渇かない? あっ!(大声) こんなところにジンジャエールが! 飲もうっと!

 

「やめろ、財前!」

「お前死にてぇのか!」

「思いとどまれ!」

 

ㅤ一息に飲み干しましょう! うん、まずい!

ㅤという訳で、今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Side:白石蔵之介

 

 

ㅤ財前は「どうも」と適当極まりない会釈をして、白石の居るテーブルにしれっと混ざってきた。このテーブルには幸村・不二と他校の先輩がいるのに、全くお構いなしである。とはいえ、二人はとやかく言う性格でもないし構わないのだが。

 

「……おはようさん、財前。なんや、えらい久しぶりやな」

「偶に会うくらいでちょうどええ、ってことが分かりました。部長、オカン並みにうるさいし」

「相変わらずやな〜。ちょっとは素直に『白石部長に会えて嬉しいです』くらい言うたらええのに」

「早よくたばってください、ってのが今の素直な気持ちですわ」

 

ㅤ毒舌は変わりないようだった。

ㅤそして、財前は不二と一言二言会話をしたのち、「あざっした」と言いのこして、さっさと去っていった。

 

「……不二クン、うちの財前と接点あったんやな」

「いや? 昨日、声掛けられたのが初めてだけどね。技の話とか少ししたくらい」

 

ㅤそれを聞いて、白石は腑に落ちず首を傾げる。財前がテニスの話を積極的にするなんて珍しい。やはり、彼はどこか変わったのか。

 

「ところで……柳から聞いたんだけど、財前って急に強くなったらしいね。僕も手合わせしてみたいなぁ」

 

ㅤ幸村がそんなことを言い出した。また、白石は疑問に思う。崖の上から帰ってきたチームメイトらも、揃って財前の進化について述べていた。

ㅤしかし、彼の変化はいつからなのか。少なくとも全国後からU-17の招集までは、明らかやる気を失っていた。なんなら、テニスだって辞めそうな勢いだったのだ。

 

「ま、まぁ……今度聞いてみるわ。せやけど、幸村クンと試合さすのは怖いなぁ。ウチの金ちゃんもエラい目遭うたワケやし」

「ははは、大丈夫大丈夫。五感奪うだけだよ」

「怖すぎるわ!」

 

ㅤ少なくとも、前向きになったのは良いことだ。しばらくは様子見をしておこう。白石はそう結論付け、残っていた朝食をかき込んだ。

 

 

 

ㅤその後、財前が高校生に勝負を挑みに行ったという情報を耳にしてしまう。

ㅤチームメイトなどを引き連れ、慌てて現場へと向かう白石。だが、もう遅かった。既に財前はボロ雑巾のような姿でコートに倒れ臥していたのだ。担架で医務室まで運び込み、怪我の具合などを診てもらう。幸い大したことは無かった為、彼は胸を撫で下ろした。

 

ㅤそして、もう騒ぎは起こらないだろうと、部屋で飼っているカブトムシの「カブリエル」との対話を一人楽しんでいた時。マナーもへったくれもない乱暴なノックの音が、白石とカブリエルの平穏を引き裂いた。

 

「――白石サン! 大変っす!」

 

ㅤ血相変えた顔で部屋に飛び込んできたのは、切原赤也。

ㅤ立海の柳にどうしてだか、面倒を見ることを押しつけられて以降、白石も一応何かと目を掛けている2年生である。金太郎のように駄々を捏ねるでもなく、財前のように生意気でもない。とても素直に尊敬の念をぶつけてくるので、こちらとしてもまぁ満更ではなかった。

 

「なんや、切原クン? どうしたんや?」

「あの、財前が……。柳センパイ達が開発した変な汁ガブガブ飲んで……ぶっ倒れたんすよ!」

「エェ!?」

 

ㅤ次から次へと、面倒ごとが。一体、何がどうなっているというのか。白石は天を仰ぎ、自身に降り掛かる苦難を呪った。

 




○不二周助
青学の天才。味覚が終わってて、乾汁を美味しく飲める男。だが、酸っぱいものは嫌いなので「青酢」は無効化できない。また、あくと飯も美味しく食べたものの、その後にぶっ倒れた。

おすすめキャラソン:「バレンタイン・キッス with不二姉弟」…他にもたくさん良い曲があるのだが、これが出るまで数年待ったので。「今年のバレキス、不二先輩らしいよ!」と聞いた日、泣いて喜んだ。


○白石蔵之介
作中一番のイケメン。原作者曰く「顔が整っているのは、白石と大石の2人」という話である。大阪人だが、面白いことは全然言えないそう。とにかく話が長くて、オチがないらしい。

おすすめキャラソン:「カブリエル白書」…飼っているカブトムシ「カブリエル」への愛を歌った一曲。冬を越えられるよう、お前を守るという内容。

白石だと、ミュージカルの「エクスタシー」という曲もおすすめ。個人的には3rdが好き。
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