雛森「シロちゃんに『雛森ィィィィ!』と叫ばせたいだけの人生だった…」   作:ろぼと

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原作シーンの舞台裏+ニャルモリホテプ

 


全部…手紙さんが居たからじゃないか…!

 

 

 

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

 五月も近い空座町の商店街。

 アパートや個人経営の店が立ち並ぶ寂れた路地を、二人の男女が騒がしく歩いていた。

 

 

「───ダッサ! 何ココ? 空座町ってこんなシケたトコだったの?」

 

 

 左右で束ねた深いマゼンタの髪をなびかせ街の静寂を囃すのは勝気な少女──毒ヶ峰(どくがみね)リルカ。その可憐な相貌を歪める彼女に対し、隣の男は穏やかだ。

 

「垢抜けた街並みがお好みでしたら駅前へ行かれるのがよろしいかと。私はこちらの静けさの方が好きですがね」

 

「誰もあんたの好みなんか訊いてないわよ! 独り言ごくろーさん!」

 

 リルカの癇癪に紳士然とした眼帯の男──沓澤(くつざわ)ギリコがやれやれと肩を竦める。ロリータ系のミニワンピースに仕立ての良いスーツベストと、まるで我儘な令嬢とその執事のような二人組。

 だが彼等は普通の人間ではない。

 

──完現術師(フルブリンガー)──

 

 万物に宿る魂を使役し己の力とする稀有な霊能力者。飲料の魂を操り口内へ飛び込ませたり、アスファルトの魂を操り跳躍するなどその応用は広域に及ぶ。

 

 死神(しにがみ)滅却師(クインシー)とは異なり完現術師(フルブリンガー)の霊能は、堕ちた悪霊(ホロウ)に由来するものだと考えられている。故にか、彼等は常に疎まれ日陰に生きる事を強いられ続けてきた。

 

 霊界の死神勢力からも。

 そして、同じ人間からも。

 

「…それで? そのメンバー候補の"イチゴ"って奴は何者なの? あたしソイツが銀城(ぎんじょう)と同じ死神代行だって事しか知らないんだけど」

 

 そんな暗い宿命を一切感じさせずリルカは自慢の細足をスカートから覗かせ颯爽と風を切る。

 彼女達が目指しているのは、その"イチゴ"を勧誘している仲間の所。まだ手応えがないのか、彼の霊圧に動きはない。

 

「あの藍染惣右介を追い詰めたとは聞いていますが、それ以上の事は何も」

 

「ったく、あいつも月島(つきしま)もほんっっとムカつく…! そんなにあたし達が信用ならないっての!?」

 

「月島さんも何やら懸念がおありのようでしたし、勧誘がどうなろうと厄介ごとには事欠かないでしょうな」

 

 小声で「だからこそ様子を見に来た」と呟くギリコに同意し、少女は目当ての場所の前で足を止める。イジワルな仲間の気配はこの二階建ての建物の中だ。

 

「『うなぎ屋』……最近またウナギ高くなったのよね。帰りに銀城に奢らせようかしら」

 

「匂いもしませんしそう言う店名の別業者では? 看板に小さく万事屋(よろずや)業と書かれてますし」

 

「うわホントじゃん、何よコレ詐欺よ詐欺! あたし完全に鰻の蒲焼食べたい気分になっちゃったのに!」

 

 向かいのアパートの屋上で人目を避け、そんな他愛もない会話を交わす事少し。ようやく店の扉が開き、見慣れたオールバックの革ジャン男が現れた。

 彼ら完現術師(フルブリンガー)達が集う秘密結社の創始者。銀城空吾(ぎんじょうくうご)だ。

 

 

「───ついて来んなって言っといた筈だぜ、お前ら」

 

 

 いつものスカした顔でこちらを見上げる彼は、単独だ。その意味に気付いたリルカは男を鼻で嗤う。

 

「あら~あ、勧誘失敗? 手みやげ持っててフラれるなんてはーずかしっ。百戦錬磨なこのあたしに任せたら思春期男子なんてスグにオトせたのにね!」

 

「…私、貴女が異性交遊をなさっている姿を見た覚えがないのですが」

 

「うっさいわね、あたしはその辺のガキ相手に本気になるような安い女じゃないの! 大体オトコなんてこのあたしの美貌にかかればイチコロに決まってんだから!」

 

 ギリコの小声に噛みつき、リルカは本題の革ジャン男へ向き直る。

 

「だいたい銀城! あんたいつも」

 

 だが少女がその続きを言い終わる事はなかった。

 

 

 

「──うるせえぞ。中に聞こえる」

 

 

 

 突然後ろから聞こえた男の声にリルカはハッと振り返る。

 気配も感じさせず背後を取られた。戦闘なら何もわからないまま終わっていただろう。

 

『……ッ』

 

「安心しろ、種は蒔いてある」

 

 屈辱に歯噛みするリルカは既に男の眼中に無く、代わりに彼が見下ろしていたのはアパートの反対側。

 速足で店を去っていくオレンジ頭の青年を見送りながら、銀城空吾は嘲笑うようにその口角を吊り上げた。

 

 

「…これからがいいトコだ」

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

 後から聞かされた事だが、銀城の自信の通り、どうやら"イチゴ"こと黒崎一護を引き込む策は上手く嵌ったらしい。

 

 茶渡泰虎の勧誘、父の黒崎一心の不在、浦原喜助と妹の黒崎夏梨の接触…

 仲間や家族が黒崎一護に秘密にしている事を、悪意ある解釈で彼へ突き付け、周囲への不安と不信感を煽る。聞くだけで背筋が冷える心理誘導だ。

 

『忠告だ。今の内に手を打て』

 

自分の家族を      

    護りてえならな

 

 

 銀城のその言葉が毒のように黒崎一護の心を染めていく様が、リルカには容易に想像できた。

 

 そしてこちらが石田雨竜ら友人達の闇討ちに成功し、黒崎一護が己の無力に耐えられなくなった頃。

 銀城の計画の第一段階は、最後の詰めを残すのみとなる。

 

 

「───銀城の指示通り、彼自身の過去に()()()()()()()

 

 

 いつにも増して暗い顔の同胞、月島秀九郎(つきしましゅうくろう)が拠点のバーに現れたのは、日が落ちる晩方の頃だった。

 

「お疲れ様です。気晴らしにコニャックでもいかがですか?」

 

「…遠慮しておくよ。油断したくないからね」

 

 ギリコの勧めを断る青年を横目に、リルカの機嫌は降下する。

 

「ふん、そんなに危険なんだったらあたし達に助けの一つでも求めなさいよ! なーんも話してくれないから何が危険なのかも知らないけどねっ!」

 

 全くもって気に食わない。勝手に銀城と二人で話を進められている事が。仲間の自分達を信じてくれない事が。

 何より、こんな責任も背負えないような正体不明の計画のために、無実の人間(黒崎一護)の弱みに付け込むようなマネをしている自分自身が。

 

 不貞腐れるリルカの心情は他のメンバーも抱えているもの。一同の不満げな顔や視線が月島へ向く。

 

「……そんなに気になるなら話してもいいけど、知らない方がいい事を知った代償は当然覚悟の上なのかな?」

 

『!』

 

 仲間達の無言の催促に折れたのか、青年がそう念を押してきた。底無しの闇のように黒い瞳で、皆を一人ひとり射貫きながら。

 

 代償。

 月島が指すその言葉の含意は一つだけ。緊張にコクリと唾を呑み、言い出したリルカは覚悟を決めて頷いた。

 

「…別に。その方が面倒な演技しなくていいし、あたしは構わないわよ。あんたの好きにしなさい」

 

「ッ、リルカあんた…!」

 

「うっさいわねジャッキー! あたしが"仲間を信じろ"って言ったのは何も月島に対してだけじゃないの!」

 

 少女の怒声に一同は押し黙る。

 

 リルカの言う通り、月島とその他の仲間達の間には、どれほど取り繕っても隠せない心の距離があった。

 

 原因は、月島を彼らが奇異の目で見てしまっているが故の、同胞としての後ろめたさ。他の"普通の人間達"が彼ら完現術師(フルブリンガー)を化け物扱いするのと同じように、リルカ達も仲間の彼に恐怖していた。

 

 それほど月島秀九郎という男が持つ完現術(フルブリング)──ブック・オブ・ジ・エンドは異質で、常軌を逸したおぞましい能力だった。

 

「そう警戒しなくても、終わったら銀城と一緒に元に戻してあげるよ。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「…ッ」

 

 彼らとの埋められない心の距離を誰よりも理解しているからこそ、月島もまた仲間達へ関心を示さない。

 彼の中にあるのは世界でただ一人、自分に怯えない恩人の銀城空吾との絆だけだ。

 

 リルカは仲間として、その事実が堪らなく悔しかった。

 

 

「───じゃあ説明するから、皆が満足したら直ぐに()()()。覚悟はいい?」

 

 常の達観した表情を僅かに歪め、月島が計画の詳細を明かし始める。

 そして残された最後の疑問に話が移った時。青年は数度の逡巡の末、懐から何かを取り出した。

 

「……もう意味はないけど、一応見せておくよ」

 

 自身の体験を語りながら、ピラリと掌のソレを開く月島。

 

 

 

 そこにあったものを目にしたリルカ達は、形容し難い恐怖に背筋が凍りついた──

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

†††

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「───戻ったか、月島」

 

 

 遡ること一月。

 桜が舞う春の夕暮れ。

 

 その日の"仕掛け"を終えた月島秀九郎は、新たに得た十七年分の記憶の負荷に顔色一つ変える事無く、空座町から鳴木市の拠点へと戻っていた。

 

「問題ないよ。黒崎一護の親友茶渡(さど)泰虎(やすとら)は、僕の弟分。そういう事になった」

 

「ハッ、相変わらずえげつねえ野郎だな」

 

 ソファーで寛ぐ組織のリーダー、銀城空吾の確認に青年は首尾を報告する。

 

 先刻の任務は彼らの悲願成就に必要な最後のピース、死神代行・黒崎一護を手中に収めるための布石だ。

 家族や仲間、友人の心の中に絶望の種を仕込み、それらを基に黒崎一護の力を開花させる。月島の完現術(フルブリング)の能力はまさに最悪の絶望と言うに相応しいものだった。

 

「引き続き残りの連中も頼む。お前の下準備が終わらねえとこっちも動けないからな」

 

「……うん」

 

 月島は了承する。だが彼自身も自覚のなかった僅かな逡巡を、銀城は見逃さない。

 

「…どうした、何かあったか?」

 

「え?」

 

「随分浮かねえ顔してるぞ。お前らしくもない」

 

 そう指摘された月島は初めて、自分の胸の内に隠れるその小さな感情に気が付いた。

 

 茶渡泰虎の中に"兄貴分・月島秀九郎"の存在を潜ませる作戦は問題なく成功した。

 彼の祖父(アブウェロ)の危機を救う月島。彼の義兄弟のような仲の月島。黒崎一護に協力し仲間達を救う月島。彼の意思一つでその記憶の種は余さず芽吹き、茶渡の中で()()()()()となる。

 準備は万全だった。

 

 だが。

 

「……少し、腑に落ちない事があってね」

 

 感情というよりは違和感に近いかもしれない。

 いつものように全てが思い通りに進む中で、一度だけ、月島は妙に記憶に残る不気味な悪寒を感じた事があった。

 茶渡の過去の世界で朽木ルキアを救い、藍染惣右介一派が尸魂界を反膜(ネガシオン)で去りゆく最中の出来事だ。

 

 

「───視線、だと?」

 

 

 銀城の確認に青年は頷く。

 

「うん。それ以後も何度か"彼女"の姿は見かけたし、試しに話しかけてもみたんだけど」

 

「奴がお前に関心を示したのはその一度だけ、か…」

 

 当時は大して気に留めなかったが、言葉にすると不自然さが際立つ。まるで彼の存在自体が目に入っていないかのように、月島秀九郎は自身にその違和感を植え付けた"例の女"と対話をする事が出来なかった。

 

「確かに妙な話だな。藍染がその女を特別扱いしていたのはチラと聞いたが…」

 

 空座町決戦は結界の中で行われたため銀城たちが知っている事は多くない。だが過去世界で黒崎一護と共に藍染と戦った月島は、決戦で一つだけ気になる情報を得ていた。

 

「……そう言えば」

 

「何だ?」

 

「決戦で黒崎一護が力を使い果たしたタイミングに僕が乱入した過去を挟んだんだけどさ。浦原喜助の鬼道で封印される直前に、藍染が変な事を言ってたんだ」

 

 

 

 

"読書家"を名乗る少女に   

    近付き過ぎない事だ。

 

 

 

 記憶を引き出し伝えると、銀城が眉間に皺を寄せた。恐らく月島自身も同じ顔をしているのだろう。

 

「それで思い出したんだ。あの女に会った二度目の時に、浦原喜助が彼女の事を"読書家"と呼んでいた」

 

「…藍染の負け惜しみと決めつけるのは早計か」

 

 次々と見えてくる、見落としてしまった謎の片鱗。完璧な計画に突如現れたイレギュラー。

 

 だがそんな暗雲立ち込める状況に置かれながら。

 

 

「───面白え」

 

 

 銀城は笑った。

 

「面白えじゃねえか。"栞"のお前に対して"読書家"なんて、偶然にしちゃァ出来過ぎてる」

 

「…あの女は護廷十三隊を壊滅させた化物だよ? 正体が何であれ、極力関わらない方がいいと思うけどな」

 

「クク、らしくねえな。初めて自分の能力にケチを付けられそうになってビビッてんのか?」

 

 豹変したリーダーの雰囲気に月島は溜息を吐く。

 

「どのみち情報がなければ話にならねえ。次誰かに()()時は、例の女を探るお前の存在を過去に加えておけ」

 

「……本当にやるんだね?」

 

「双殛の丘では反応があったんだ。あの場にいた現世の奴は石田雨竜と井上織姫、あと四楓院夜一だ。三人分の過去を使えばこちらが取るべき手もわかるだろう」

 

 愉しげに「頼んだぞ」と言いながら席を立ち、銀城はバーカウンターの奥へ酒を漁りに消えていく。

 

 その日、彼が月島の進言に耳を傾ける事はなかった。

 

 

 

 

 

 

†††

 

 

 

 

 

 

 夜の帳が下りる鳴木市の高級住宅地。所有者の過去を弄り手に入れた古い洋館に、月島秀九郎は住んでいた。

 

 

「───お帰りなさいっス、月島さん!」

 

 

 玄関を潜ると早速騒がしい同居人が姿を現した。何故か懐かれた同胞の男子高校生──獅子河原萌笑(ししがわらもえ)だ。

 

「ただいま。少し疲れたから今日はもう寝るよ」

 

「なッ、大丈夫っすか!? 鼠一匹通さねえよう全力で見回りますんでゆっくりお休みください!」

 

「うん。見回りはいいから静かにしててくれないかな?」

 

 面倒だったのでそのまま階段を上り、自室へと戻る青年。獅子河原の完現術(フルブリング)を想定した強固なドアを開錠し、月島は寝台で今日の出来事を振り返る。

 

 

「……相変わらずだね、銀城。君のそういう無鉄砲な所」

 

 

 あれは銀城の悪い癖だ。

 

 信じていた人々に裏切られ、死神を恨んだ初代死神代行。慈悲の無い復讐鬼として振舞っている彼は、その奥底にある善良な心で常に苦しんでいた。

 

 殺された同胞達の無念を晴らす。虐げられている同胞達のために立ち上がる。されど胸中のどこかで、己の野望が潰える事を願い続けている。

 

 銀城空吾とはそういう男で、誰からも厭悪される孤独な月島は、そんな歪んだ彼に救われたのだ。

 

 

「仕方ないな…」

 

 恩人との思い出に想いを馳せ、青年は懐の新書を棚に戻そうとベッドを立つ。

 忙しくなる明日は未読のファンタジー小説を持って行こう。どこまで読んだかがわかりやすくて、"過去"と現実のズレに迷わない。

 既に銀城の指示に従うつもりになっている自分に、月島は苦笑する。

 

 

「───ん?」

 

 

 その時。

 横切った自室の机の上に、青年は見覚えのないものが置いてある事に気が付いた。

 

「…手紙?」

 

 訝しみながら手に取る。

 霊圧などは特に感じない。古風な封蝋で閉じられた、ごく普通のダイヤ貼りの封筒だ。

 

 …おかしい。

 

 月島は眉を顰める。今朝にこんなものはどこにもなかった。獅子河原にも部屋に入るなと言い聞かせており、そもそもここ自体が彼に入れるような"不運"な造りにはなっていない。

 

 

 ならコレは一体どうやってこの部屋に…

 

 

「…ッ」

 

 嫌な予感が背筋を這う。慎重に、最大限の警戒で、月島はその薄いピンク色の封筒を開封する。

 

 そしてその中の一枚の便箋に書かれていた、四文字の平仮名を見た瞬間…

 

 

 

 

「───!?」

 

 

 

 

 ゾワッと、青年は背後から強烈な視線に体中を舐め回されたような錯覚を覚えた。

 

「誰だ…!」

 

 咄嗟に"栞"を刀へ変化させ振り返る月島。

 視界に映るのは、いつもと変わらない自室の光景だけ。辺りを見渡してもそれは変わらず、彼は警戒しつつ元凶と思しき手元の手紙へ目を下ろした。

 

 だが、青年はそこで絶句する。

 

「な…」

 

 その便箋には何も書かれていなかった。後ろへ振り返るその時まで、確かにあったはずの、単純な一言が。

 

 まるで幻のように消え去っていたのだ。

 

 

「……銀城」

 

 数度の呼吸の後、青年は便箋を封筒へ戻す。その顔には冷や汗が滲み、手紙を握る手は微かに震えていた。

 

 

「どうやら君の破滅願望がなくても、向こうは既にその気になってしまったみたいだよ…」

 

 

 後戻りの出来ない状況に追い込まれた。自分の、そして銀城の未来は完全に闇に覆われた。

 これより始まる超越者との戦いを思い浮かべ、月島秀九朗は達観と戦慄に笑う事しか出来なかった。

 

 

 

 

 先程彼が広げた便箋には、女性的な達筆で、ただ一言こう書かれていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

み つ け た

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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