雛森「シロちゃんに『雛森ィィィィ!』と叫ばせたいだけの人生だった…」   作:ろぼと

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今日はなんの日?
…そう、我らのリョナ姫・雛森桃ちゃんのバースデー!

というわけで初心へ返って彼女のアイデンティティーに重点を置きたいと思います。




東仙ィィィィ!

 

 

 

 

 

 

「──御初にお目にかかる。九番隊隊長、東仙要だ」

 

「初めまして。真央霊術院一回生、雛森桃と申します。藍染隊長古参の重臣と伺っております」

 

「世辞は結構。こちらだ、ついてこい」

 

 悪の陣営らしい、深夜の無人の廃屋に開いた黒腔(ガルガンタ)。あたしは事前に連絡があった一人の男と合流し共に虚圏(ウェコムンド)へと移動していた。

 

 盲目の復讐DJ・東仙要。

 

 小説で藍染惣右介と共に印象が真逆に変わった忠臣キャラである。瀞霊廷離反の動機も共感出来るものだったし、彼とヨン様の主従関係がかなりマトモだったのも意外だった。あ、四大貴族はくたばって、どうぞ。

 とはいえ、たとえ好印象になろうと目が見えてはしゃいじゃって霊圧感知を怠ったうっかりさんの烙印はそのままだけどね。あれは忠臣としてどうなんすかね東仙隊長。

 

 

「…この辺りでよいか」

 

 と、そうしている間にいつもの何もない砂漠のど真ん中で東仙が足を止め振り向いた。

 彼があたしをここへ呼んだ理由はヨン様の善意(!?)によるものなのかもしれないが、生憎こちらにとってはかなり二の足を踏んでしまう話である。

 

「私は藍染様よりお前の卍解会得修行の補佐を命じられている。護廷隊隊長に比類する霊圧を持ちながら具象化に手間取っていると伺ったが、以後進展はあるか?」

 

「う…え、えと。問題はわかってるんですけど…」

 

「聞こう」

 

 そう、卍解だ。現役隊長の協力なんて普通の隊士なら喉から手が出るほど欲しがる幸運。ましてこの男の斬魄刀は元は他人の所有物。卍解会得には血の滲む努力があったであろう、大変なエキスパートだ。

 

 だが、そんな専門家にあたしはこれからあの黒棺に続く新品ホヤホヤの黒歴史を披露しないといけないのだ。既に耳が熱い。

 

「そ、その……技、が問題でして…」

 

「同調を強める技の解号か、卍解への足掛かりだな。斬魄刀は時に持ち主へ試練を与え、その報酬として瞬間的に力を更に引き出す特別な技を授ける。話に聞くお前の霊圧なら生半可な試練など問題ないはずだが、何が障害になっている?」

 

「しょ、障害というか…」

 

 どうしよう、どう取り繕えばいいのかわからない。だけどこうもマジレスしてくる人間にこの感情を察して貰うのは不可能だ。

 よって彼に正直に胸の内を語るのであれば、その言葉は一つになる。

 

 

「………恥ずかしいんです」

 

「何?」

 

 

 長い沈黙のあと、遂に白状してしまったあたしの言葉に東仙が疑問を返してきた。あまりに予想外と言った彼の表情に段々理不尽な怒りが湧いてくる。

 

 お、お前なぁ! あたしだってちゃんと飛梅ちゃんからオサレでカッコいい技名貰いたかったんだよ!

 なんだよお前の卍解【清虫終式(すずむしついしき)閻魔蟋蟀(えんまこおろぎ)】って、どうやったらそんなシンプルでくっそオサレな名前思い付くんだよ! 【清虫二式(すずむしにしき)紅飛蝗(べにひこう)】も漢字の音読み訓読みのバランスと語呂めっちゃいいし、大体どんな人生おくってたらエンマコオロギなんてマイナーな虫を刀の名前にしようなんて発想が頭から出てくるんだ。虚化の帰刃も【狂枷蟋蟀(グリジャル・グリージョ)】とかスペイン語で色々オサレな言葉遊びやってるっぽいし。ズルいぞちくしょう! 師匠はサクラ◯戦なんかやってないでさっさと鬼道全番号一覧表と雛森ちゃんの卍解発表しろ!

 

 が、もちろんそんな持たざる者の妬み嫉みをこのオサレ世界の住人が理解出来るはずもなく…

 

「…女の気質に明るくはないが、衣類が乱れるなどの羞恥的風容へと変化するなら諦めて我慢しろ。それを克服しなければ卍解には至れんのだ、盲目の私で慣らしてゆけ」

 

「ち、違います! あの、ホント大丈夫なんで! ただあたしと戦って追い詰めてくれたら多分羞恥心とか言ってる場合じゃなくなりますので!」

 

 そんな風に顔面真っ赤に否定するあたしの感情の揺れを察して何を勘違いしたのか、凄く微妙な顔をした東仙が憐れむような溜め息と共に引き下がった。おいだからそれ誤解だって言ってるだろ!

 

「…わかった、詳しく聞くのは無粋か。ならばこのまま参るぞ──剣を抜け、雛森一回生!」

 

「!」

 

 その言葉と共に、東仙が斬魄刀を構えあたしにもの凄い霊圧を飛ばしてきた。ヨン様一◯以来となる自分以上の圧力に慌ててこちらも隠蔽していた皮膚付近の霊力を活性化させる。衝突する互いの力の奔流が周囲の全てを歪ませ、世界が悲鳴を上げていた。

 

 …東仙、お前こんなヤバい霊圧してて舐めプ剣八に負けたん? 異常に復帰早かったしシロちゃんvs一◯同じく演技してた説再浮上。

 

 

「…鳴け

── (すず) (むし) ──

 

 

「…弾け

── (とび) (うめ) ──

 

 

 死神同士の阿吽の呼吸。どちらともなく解号を唱えた次の瞬間。双方の手には己の魂の半身、始解された斬魄刀が握られていた。

 

「…なるほど、確かに我々護廷隊隊長と同等と形容するに相応しい霊圧だ。院生の小娘と侮っては私が地にひれ伏すことになるだろう──少々手荒く行くぞ…!」

 

「!!」

 

 東仙が凄い速度の瞬歩で目の前に迫る。あたしは咄嗟に飛梅で応戦しようとし──そして指一本動かせないまま峰打ちで吹き飛ばされた。

 

「あぐっ!?」

 

 腹部の鈍い痛みと高速回転する視界の中あたしはまるで何が起きたのかわからなかった。そしてべちゃっと砂の中に墜落し、ようやく状況を理解する。

 

 う、嘘だろなに今の!?

 確かに視認は出来た。恐らく、負けてはいるが絶対に勝てないほど霊圧差が離れているワケではないからだろう。

 だがまるでこちらの意識の外から来るような歩法で接近され、気付けば手痛い一撃を受けていた。

 

「…やはりか。高いのは霊圧だけで斬拳走鬼は院生の域を出ない素人。いや、鬼道は七十番台を使える神童だったな、末恐ろしい」

 

「かひゅっ──げほっ、けほっ…ッ!」

 

「先に足らぬ技術を叩き込むべきか…? いや、まずは具象化か。斬魄刀も鬼道系なら斬術や瞬歩は後回しでいい」

 

 東仙が何やら遠くでブツブツいっているが、あたしは今ので腹が破裂して口がめっちゃ鉄の味がする。凄く痛い。全くの無警戒だったので霊圧による防御も間に合わず思いっきり入ったせいだ。何とか未熟な回道で治したときにはもう精神力が尽きかけていた。

 

 た、隊長TUEEEEEE!!

 

「どうだ、雛森一回生。今のはかなり深く入ったはずだ。そろそろ羞恥などくだらんことを考える余裕はなかろう」

 

「そ、それはもう…ごほっ、けほっ」

 

「…まだ軽口は叩けるようだな。ならば私から見せるとしよう」

 

 今ので若干キレた東仙が霊圧を更に高め始めた。ごめんて師匠、軽口でも叩かないとやってらんないですよ。くっ、しかしリョナ女王としてはこの程度で音を上げるなんて許されない…!

 

 あたしは何とか立ち上がり、さっきから脳内でぎゃーぎゃー喧しい飛梅ちゃんを正面に構える。

 それを見た東仙が頷き、一気に高く飛び上がった。

 

「見ろ、これが私の技だ…!」

 

──清虫二式(すずむしにしき)紅飛蝗(べにひこう)──

 

 

 おおっ、これこれ! 初のリアル原作斬魄刀技!

 清虫を振るった軌跡に沿って無数のダガーっぽい刃が現れ、一気にあたしの方へ──ってヤバっ!

 

「あぐっ──アアアァァッッ!?」

 

「どうした、何故お前の技を使わない。誰のための修行だと思っている?」

 

 死に物狂いで逃げる逃げる逃げる! だけど刺さる刺さる刺さる! ちょっとまって痛い痛いめっちゃぶっ刺さってる! 孔! 孔開く! あたしのお腹せっかく治したのに今度は孔ぁ!

 そして痛みで飛びそうな意識を飛梅ちゃんが掴んで逃がさない。わかった、わかった、技使うから! 使うからァ!

 

「くっ…! ば…」

 

──梅焔(ばいえん)飛燐(ひともし)──

 

「!!」

 

 瞬間。ゾワッとあたしの霊力が高まり右手の飛梅が尋常じゃない爆炎を纏った。凄い霊圧だったのでびっくりしてゴキブリを払うように刀身を振ったら、そのまま東仙の右手側遠くに火の玉がすっ飛んで行き、ドガァァァァンと大爆発。とんでもない余波で二人仲良く吹き飛ばされた。

 

 綺麗な着地を決めた東仙と異なり、本日二度目のフンコロガシみたいになったあたしは慌てて顔をあげ──まるで隕石跡みたいになった砂漠の一角を見た。

 

 ワッザ!? oh…

 

「…凄まじい威力だ」

 

「ま、前より凄くなってる…」

 

 チラチラ脳裏に映る飛梅ちゃんの渾身のドヤ顔を無視し、呆然と目の前の大惨事を見つめるあたし。しかし先に我に返った東仙が、心底感心したような顔と声で純粋な称賛を投げ掛けてきた。

 …おい待て。

 

「流石は藍染様がかつてなく目をかける院生、これで未だ始解とは畏れ入る。なるほど…【梅焔(ばいえん)飛燐(ひともし)】か…!」

 

「あ、や、ちょ──」

 

「どうした。【梅焔(ばいえん)飛燐(ひともし)】はまだ完成していないのだろう? ならば撃てるだけ撃ってこい。お前の【梅焔(ばいえん)飛燐(ひともし)】を…!」

 

「ちょ、あの、連呼しないで──」

 

「どうした、雛森! お前の魂の技ではないか! 誇りを持って解き放て──奥義【梅焔(ばいえん)飛燐(ひともし)】をッ!」

 

「アババババァァァッッ!!」

 

 

 正義の死神・東仙要による悪意なきイジメがあたしを襲うッッ!

 

 やめやめろ! 何なんだよこの組織は、ヨン様といいDJといい! あたしの羞恥心を煽るためだけの団体か何かか!? お前らの原作セリフだって大概なやつ幾つもあるんだぞ! 全部暴露してやろうかオォン!?

 

 身悶えしながらも何とか体の傷を拙い回道で手当てし、あたしは東仙と向き直る。彼も憤りに満ちた顔でこちらへ清虫の切っ先を向けていた。

 

「どうやら先程の梅焔を更に引き出すには、その染み付いた余裕を奪う──絶望を見せねばならんか」

 

「えっ…」

 

 勝手にあたしの梅焔を一護の月牙みたいに名詞化した東仙が、突如これまでにない規模の爆発的霊圧を放ち始めた。

 

「加減はしてやる。その大火力で抜け出してみろ」

 

 力の次元が明らかに変わった。あまりの霊圧に震える膝を何とか抑えようとしたその直後、男の纏う武人然とした雰囲気が一変する。

 

 あ、ヤバイ。アレが来る…!

 

 

 

 

「…卍解」

 

 

──清虫終式(すずむしついしき)閻魔蟋蟀(えんまこおろぎ)──

 

 

 

 

 

 その瞬間、あたしは目の前が真っ暗になった。辺り一面の闇、否耳も鼻も利かない虚無。何より頼りの霊圧感知が全く出来ない。先程の東仙のヤバすぎる霊圧が一瞬で幻のように消え失せている。乾燥した空気とジャリジャリした砂の感触だけがあたしにこの世は現実なのだと心を支えてくれる。

 

 転生人生の初リアル卍解への感動とか、この中で普通に戦ってた剣八SUGEEEとか、色々あるけど──正直に言おう。

 

 これ普通に怖いです。

 

 

「──ッがはっ…!?」

 

 

 突然腹部に何かがめり込み、衝撃のあまり吹き飛ばされた。ざらざらとした何かが服を皮膚を凄い速さで削り、しばらくして止まる。恐らくまた砂漠を転がりまくったのだろう。ゲホゲホと咳き込めば口が砂で気持ち悪い。手足を動かしてもさらさらとした感触があるだけだ。

 あたしは今立っているのか、座っているのか、寝転がっているのか、埋まっているのか。本当になにもわからない。ヨン様は物理的に怖かったけどこっちは未知というか本能的に怖い。

 

 いや、ホント冗談抜きでこれヨン様の圧力より怖いんですけど…!

 

 

「飛梅…?」

 

 何とか握ったままだった柄へ意識を向けるが、返事がない。まさか霊圧感知が閉ざされてるから向こうの声も届かなくなったのか? 不味い、こういうときのために飛梅に周囲を知覚して欲しかったのに…!

 

「あくっ…!?」

 

 な、何だ…? 今度は胸元を起点に体を浮遊感が襲う。これは、服の胸ぐらを掴まれ持ち上げられているのか?

 そう頭の冷静な部分が分析する間もなく、再度凄い勢いで体が飛翔した。投げられたのか? ヤバイ、受身を取らないとまた前後不覚になってしまう…! でも地面ってどっちだ? 東仙はどこだ? あたしは今、どうなってるんだ?

 

 

 怖い。

 

 こわい。

 

 コワイ。

 

 

 

 

 

 …待て、恐怖は自覚してるが焦るな。

 

 痛いのとか死ぬのは普通に嫌だが、二度目の命だし恐怖というより夢半ばで倒れるのが残念なだけだ。怖いのは何をされるかわからない未知に対してのみ。

 

 何かこの状況を打破する方法はないか考えろ。東仙要の卍解【清虫終式(すずむしついしき)閻魔蟋蟀(えんまこおろぎ)】の能力は他者の五感のほとんどを封じるドームを作ること、それだけだ。いや十分その怖さはわかったけど、鰤界の不思議パワーたる霊力そのものを封じられるワケじゃない。斬魄刀も対話は出来ないが力が消えたワケじゃない。

 

 東仙の卍解の弱点は圧倒的な力によるゴリ押しだ。

 あたしの飛梅の能力は霊炎の爆裂玉を霊力の限りでぶっぱなすことだ。

 そして互いの霊圧差は離れているが、届かないほどではない。

 

 …あれ、相性わりと有利では?

 

 

「──弾け、【飛梅(とびうめ)】ッッ!」

 

 解号を唱えれば静まっていた梅焔の熱が再び刀身に戻って来た。見えはしない、だけど魂の半身からどくどく凄い力が流れ込んでくるのを感じる。お互い、かつてないほどヤル気満々。もう恥ずかしさはどこかへ行き、今は名前が付いて完成したこの最強大技を使ってみたくて堪らない。

 

 感謝します、東仙隊長。あなたのお陰であたしは黒歴史から自由になれそうです。

 

「──お願い、飛梅ッ!」

 

──煌熬琳原(こうごうりんげん)東詠(あずまうた)──

 

 

 直後、まるで洪水のような膨大な何かが柄を握る右手から溢れだした。吹き出すとんでもない力を五感を超えた本能で感じ取る。思わずまた振り払ってしまいそうになるのをぐっと堪え、あたしは刀身を上と思われる方向へ突き出した。

 

 どんどん、どんどん、どんどん力が柄から流れ出ていく。そして同じくらい速く補充されていく。東仙にはさっきの梅焔がどかどかグミ撃ちされている様が見えているはずだ。火力のゴリ押しであたしを覆っているはずの黒いドームを吹き飛ばせば終わる!

 何も見えないし聞こえない! けどとにかく行けえッ! 行けえええッッ!! 頑張れえええええッッ!!

 

 

「飛梅えええェェッッ!!」

 

 

 

 

 

 そして、絶叫で喉が枯れ、体の霊力がすっからかんになった後…

 

 

「──っ眩し…!」

 

 不意に目が眩み左手を翳すと、光と炎の渦の中にボロボロの死覇装を纏った東仙が立っていた。

 

「…まさか本当に卍解が始解に押し切られるとは。流石の慧眼です、藍染様」

 

 よく見ればすでに彼の斬魄刀は腰に納められている。かなりの圧力は与えられたようだが、恐らく分が悪いと卍解を自主的に解除したのだろう。卍解は傷付いたら直らないとかいうクソオブクソ後付け設定があるからね…

 

「どうやら成功のようだな。後ろを見ろ」

 

 呆けていると、東仙が少し嬉しそうな声色でそう呟いた。

 はたと我に返ったあたしは素直に従い、彼の示す先へ振り向く。

 

 そこには。

 

 

 

 

「──主様っ!」

 

 

 

 

 大きな二つの鈴が繋がる羽衣を纏った、可愛い天女さんが満面の笑みで佇んでいた。

 

「…飛梅?」

 

「はいっ、主様!」

 

 信じられない。あたしは茫然と目の前の奇跡を彼女に感謝する。

 

 ──本当に技を恥ずかしがらなくなるだけで具象化しやがったぞこのチョロイン…!

 

 

 

「飛梅ぇーっ!」

 

「主様ぁーっ!」

 

 

 

 盛大なエンダアアアが脳裏に流れる。

 

 現実世界で再会を果たしたあたしと飛梅ちゃん。二人は幸せなキスまではしなかったが近いことをして具象化修行を終了した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「────何を勘違いしている」

 

「ひょ?」

 

「まだお前の卍解修行は終了してないぞ」

 

「ひょひょ?」

 

「抱き合ってないでさっさとそこの本体を屈服させろ。そこまで親しいのなら時間の問題だろう。藍染様をお待たせするな」

 

『……』

 

 

 

 このあと無茶苦茶卍解した。

 

 

 

 

 

 

 

 





次回、霊術院篇終幕。

次の隊士暗躍篇は絶賛執筆中です。
どうかコメント評価マイリス応援よろしくお願いします。頑張るぞ!

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