戦姫絶唱シンフォギア ~最善を生み出すその男は~ 作:青海 翠果
さて今回は、短いですがGX編の始まりです。キャロルとエルフナイン、そしてもう一人の存在。そしてキャロルの傍にいたのは誰なのか!?そして最後の方には三章で活躍するキャラも登場します。
それでは、第七話スタート!
#7 これは『序章』ではない、『序章の序章』だ。
~ある少女の回想~
少女が、『俺』達に言う。
少『二人とも、しっかり生まれてくれてありがとう。これから二人には、私の夢を代わりに叶えてほしいの。れ■ん■■つをつ■って■ろ■なひ■のち■ら■■に■るっていう夢を。...私は、もう叶えられそうにないから...。お願いね、『ルイーナ』『エルフナイン』。」
語った夢の部分は、相変わらず雑音でよく聞こえない。そして現実でも、もやがかかったように思い出せない。それでも『俺』は、彼女のために。彼女の憎んだ『奇跡』を、全て殺すために。世界を識るという、彼女の父親の答えを導き出すために。
~現実~
?「俺は、貴方に作ってもらったお礼も言えなかった...。その代わりにこの世界の『奇跡』を殺して、せめて貴方が喜んでくれる世界にしたいんだ。だからどうか、見ていてくれ。『キャロル』...。」
そのためなら、どんな手段だって使う。
~ある部屋~
?2「ルイーナを止めるためには、やはり『ドヴェルグ=ダインの遺産』を使うしか...シンフォギアを使う人達に協力を申し出れば...。見ていてください『キャロル』。貴方が信じるシンフォギアに、『僕』も賭けてみます!」
~あるビルの屋上~
?3「キャロル、そろそろルイーナ達が動くよ。」
キャ「うん、あの人とその仲間たちに迷惑をかけるのは心苦しいけど、エルフナインも頑張ってるみたいだし、私はあの人達の強さに賭けたい。私とパパを救ってくれたあの人に『700年ぶり』に会えるわけだしね。」
?3「彼は協力してくれるだろうか...?」
キャ「分からない。でもきっとルイーナ達を止めてくれる。私じゃ正せなかったけど...あの人なら、きっとやってくれるはず。誰よりも目の前の命を諦めないあの人なら。」
?3「そうだね、彼とその仲間たちを信じようか。」
キャ「そのためにも、まずは色々準備を整えないとね。」
~ある組織のアジト~
?4「局長、遂にルイーナが動くようです。」
局「ようやくか。待たせてくれたもんだね、彼女も。だが首を突っ込んじゃいけないよ、今回の件。いいね、サンジェルマン。」
サ「分かりました。二人もいいな、カリオストロ、プレラーティ」
カ「局長とサンジェルマンが決めたんなら、あーしは動くつもりは無いし。」
プ「ただ、戦闘データなどはしっかりと撮影・分析して最大限利用させてもらうワケダ。」
サ「それくらいなら構いませんよね、局長。」
局「大歓迎だよ、それなら。いつかは排除しなきゃいけないからね、シンフォギアもルイーナも。」
この世界の裏側で、ついに『善』と『悪』が動き出す。
気になるワードを放り込みまくりましたね。ルイーナという女性、この作品でも登場するダインスレイフ、『貴方に作ってもらった』というセリフ、700年前にシンフォギアが存在したことを匂わせる発言、この時点でのパヴァリア幹部の登場。色々盛り込みました。
三章はキャロル、エルフナイン、そしてもう一人『ルイーナ』の話になります。
次回はオートスコアラーの初登場と初対決をしていきたいと思います。
次回も明日投稿予定です。感想、誤字脱字報告お待ちしております!
それではまた次回、読了ありがとうございました。