戦姫絶唱シンフォギア ~最善を生み出すその男は~ 作:青海 翠果
さて今回は、ようやくルイーナとの決着です!この作品始まってようやく、歌の歌詞が出てきます。※オリジナルではありません。
そしてバトル後のルイーナの結末とは...!?
それでは、第十四話スタート!
~市街地~
ル「な...なぜあの一撃で、この碧の獅子機を突き破れる!?」
悠「俺にお前らの常識を当てはめんな!!!」
キャ「悠斗さん!!!ようやく、ようやく逢えた!!!!」
悠「ん?おお、キャロルか。俺的にはさっきぶりなんだけどな。」
キャ「ふふっ、私とパパは700年待ちましたよ?」
悠「それは俺もどうしようもねぇわ。」
キャ「構いません...ですが再会直後で申し訳ないのですが、ルイーナをお願いしてもよろしいですか?」
悠「おう、あのクソガキ、お説教しねぇとなぁ!!!」
響「悠斗さん、ルイーナちゃんを止めましょう!!」
悠「ああ、死なせはしない!あいつの命も記憶も全部守ったまま『生き続ける』っていう罰を与えてやる!!」
ル「無駄だ!!この碧の獅子機は、俺の思い出を全て動力に変えて動いている!!お前たちがどうにかできるものではない!!!」
悠「それはどうかな?」
ル「な、何!?いやハッタリだ、俺に敵うものか、シンフォギアァァァァァ!!!!!」
悠「とりあえず、俺のアームドギアであの砲撃を受け止める。」
翼「しかし、悠斗さんのアームドギアは、概念破壊しか...。」
悠「まあ見てろって。一気に行くぜ!!!!」
♪「Glorious Break(装者全員バージョン)」(原曲:水樹奈々さん)
そう言いながら、他の装者たちにフォニックゲインを注ぎ込み、エクスドライブへと変化させる。
キャ「す、すごい!!!」
イ「これが、シンフォギアに秘められた限定解除形態...エクスドライブ...!」
ル「なっ、なんだとっ!!??」
悠斗『今、天に問いかける願い もう一振りの力をください... 背負う覚悟は胸にあるか 力とは何か Reason why I can fight...!』
悠斗が歌を紡ぐ中、他の装者達はそれぞれアームドギアを展開している。
響は右手を高く上げ、巨大な片手を、翼は構えて太刀を、クリスは二丁のボウガンを、奏は槍を、マリアは盾を、セレナは短剣を、未来は鉄扇を、切歌は大鎌を、調はヨーヨーを掲げる。
響・未来・切歌・調『ぬくもりより孤独が相応しい そう言い聞かせ 心を殺しては 偽りの「強さ」に縋っていた』
奏・翼・クリス・マリア・セレナ『涙を 重ねる度 証明される現実は 何処までも残酷な結末――termination――』
そしてそれぞれのアームドギアがバラバラになり、悠斗の両腕で合体していく。
ノインディーヴァ(Desperate!)
悠斗『抗えずに捻れていく祈りは 答えを求め 狂い咽ぶように』
全員『闇の果てへ...叫ぶ!』
そして完成する真のアームドギア。しかしネフィリムの時とは違い、その手は開いている。
悠「壊すだけが俺のアームドギアの力じゃない...この開いた手で、その砲撃も、お前の苦しみも、全部受け止めてやる!!!!」
そして開いている両腕を前に突き出し、碧の獅子機に突っ込んでいく。
ル「だ...黙れぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」
碧の獅子機が砲撃を発射して、それを悠斗が受け止める。
全員『今、天に問いかける願い もう一振りの力をください... 求めてはいけない、と 拒みながら伸ばすこの手は』
悠斗と碧の獅子機の力は拮抗していた。
響「悠斗さんに力と想いを!!!ガングニール!!!!」
未「神獣鏡!!!!」
翼「天羽々斬!!!!」
奏「ミストルテイン!!!!」
マ「ガラハッド!!!!」
セレナ「アガートラーム!!!!」
調「シュルシャガナ!!!!」
切「イガリマ!!!!」
そして装者達の力と想いを受け取り、収束して受け止めていく悠斗。
ル「なぁっ!!??」
悠「うおぉぉぉぉぉぉぉおおおお!!!!!!レェーヴァテェイィィィィインッ!!!!!!!!」
全員『何度傷ついても』
全員「Glorious Break!!!」
――― Amazing Glorious Break ―――
悠斗『衝動抱いて 輝き放とう』
そして碧の獅子機ごとルイーナを抱きしめるように、悠斗は砲撃を全て受け止めた。
ル「.....なぜだ...なぜ貴様は、俺を止めた...なぜだ!!!」
悠「はぁ?何当たり前なこと言ってんだよテメェは...目の前で、二度と誰も死なせないって誓ったんだよ、昔憧れた、俺の爺ちゃんにな。」
ル「っ!!...貴様は、未だにそれを貫こうとしているのか...?」
悠「ああ、爺ちゃん以外に目の前で誰も死なせない。先に俺が死ぬか、どうにかして助ける。それが俺の原点みたいなもんだ。」
ル「世界には、どうしようもない理不尽が存在する...それでもか...?」
悠「俺の存在が死にたがってる奴らには理不尽だろうな...まあ、勝手に俺の前で人を殺したり、自殺しようとすんな。たとえどんな手を使って死のうとしても、全力で止めるけどよ。」
ル「しかし、俺はもうすぐ...。」
悠「ちょっと待ってな。」
ル「...?」
【Gatrandis babel ziggurat edenal Emustolronzen fine el baral zizzl
Gatrandis babel ziggurat edenal Emustolronzen fine el zizzl】
ル「なっ!?絶唱だとっ!?」
キャ「なんでみんな止めないのですか!?」
翼「それはな...」
そして絶唱が完了し、悠斗は事象の改変内容を書き込んでいく。
『碧の獅子機の動力源となったルイーナの思い出を、全てルイーナに戻す。
バグによって継ぎはぎになっていたルイーナの記憶を復元。
終末の四騎士(ナイトクォーターズ)の四人の動力源のエネルギーを、思い出から日々の食事や睡眠による摂取に変更。四人が吸収した思い出を全て元の人間へと返還。
ルイーナの完全蘇生。キャロル・イザークの人間時代の身体の復元、完全移行。
エルフナイン・ルイーナの人間としての身体の生成、完全移行。』
悠斗はエルフナインから、オートスコアラーの動力源が『人間の思い出』であることを聞いていた。そしてレイア達四人が終末の四騎士(ナイトクォーターズ)と呼ばれていることも。
彼女たちが他の人間に迷惑をかけずに生きていくために、悠斗が考えたのが『摂取するエネルギーを人間と同じにする』である。そうすることで、人間社会で生きていけるようにした。
悠「実行!!!」
そして、あり得なかった結末がまた生まれた。
この作品は、全て私の『シンフォギアの作品を書きたいけど、誰も死なせたくない!』という我儘によって書かれているので、インフィニット・オーネストと同じように俺TUEEEE物ではございますが、それでも閲覧してくださる方のために書いております。どうか今後ともよろしくお願いいたします。
ルイーナ・エルフナイン・キャロル・イザークさんを全員人間にするという方向で行きます。今後に関わってくるわけではありませんが、悠斗の『生きるなら人間として生きてほしい』という願望が関わっています。ホムンクルスという悠斗にはよくわからない身体よりも、自分たちと同じ目線になってほしいという彼と作者の一種のエゴのようなものです。
そしてオートスコアラーを他人に迷惑をかけないように設定しました。これにより死ぬ人を減らしました。
そしてGlorious Breakを進化させました。本当に名シーンだったので、自分なりの進化系としてこのように描きました。いつも妄想しているのは、主題歌やGlorious Breakを装者全員で虹色のフリューゲルのように歌っている光景です。なのでこのシーンはどうしても歌詞を入れたかったんです。
さて次回は、戦闘後の対話、そしてゴタゴタが片付いた後の装者達とキャロルたちの様子を書いていきます。おそらく土曜日になると思います。
感想、誤字脱字報告お待ちしております!
それではまた次回、読了ありがとうございました。