戦姫絶唱シンフォギア ~最善を生み出すその男は~ 作:青海 翠果
さて今回は、悠斗帰還直後から、悠斗が心配をかけたお詫びに夕食を作ってそれを皆で食べる回です。
それでは、第十八話スタート!
~元の世界・ギャラルホルン保管室~
悠「おっ、無事戻ってこれたみたいだな。」
奏「良かったよ、10日もいなくてビビったんだからな!!フィーアハートの四人の凹みようとか見てられないくらいだったんだぞ!」
セ「私たちも心配してましたよ、生きていたとしても無事に帰ってきてくれるのかとか。」
未「本当に、本当に心配だったんですよぉぉ!!!」
悠「ご、ごめんな。今日は好きなもの作るから!!」
未「...約束ですよ?」
悠「おう、飛び切り美味しいやつ作ってやる!」
キャ「悠斗さん!!」
ル「先生っ!!」
エ「ご無事ですか!?」
そこに研究者たちが駆け込んでくる。
悠「おお、キャロル、ルイーナ、エル、心配かけてすまん。」
キャ「ご無事で何よりです!」
ル「先生、申し訳ない。俺があの時もっと早くに止めていれば...!」
悠「遅かれ早かれこうなっただろうし、気にするなとは簡単に言えないが、次からは気を付けような。」
ル「ああ!」
エ「ぼ、僕はもうどうしようかと...!」
悠「色々迷惑かけてごめんな。」
エ「そんな!?迷惑なんてないですよ!」
悠「お詫びに今日は皆に料理を作りたい。いいか?」
キャ「良いんですか!?帰ってこられたばかりなのに!?」
悠「向こうでの話もしたいし、そのために皆をあつめてもらっていいか?」
ル「構わないが、メディカルチェックなどをしてからにしよう。」
エ「そうですね、なにか異常があるかもしれませんから。」
悠「わかった。念のため奏たちも受けよう。平行世界に行った結果身体にどんな影響が出てるかわかんないしな。」
奏「あたしも全然いいぜ。」
セ「私も大丈夫です。」
未「私もOKです。」
~メディカルチェック終了後・食堂~
響「ゆ、ゆ、悠斗さぁぁぁぁぁん!!!!!!よがっだよぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」
切「お兄ちゃぁぁぁぁぁん!!!!!!」
調「お...おにぃ、ちゃん...!!!!!!!!」
悠「お、おわぁ!!??お、落ち着いてくれぇ!!??」
響・切歌・調『うわぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!!!』
未「ぐすっ、ふふっ。しばらくはこの状態ですね。」
翼「ええ、でも心配をかけたんだから、このくらいは許してあげないとね。」
マ「でも本当に戻ってきてくれて良かったわ。」
ク「うん、これでいつもの日常が戻ってきた。」
奏「どうかな?平行世界のあいつらともまた会えるかもしれないしな。」
セ「翼とマリア姉さんを会わせたいですね。」
翼「どういうことなの?」
~悠斗、夕食調理中~
響「奏さんとセレナさんが亡くなって、了子さんやナスターシャさんと戦った世界...?」
未「私も一回しか神獣鏡を纏ってないらしいし、何より悠斗さんがいないからいろんな運命が変わってる世界なんだって。」
ク「ということはパパとママも生きてなかったってことなんだ...。」
奏「あたしもあたしの家族も全員死んでるらしい。先輩がいるかいないかでこんなに違うのかって、思い知らされた気分だよ。」
セ「あのネフィリムの実験で私は研究所の崩落に巻き込まれて、マムはドクターウェルやマリア姉さんと共にフロンティアと呼ばれる聖遺物を起動して、月の落下から人類を逃がそうとしたけど、最後にドクターの裏切りで月に飛ばされてその時に...。」
マ「私たちとは根本的に違うのね...。」
切「キャロルさんもイザークさんもいないなんて...悲しすぎデス...。」
調「私たちはおにぃちゃんがいてくれたからここまで無事だったんだね...。」
悠斗が料理を作るということでオペレーターの二人や緒川、弦十郎や了子、ナスターシャやキャロルたちも集まっているが、この話を聞いて皆俯いている。
悠「そんな事ねぇぞ、俺一人の力では皆を無事に助けることはできなかった。弦さんをはじめ二課の皆さん、そしてみんなが一緒に戦ってくれたからだよ。俺一人じゃ歌っても強くなれないし、皆と過ごす何気ない日常を守りたいって思いで戦ってきたんだ。それはきっとみんなも同じだろ?なら他の世界とか運命と比べんな。俺たちは俺たちの生き方や人生があるんだ。何が正解なんてないんだから。というか飯出来たから一緒に運んでくれよ!」
その言葉で装者達はハッとして皿を運んだり盛り付けを手伝ったりした。
悠「さて、食べますか!!」
全員『頂きます!!!』
響「んぅーーー!!!!やっぱりこの味だよねぇ!!!!」
未「久しぶりの悠斗さんのご飯...とっても美味しいぃ!!」
切「ほっぺが落ちちゃうデェェス!!!」
調「幸せぇ...!!」
翼「うん、この味も久方ぶりに感じるわね。」
奏「こりゃ箸が止まらねぇな!!」
ク「今日はいっぱい食べる!明日からランニング増やすけど。」
マ「やめてよクリス!?そんなこと気にしたくないんだけど!?」
セ「仕方ないですよ、数日ぶりの悠斗さんの料理なんですから。」
エ「どうしてこんなに美味しいんでしょう?」
ル「確かにな。先生、隠し味などはあるのか?」
悠「いや?作るときに何も考えずに作ると普通になるけど、食べる人の笑顔を想像すると途端に美味しくなるっていうのはあるけど。」
キャ「よく言う『愛情』というものでしょうか?」
イ「素敵だね。」
了「キャロルちゃん、その手の話題をするとあそこの四人が...。」
響「悠斗さんの...愛、情...えへへ♡」
未「愛情がこもるほど、美味しくなる...だからこの料理には悠斗さんの愛情がたっぷり...♡」
切「アタシ達にお兄ちゃんの愛情が染み渡っていくデスよぉ♡」
調「もう体の中からおにぃちゃんに愛されてるのがわかるよぉ♡」
ナ「これは、悠斗君には責任をとってもらわないといけないかもしれませんね。」
弦「悠斗君は、大丈夫だろうか...?」
こうして悠斗は元の世界に戻った。しかしこの一件は、こんな簡単に終わるようなものではなかった...。
決してヤンデレではありません。作者は歪んだ愛情系が苦手なので。そして悠斗君の愛情はどんなものなんでしょうね?XDUでメモリア化された井口裕香さん原案の「あなただけの...あったかいもの、どうぞ」よりも深い愛情がこもっているかも?でも原作393と違って純粋な愛に親愛や友愛も混ざっていてさらにそれが深いし人数が多いので彼は愛情すら膨大だったりします。ちなみに恋愛感情的には自覚しているがどうすればいいかわかっていません。IO(私の別作品の略称)の主人公と同タイプです。
さて次回は、皆で海に行きます!!そしてギャランホルンを通っていないですが、ついにあの形態が...!悠斗君は一体どうなってしまうのか!?
次回は土曜日投稿予定です。感想、誤字脱字報告お待ちしております!
それではまた次回、読了ありがとうございました。