戦姫絶唱シンフォギア ~最善を生み出すその男は~ 作:青海 翠果
さて今回は、原作F.I.S.組同士の模擬戦です!マリアも切調もプラスアームドが超強いデス。
それでは、第二十二話スタート!
~原作世界・シミュレーションルーム~
さて次は、マリア同士の模擬戦。
マ「よろしくね、マリィ。」
原マ「ええ、宜しく。マリア。」
手にするギアの聖遺物は違えども、本質は変わらない二人。
マリア:【Alles einwickeln Galahud tron】『愛と絆を以て守り抜く』
原マリア:【Seilien coffin airget-lamh tron】『望み掴んだ力と誇り咲く笑顔』
白と水色の鎧を纏った原マリアと、ほとんどが白の鎧を纏ったマリア。
原マ(ガラハッド...アーサー王伝説に出てきた盾ってことくらいしか分からない。油断できないわ...!)
マ(アガートラームなら、セレナと同じ使い方なのかしら?とりあえず様子見ね。)
原弦「用意、始め!!」
先に仕掛けたのは原マリア。アガートラームの小刀を振りかざすが、マリアの手足に付いている小さい盾で弾き、自分のアームドギアを展開する。
原マ「防御力特化のギアということなのかしらっ!?」
マ「さて、どうでしょうね?」
マリアのアームドギアは『変形盾』。盾の姿だけが本質ではない。コンマ数秒で盾は薙刀に変形する。
マ「せぇいっ!!!」
原マ「嘘ぉ!?」
一瞬にして変形したマリアのアームドギアは、気を抜いてしまった原マリアの小刀を弾き飛ばす。
原翼「変形したっ!?」
原ク「薙刀ってやつか!?」
調「こっちのマリアのアームドギアは『変形盾』。盾だけがマリアの武器じゃない。」
切「攻防一体というやつデス!!」
原響「す、すごい...。」
慌てて拾おうとする原マリアだが、マリアはその隙を見逃さない。さらに一瞬で棘鞭に変形し、原マリアを滅多打ちにする。
原マ「がはっ...!?」
マ「フンッ!!」
原切「今度はとげとげの鞭デスッ!?」
原調「い、痛そう...。」
ク「痛いなんてレベルじゃない、普段はあれにさらに勢いがついてるからダメージが上乗せだよ。」
奏「本当に厄介なんだよなぁ...あたしの場合強引に弾こうとしても槍に巻き付かれて止められるし。」
原響「てことは、あれで手加減なんですか?」
翼「ええ、マリアも同じ顔の人間には攻撃に抵抗があるみたい。心のどこかで遠慮している可能性もあるわね。」
マ「この模擬戦、私はあんまり乗り気じゃなかったの。だからさっさと終わらせましょう。」
そして変形させたのは棍。そしてマリアのプラスアームドは...
マ「私のプラスアームドは属性付与。炎、氷、電気などの属性を武器に付け加えるの。そして電気を帯びさせたこのロッドでの連撃、受け止められるかしら?」
『属性付与』。炎、氷、電気、風といった属性を武器に纏わせることが出来る。そしてマリアは状況や武器によって属性を変えている。そして棍に電気を纏わせるこの状態はマリアの必勝パターンなのである。
マ「セイヤァァァ!!!!!」
原マ「あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁ!!!???」
この属性付与はノイズや聖遺物に対する特攻を持っている。なのでシンフォギアやノイズ、聖遺物を媒介とするファウストローブには大ダメージを出せる。
マリアの棍での連撃に耐え切れず、ギアを解除してしまう原マリア。
原弦「勝者、平行世界のマリア君!!」
原マ「はあっ、はあっ...。」
マ「マリィ、大丈夫っ!?」
原マ「え、ええ...。」
返事しつつも肩で息をしている原マリア。
マ「大丈夫じゃないじゃない!?ごめんなさい、肩貸すわ。」
原マ「あ、ありがとう...。」
続いて両世界の切調コンビ同士の対決。
調「お手柔らかにね、しら。」
原調「うん。よろしくね、調。」
切「宜しくデスよ、キリ!」
原切「切歌もよろしくデス!」
区別がつきやすいように原調を「しら」、原切歌を「キリ」と呼ぶようにしている。原調は原切歌のことを「キィちゃん」と呼ぶようにしている。
調共通:【Various shul shagana tron】『純心は突き立つ牙となり』
切歌共通:【Zeios igalima raizen tron】『夜を引き裂く曙光のごとく』
原弦「用意、始め!!」
調「セイッ!!」
原調「えっ!?」
調が投げたヨーヨーが別々の方向に飛び、原調が予想していなかった方向から襲い掛かる。
原切「しらっ!?」
切「よそ見している場合デスかぁ?」
原切「デスッ!?」
その横では原切歌の身体に巻き付けるように鎌で囲む切歌。
さらに...
調「しら、私が使えるのは手だけだと思った?」
原調「えっ?」
その途端、調の両足からチェーンソーが展開される。
調「これが私のプラスアームド、レッグチェーンソー。手でヨーヨーを投げるだけが私の戦い方じゃないよ。」
切「調も本気で行くみたいデスねぇ、ならアタシも本気マックスデス!!」
切歌は、ひじから腕と膝から足にかけて魚のヒレのような鋭い刃を展開する。しかもそれは回転している。
切「あたしのプラスアームド、リムブレードデス!鎌を使えなくとも、しっかりと戦えるようにしてもらったデス!!」
原調「と、とっても危険...!」
原切「こっちが圧倒的に不利デスよぉ!!」
セ「体に刃を付けることで自分たちが持つ武器を手放してしまっても戦えるようにと、こちら側の研究チームと検証を重ねて二人の戦い方にベストマッチするように作られているんです。」
原響「両手足に刃が...こ、恐いよぉ。」
マ「調なんて回し蹴りの勢いでチェーンソーで切ろうとしてくるから、毎回ヒヤッとするのよね...。」
原ク「物騒だなオイ...。」
調「一気にに決めちゃおう、切ちゃん!!」
切「了解デス、調!!」
【複合ζ式改 Zあ破刃Tあイ符うウnBう羅スTお】(ふくごうゼータしきかい ザババタイフーンブラスト)
ザババタイフーンの状態から斬撃を飛ばしてそのまま突っ込んでいく。
原切調『いやあああぁぁぁぁ!!!???』
斬撃を受けながら吹き飛ばされた原切調コンビ。
原弦「勝者、平行世界の切歌君と調君のコンビ!!」
調「しら、大丈夫!?」
切「キリも大丈夫デスか!?」
原調「う、うん...強かった...。」
原切「手も足も出なかったデスよぉ...。」
原作世界の装者達は、まだまだ自分たちの実力が未熟だと思い知った。そして訓練を終えた装者達で集まっていた。
悠「さて、そろそろ昼だし飯を作るか。」
未「そうですね、厨房をお借りしてもいいですか?」
原弦「大丈夫だ、機械を壊さない限りは全く問題ない。悠斗君の腕はこの間に信頼できるものだとわかったしな。」
調「ありがとうございます。響さんと切ちゃんも。」
響「よーし、今日も頑張るぞ!」
切「了解デース!!」
原響「私も料理を!?」
原切「アタシも料理できるなんて衝撃デス!?」
ク「このくらいで驚いてたら後々持たないよ。」
奏「翼がまともに家事ができるようになったこととか?」
原作世界の全員『えええぇぇぇっっっ!!!???』
翼「そ、そこまで驚くことなの?」
原翼「ほ、本当なのか翼嬢!?ならば、私にもそのやり方を教えてほしい!!」
原緒「ああ...つまりそれは、こちら側の翼さんにも未来はあるということなんですね...。」
原翼は衝撃を受け、原緒川に至っては涙を流している。
翼「わかったわ、今度貴方の家に招いてちょうだい。そこでみっちり教えるわ!!」
原翼「承知したっ!!」
そして料理ができるまで互いの世界の平和な部分についての違いなどの話をして、交流をさらに深めた。
調のレッグチェーンソーは仮面ライダーフォーゼのチェーンソーモジュールが両足についているイメージで、切歌のリムブレードはアマゾンズの両手足のヒレが機械になって回転しているイメージです。全身凶器に成長してるザババコンビ、きょわい...(いや誰のせいだってんだ...)。さらにマリアは属性付与、何処の魔法使いだろうね...?
さて次回は、原作世界で最善の装者達が過ごす平和なひと時を書きたいと思います。
次回は、明日投稿予定です。感想、誤字脱字報告お待ちしております!
それではまた次回、読了ありがとうございました。