戦姫絶唱シンフォギア ~最善を生み出すその男は~ 作:青海 翠果
さて今回から、オリジナルストーリー『闇を纏ってでも、守りたいものがある』編をやっていきます!!今回は、悠斗君がどうやって新しい平行世界に辿り着いたのかという経緯です。夢で悠斗君が見たものとは!?
それでは、第三十八話スタート!
#38 これは、『彼』が『悲劇の世界』に辿り着くまでのプロローグ
~???~
悠斗?『響っ!!!未来っ!!!や、やめてくれ!!!』
響?『あははぁ、全部、全部壊れちゃえ!!!』
未来?『こんな世界に...意味なんて、ない!!!』
悠斗?『なん、で...なんで、みんな...。』
そこは...光の来ない世界。
海の上には、謎の黒い大木が生えている。
今も暴れる装者達のシンフォギアは、黒とそれぞれのイメージカラーに染まっている。さらに彼女たちは目の中までも黒く濁っている。
彼女たちは、荒廃した世界で生き残った正常な人間たちを襲っている。
唯一対抗できるのは、必死に止めようとする白と黒の鎧を身に纏う男。
しかし男は、かつて仲間だった彼女たちに攻撃することをためらってしまう。
出来るのは、人間たちを守りながら逃げることだけ。
涙を流しながら、彼は人々を逃がす。
~現実・最善世界・悠斗の自宅~
悠「はぁっ!!??...はぁ、はぁ、はぁっ...何だよ...あれ...。」
ベッドの上で飛び起きると、いつもの自分の部屋だった。しかし先ほど見た光景は、悠斗にとって信じられないものだった。仲間の装者達が闇に染まり、自分らしき人物が涙を流しながら人々を避難させることしかできない状況。あれは、この先の未来の話なのか、それとも...。
~特異災害対策機動部二課・食堂~
悠「そういえば、未来。向こう側の未来って会ったことあるか?」
未「あっ、そういえばないですね!」
悠「せっかくだ、二人で向こうに行ってみるか?」
未「(二人で!!!)はいっ!!行きましょう!!」
悠「おう、じゃあ弦さんたちに頼もう。」
~ギャラルホルン保管室~
無事弦十郎からも許可が下り、ギャランホルンに入る二人。しかし...
悠「え...?道が、二つに分かれてる?」
未「どっちが正解何でしょう?」
悠「わかんねぇ、こんなことは初めてだ。」
すると、突然両方の穴がいきなり悠斗と未来を別々の方向に吸い込み始めた。
悠「ヤバい、未来っ!!手を離すなよ!!!」
未「はっ、はいっ!!!」
しかし、どんどん勢いが強くなり、二人がつなぐ手は、離れてしまった。
悠「みっ、未来ぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!」
未「悠斗さぁぁぁぁぁん!!!!!!!」
別々の穴に吸い込まれてしまった二人、果たしてどちらが原作世界に通じているのか?そして原作世界ではない方の穴の先に待つ世界は?
~次回予告~
『別の世界の...俺?』
『悠斗さんは、何処に!?』
『お前は甘すぎる!!もう奴らは助からん!!』
『俺に...皆を殺せって言うのか!?』
次回、「これは、あったかもしれない『彼』の悲劇の物語」
『お前は、あいつらをどうしたいんだ?』
どちらが通じているのかなんてわかり切っていますがね...。初めて次回予告を載せてみました。け、決して文字数稼ぎじゃないよ!!
さて次回は、辿り着いた悠斗君、そして原作世界に来た未来の様子です!
次回は水曜日投稿予定です。感想、誤字脱字報告お待ちしております!
それではまた次回、読了ありがとうございました。