戦姫絶唱シンフォギア ~最善を生み出すその男は~   作:青海 翠果

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 こんばんは!青海翠果です!スーパーマリオ3Dコレクション、神ゲーの予感しかしない。だって、64とサンシャインとギャラクシーをスイッチで出来る?最高じゃないですか!?
 さて今回は、悠斗君同士の情報交換、そして回想以外では初登場、だけど悠斗君が知るその人ではない?そして悠斗君が喧嘩を売ります!!
 それでは、第四十話スタート!


#40 これは、『彼』が『憧れに似た誰か』に喧嘩を売る話

 ~???(とある平行世界)~

 

 

 悠「さて、次にぶっ飛ばされたい奴は誰だ?」

 

 さっき吹っ飛ばした響?と未来?が起き上がり、他の装者達?に合流したが、悠斗が二人いることに戸惑っている。

 

 響?「えぇっ!?ゆ、悠斗さんが、二人ぃ!?」

 

 未来?「もう片方の虹色の悠斗さんは、いったい!?」

 

 悠斗?「あ、貴方は...!?」

 

 悠「俺はこの世界とは別の、平行世界から来た葛城悠斗だ。なぜこの世界に呼ばれたのかは知らないが、とりあえずあいつらの性根がなぜか腐ってるのは分かった。だからこそ、正気に戻す為に戦うしかないからな。」

 

 悠斗?「平行、世界...。」

 

 悠「とりあえず、お前も葛城悠斗でいいんだよな?」

 

 悠斗?「は、はい。この世界の葛城悠斗です。」

 

 悠「了解、その女の子を連れて下がってろ。」

 

 最悠「はっ、はいっ!!」

 

 そして物陰に隠れたのを見て、正面に向き直る。

 

 悠「仕切り直しといこうか。さあ、どうする?」

 

 響?「同じ悠斗さんでも、強さの桁が違う...。」

 

 クリス?「弦十郎さんに勝ったことあるって...。」

 

 響?・未来?『ええぇっ!?』

 

 未来?「それは、勝てないかも...。」

 

 マリア?「しかもそれは『生身』での話だから、今はもっと危険よ。」

 

 響?「...しょうがないから、撤退しましょう。」

 

 悠「おいおい、逃げるのか?」

 

 未来?「貴方の実力を完全に読み取れたわけじゃないので。」

 

 悠「そうか、ちなみにあれでも一割程度だったんだがな。」

 

 装者達?『っ!?!?!?!?』

 

 装者達?はまたしても驚愕する。自分たちが一方的に殴られ続けたのに、あれで一割だという事実に。

 

 悠「今回は見逃してやる、俺もこの世界の状況を知らないからな。でも、次にあったらその黒いギアを.......ぶっ壊してやる。」

 

 もはや霊圧といっても過言ではないレベルの圧を見せる。

 

 響?「っっ....ではまた、いつか。」

 

 

 

 悠「もう大丈夫そうだぞ。」

 

 最悠「ありがとうございましたっ!!」

 

 悠「ところで、お前ギア着てるのになんで戦わなかったんだ?」

 

 最悠「あっ、あはは...情けない話なんですが、昔は彼女たちも仲間だったんです。その影響もあって、拳を振るうことさえも出来なかったり忘れていたりで...。」

 

 悠「......なるほどな。まあ、お前は見ず知らずの誰かを助けることに関しては迷いがなさそうだし、その美点を活かせ。」

 

 最悠「えっ、はっ、はいっ!!」

 

 悠「さて、何て呼んだら良い?」

 

 最悠「何でもいいですよ?」

 

 悠「じゃあ普通に悠斗で。それで、悠斗たちの拠点的な場所に案内してくれねぇか?この世界に来たばっかだから、情報とか調べたいんだよ。」

 

 最悠「あっ、分かりました!!」

 

 そこに最悠斗のギアから通信が入る。

 

 ??『悠斗!!何をもたもたしておる!?避難させるべき者達は、ちゃんと避難出来たのか!?』

 

 最悠「はぁっ!?お、お爺ちゃん!!は、はい!!とある方のお陰で!!」

 

 ??『とある方ぁ?誰の事じゃ!?』

 

 最悠「なんでも、完全聖遺物を使って、平行世界から来た僕と同じ葛城悠斗さんだそうです。」

 

 ??『完全聖遺物!?平行世界!?葛城悠斗!?...もぅ訳が分からんから、さっさと連れて来い!!』

 

 そうして、通信は切れた。

 

 悠「......な、なあ。今のって...。」

 

 最悠「あっ、はい!!僕のお爺ちゃんにして、特異災害対策機動部総司令官『葛城豪』です!!」

 

 

 

 

 その名前を聞いた数秒後、悠斗の右目を一滴の涙が流れる。

 

 最悠「えぇ!?ど、ど、どうしたんですか!?」

 

 悠「......爺ちゃんが...生きてんのか...この世界...。」

 

 最悠「......え...っど、どういうことですか?」

 

 悠「...俺の世界の爺ちゃんは、俺が装者になる一年前に、癌で、死んじまったんだ...。」

 

 最悠「っ!!!!」

 

 そう、この世界の祖父が生きていることを知り、悠斗の感情が溢れてしまったのだ。それを知った最悠斗は...。

 

 最悠「す、すみません!!そんな事情も知らなくて!!」

 

 悠「気にすんな、俺が思い出しちまっただけだ。」

 

 最悠「そ、それでもですよ!!」

 

 悠「大丈夫だ、それになんか怒ってたみたいだしな。」

 

 最悠「あぁ!!そ、そうでした!!怒られる前に急がないと!!」

 

 悠「なあ、この世界の爺ちゃんはそんなに怖いのか?」

 

 最悠「よく怒られますが、それでも怖いですよ...。」

 

 悠「俺の爺ちゃんは、いつもニコニコしてて、よく一緒に将棋したり筋トレしたりしてたな。」

 

 最悠「...僕のお爺ちゃんも、昔はとても優しかったんです。でも、あの日...皆が悪魔の種に、乗っ取られて...あんな風に、なってから...!!」

 

 悠「悪魔の種?それがあいつらをおかしくした原因なんだな?」

 

 最悠「は、はい...一年前、とある哲学兵装をもった種を調べてほしいと頼まれていた研究所があったんです。でも、そこでその種が人にツタを植え込んで、悪意に染め始めたんです。そして悪意に乗っ取られた人々を解放するために僕たちシンフォギア装者がいったんですけど、僕以外の全員がツタを植え込まれてしまい、あんな風に...。」

 

 悠「なるほどな、それが悪魔の種ってやつか。で、あの巨大な大木がその悪魔の種が成長した姿なんだな。なあ、あの木に名前はあるか?」

 

 最悠「え、ないですけど...。」

 

 悠「わかった、じゃあわかりやすいようにあの木を『イーヴィルウッド』って名前にしよう。そのまんま悪魔の木って意味だ。」

 

 最悠「イーヴィルウッド...わかりました。」

 

 悠「そして、そいつが人を悪意に染めるツタを『イーヴィルプラント』とする。」

 

 最悠「イーヴィルプラント...。」

 

 悠「イーヴィルプラントは取り出せるのか?」

 

 最悠「一般人の方なら背中についているだけなので、切り離せば解放できるんですが、シンフォギア装者についているプラントが見つからないんです。多分精神にまで侵食しているんじゃないかと...。」

 

 悠「なるほどな、ギアを解除させないとやってられないけどな。」

 

 最悠「はい。」

 

 悠「で、イーヴィルウッドの勢力はどれくらいなんだ?」

 

 最悠「はい、えっと、確か日本の6分の一くらいです。」

 

 悠「...結構やられてんな。これを海外に広げるのは何としても避けたい。でも一年でそれだけに抑えられてんだから、お前とこの世界の爺ちゃんは優秀なんだな。」

 

 最悠「えぇっ、そんな...優秀だなんて...。」

 

 急ぎつつも話す二人、そしてようやく...その場所に辿り着く。

 

 最悠「ここです。」

 

 そして中に入ると

 

 最豪「遅いぞ悠斗!!!」

 

 最悠「はっ、はい!!すみません!!」

 

 悠「...はぁ、いきなりうるせえな。俺の知ってる葛城豪はそんなうるさくないはずなんだけどな...。」

 

 最豪「...おぬしが、悠斗の言っておった、平行世界から来た悠斗じゃな?」

 

 悠「ああ、それにしても五分で遅いって短気だな。」

 

 最豪「なんじゃとぉ!?時間は有限なのじゃぞ!?速くするのは当たり前じゃろうが!?」

 

 悠「...とりあえず...うるせえよ......!!!!」

 

 最豪「っ!?」

 

 最悠「!?」

 

 圧を全開にして、最豪を睨む悠斗。

 

 悠「俺の知ってる葛城豪は落ち着きがあった。誰よりも優しさと強さがあった。でもアンタからはそれが感じられない...もっと冷静に考えろよ!!今何が必要で、何をすべきなのか、アンタはただここで待ってただけなのか?それだったら俺は許せないな。誰よりも、世界のこの状況を良くしようと常に動いてると思ったんだけどな。」

 

 最豪「...儂がただ待っているだけだと思うか?」

 

 悠「この世界の葛城豪を知らねぇからな。でも、こんなことで腹を立ててたらいちいちキリがねぇよ。実際にどうしようもないことをくどくど言いやがって。」

 

 最豪「...平行世界の儂は何しとるんだか...。」

 

 悠「俺が装者になる前に、癌で死んだよ。140歳でな。俺の目の前で息を引き取ったんだよ!!!でも、いろんなことを俺に教えてくれた!!俺はそんな爺ちゃんが誇りなんだよ!!だから俺の世界の爺ちゃんのことを悪く言う奴は、絶対に許さない!!」

 

 最豪「知るかそんなもの。儂に勝ってから言え。」

 

 悠「試すか?」

 

 最豪「なんじゃと?」

 

 悠「俺は負けるつもりはねぇよ。」

 

 最豪「ほぉう?言ったな、その言葉。取り消すでないぞ!!」

 

 最豪は圧を出すが

 

 悠「......当たり前だろうがぁ!!!!!!!!!!」

 

 10倍以上の圧をぶつける。今、世界を超えて孫と祖父のバトルが始まる!!

 

 




 この世界のキャラはその話で初登場でない限りは名前の前に『最』をつけてもらいます。(if最善世界なので)
 豪さんと同じような誰かだとしか思えない悠斗君は、あまりに違い過ぎて切れています。ちなみに、結果は次回明らかに。
 次回は火曜日投稿予定です。感想、誤字脱字報告お待ちしております!
 それではまた次回、読了ありがとうございました。
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