戦姫絶唱シンフォギア ~最善を生み出すその男は~   作:青海 翠果

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 こんばんは!青海翠果です!いやぁ、スーパーマリオ3Dコレクションのギャラクシー、公式でスピンがYボタンで出来ると映像がありましたね!ライトの私も出来る!
!!
 さて今回は、なんと決戦にして決着がつきます。速すぎる...思いついちゃったら止まらなかった...。そして決着の歌の最後の方、ふざけてませんからね!?歌い方を魂を込めるようにしたらこうなってしまっただけで、決してふざけていません!!!
 それでは、第四十二話スタート!


#42 これは、『彼』が『悪意というナニカ』に憤怒し、ボコボコにする話

 

 

 ~if最善世界・イーヴィルウッド道中・朝~

 

 

 悠「今時間帯ってどのくらいなんだ?」

 

 最悠「今は9時半ですね。」

 

 悠「結構暗いな、太陽を隠してんのか。」

 

 最悠「はい。時間は狂ってはいないんですが、日の光を浴びることもなくなり気分のすぐれない方もちらほらと増えています。」

 

 悠「なるほどな、太陽の光も人間には大事だしな。」

 

 最悠「そうですね。っと、そろそろです。」

 

 悠「ああ、今日で一気にケリをつける。行くぞ!!!」

 

 最悠「はいっ!!!」

 

 その言葉に反応してか、地面から無数のノイズが現れる。

 

 悠「お出ましだな。じゃあ、早速!!」

 

 悠:【Zogern Sie Nicht leyvatain tron】『己が道を迷いなく進むために』

 

 最悠:【Schrei des Widerstands Balmung tron】『闇に抗い、命を叫べ』

 

 レーヴァテインを纏った悠斗の隣には、白と黒のモノトーンカラーの鎧を纏った最悠斗の姿。

 

 ♪「表裏一体(TWIN YUTO VERSION)」(原曲:ゆずさん)

 

 悠斗達『ウオオオオオオォォォォォォォォ!!!!!!!!!』

 

 二人はそれぞれのアームドギア、悠斗は二本の剣、最悠斗は大剣を展開し、敵陣に突っ込んでいく。

 

 

 ~イーヴィルウッド・最上階~

 

 

 最響「悠斗さんたち、ここに来ちゃったみたいだよぉ?」

 

 ??『構わぬ、奴らを殺すか■■すれば、もうこの世界は終わり。全力で迎え撃ってくれよう!!!』

 

 何もない空間で響や堕ちた装者達がたたずむ中、空中に浮かぶ黒と紫が混ざった球体が男とも女ともつかない声で喋る。そして、その後ろの壁には牢屋のようなものがあり、中には色とりどりの光を放つ九つの球体が浮いている。

 

 ??2『助けて......悠斗、さん...。』

 

 

 ~イーヴィルウッド・最上階手前の階段~

 

 

 悠「多分この先が、一番上の層だろうな。」

 

 最悠「この先が...兄さん、ありがとうございます、ここまでついてきてくれて!」

 

 悠「気にすんな、俺がしたくてやってることだ。それに、感謝の台詞は終わったときに取っといてくれ。まだ終わりじゃないからな。」

 

 最悠「はっ、はいっ!!」

 

 悠「さあ、行こう!!」

 

 最悠「はいっ!!!」

 

 

 ~イーヴィルウッド・最上階~

 

 

 悠斗たちが辿り着くと、堕ちた装者達が揃っていた。そして不気味に光る黒と紫の球体。そして壁の中の牢屋に閉じ込められたカラフルな球体たち。

 

 最悠「こ、これは一体...。」

 

 悠「......。」

 

 最響「よく来てくれましたねぇ、二人の悠斗さぁん♪」

 

 最悠「ひ、響...皆...。」

 

 ??『よくもまあ、のうのうと来たものじゃのう。』

 

 最悠「だっ、誰だっ!!!」

 

 悠「その球体か。」

 

 ??『大きい方、よく見抜いたのう。』

 

 悠「お前が喋るたびに、発光しているからな。嫌でもわかる。」

 

 最悠「た、確かに!!」

 

 カル『では、名乗るとするか。妾の名は「カルマプラント」。この地で人間どもを悪意に染め上げ、全てを支配する者じゃ!!!』

 

 悠「なるほど、業の植物。カルマ・ノイズと似てるな。つまりカルマ・ノイズも悪意によってできたものなのか?」

 

 最悠「に、兄さん?」

 

 カル『いきなりよく分からないことを言うな!!』

 

 悠「とりあえず、この景色を見てそこにいる装者達の中身が、偽物だってことには気が付いた。」

 

 最悠「えっ、に、偽物っ!?」

 

 カル『ほう、そんな証拠が何処にある?』

 

 悠「悠斗から、悪意に染まった一般人には特殊なツタが埋め込まれてたのに、シンフォギア装者にはツタがどこにもなかったと聞いたとき、考えられることが絞れた。一つ目は精神に完全に入り込み、ツタで完全に包み込んだ状態。二つ目はシンフォギアの鎧がそのままツタ、所謂媒介になり解除しない限り悪意に染まったままの状態。そして、三つ目が今回の答え。一割でも悪意に染まった場合、体の自由を失い、ここに連れてこられて、もともとあった魂を抜き取り、ああして牢屋に閉じ込め、魂の状態を完全に念写して、所々悪意に染まった状態の別の魂を空っぽの身体に埋め込む。そうすることでツタの意味がなくなる。そうだろ?」

 

 カル『...お見事じゃ、どうやらそっちの大きい方は随分と頭が切れるようじゃのう。それに戦闘技術も高い。どうじゃ、我らと手を組まないか?』

 

 悠「......黙れよ、一年かかっても世界どころか日本の半分も支配できてねぇじゃねえか。そんな奴らに負けるわけがないだろ。」

 

 カル『ほう、これでも我らに口答えできるかな!?』

 

 最悠「え、えっ、あ、あぁ!!??」

 

 悠「っ!!」

 

 なんと、突然最悠斗の身体が勝手に動き、悠斗に剣を振るった。

 

 最悠「な、なんで...僕の、体が...勝手に...!?」

 

 カル『簡単なことじゃ、あの日の戦いでおぬしらの実力を見極めたとき、お主の精神にカルマシードを植え込んで、いつでも操れるようにお主の仲間から先に悪意に染めて、お主の心を弱らせて悪意に飲み込まれやすくしただけじゃ!!』

 

 最悠「っ!!??...そ、そん、な...ぼ、ぼく、は...さい、しょ、から...あく、いに...。」

 

 悠「......。」

 

 カル『お主を堕とせば、我らの勝利は確実!!...と、思ったんじゃがなぁ...そこにいる大きい方が、とても危険そうじゃからのう...お主と大きい方で、争ってもらった方が早そうじゃと思うてのう!!!』

 

 最悠「ぼ、ぼくが、にい、さんと、たたか、う...?」

 

 カル『どちらかが死ねば、それで決着じゃ。どうじゃ、簡単じゃろう?そして大きい方は、お主を殺して闇に堕ちる!!!そうすれば、負けることはないのじゃ!!!」

 

 最悠「あ、ああ、ご、ごめん、なさい、に、にい、さん...。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 悠「誰が、誰を、殺すって?」

 

 悠斗がその言葉を発した途端、常人ではありえない氣が、悠斗の全身から溢れた。

 

 カル『な、なんじゃ!?』

 

 最悠「に、にい、さん...!!」

 

 悠「もう、我慢ならねぇ!!!!!いつまでも、こんな茶番をやってられっかよ!!!!!!」

 

 【Gatrandis babel ziggurat edenal Emustolronzen fine el baral zizzl

Gatrandis babel ziggurat edenal Emustolronzen fine el zizzl】

 

 カル『なぁっ!?ち、血迷ったか!?』

 

 そして周りの装者達も焦る。

 

 最未「ぜ、絶唱!?」

 

 最マ「自爆する気!?」

 

 最奏「あたし達まで巻き込む気かよ!?」

 

  

 最悠「に、にいさん!!」

 

 『現在悪意に染まった一般人たちの悪意の完全除去。

  悪意に染まったこの世界の葛城悠斗の悪意の完全除去。

  悪意に染まったこの世界の葛城悠斗以外のシンフォギア装者の魂を、元の魂に戻す。

  ノイズの完全消滅。ソロモンの杖の完全消滅。バビロニアの宝物庫の完全閉門。

  イーヴィルウッドの崩壊。空を覆う悪意の雲の完全消去。』

 

 

 悠「実行!!!」

 

 

 そうしてまた、世界が作り替えられる。

 

 

 ~イーヴィルウッド崩壊後・荒野~

 

 

 最響「あ、ああ!!体が、ある!!声も出る!!もとに、もどれたぁぁ!!!!」

 

 最悠「にい、さん!!!」

 

 悠「まだ、終わりじゃねぇぞ。わざと残してんだからよ。」

 

 そう、悠斗はカルマプラントの精神球体をわざと残していた。イーヴィルウッドが崩壊しながらも、その中にあった悪意のエネルギーを取り込み、魔獣のような姿に変貌していた。

 

 カル『よ、よくもぉ...よくもぉぉ!!!!』

 

 悠「はぁ、これでやっと本調子で喋れる。さあ、今度こそバトルと行こうぜ?」

 

 カル『なぁっ!?なぜ、絶唱を使って無事なのだ!?』

 

 その言葉で、if最善世界の装者達も気づく。

 

 最悠「た、確かに!!」

 

 最翼「ど、どうなってるの!?」

 

 悠「話してなかったが、俺の絶唱特性は『絶唱によって発生したフォニックゲインとバックファイアを全て燃料とした、現在自分が存在する世界の事象改変』だ。簡単に言えば、バックファイアを受けずに、この世界を書き換えたって話だ。」

 

 カル『じ、事象改変だと!?しかも、ダメージがないなんて、そんな馬鹿なことが!?』

 

 最悠「す、凄い...やっぱり、兄さんは凄い!!!!」

 

 悠「俺に喧嘩を打ったのがお前の敗因だ。こっからはフルスロットルだ!!この世界の装者達!!コーラス歌ってくれ!!」

 

 if最善世界の装者達『りょ、了解!!!』

 

 ♪「Exterminate(悠斗&if最善世界装者バージョン)」(原曲:水樹奈々さん)

 

 悠『天高く轟け 波打つ想い束ねて 真実の音色はここにあるから...』

 

 そのイントロと共に、空高く舞い上がり、自分のフォニックゲインを世界中に放った。そしてそのフォニックゲインが地球の表面を包み込み、地球全体でExterminateが流れ始めた。

 

 悠「世界中の皆!!悪意の根源をぶっ飛ばす為に、歌で力を貸してくれ!!!!!」

 

 その声が響き渡ると、世界中が大歓喜に包まれ、一人一人の手にはペンライトを模した、悠斗を応援するための力が握り締められている。

 

 悠『震えるこの胸の痛み〈シグナル〉 幾つもの夜を駆け抜けて

   君を探していた 狂おしいほどに 

   諸刃の温もりに浮かんだ優美な夢〈おと〉に 隠した涙は空を彷徨う』

 

 カル『こ、こんなはずでは!?こんな、こんな存在が現れるなど、ありえない!!』

 

 カルマプラントは一方的に殴られ、避けられている。

 

 悠『眩しい旋律は』世界中『求めるたびに』悠『幻想を』世界中『映し出すけど』

 

 悠『今という瞬間が いつだって奇跡〈あす〉を作るから

 

 

 

 

 

 

 

         君〈悠斗〉の為に歌いたいよ』

 

  

 そしてその歌詞と同時に、手を最悠斗に向かって差し出す。

 

 

 

 最悠「っ!!!にい、さん!!!!!」

 

 

 そして輝きが最高潮に達し、虹色の光が世界を満たす。

 

 

 悠『解き放て 全てを 信じる未来〈ゆめ〉があるなら 

   響き合う鼓動は 止められないよ』

 

 

 

 

 

 悠『行こう!!!』世界中『一緒に!!!』

 悠『手を取って!!!!!』世界中『どこまでも!!!!!』

 

 

 悠『その微笑みは離さない』

 

   

 

 カル『あ、ありえん、ありえんありえんありえん!!!!!!妾が負けることなど、あってはならないのじゃああ!!!!!』

 

 

 

 悠「悠斗、一緒に歌おう。ここからは、二人のステージだ!!!!!!」

 

 最悠「っ!!!は、はい!!!!!!」

 

 パート分け 悠:(悠斗) 最:(最悠斗)二:(二人)

 

 

 悠『交錯する記憶と希望』最『閉じ込めた愛に気づかずに』

 

 最『優しさと』悠『弱さの』二『狭間で嘆いていた』

 

 悠斗と繋がったことで、最悠斗のギアも、白と黒に虹色が入り、エクスドライブへと覚醒した。二人のコンビネーションがカルマプラントに襲い掛かる。

 

 カル『なぁっ、お主もか!?』

 

 最『儚く散る過去を』世界中『追いかけるより』

 悠『自分の声に』世界中『耳を澄まして』

 

 悠『本当の』最『幸せは』二『いつだってすぐそばにあるから』

 

 そして二人が向き合い、互いに手を差し伸べる。

 

 二『君だけに届けたいんだ 燃え上がれ 果て無く 守りたいものがあるなら

   刻まれた誓いは 誰も壊せない Love is not over...』

 

 世界中『Exterminate!!!』

 

 最響「凄い、暖かい光だね。」

 

 最未「これが、悠斗さんの見たかった景色なんだね。」

 

 最翼「この光を、守り続けたい。」

 

 最奏「命が、尽きるまで。」

 

 最ク「どこまでも、悠斗さんについていく。」

 

 最マ「貴方の支えになれるのなら。」

 

 最セ「貴方と共に戦えるのなら。」

 

 最切「やっぱりお兄ちゃんが一番デス。」

 

 最調「おにぃちゃんをずっと信じてる。」

 

 最弦「そのまま突き進め、悠斗君。」

 

 最了「貴方の胸の歌を、忘れないで。」

 

 最緒「変わらず皆さんのサポートをします。」

 

 最藤「この幸せを守るために。」

 

 最友「二度と失わせないために。」

 

 最ナ「素晴らしい明日を見せてください。」

 

 

 悠斗と最悠斗の心に、皆の想いが流れてくる。その想いの温もりが、彼らの何をも超える光〈ちから〉となる。

 

 悠『失うことが怖くて』最『知ることを遠ざけていた』

 

 最『初めて君が』悠『与えてくれた喜びが』

 

 二『覚悟に変わるよ』

 

 

 最豪「孫たちよ、輝く可能性を、もっと魅せておくれ。」

 

 二・世界中『君に伝え、魂〈いのち〉の歌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

 

 

 

 

 

 白・黒・虹色の三色が、二人のギアを彩る。

 

 〈WORLD DOUBLE DRIVE ワールド・ダブル・ドライブ〉

 

 

 そして瞬く間にカルマプラントが殴られる。

 

 二『解き放て 全てを 信じる未来〈ゆめ〉が あ・る・な・ら!!!!!

   響き合う鼓動は 止められないよ!!!!!

 

  

 二『ゆぅぅぅぅこぉぉうぅっっ!!!!!』

 

 世界中『ぃいぃぃっしょぉぉにぃっっ!!!!!』

 

 二『手をとぉぉぉぉぉおっってぇっっ!!!!!!!!!!』

 

 世界中『どこまぁぁぁぁぁでぇもぉっっ!!!!!!!!!!』

 

 拳のラッシュがカルマプラントをボコボコにしていく。

 

 カル『ごはぁ、がぁっ、あ、あぁ....。』

 

 

 

 二『その微笑みはぁぁ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 二・世界中『はなぁさぁなぁいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

 

 

 

 

 二・世界中『エクスタァミネェェェェェェェェェェェェェェェェイトッッッッッッ

ッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

 

 

 

 

 —― EARTH GLITTER EXTERMINATE —―

 

 

 

 

 カル『おぉのれぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

 

 

 

 

 合わせた掌で作る拳は、何をも打ち砕く絶なる拳となる。

 

 

 




 急展開と、ブチぎれた悠斗君。絶唱まで使っちゃった。なぜ絶唱を使ったかというと、この世界の技術では、皆や最悠斗君を悪意から解放できないと悟ってしまった。その理由は次回、書こうと思います。そしてエクスターミネート、決してふざけているわけではございません!ご了承ください。
 さて次回は、いつものごとく事後処理です。
 次回は、明後日投稿予定です。感想、誤字脱字報告お待ちしております!
 それではまた次回、読了ありがとうございました。
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