戦姫絶唱シンフォギア ~最善を生み出すその男は~   作:青海 翠果

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 こんばんは!青海翠果です!数時間後にまた投稿というハイペースでございます。
 今回は、奏救出と悠斗の怒りが垣間見えます。そして原作でLiNKERを使用していたキャラにとって救いの事象改変を行います。未来に決定事項を書き込む感じの事象改変です。
 それでは、プロローグ3話スタート!


#プロローグ3 この憧憬は覚悟

 ~一年後・皆神山遺跡~

 

 

 奏「君は何でここに来たの?」

 

 悠「ノイズが現れた時のために。」

 

 奏「どういうこと?」

 

 悠「それは言えない、国家機密だから。」

 

 奏「そ、そうなのか...?」

 

 神『ノイズの気配です。』

 

 悠「!!」

 

 神の言葉を聞いた瞬間、悠斗は走り出す。

 

 奏「おい、どこ行くんだよ!」

 

 作業員「うわあぁぁ、ノイズだぁ!!」

 

 奏「えっ!?まさか!?」

 

 律「お姉ちゃん!」

 

 奏「律!」

 

 悠「三体だけか、なら楽だ!」

 

 【Zogern Sie Nicht leyvatain tron】『己が道を迷いなく進むために』

 

 奏「っ!?歌!?」

 

 そしてアームドギアを展開し、切っ先をノイズに向ける悠斗。

 

 ♪「醒剣・レーヴァテイン』

 

 悠「誰も死なせない、そのために俺はここにいるんだ!」

 

 奏「す、すげぇ!変身した!」

 

 そして悠斗は着実に一体一体を切り裂いていった。

 

 悠「大丈夫でしたか!?」

 

 奏父「あ、ありがとうございました。」

 

 奏「カッコイイ!すごいな!これが国家機密なのか?」

 

 悠「うん、そうだよ。」

 

 奏「あ、助けてくれてありがとう!」

 

 悠「うん、どういたしまして。」

 

 奏「で、それどうやって使うんだよ!?」

 

 悠「死ぬ気で薬を注射して、死ぬ気で戦う。君が使う場合はそうなるよ。」

 

 奏「はぁ!?なんだよそれ!?」

 

 悠「俺たちは元からある数値が高かったからこの鎧を起動できた。でも普通の人が起動するためには数値を強制的に上げるための薬を打ち込まないと起動できない。しかもその薬は激痛しかない。だからお勧めしない。それに『誰かのために命を懸けて戦える?』」

 

 奏「っ!!」

 

 悠「やりたければ、この番号に連絡して。でもやらせるのはもっと何年もあとだと思うけど。少なくとも高校生ぐらいにならないと使わせない。」

 

 奏「っ...。」

 

 悠「とりあえず、君が決めることだ。これは世界の運命すらも簡単に変えられる力。簡単に使える代物じゃないよ。それでも誰かのために戦いたいならおいでよ。纏えなくてもトレーニングくらいは出来るから。」

 

 奏「...。」

 

 悠「別に決めるのは今じゃなくていい。その電話番号にかけてくれたらいいよ。じゃあまた会えたら宜しく。」

 

 奏「あっ...。」

 

 そういって悠斗は去っていった。

 

 奏(どうしよう、あたしまだそういうこと決められないや。高校生とかになってから電話しよう!)

 

 ~特異災害対策機動部二課~

 

 悠「はぁ、疲れた。」

 

 弦「お疲れさまだ、ノイズが出たそうだな。」

 

 悠「ソロモンの杖はこっちにあるけど、それでも出たからどんな必然だって思ったけど。あと櫻井さん、これが神獣鏡の欠片。」

 

 了「ありがと、これで研究がはかどるわ!ナスターシャさんとも色々話さなきゃ!」

 

 そういって了子は研究室に入っていった。

 

 弦「了子君とナスターシャ博士がは色々と通じ合ったようだな。」

 

 悠「ですね、マリアとセレナが言ってましたよ。ナスターシャさんの笑顔が増えたって。」

 

 弦「活動拠点を変えて日本に来るかもって言ってたな。」

 

 悠「雪音さんたちもそろそろ片付きそうだから戻るって言ってましたね。」

 

 弦「これで集結だな。」

 

 悠「そういえば、他に起動している聖遺物ってあるんですか?」

 

 弦「ああ、日本で初めて起動した聖遺物『天羽々斬』というものがある。起動したのは俺の姪っ子の歌なんだ。」

 

 悠「えぇっ!?てことは、その子も装者になる可能性があるってことですか!?」

 

 弦「そうだな、これもまた『風鳴』の宿命か...。」

 

 悠「風鳴?弦さんの苗字ですけど、それがどうかしたんですか?」

 

 悠斗は弦十郎を『弦さん』と呼んで慕っている。

 

 弦「そうか、君は気にしなさそうだな。俺たち風鳴家は、防人の末裔なんだ。そして俺たち兄弟の父でありこの特異災害対策機動部二課の前司令、風鳴機関総帥『風鳴訃堂』の命令がほとんど絶対であり、親父殿から翼にも装者になれっていう命令が下るかもな。」

 

 悠「なんですかそれ...人の命を何だと思ってんだ...!」

 

 弦「根っからの国家主義なんだ。だから何を言っても無理だろう。」

 

 悠「いくら国家主義でも人殺しに変わりはないでしょ?」

 

 弦「っ!?」

 

 その言葉を発した時、弦十郎は悠斗から底知れない殺気を感じた。

 

 悠「いつか彼が一人でも誰かを殺そうとしたら、俺が彼を殺します。」

 

 弦(まだ17歳だぞ!?それなのに彼は、もう人を殺す覚悟を決めているというのか!?)

 

 悠「今はやりませんよ、それに弦さんの姪っ子さんの負担が少なくなるように出来るだけ俺が立ち回りますよ。」

 

 弦「そうか...ありがとう。」

 

 悠「あとやりたいことがあるんで、櫻井さんに相談しないと。」

 

 弦「何をするんだ?」

 

 悠「これからもし、LiNKERを使って装者になる人が現れるかもしれないんで、その対策のために絶唱してきます。」

 

 弦「事象改変をするのか。」

 

 悠「はい、これも未来に生まれる装者たちのための布石ですよ。」

 

 弦「なるほどな、だが無理はするなよ。」

 

 悠「はい。」

 

 そして悠斗は事象改変で『これから製造される『LiNKER』の人体に対するデメリットの永久消失、使用回数を一度だけでギアを起動できるようにする、一度『LiNKER』を使用した状態でシンフォギアを展開し、解除した後もフォニックゲインは維持されて、次から『LiNKER』無しで何度でもギアを展開できる。』という事象改変を行った。

 

 これで奏、マリア、調、切歌、未来の負担も消え、彼女たちも積極的に戦闘に参加できるようになった。

 

 悠「戦いに巻き込みたくはないんだけど...。」

 

 しかしそんな悠斗のつぶやいた願いは、叶うことはなかった。

 

 

 




 やばいですね、LiNKERから人体へのデメリットが消えて、一回使うだけでその後はずっとギアを展開できるっていうとんでもない仕様になりました。※ただしこれが適応されるのは原作に登場した装者のみです。他の人間にはLiNKERを使うと改変前と同じように激痛が走ります。
 さて次回は、翼さんが登場と奏さんとクリスが装者になりたいと志願します。この後書きますが、投稿は日付をまたぐかも?感想、誤字脱字報告お待ちしております!
 それではまた次回、読了ありがとうございました。
 
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