PM 23:16
とある森の奥で、男が走っていた。男は必死に走っていた。男は、自分に対して恐怖となる対象の物体から、逃げていた。体力が尽きようが、足が痺れようが、捻挫しようが、骨折しようが、ボロボロになろうが、男は必死になって逃げていた。だが途中で、男は転んだ。男は痛みを感じた。足からだった。男は確認のため自分の両足を見ると、出血しているところがあった。しかも奇妙なことに、両足からだった。だが、もう一つ、不思議なことに、ズボンの端の部分が切れていた。しかも、ちょうど出血しているところと重なっていた。しかし、男にはそんなことを考えてる暇もなく、立ち上がろうとするが・・・・・・・・・・出来なかった。
「な、なんでだよ!なんで立てないんだよ、くそ!や、"奴"が来る前に、来る前に逃げなきゃならなのに『見つけたぞ』・・・・・・よぉ」
絶句。男から、言葉が消えた。目の前に、"奴"がいたからだった。
『貴様、いい度胸しているようだな。自ら行った罪から逃れようなどと、貴様にそのような権利でもあるとでも言いたいn「・・・くねぇ」・・ん?なんだ?』
「悪くねぇ!悪くねぇ!悪くねぇ!悪くねぇ!悪くねぇ!悪くねぇ!悪くねぇ!悪くねぇ!悪くねぇ!悪くねぇ!悪くねぇ!悪くねぇ!悪くねぇ!悪くねぇ!悪くねぇ!悪くねぇ!悪くねぇ!俺は悪くねぇ!!俺はただ殺れと上司から言われただけだ!罪なら、悪いのなら上司に言えよ!なんでだよ、なんで俺だけがこんな目に遭わなきゃならないんだよ!!!」
男は、全くと言っていいくらい反省と言う言葉すら一つ無かった。自分は悪くない、悪いのは上司の方だと言い訳をしている。
『そうか、ならその上司が悪いのか?』
「ああそうだ!あいつが悪いんだ!あいつがあんなこと言わなかったr『バカか貴様は』・・・は?」
『貴様はバカだと言ったのが聞こえなかったのか。そんなバカな理由で見逃してくれるとでも思っていたのか?ふざけるのも程々にしてもらいたいな。そいつは既に抹殺済みだ。だから、貴様を殺ればこれで終わりなのだよ』
二度目の絶句。だが、男はまだ助かりたいと思っていたためかこんなことを言い出した。
「た、頼む。助けてくれ。100万いや、1000万やる。頼むから見逃してくれ!頼む!!」
もはや、男にはこれしか策はなかった。この策に全てを賭け、助かろうと考えていた。・・・が、現実は甘くはない。
『何を言っても無駄だ。貴様に生きる権利など、もう無い。』
その言葉を最後に、男は殺された。まるで理科の教科書に載っていそうな、人体の内部が見える様になっている縦半分になった人型の様に。
翌日、通報により男の死体が発見された。
そしてその翌日、時空管理局最高評議会及びその関係者全員が殺害された。この事件により、管理局の隠ぺいされていた全ての悪事が世の中に広まった。しかし、運よく脱出できたジェイル・スカリエッティの戦闘機人NO.2ドゥーエは、他の戦闘機人と生みの親であるスカリエッティのもとへ戻ってきたが、彼女は恐怖に支配されていた。そして何があったのかを聞いてみると、彼女はこう答えた。
紅の鎧武者・・・いや、悪魔が現れたと。
久しぶりに別の小説が書きたくなりました!なんかすみません。
感想など待っています!