ストライク・ザ・ブラッド~黒輪の根絶者〜   作:アイリエッタ・ゼロス

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根絶者と第四真祖の妹 Ⅱ

「ごめんねシュウ君。洗い物に片付けまでしてもらって」

「気にしなくて良いって凪沙ちゃん」

 あの後、帰ってきた古城達とすき焼きを食べ、デザートを食べた俺は、凪沙ちゃんと

 一緒に洗い物をしていた。ここにいない古城は、部屋で姫柊に勉強を教えられていた。

 そうして洗い物をしている時に、俺はある事を思い出した。

 

「そういえば凪沙ちゃん。古城が帰ってきた時に何か聞こうとしてたけど、何を聞こうと

 したんだ?」

 俺がそう聞いた瞬間、凪沙ちゃんの身体は固まった。

 

「....? 凪沙ちゃん?」

「あ、あぁ! アレね! そんなに大した事じゃないよ! ちょっと気になっただけだから!」

「気になった?」

 俺がそう言って首をかしげると、凪沙ちゃんは少し遠慮したようにこう聞いてきた。

 

「え、えっと....そのね....シュウ君ってさ、もし彼女にするならどんな人が良いの?」//

「....えっ?」

 俺は予想外の質問に思考が停止した。

 

「そ、その、私のクラスメイトの子がね! シュウ君の事が気になるって言ってて。

 それで私に聞いてくれないって言われててさ!」

 凪沙ちゃんはどこかまくしたてるようにそう言ってきた。

 

「そ、そっか」

「そ、それで、シュウ君ってどんな人を彼女にしたいの!」

「そうだな....」

「(....今まで考えた事がなかったな)」

 俺はしばらく考えこみ、凪沙ちゃんにこう言った。

 

「....強いて言うなら、優しくて、俺のことを信じてくれる人が良いな」

「そ、そうなんだ....」

 俺がそう言うと、凪沙ちゃんは何かを考え込んでいた。そんな時、俺は逆に凪沙ちゃんに

 こう聞いてみた。

 

「逆に聞くけど、凪沙ちゃんはどんな人を彼氏にしたいんだ?」

「わ、私!?」///

「あぁ」

「わ、私はその....シュウ君みたいにカッコよくて、一緒にいて楽しい人が良いかな」///

 凪沙ちゃんは顔を赤くしながらもそう答えた。

 

「そっか。凪沙ちゃんと付き合う人はきっと楽しい毎日だろうな」

「そ、そうかな?」///

「あぁ。俺は凪沙ちゃんと話ししてて楽しいぜ。多分凪沙ちゃんの周りの人もそう思ってるって」

「そ、そっか....! シュウ君、楽しいって思ってくれてるんだ....!

 そう話している間に、俺は洗い物が全て終わった。

 

「よしっ、洗い物終了っと」

 すると、突然ポケットに入れている携帯が鳴った。電話を掛けてきたのはなっちゃんだった。

 俺は一言凪沙ちゃんに言って電話に出た。

 

「もしもし」

『伊吹、今暇か?』

「まぁ、暇と言われれば暇だが....何か用なのか?」

『あぁ。先程眷獣を使った馬鹿な連中がいてなぁ。そいつらをとっ捕まえてこい』

「....それ、俺じゃなきゃダメか?」

『人員を集めている間に逃げられたら面倒だ。それに、私も私ですぐに動けん』

「....そういう事なら仕方ないか。わかった。じゃあ今からすぐに動く」

『あぁ、頼んだぞ』

 なっちゃんはそう言うと電話を切った。

 

「悪い凪沙ちゃん。ちょと用事が出来ちまったから今日は帰るな」

 そう言って俺は自分の家から持ってきた物を纏めた。

 

「う、うん。じゃあまた明日!」

「あぁ。すき焼きご馳走様」

 俺は暁家を出て自分の家に戻って荷物を置くと、バイクに乗ってなっちゃんからメールで

 送られてきた場所に向かった。

 

 

 〜〜〜〜

 凪沙side

 

「シュウ君、ああいう人が良いんだ....」

 私は自分の部屋でシュウ君の言っていた事を思い返していた。

 

「(優しくて、信じてくれる人か....)」

 私は自分の携帯を開いてある事を調べ始めた。

 

「(えっと、好きな人にやってあげたら喜んでもらえる事って何があるんだろ....)」

 そうして調べている時、部屋の外から古城君と雪菜ちゃんが私を見ている事に

 私は気づかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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