ストライク・ザ・ブラッド~黒輪の根絶者〜 作:アイリエッタ・ゼロス
『
一時間後、俺の元にマヨロンがやって来た。
『ご準備の方はよろしいでしょうか?』
「あぁ」
『では、こちらへ』
そう言って、俺はマヨロンに連れられ海岸に着いた。そこには、マヨロン以外の結界を
解析していたユニット達が揃っていた。
『
「あぁ」
俺はマヨロンに渡されていた紙を黒門を開く者に渡した。
『では黒門、後のことは全てあなたにお任せします。
マヨロンがそう言って頭を下げると、黒門を開く者以外の結界を解析していたユニット達も
頭を下げた。そして、カードに戻り俺の手元に戻ってきた。
『それでは
「あぁ。頼む」
そう言うと黒門を開く者は頷き結界に手をかざした。すると、結界は音を立てて割れた。
「
俺は結界が割れるとシニスター・イーグルを召喚し、黒門を開く者とその上に乗った。
「頼むぞ、シニスター・イーグル」
そう言うと、シニスター・イーグルは鳴き声をあげて絃神島に張られている結界の手前まで
俺達を運んだ。
「さて....
抜刀の
凶爪の
猛攻の
俺はカードを展開させ、そこから十二枚のカードを手に取り空中に投げた。
すると、投げた場所に魔法陣が現れ十二体のユニットが召喚された。
「お前達、手筈通り頼むぞ」
俺がそう言うと、ユニット達は首を縦に振った。
「黒門」
『はい』
黒門を開く者は結界の前に三つのゲートを創り出した。そして、そのゲート一つに四体ずつ
ユニットが入っていった。
「ライド、ディープスコルピウス」
そして、それを見届けた俺はディープスコルピウスにライドした。
『
そう言うと、黒門を開く者は俺の目の前にゲートを創った。
『あぁ。お前もご苦労さん』
そう言って、俺はゲートの中に入った。俺がそのゲートを抜けると、抜けた先は絃神島にある
とある
構えてキーストーンゲートの屋上を見た。その屋上には三人の人物がいた。
そのうちの二人は、俺が昨日倒した魔女と別の色のローブを纏った女達だった。そして、
その場にいる最後の一人は、吸血鬼らしき仮装をした古城だった。
『肉体は既に奪われてるのかよ....』チッ
俺は小さく舌打ちをしてそう呟くと、エネルギー体の巨大な矢を構えた。
『(これ以上、奴等の好きにさせてたまるか)』
俺はそう思いながら矢に魔力を込めた。すると、矢の先端は赤く光り出した。そして、俺は
古城の姿をした仙都木 優麻が操っている魔導書に狙いを定めた。
『
俺はそう叫び、魔力が込められた矢を放った。矢は目にも留まらぬ速さで、真っ直ぐ魔導書に
向かって飛んで行った。俺はそのまま魔導書に当たると思っていたのだが、魔導書がある
キーストーンゲートの屋上に入った瞬間、突如大爆発を起こした。
『っ!?』
『(何で急に爆発が....!)』
俺が驚いていると、爆発した場所から傷だらけの巨大な蛇が現れた。
『アイツは....!』
そこにいた蛇は、ヴァトラーの眷獣の一体だった。その眷獣の足元には出血している
ヴァトラーがいた。
『(あの野郎....!)』
俺はすぐに二発目を放とうとしたのだが、キーストーンゲートの屋上は謎の触手の様なものに
覆われた。そして、同時に
『(チッ....これじゃあ攻撃ができねぇ)』
ディープスコルピウスの矢は、飛んでいる間にも強力な力を持っている。矢が通り過ぎた
だけでも、周囲への影響がとてつもない。
『(こうなったら、直接乗り込むしかねぇか)』
そう思い、俺は地面に降りてカードを展開させ、一枚のカードを手に取った。
『ライド、勅令の
俺は勅令の
『(急がねぇと....)』
俺は辺りにある建物に跳びながらキーストーンゲートの屋上に急いだ。
〜その頃〜
「今度はこっちだ!」
「はい!」
姫柊と仙都木 優麻の姿をした古城は絃神島を走り回っていた。
投票の期限は観測者達の宴編までにしようと思っています。