ストライク・ザ・ブラッド~黒輪の根絶者〜   作:アイリエッタ・ゼロス

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今更ですが、あけましておめでとうございます。
今年も『ストライク・ザ・ブラッド~黒輪の根絶者〜』
その他の小説もよろしくお願い致しますm(_ _)m


蒼き魔女の迷宮 XV

 デスティニー・ディーラーに乗った俺は、絃神島の北端にある岸壁の近くに向かっていた。

 

『....いた』

 そして、俺がその近くに着くと、巨大な蛇が出現していた。

 

『....ライド』

 俺はそれを見た瞬間、カードを展開させてブラスター・ジョーカーのカードを手に取り、

 自分の目の前に投げた。投げた所には巨大な魔法陣が現れ、魔法陣を潜ると、俺は

 ブラスター・ジョーカーに姿を変えた。そのまま俺はデスティニー・ディーラーから

 飛び降り、巨大な蛇を頭から斬り裂いた。

 

『おいヴァトラー....調子に乗るのも大概にしろ』

 俺は地面に着地すると、目の前にいるヴァトラーにそう言った。

 

「よくここがわかったね。黒輪の根絶者(デリーター)

『テメェの魔力を追うぐらい、俺にとっては造作もない事だ。....それよりも、さっさと自分の

 国にでも戻ったらどうだ? これ以上暴れるってなら、俺も本気でお前を潰すぞ....』

 そう言いながら、俺は剣をヴァトラーに向けた。

 

「ほぉ....! それはそれでまた一興というものだ! その言葉の通りに、君とは少し遊んで

 もらおうか!」

 そう言って、ヴァトラーを中心に強力な魔力が放出された。そして、ヴァトラーが眷獣を

 呼ぼうとしたその時....

 

『っ!?』

 俺は身体中に謎の冷気と、ヴァトラーと同等かそれ以上の魔力を肌に感じ取った。俺は周りを

 見てみると、コンテナの上に謎の人影があるのが見えた。そして次の瞬間、その人影の背後に

 巨大な人魚の姿をした異形が現れた。

 

妖姫の蒼氷(アルレシャ・グラキエス)....』

 俺がそう呟いた瞬間、妖姫の蒼氷(アルレシャ・グラキエス)は俺の後ろにいたヴァトラーをコンテナの山に

 吹き飛ばした。そして、妖姫の蒼氷(アルレシャ・グラキエス)を背後に連れた人影はコンテナから飛び降りると

 俺がいる場所に向かって歩いてきた。その時、俺は人影の正体に目を疑った。

 

『(凪沙ちゃん....!? いや違う! この気配は....)』

『久しいな、根絶者(デリーター)。いや、しゅ....』

『その名前はここではやめてもらえるか、アヴローラ....』

 俺は声をかけてきた凪沙ちゃんらしき人物に向かってそう言った。

 

『ほぉ、今の一言で我と見抜くか。流石は真祖を殺すほどの力を持つ男だ』

『それはどうも....それよりも、何でお前が生きている? お前はあの時、古城の手で....』

『確かに、我はあの時死んだ。だが、この娘のお陰で意識をこの娘の中に眠らせていたのだ』

『凪沙ちゃんの中に....』

 俺はなかなかぶっ飛んだ言葉に驚きながらも、冷静に話を聞いていた。

 

『信じるか信じないかは汝に任せるが....それよりも、ここで今、汝と話している場合ではない。

 汝は急いで監獄結界に向かえ。どうやら、まだ終わりそうにはないようだからな....』

『どういう意味だ....?』

 そう言った瞬間、監獄結界から十を超えるほどのそこそこ強力な魔力を感じた。

 

『コレは....!』

『監獄結界の囚人どもが解き放たれたようだな....それも十を超えるほどの、な』

『ミスったのかよアイツら....!』

『さてな....それよりも、ここは我に任せて早く迎え。今のあの者達二人では、長くは持たんぞ』

『....わかった。なら、今はお前の言葉を信じるぞ』

 俺はそう言って、カードを展開させて一枚のカードを手に取った。

 

『ライド。無音の射手 コンダクタンス』

 俺はコンダクタンスにライドすると、監獄結界に向かって飛んで行った。

 

 

 

 

 

 

 




これにて、蒼き魔女の迷宮編は終わりです。次回から、観測者たちの宴編に
入ります。
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