ストライク・ザ・ブラッド~黒輪の根絶者〜 作:アイリエッタ・ゼロス
休暇の根絶者 Ⅰ
「まったく....今回は随分と無茶をしたな」
「流石に言い返せねぇな....」
リア達を見送った後、俺はなっちゃんの家に来ていた。
「で、その腕は?」
「2週間で元通り、さらに2週間で元のように動かせるらしい」
「1か月は役に立たんか....まぁいい。お前は2週間家で大人しくしていろ。欠席分は
別で補えるようにしてやる」
「そりゃ助かるよ」
「そうか。ならさっさと帰ることだ。良いか、2週間は絶対に面倒に首を突っ込むなよ」
俺はなっちゃんに釘を刺された。
「わかったよ。じゃ、俺は帰るわ」
そう言って、俺はなっちゃんの家から自分の家に帰った。
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「....ねぇシュウ君。その腕どうしたの?」
家に帰ると、俺は古城に呼ばれ古城の家に来ていた。そして、俺は少し不機嫌な凪沙ちゃんに
そう聞かれた。
「あぁ、その~....一昨日の襲撃事件の時にちょっと油断してだな....まぁ、バクッと
腕を食われて....」
「....」
「い、一応1か月したら元には戻るみたいだから....」
「....そっか。元には戻るんだ」
「あ、あぁ....」
「じゃあしばらくは食べやすい物にしないとね」
そう言うと凪沙ちゃんは少し考え込むような表情をして冷蔵庫を見ていた。
「うん、じゃあこれにしようかな。ご飯出来るまで待っててね。....あ、後はさっき
怒っちゃってごめんね。ちょっと気が動転しちゃって」
「あ、あぁ、気にしてないから大丈夫だ....」
「そっか。じゃあご飯出来るまで待っててね」
そう言って凪沙ちゃんはキッチンの方に向かっていった。俺はキッチンに行くのを見て
リビングから出た。そして古城の部屋に入った。古城の部屋には古城と姫柊がいた。
「話終わったのか」
「あぁ。腕の説明はぼかしたがな」
「まぁそうですよね....それより、南宮先生に呼ばれた理由は何だったんですか?」
「一応俺の腕の状態を見るためだろうな。で、2週間は自宅待機で面倒ごとに首を
突っ込むなって言われた」
「そうですか....」
「終夜....今回の件に関しては本当にすまねぇ」
古城は突然そう言うと、俺の前で土下座をしてきた。
「よせよ。被害が俺の腕だけだったからまだマシだ。ま、リアとかを傷つけてたら一発
ぶん殴るぐらいはしただろうけどな。ま、悪いと思ってんならしばらく買い出し頼むぜ。
家から出るのも億劫だしな」
「終夜....あぁ、何かあったら連絡くれ」
「おう。じゃ、これでこの話は終わりだ」
~その頃~
「師家様」
「何だい紗矢華。そんな神妙な面持ちで」
「少し、お願いしたいことがありまして....」