艦隊これくしょん-艦これ-零ノ刻   作:★零雨☆

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初めまして、★零雨☆です。
今作が私の初投稿作品となります。
作者は少々どころか物凄く語彙力が無いです。
分かりづらかったらすみません。

現実には存在しない架空艦、零は艦隊これくしょんの世界に突然現れた。
零は時雨たちの鎮守府に着任し深海棲艦の全滅を目指す。長ったらしい前書きとなりましたが『艦隊これくしょん-艦これ-零ノ刻』をお楽しみ下さい。


第壱章
第壱話 駆逐艦「零」誕生!


20xx年水無月八日ヒトマルサンマル

突如現れた鬼級の深海棲艦を打ち倒すため、水雷戦隊が出撃していた。

旗艦は川内 改 二番艦 神通 改 三番艦 那珂 改

四番艦 時雨 改 五番艦 村雨 六番艦 春雨

の編成でその棲艦を倒すよう命じられた。

 

川内「春雨ー!陣形が崩れてるよー!!」

 

上手くバランスが取れなくて足取りが悪い。

何故なら、私の初出陣なのだから。

仕方ない、と言ったとしても少しでも艦隊に足を引っ張らないようにしなければならない。

足を安定させようとすると、

 

春雨「あ、やば...」

 

足を滑らせ転倒した。

ゴロゴロと回転させ、艦隊と離れる。

 

村雨「春雨ー!?大丈夫ー!?」

 

村雨姉さんが私に声をかけて近づいて来ました。そのときでした。

ー謎の深海棲艦が現れたのは。

 

???「グオォォォオー!!」ドーン

人形の深海棲艦。歪な形の頭に壊れた砲台。

死にかけのようでしたが私たちはそれを見て油断してしまいました。

 

神通「...!春雨さん...!」

 

振り返った時にはもう遅かったのです。

 

春雨「...ぇっ?...グハァッ!?」グチュッ

 

私のお腹を砲弾は貫いていました。

私のお腹からは大量の内臓と血があふれでてきました。痛いです。

 

春雨「かっ...!...カヒュッ...!」ボタボタ

 

死にたくなんかありません。

まだここに来たばかりで姉さんたちにも再開したばかりですから。

司令官さんにも認められたくてここに来たのに。そんな風に思っても敵は容赦なく私を打ち続けます。

 

村雨「春雨ー!!」

 

村雨姉さんが突っ込んできました。

ですが、姉さんも敵から撃たれ吹っ飛んできました。

村雨姉さんも血を吐きました。辛そうです。

時雨姉さんが村雨姉さんの肩を抱えると敵から離れていきました。私を置いて。

那珂さんが私に近づこうとしますが荒波によってどんどん私と艦隊が離れていきました。

 

時雨「ーーーっ!!!」

 

時雨姉さんの叫ぶ声が聞こえました。

でも私の足は動きませんでした。

立ち上がろうとすれば血を吐き、叫ぶ声に反応しようとしても血を吐いてしまいます。

当然、体に負担がかかりました。

ついに姉さんたちが見えなくなりました。

私は大量出血で動けなくて目の前には敵。

はい、これ絶体助かりませんよね...。

そいつはまるで潔く死ねと言って言っているかのような表情(かお)で銃口を私に向けました。

 

春雨「もう...終り...なんですね...。」

 

そして、一発の銃撃音が海の彼方で鳴り響きました。

私の体は海に沈みかけていました。

敵も、もう力尽きたかのように生気がなく海に浮かんでました。しばらくしてそいつは海に沈み、私も後を追うように沈みました。

 

春雨「(ああ、何も、出来なかった...。)」

 

敵を倒すことすら姉たちと話することもなく沈んでしまった。

―帰りたい―

そんな気持ちが私の中で溢れてました。

もう、あの場所に帰れないと解ると、とても辛くなりました。

ふと、不思議な音に気がつきました。

 

―ガコッガコッン―と海の中で響きました。

何でしょうか、黒色の塊が底にあったのです。

 

春雨「(何...これ。)」

 

それは直ぐに分かりました。

艦娘側でいう工廠のような物でした。

ただ、私たちのと違う点は創る人がいないということ。自動的に創られていくのだと私は悟りました。

今すぐに逃げようとしますが全く身体が動きません。私はそのまま黒色の塊の中に消えていきました。

 

ガコン―ガコン―ガコン...

 

鉄を打っているかのような音が聞こえます。

私の身体を見ました。

 

春雨「(...は?)」

 

半分、私の身体であと半分は身の覚えのない身体でした。

だんだん作り替えられていく。

私がまるで私ではないかのような気がしました。でも、もう遅かった。私には運がなかった。

そうして私の記憶は途絶えました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2020年水無月九日ヒトサンマルマル

私は生まれました。この海でこの祖国で。

でも...流石にこれはどうしろと言うんだよ...。」

なんだこれ。本当になんだこれ。

目が覚めたら海の上に居ましたなんて誰が信じるんだよ...。

 

妖精『こんにちは、零《ゼロ》さん。』

 

ってなんかおったーーー!?

 

妖精『うっさいです。』

 

いや以外と口悪っ!

 

妖精『口悪いのは仕方ないのです。それよりも話があります。』

 

...はぁ。

んで?話ってなに?

 

妖精『あなたは艤装がありません。』

 

は?今なんていった?

 

妖精『艤装がありません。足の艤装しか無いんですあなたには』

 

どうして足だけなのさ...

 

妖精『なんせ、あなたは未完成艦なのですから当たり前です。』

 

ふぇ?未完成艦?

 

妖精『未完成艦は一部の艤装を十分に持たない艦のことです。』

 

ってことはつまり...

 

妖精『そのつまり貴方は駆体(身体)しか無いんです。』

 

えええええええええ!!!!????

それって武器を持たない艦(ふね)ってことでしょ!?

どうしろというだよ。

 

妖精『まぁ、そう慌てるなよ』

 

いや、ふつー慌てるだろ!?

 

妖精『移動とか最低限できることは出来ますよ?』

 

はぁ...。

 

妖精『ただ攻撃できないのはゆるして❤テヘッ』

 

誰がテヘッだよ!!もう詰んでるやんけ!!

 

妖精『でも、安心して。未完成艦だけの特権があるんだ。』

 

安心はできないがその特権とは?

 

妖精『なんと!他の艤装を自分の物にできる能力です!』ドヤッ!

 

ほほう?それはそれはいかにも怪しいものですなぁ...?んで?具体的にはどんなの?

 

妖精『まぁ、具体的に言えばまず一つめ』

 

うん。

 

妖精『壱. 海に浮かんでいる艤装を装着できる.』

 

ほほう。

 

妖精『メリットとしては直ぐに装着できることだね。ただ...』

 

ただ?

 

妖精『探すのが困難であることともしかしたらその艤装には不具合があるということ。』

 

はぁ、

 

妖精『そして、その艤装の記憶が反映されないことかな。』

 

船の記憶が反映されないことでどんな影響をうけるの?

 

妖精『そうだね~具体的にはその艤装の本力が出せないことかな。』

 

なるほど、限度があると言うことか。

 

妖精『大丈夫、気に入らなかったら棄てればいいから。』

 

ほんほん。んで他はどうなの?

 

妖精『弐.深海棲艦の艤装を装着する』

 

ええ!?そんなこともできんの?

 

妖精『メリットとしては直ぐに見つけやすいし性能も悪くないよ。ただ...』

 

なんだ?

 

妖精『洗脳されるのは要注意だね。自我を失っちゃう可能性が有るから辞めといたほうがいいよ。』

 

じゃあなぜ言った。

 

妖精『まぁ、緊急時って刻にかな。』

 

他は?

 

妖精『参.自分で開発する。』

 

まぁ、そうだろうね。

それが一番安全そうだ。

 

妖精『御察しのようだけどその通り。この中で一番安全である方法さ。』

 

欠点なんてないだろうな。

 

妖精『ありますよ?資材を集めるのが大変なんです。資源を集めるには遠征しないと行けませんし。もちろんその途中で敵と遭遇するでしょうし。』

 

あぁ、

 

妖精『今、武器なんて持ってないので程遠い方法ですね。』

 

むむむ。やっぱり二択しかないのか。

 

妖精『他にはあるっちゃぁーあるんですが...』

 

それは!!何ですか!!!???

 

妖精『肆.素手で戦闘』

 

はぁ!?

え、素手で戦えと?

 

妖精『イエスサー』

 

マジなんかい!

 

妖精『貴方にはその方法が一番かもしれない。』

 

素手で戦うならもう艤装要らなくない?

 

妖精『まあまあ、そういわずに...ね?』

 

ぐぬぬぬ....しばらくは我慢だなこれ....

さてと、どーすんかなこれ。

百八十度みても海。海。海。

海しかねぇ。

もう見飽きたわ。

どっかに島があんねーかなー。

 

索敵の妖精『コンニチハ!』

 

うおっ!?ちょ、おま....びっくりするやんけ!てか、どーしたん?あ、もしかして島見つけた?

 

索敵さん『チガウチガウ。シマジャナイケドチンジュフヲミツケタ』

 

島よりすげーよそれ。

んで、どこなん?

 

索敵さん『キタニサンマンキロススメ』

 

は?三万キロ?遠っ!!!

もはやどこだよそこ。

日本じゃねーだろ!

 

主砲さん『ンー、ンジャアノシマデヨクネ?』

 

あ、鎮守府や。あそこでえっか!てか三万キロ離れたとこより近いやんけ。あ、冗談なんか。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2020年水無月10日マルヒトマルマル

 

コンコンとドアに音を鳴らした。

 

提督「...入っていいぞ。」

 

ボクはドアをあけた。

提督はとても元気なさそうな感じだった。

 

時雨「提督、いつまで悲しんでたって春雨は還ってこないよ....。」

 

ボクは約三年前大事な妹を失った。

あの頃はまだボクは未熟者で自分の身を守ることしか出来なかった。

でも、それ以上に悲しいのは春雨だ。

あの子はまだ着任して間もなかった艦娘だった。

それなのに、あの日の悲劇で彼女は強くなることすら出来ず、深い海に沈んでいった。

 

時雨『なっ...!川内さん!どうして春雨を置いていったんですか!!』

 

川内『...たとえ助けに行っても春雨はどちみち助からない。って思ったからよ。』

 

ボクは殴った。川内さんの顔を思いっきり殴った。その顔には涙が溢れていた。

 

村雨『こら!時雨、だめでしょ!?』

 

村雨が注意してもボクは殴った。

 

神通『川内姉さん。春雨さんが血を吐いた地点で『もう無理だ』って判断したんですか?』

 

ボクは殴るのを止めて、神通さんの言葉に違和感を覚えた。

 

時雨『(...?どういうこと?)』

 

川内『...そうだね。だって春雨のお腹、真っ赤になって穴が空いてたんだよ...。そんなの、連れて帰ってこれても時期に死ぬ...。それって連れて帰ってこないよりも辛いじゃない。』

 

川内さんに言われた時は本当に腹が立った。

殴りたくなったけど村雨が止めた。

その悲劇が三年たった今もみんな引きずっている。

 

もう一度、提督に言った。

 

時雨「提督、春雨はもう帰ってこない...春雨だってこんなのを望んでないよ。だから...」

 

バン!

音が響いた。

 

提督「悲しむなって言われても「はい、今から春雨がいた事を忘れましょう」なんて出来ないだろうが!!」

 

...っ!ボクは執務室から出ていった。

ボクの頬には熱い水が流れていた。

 

時雨「...ボクだって、悲しいよ...春雨がいなくなって...!」

 

...少し気分を変えたい。

だからボクは外に出た。

そこには一面の花が咲いていた。

 

時雨「(紫苑の花だ...そう言えば春雨がこの花が好きって言ったな...)」

 

ボクは港の方に足を踏み入れた。

そのときだった。

 

?「あっ!ちょ、助けて!網がかかった!!」バシャバシャ

 

なんか網にかかったひと?がいました。




話開始と同時に突然轟沈してしまった春雨ちゃん。
ファンの方、不快に感じた方に私は申し訳なく感じております。この轟沈は後のストーリーに関係するため、避けることが出来ませんでした。
春雨ちゃんの轟沈は実は零に関係しています。
詳しくは次回にて観覧よろしくお願いします。
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