聖なる力で敵を蹴散らしていきたいと思います。   作:テンペストランス

7 / 11
こういうイベントもFGOキャラの登場予定もない合間合間が1番書くのに苦労するかもしれない


聖女と一層攻略

「イベントおつかれー、いや~なかなか楽しかったね~」

「おう、そうだな」

 

イベントの翌日、レティシアとクロムは噴水の前でイベントの感想を話し合っていた

 

「いやー結構がんばったし8位は嬉しいわ」

「まさか負けるとは思ってなかった……」

「私はクロムに勝てたことよりメイプルにぼろ負けしたことの方がびっくりだけどね」

「つい数日前まで初心者だったのにな」

「まったくだね、ところでクロムさん」

「なんだ?」

「二層行きました?」

「いや、まだだ。1人で行けるとも思わんしメンバーを探してるとこだな」

「それならさ、一緒に行かない?イズも連れて3人で行こうよ」

「タンク系2人と後方支援1人で勝てるのか……?」

「私はタンク系じゃないけど」

 

そんなことを話しながらイズの店に行くと、イズも二層に行きたかったようでふたつ返事で了承した

そうして3人は二層へ進むためのダンジョンへと向かった……

 

 

 

 

「全員足遅すぎない?」

「パーティなら1番遅いのに合わせるし別にいいだろ」

「ここまで鈍足なパーティも珍しい気がするわね……」

 

 

二層へ向かうためのダンジョンでは突進してくる猪や斬撃を飛ばしてくる熊などがいたが、クロムとレティシアの高い防御力の前には有効打を持たなかった

そのため3人はあまり苦労せずにボス部屋までたどり着くことができた

 

「意外となんとかなるね」

「ここまではな、問題はボスだ」

 

扉を開けて部屋に進むと、林檎のなっている大樹がある部屋に進む

そして扉が閉まると同時に大樹が動き出し、角が樹でできた大鹿と変形していく

 

「来るぞ!」

 

クロムの掛け声と同時に大鹿の足元に魔法陣が出現する

そして地面から出現した蔓が3人に殺到する

 

「【挑発】!」

 

しかしその蔓は全てクロムに引き寄せられていく

クロムは大盾を器用に使い、蔓を防いでいく

それと同時にレティシアは大鹿に向けて走り出していた

 

「ナイスクロム!行くよ!【ルーン魔術・炎】!」

 

レティシアもスキルで魔法を使用し、大鹿に向けて2発の火炎弾を飛ばす

しかしその火炎弾は大鹿に当たる前に緑色の障壁に阻まれて消えて行った

 

「えっ?なんで?魔法消えた?」

「おいレティシア!後ろから来てるぞ!」

「っ!おっと危ない。クロムありがとー!」

「礼を言う暇があるなら攻略法考えてくれ!」

「考えてるよ!思いつかないだけで!」

 

そんなことを言いつつレティシアは大鹿に向けて槍を払うが、またもや大鹿に当たる直前で障壁に阻まれてしまう

 

「レティシア!角の林檎よ!多分そこが障壁の起点になってるわ!」

 

観察を続けていたイズが気づいたことをレティシアに叫ぶと同時に、自らも林檎に向けて爆弾を投げつける

 

「ナイスイズ!【ルーン魔術・風】!」

 

レティシアもイズに続いて角に向けて攻撃をする

しばらく攻撃を続けていると角が破壊されて障壁が消滅する

 

「角壊れたぞ!」

「了解!行くよ!【ファイアランス】!」

 

レティシアによる槍の乱撃とイズの爆弾によって大鹿のHPはゴリゴリと削れて行く

しかしあと少しのタイミングで大鹿の足元に大きな魔法陣が出現し、大鹿のHPが2割ほど回復する

 

「回復したなら終わりは近いぞ!」

 

クロムはそう叫ぶものの大鹿もそう簡単にやられてはくれない

太くなった蔓や風の刃で攻撃を仕掛けるものの、クロムが【挑発】によって引き付けて大盾で防いでいるためダメージにはつながらない

しかしその時3人の足元の地面が盛り上がり、弾けるように攻撃してくる

 

「おっと!」

「危ない!」

「ぐうっ?!」

 

レティシアとイズはギリギリ避けれたものの、蔓や風の刃に気を取られていたクロムは避けきれずに直撃してしまう

死んでしまうことはなかったもののスタンがついており、放置すれば死んでしまうのは明らかだった

 

「レティシア!すぐに片付けれる?」

「大鹿削りきるよりクロムがやられる方が早いと思う!」

「私も蔓から逃げながらだと回復できないわ!」

 

クロムの【挑発】の効果がなくなってしまったため、レティシアとイズの2人にも蔓や風の刃が飛んでくる

レティシアは持ち前の防御力でなんとか防いでいるものの、生産職のイズはせめてもの抵抗に爆弾を投げつけながら逃げ回るしかない

その間にもクロムのHPはどんどん削られてしまう

 

「……使うしかないか」

 

そう思ったレティシアは一旦下がり、手に持つ旗を地面に立てる

そして切り札の1つであるスキルの発動を宣言する

 

「………【我が旗はここに】!」

 

そのスキル発動と同時にレティシアを中心に神々しい光がさしてきて、3人を包み込む

それと同時にクロムとレティシアのHPがぐんぐん回復し始めるのがイズにも確認できた

よく見ると受けているダメージも激減している

 

「このペースなら多分クロムは大丈夫よ!」

「了解!【ルーン魔術・炎】!」

 

クロムの心配がなくなったレティシアは再び大鹿に接近して連続して攻撃を加え始める

今まではある程度避けていた相手の大鹿の攻撃も無視しているが、HPの減りは少ない

そして大鹿のHPはみるみる減っていく

 

「これで終わり!【ファイアランス】!」

 

レティシアの炎を纏った槍が大鹿に突き刺さり、大鹿は大きな叫び声を上げながら光となって消えていく

 

「よっしゃ!やったねイズ!」

「ええ、レティシアもお疲れ様」

 

そうして2人で喜んでいるとスタンが解けたクロムがようやく飛び起きる

しかし大鹿が消えておりしばらく状況が把握出来ずに困惑していた……




前回のアンケートはまさかの3ついっちまえが圧倒的に一位
それに伴いスキル説明を入れたイベントその1の話を少し修正します
これレティシア結構強くなりそうだな……
まあ全員これからどんどん強くなるんですけどね!(予定)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。